2003年12月の日記

コンサート『嵐/WINTER CONCERT2003〜2004  〜LIVE IS HARDだからHAPPY〜』、寄席『オールザッツ漫才2003』(2003.12.29)

『嵐/WINTER CONCERT2003〜2004  〜LIVE IS HARDだからHAPPY〜』(注:ネタバレしまくり)
うーーん、うーーーーん、うううーーーーーーーーーん・・・(悩)。
ま、夏コンが良すぎたから何やったってショボく見えちゃったのかもしれんけど、
アルバムも出てへんし、夏コンから3、4ヶ月しか経ってへんねんからしゃーないっちゃぁしゃーないんやろうけども
今回のコンサートは実にヌルくてユルくてタルかった。こないだの夏コンが無ければ確実に例の台詞を吐いていたことでしょう。「か・ね・か・え・せ」。
や、そこまでババ切れでもないっすよ、嵐はちゃんと可愛かったしね。そこそこ楽しかったし。
でも今回のコンサートは嵐コン史上、ワースト2。
(もちろん、まだまだワースト1は2000年夏コンがブッち切りのトップ・笑)。
暴れはしないけども、要は嵐にしちゃぁど−なんだっつーね。とにかく会場の中に入ってすぐ目に飛び込んでくるステージセットが
今回のコンサートの全てを象徴しているといっても過言ではない。「・・・え?プレゾンの使いまわし?(ポカーン)」。もしくは新歌舞伎座の。
今にも「CAFEだけどHAPPY」を舞台にケロンパを巡ってレツゴーじゅんや角野卓造が
ラブバトルを繰り広げる喜劇が始まりそうなステージセット。
そしてそんなコンサート。(どんなんじゃい!)。
正直、見所は『時代』〜『so-so-so』ぐらいまでの約15分ぐらいの間のみ。
それ以外のところは今までどっかで何となく何度も見させられてきたようなモノばかりで、アレンジもそのまま、繋ぎもブチブチ、
最後の方に着てた左肩に羽が付いてるヤツ以外は衣装もドッてことなく、
もっと他にもたくさん曲があるだろうに毎回一緒のような印象が強いし。
今までに何度も見た気がするの。
コンサ中、何度も「見たわー!見たわー!代われッ!!」と笑い飯っぽくツッコんでしまったもんね。嘘。
まぁ夏コンではキメに使ってた曲を前半でやったりバラしたり、そのあたりに若干の意外性は感じたものの、
結局どーなんだっつーと、”翔くんのソロの時思ったんだけど、やっぱ可愛い子って小さい頃から可愛いものなんだね!こりゃ一本取られたよ!
誰だよ、小さい頃に可愛い子は大きくなったら可愛くなくなるっていう迷信作って言いふらしてた奴は!?”としか言えない。(何言ってんだ?!)。
あ、でも1箇所だけ超☆斬新な演出が。全部歌い終わったら嵐の面々はステージ上に停まってる”電車”に乗り込んでハケるの。
えーーーー!!!!!電車移動ーーーーーーー!!!!!(ガビーン)。
嵐って、庶民派ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
しかも、その駅の様相は地下鉄・御堂筋線の江坂あたりを彷彿とさせる(笑)。
さっきまで名古屋レインボーホールをめちゃめちゃ沸かせてたスーパーアイドル・嵐がコンサートを終えたら電車で撤収。ゆ、夢がねぇ〜(笑)。
ということで、ワタクシめのようにコンサートは大好きだけど嵐の○○くんへの想いがさほど強烈でもない人間からすると1回見たら充分。
(普通コンサートは1回見たら充分という世間の常識さておき)。
今年の夏コンから来年の夏コンまでの間、”お茶を濁す”的なコンサートやったわ。
それにしても今回もまた目を奪われたのが、嵐バックのJr達がみんなめちゃ楽しそうだったってこと。踊りながら、ばんばん歌ってるしね。
好きなんだろうなぁ、嵐のことも嵐の曲も。何気にバックバンドの面々ってオトコマエやしな。

