その日、清智大学1年生 高天すず
と、同大学3年 椎葉雅隆 は海へ来ていた。
晩夏のビーチは盛況とは言えなかったが、空に浮かぶ太陽は惜しみなくその光を浜辺を降り注ぎ、絶好の海水浴日和だった。
雅隆「暑っ〜、まるで真夏だな…」
雅隆は眩しそうに太陽を見上げてから、黒い帽子を深く被り直して呟いた。
その隣で、同じようにオレンジの帽子で太陽の光を遮りながらすずが頷く。
すず「そうですね、水着持ってきて正解〜^^」
雅隆「でも水は冷たいかもなぁ…」
すず「多分平気ですよ。泳ぎましょう^^」
雅隆「流石、若者は元気だな(笑)」
すず「部長だって十分若いじゃん〜!」
雅隆「10代と20代の差は大きいんだぜ?すずも二十歳になれば分かるさ(笑)」
すず「もう!じゃあ泳がないんですか?」
雅隆「はは、泳ぐさ、いこうか(笑)」
二人は薄いジャケットを脱ぎ捨て、帽子を置いて波打ち際に走り寄る。
肌に触れる水はやはり少し冷たかったが、浜に上がればすぐにでも暑い日射しが暖めてくれるだろう。
浅瀬で暫くの間、じゃれあい、やがて少し沖へまで泳いだ。
海はお世辞にも綺麗とは言えなかったが、それでも海の底で揺らめく海藻や珊瑚を見渡せる程には透明度を保っていた。
雅隆「すず大丈夫か?」
すず「大丈夫です…でもやっぱり少し冷たいですね」
沖でぷかぷか浮きながら不意に雅隆はすずに顔を近づけた。
すずが顔を赤らめてそれに応える。
ふたりは水上で長いキスを交わした。
雅隆「暖まったか?」
すず「……もう(笑)」
二人は暫く泳いでから浜辺へ戻った。
案の定、身体はすぐに体温を取り戻し、売店でソフトクリームを買ってきて二人で食べた。
やがて日が傾き始め、浜辺の人影もまばらになってきていた。
すずと雅隆の二人は浜辺から少し離れた人気のない岩陰にいた。
二人の影はぴったりとくっついていた。
雅隆がすずの身体を後ろから抱きしめている。
すず「んっ…あっ…」
雅隆がすずの顎を掴んで後ろを向かせると口内に舌をねじこんで掻き回す。
すず「あふっ…んっ…はぅっ…」
静かな波とすずの甘い声が岩にぶつかって音をたてる。
雅隆は片手ですずの胸を揉みしだき、もう片手をすずの秘所へと伸ばした。
水着がずれて豊かな胸が露わになる。
すず「んぁっ…あっ…」
雅隆「なんだ…もうこんなに濡れてるのか…」
すず「はぅ……んっ…だ、だって…」
雅隆「すずのいやらしい汁が外まで溢れてきてるぞ…」
すず「ううぅ…」
言葉責めをされて頬を真っ赤にしながら、すずは背後の雅隆の股間へ手を伸ばすと、海水パンツの中で固くなっている恋人のイチモツを握りしめた。
すず「部長のだって…こんなに固くなってるもん…」
そう言いながら手で上下に擦りあげる。