しかし福ちゃんや松崎や藁谷くんや辰巳雄大や諸々全員ちょっと見ない間にものっそ老けたなぁ・・・。
この年になると”自分が老けたことを最も感じる瞬間”の第一位は「美容院でシャンプーしてもらった後、”しばらくお待ちください〜”と言われて
頭にタオル巻かれた状態で女性週刊誌読んでる最中、フッと前にある鏡見た瞬間」
なワケですが、
何が辛いって、己で己が老けたことを悟ることよりも、かつて子供だった可愛かったJrがいっぱしのオッサンに成長しているのを見て軽いショックを受け
「ああ、あの子がもうこんなにも大きいんだもの、そらワシも老けるわな〜」とシミジミ感じる瞬間の方が自分的にダメージがデカいっちゅー話だよ。
って、年末になんだってこんなモノ悲しい気分にさせられなきゃならんのだ!!←今読んでくださっている方の心の声






寄席『オールザッツ漫才2003』(注:漫才だけどコンビのネタには全く触れませんオホホ)
名古屋から自宅に戻ったのが8時ぐらいだったかの。それから今日こそ更新をしようと意気込むワシの元にお誘いが。
「なぁなぁ、もうひとりぶん枠があるんやけどさ〜、今日一緒に”オールザッツ”行かへん?」。
行くッ!!!!!!!(大興奮)
毎年毎年この時期、言っちゃぁなんだが一番輝いてる(ように錯覚する)のは若手漫才師じゃ。
幸か不幸かワシの職場にも若手漫才師なんて生命体はゴロゴロ転がっておる。普段は総ムシ。←何様じゃい
ただ不思議なことに、M1を筆頭とした年末の怒涛の漫才ラッシュにもまれているうちにどんどん若手漫才師がカッコよく見てくるってのないっすか!?
絶対小学生とか思ってるヤツいるで、「カッコいい!オレも大きくなったら漫才師になりてぇ!」とか。
そしてワタシも。「カッコいい!漫才中の顔ってごっついセクシー☆」。←またそんなんかい
だってさー、昨日『Ya-Ya-yah』で渋谷・村上の漫才を見たせいで色々萎えたんスもん・・・。しかもさ、なにも『M1グランプリ』の日に流さなくても・・・。
「関ジャニがスピードワゴンのネタをパクってやってるの見ましたけど、まつもっさん的にどうなんスか!」と後輩の男の子に詰め寄られ
「え〜?それって本当に関ジャニだったぁ??」と思わずw-inds.あたりのせいにしてやろうと目論んだワタシ。そして作戦失敗・・・(涙)。
やっぱ餅は餅屋!漫才師は漫才やんのが、ジャニーズは歌って踊るのが一番カッコえぇとこ見せられるしシックリくるんやって。うまいことなっとるで。
そんな”普段全く興味ないワシ”すらも今熱い視線を送る職業@若手漫才師が集う”オールザッツ”。ナマで見られるってのに誰が断るかってんだい!
特にだよ!昨日のM1があって、今日のオールザッツ。この鬼教官ならぬスーパーミーハーなオレ様が
今フットボールアワーをナマで押さえずしてどうするよ!?「アタシぃ〜、M1取った翌日にフット見たけどさぁ〜、
やっぱぁ〜、さすがM1って感じぃ?既にネタに王者の風格すら漂ってるっつぅかさぁ〜!?」←こんなん言いたいがな!(笑)。
めっちゃ疲れていたにも関わらず速攻MBSへ。おっと、その前に関西人以外の方に説明せねばなるまいか。
”オールザッツ”=正式名称”オールザッツ漫才”というのはですね、
関西で年末に夜11時半から明け方5時半という長時間に渡ってOAされる年末恒例ワイド生放送で、
吉本興業の若手漫才師が勢ぞろいでネタやったりコーナーやったりする番組なんですわ。でもそれは建前で、オールザッツの真の目的は、
年に一度、リットン調査団の生存を確認するという任務が課せられた年の瀬の関西一大祭りなのである!!(断言)。
ぶっちゃけ、関西の若者で見ないヤツなんているの?ってぐらいの。普段その姿はTVで見られてもネタとなるとなかなか。せやし貴重やねんよな。
特にリットン、バッファロー吾郎、サバンナ、ケンドーコバヤシなどのネタを楽しみにしている方が多いんじゃないですかね。
めったとないのよ、こんなにもオールスター(?)が揃って長時間漫才やネタが見られる番組なんてさぁ〜。
もちろんワシにとっても特別なTV番組で、
毎年友達の家に行って皆で見たり、仕事場でTV囲んで見たり、
絶対に何があってもオールザッツはTVで見ていたんやけど、それが!
とうとうナマで見られるだなんて!(感動)。
別に松竹のヤツが吉本見に行ったらアカンなんて決まりないしなウシシ。
もちろん今日誘ってくれたヤツも激・オトコズキ。次から次へと局入りする若手漫才師に大興奮。
それを横目で見ながらワシは非常にとまどっていた。飛ぶように駆けつけながらもワシャ・・・・実は誰が誰だかサッパリ。全然知らんわ・・・。
たぶん、普通の人よか全然お笑いに詳しくないと思う。
松竹すら全員の名前覚えたわけじゃないんだもん、吉本なんてもっと知らん。
「あ!あの人誰やったっけ?あの〜、え〜と〜、プラン9の中にいてそう系!」←誰やねん、みたいな。
せやけど、今日びの若手って皆オサレやなぁ。私服ダメダメなヤツってほとんどおらんやん。お笑いなんてせんでも普通にモテそうな。
そして隣の芝生は青く見えるとかよう言うたもんや。松竹より吉本の若手の方がオトコマエが多いような気が・・・(遠い目)
そんなこんなで何をするワケでもなく気がつけば1時間近く激寒の中突っ立って吉本芸人の入り待ち状態だったワシ。って何しとんじゃー!!(ギャフン)。
こんなとこに物欲しそうな顔で立ってるのは寒いしヤダよ!(涙)と嫌がる友達を引きずってウロウロしようとした、その時!
神々しく光り輝く物体がスパークしながらこちらに向かってやって来るではありませんか!「・・・モ、モデルだよ・・・、きっとあの人はモデルだよ・・・(呆然)」。
シャワーを浴びた後はボルビックを飲んで、フローリングの床に置いてあるターンテーブルでDJの練習←ワシが勝手に抱くモデルの私生活。
広末の結婚相手以上にモデル。漫画(ただし昭和)に出てきそうなモデル。それを全くそのまま体現してそうなスーパーウルトラ男前。
前々からよく噂には聞いてはいたが、まさかこれほどのものとは!(衝撃)。そう、モチロンその男の名は・・・・チュートリアルの徳井義実!!
あんぐり。ぽか〜ん。ただひたすら歩いている姿を瞳孔に焼き付けるのに全力投球。うへぇ〜。
まさか、まさか。この世に生れ落ちたこと自体が奇跡に近いってのに、なのに選んだ職業がまさか漫才師だなんてアリエネェ!!
本人に真剣に問いたい。奇跡を超越した神の領域に突入しつつある己のビジュアルに日々疲れを感じたりしないのだろうか。すげぇわ、こりゃすげぇわ。
きゃぁぁカッコいい(はぁと)というよりも、見てるだけでビビって退いてもうたもん。恐れ多い系のハンサムとはまさに。
せやけど普段はどこかの入りや出で、ずうずうしい小でぶ古着着用パッチン前髪止めブ〜自称お笑いズキ少女に、
「徳井さぁんコレ読んで!あんなぁ、うちなぁ、こないだバイト首になってもうてなぁ〜」みたいな、知らんがな!(呆)的トークを
タメ口交じりで延々とされているんだろうなぁと思うと、やっぱいくらハンサムでも”お笑い”ってだけで不条理な扱いを受けてるんだろうなぁとつくづく・・・。
え〜、さてさて結局なんだかんだしてるうちにスタジオ入り。本番は11時半からだってのに(結局、合計6時間ぐらい軟禁っすよ!ひぇ〜!)
早々に待機させられブツくさボヤいてみるものの、目は一生泳ぎっぱなし。もちろん恒例の客チェックっすよ。
なんじゃこりゃ。今日来てる人ってほんまに全員お笑いズキなんか!?うっそでぇ〜と疑いたくなるぐらい綺麗なお姉ちゃんが多すぎ。
もしや今回お客さんは全員芸人のカキタレで埋めてるの?ってぐらい。せやけど深夜オールナイトのネタ番組を見に来ておいて、
ちょっとした下ネタで異常に退いたりとか、なんだか意味不明なクラブホステス系のお姉さん達・・・。「○○くんの大ファン」的なお客さんでも無い気がしたし
彼女達は一体なんで来たのだろうか不思議。しかしそんなことよりもワシャ深夜1時過ぎたあたりからケツが痛くて!!!
もちろんスタジオは禁煙かつ禁酒だしさ。しかもビッキーズから飴も貰えへんかったし(笑)。
でも、どの芸人さんも初めて見る人ばっかしで「あっはっは!」とか「かっこいい!」とか、そんなことよりも「へぇ〜・・・」と心の中で一々小さく感動。
特に りあるキッズの左(ボケの方)が!顔がちいせぇのなんの。あれは本当に顔か!?(顔だよ!)。さすが今時の子や。
今まで何人も芸能人見てきたけどもやね、りあるキッズの左の小顔さは異常。ちっちゃすぎ。そして何の必要性があってか、手がごっつい美しい!
指が長くて細くて色が白くて綺麗でねぇ〜、ほんと無駄に綺麗。年始特番で りあるキッズを見かけたら絶対にまず左の子の手を要チェキっすよ。
あと千鳥の左の人の”服着てるのに全裸”な空気は何なんだろうか。あの人ってむちゃくちゃエロいムーディー漂わし系やんな。一歩手前っつーか。
エロいわ〜。ちょっと毒気に当てられた感もあり。
それにしても松竹と吉本の芸人の違いって色々言われてるけど、全体的にやっぱネタの傾向が全然違うと思ったなぁ。
こう言っちゃなんだけど松竹のコンビの方がネタに品があるような気が。色々と上品。
だからガツガツしてなくて逆に芸人としてのハングリーさみたいなんが感じられへんしダメってこともあるんだろうけど、
シモに限らずギリギリなネタやフレーズを使ってる芸人が多かった。・・・けど、それでこそオールザッツか(笑)。
ンでもなぁ。やっぱずっと見てるとスポーツ観戦してるのと一緒で、めちゃやりたくなってくる。出たいーーって。わはは、出たがりかっちゅーねんな(笑)。
よっしゃワシもやったるで、今年もあともうちょっと頑張るでー!という決意も新たに番組終了後まだまだ今から飲みに行こうとしたワシに
当然誰一人として付き合ってくれることはなく・・・(微笑)。またいつものように発泡酒を3缶ほど買って帰ったさ。
フン、家着いてまた朝の11時頃までM1のビデオ見たったもんね。起きたんさっきじゃ(笑)。
そうそう、皆さん!お笑いってのも中々良いっすよ〜。特にナマはやっぱ良いっす。ワシャ今までこんなにも長くナマでお笑いを見たことなかったしさ、
(なんだったらナマで見るどころかTVでもバラエティー番組ってほとんど見ないし)
ほんと知らなかったんやけど、むちゃむちゃ楽しいで。松竹もね、ど真ん中ホールがなくなって角座に変わったのよ。
ワシも明日は東京ドームに行かずB1角座幕開けカウントダウンライブっすよ。そっからNewSコンに行かず新春興行なわけよ。
かきいれ時やしね、初オトコはDREAMBOY初日までおあずけさっ。っちゅーことで、関西在住の方で暇な人おったらマジ見に来てみて!
ほんまお笑いをナマで見るんってめちゃ楽しいで!と、激☆IMASARAなことを噛み締めた2003年末。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。皆さん、良いお年を!




コンサート『KinKiKids/ 24/7 G TOUR』(2003.12.27)




映画『赤い月』(2003.12.26)

直木賞作家・なかにし礼が、自身の母親をモデルに書いたベストセラー小説「赤い月」を、「鉄道員(ぽっぽや)」('99)の
名匠・降旗康男が映画化した感動の歴史ロマン。第2次世界大戦終末期の満州を舞台に、3人の男を愛し、
自らの子供を守り抜いた女・波子(常盤貴子)のたどる激動の半生を描き出す。

出ました!『スパイゾルゲ』に続く、東宝が放つ超・珍大作の登場だァ!!!
「ドッテ〜ン!」。おっと、既にコケる音が聞こえたけど幻聴だったらいいのにね☆
むちゃ金かかってること以外何を評価すれば良いのでしょうか。やはりここは「常盤貴子のハミ乳」でしょうか?!
”主人公の常盤貴子を巡って、3人の男性@布袋寅泰、伊勢谷友介、香川照之が〜”
なんじゃい、この究極の選択。ワシならどれも嫌なので生涯独身を貫きとおすこと決定。しかし彼らに翻弄し&される常盤。えー。まじでかー。
この時点で主人公・常盤の節操の無さに一切の共感ナッシン。そのうえ、この主人公の言動にも「は?」100連発。
なんだったら、どんどんムカついてきて、「ここまで見る者の神経を逆なでする主人公を初めて見た!『僕マド』するみを超えた!」と感心したもんね。
いいんでしょうか、なかにし礼。これって、なかにし礼が書いた”自分のおかんをモデルにした小説”の映画化なんよな?
この映画を見る限り、あんたのおかんって大概やで(笑)。そうそ、この映画の最大の売りの「常盤貴子のハミ乳」ですが。
伊勢谷(だいたい伊勢谷もさ、ここまで映画界で引っ張りだこになるほどのタマか?)とのラブシーンで服を脱ぎ抱きつくのを
バックショットで捉えたもので、常盤の乳が伊勢谷の胸板に当たり、そこがたわわにハミ出すというね。
しかし、いかんせんバックショットなため、ワシャ『陰陽師2』深田恭子みたいにこのシーンだけ別の女使った吹き替えかと思ったのよ。
だってこの程度の露出のハミ乳じゃ常盤本人じゃなくてもいいやんか。
なのにこの程度で”体当たりの演技”扱いされてるだなんて我慢ならん!!
アホか!!池脇を見ろ!!別に格別落ちぶれたわけでも急な路線変更を要するわけでもないちぃちゃんがババーンと脱いだってのに、キミは何だ?!
別にかめへんがな、かつて『悪魔のkiss』で既に脱ぎ済みやん!!一度も二度も一緒やろ!!脱げ!!堂々と見せろ、乳!!
ハミ乳なんざ乳にあらず!!ツマんねぇ映画は乳見せてお茶濁せっつーの!!!(大激怒)。
以上、どっかのおっさんがワシに乗り移った状態で感想をお伝えした次第。追伸、布袋には今すぐ俳優業からの撤退を命ず。大根は公害じゃ!!




コンサート『関ジャニ8/X'masパーティー2003』(2003.12.18〜25)





ライブ『GRAPEVINE/GRAPEVINEアルバムリリース記念ツアー』(2003.12.24)




映画『ミシェル・ヴァイヨン』(2003.12.10)

フランス生まれの人気コミックを、リュック・ベッソンの製作の下で映像化。ル・マン耐久レースに挑む天才レーサー、
ミシェル・ヴァイヨンのヒロイックな活躍を描いたカー・アクションだ。実際のル・マンの会場で収めたというレース・シーンは迫力満点。
サーキットを颯爽と駆ける主人公の活躍はもちろん、チームの仲間との友情や愛のエピソードも心に残る。

レースものだがT-SQUAREは流れない、代わりに♪シャバダ〜〜ッ・・・うむむ、さすがだフランス映画。
レーシングスーツもむちゃくちゃオシャレやねん。しかも原作は漫画らしい。おっと、今からどのような盛り上がりを〜ZZZ。
あれ、寝ちゃった。気がついたら終わってました。・・・。あ、オープニングのタイトルの出方とかカッコよかった。
そんな、最低な感想しか残せない自分が情けない&レースもので寝ちゃうような映画ってどぅよ?!←ヒトのせい




映画『花』、『昭和歌謡大全集』(2003.12.3)

『花』
数々の国内映画賞を総ナメにした『GO』の原作者、金城一紀の短編集に収録された同名小説を映画化。
脳に腫瘍が見つかり不安に駆られる青年と末期ガンの初老の男が、東京から鹿児島まで車でひた走る旅へ。
その旅を通し、ふたりが自身を見つめ直す。大沢たかおと柄本明の好演、クラシックギタリスト村治香織の奏でる音楽が印象的。

これがさぁ!むわーーったく期待してなかったせいか、わりと良かったんよね。まさに「大沢たかおと柄本明の好演」で、
牧瀬里穂の相変わらずな『二十歳の約束』調な台詞回し(今にも♪ヒュ〜ヒュ〜だYO!と言い出しそう)も気にならんぐらい
ジーーンジジンジンジーーーンと、水にポトンと垂らしたインクかのごとく何かが静かに心に染み渡っていく映画でした。
そしてだオッホン。ワシはここで皆様に土下座して謝罪をせねばならないことがある。
以前、伊勢谷の映画『カクト』を見た時「彼を雰囲気美人の枠に入れて良いものか。雰囲気すらブサいような気もするねんけど」と評した加瀬亮。
この映画に出ていた彼を見て、素晴らしさや魅力をようやく理解することが出来ました!!と、同時に恋に堕ちました!
おおおおお、むっちゃリアル・好みじゃーーーーーーーーーーー!!!!(発砲)
以前からGRAPEVINE田中に似ていることがあちこちで指摘されていた加瀬亮。この映画でもまさに。
そしてもっと繊細な。本家よか柔らかい雰囲気で。う、う、ううわ〜、タマらんがなしかし〜〜。こんなルックスで、しかもこんなシルエットで、
しかも無口な男がもう一体どっかにおらんやろか。マジでえーーわーー!せやねん、ワシャ実生活では全然面食いちゃうねんで(笑)。



『昭和歌謡大全集』
カラオケ・パーティーに明け暮れる少年グループと、バツイチと同じ名前でつながったオバサン集団の“仁義なき戦い”を
昭和歌謡に乗せて描くパンキッシュなファンタジー。殺戮の応酬から互いが充実感を覚えるという村上龍の原作のエキスを
充分に抽出しつつ、80年代日本映画にオマージュを捧げたかのような篠原哲雄の卓越したエンタメ精神が光を放つ。

・・・。なんだろねぇ〜(遠い目をしながらプカリ一服)。
結局、なんなんだっつー話だよね。いわゆる”殺人エンターテイメント”てやつっすか。
しかし何だか登場人物がどれもこれも感情移入にしくいし今ひとつ好かんキャラばっかで、見てて
「・・・みんな勝手にすれば?ってか全員死ねよ・・・」ぐらいの殺伐とした気持ちになりっぱなしでした。したら、あのラスト。あ、そ。
しかし松田龍平は短髪はあきまへんな。唯一の収穫は「未来の朝ドラ主人公の恋人役候補1」の呼び声も高い(!?)内田朝陽がイメージ一新、
ジゴロ役で鈴木砂羽と便所でニャンニャン(今使ってみると意外と新鮮だね)するという
ホリプロにクチ利きした森昌子が見たら
ひっくり返りそうな衝撃的シーンが!・・・ってほど凄くないけど、
やたら”SAWAYAKA”でのみ売ってると思ってたのでちょいと驚いた。
しかもハマってたのにはもっと驚いた(笑)。
この映画におけるミーのお目当て@安藤政信は・・・老けたな。
言っちゃいかんのだが悲しいかな肌には衰えが如実に現れとるな・・・。
一生懸命アンドゥ〜の老いから目を逸らしてきたミーだけど、さすがに。
せやけどもう一度あの頃のような激・パーフェクトビズを見られるというならアッシがアンドゥ〜の年齢を3つ4つ貰ってあげてもかまわんぐらいだ。
で、見所はそんなアンドゥ〜の死に方のみってか。ああああー、てっきり『ジ☆男祭り』かと思いきや、今ひとつやったのぅ。
特に広末の元カレ@MITSUU。ナメちゃぁいけませんぜボクちゃん。アタシャ、「美人女優が演じる”冴えない主婦役”」同様、
この手の輩が嬉々として「ねぇ、キモい男ってこんなんだよね!どうよ俺の演技は?!(半笑い)」なんて調子で演ってそうな
キモオタク役ってのを見るのが大っっ嫌いでねぇ。ほんと、そんなんじゃないから。内股でパタパタ音させてカマっぽく見せるってか。あ?
えらぃお手軽やのぅ〜。ホンマたのんまっせ。
そして最後に禁句。これきっとさぁ、原作本の方が面白いんだろうねぇ・・・。