2004年5月の日記
映画『深呼吸の必要』(2004.5.31) |
『はつ恋』や『昭和歌謡大全集』などの篠原哲雄監督が若手俳優7人を一同に集めて撮った心温まる青春群像劇。 本作でデビューを飾る香里奈の瑞々しい魅力や、成宮寛貴らの自然体の演技に癒される。 都会から来た軟弱な若者達が沖縄の大自然と向き合い、島の人々の温かさに触れ成長して行く姿が頼もしい。 派遣社員OL(にはとてもじゃないけど見えない衝撃的なスタイル抜群のべっぴんさん)の香里奈や、 リストカットの痕も生々しい(恥も外聞も捨て『セカチュー』と略したくなるぐらい美少女の)長澤まさみや、 (ハンサムすぎるうえに声まで抜群な)小児科医としての限界を感じて思い悩む谷原章介や、 高校野球で甲子園に出場しノーヒットノーランを達成したけど目下壁にブチ当たっている(言わずもがな”美”が”芸”な)成宮寛貴らが 何かから逃れるように沖縄にさとうきびを刈るバイトをしにやってきた。そこで同じように心に傷を持つ仲間と触れ合い、 協力してひとつのことを成し遂げようと悪戦苦闘しつつも成長していく青春群像劇!う〜ん青春バンザイ☆・・・って、なるかアホ。 どいつもこいつも美男美女なうえに高校野球のスター選手や医者っていう「エリートならでは」の悩みなんてポカ〜ン???っすよ。 アテクシ、とっても青春群像劇が大好きなの。でもこういうワシには縁遠い種類の”青春”にはホント全然共感出来なかったなあ〜。 「えーやん、自分ら都会におったら悩むヒマないぐらいモテモテやろ?!(ケッ)」←こんなツッコみをするようになったら終わり・・・(遠い目)。 ちなみにメインは香里奈で、他に悩み多き若者を演じるのは大森南朋、谷原章介 、成宮寛貴 、長澤まさみ、金子さやか 、久遠さやかの7人。 オトコ的には、ナリとハラショーなんでしょうけど・・・ま、普段と別に代わり映えしない役柄だし、「意外な一面が見られるのでファンの方は是非!」って ほどのモンじゃなかったなあ。あ〜、でも「意外にも女に振られない谷原章介」が見られるけど(笑)。 ちなみにワシはダントツ大森南朋がえがった!怪しげな役をやってるのしか見たことないしさ、こんな風に真っ黒に焼けて健康的な ガテン系の大森南朋ってごっつい新鮮ッ!そしてさすが舞台が沖縄、景色は綺麗だし、ご飯はすっごく美味しそうだし、 風で揺れるさとうきびを見ているだけで何となく涼しい・・・うん、見所ってこれぐらいかしら。 あ、あと隠れ見所としては大森南朋の役名が「田所豊」だったことである。わはは!ダイヤモンド☆ユカイやんけ!!(笑)。 |
映画『キューティーハニー』(2004.5.29) |
漫画家永井豪原作で70年代に一世を風靡したアニメーションを基に『新世紀エヴェンゲリオン』の庵野秀明監督が実写映画化。 主役はバラエティ、ドラマでおなじみの『プレイガール』で初主演を果たした佐藤江梨子。共演は『ラヴァーズ・キス』の個性派市川実日子、 村上淳、及川光博ほか。原作アニメーションのちょっとエッチでカラフルな雰囲気を実写で見事に再現。サトエリがキュート。 |
映画『海猿UMIZARU』、『レディ・キラーズ』(2004.5.26) |
映画『海猿UMIZARU』
原作は累計120万部の売上を誇る佐藤秀峰の超人気コミック。海上保安庁のエリートである潜水士を目指す主人公には伊藤英明。 そして、ヒロインには加藤あい。また、海東健、香里奈、伊藤淳史ら若手実力派たちが競演、物語を熱く盛り上げている。 「踊る大捜査線THE MOVIE」などに監督補として参加、緩急のついた映像表現を得意とする羽住英一郎が初メガホンを! 『ブラックジャックによろしく』の佐藤秀峰がこんな漫画を描いてたとは知らなんだ。原作漫画のファンの方が見たらどう思うかはさておき、 原作漫画を読んだことがないアテクシは正直この映画は全くピクリともきませんでした。んでもそれはこの映画がダメという以前に コリャもぅ単純に好みの問題かと思います。ちゃんと笑いあり(さほど笑えなかったけど)、涙あり(全然泣けなかったけど)の熱い人間ドラマが展開。 でもあんま私はこういうの好きじゃないのでハマらんかった。 それに、「こいつだぁーーーッ!」ってほどストライクゾーン圏内の俳優が出てなかったし。←コレ超重要! いわゆる製作サイド的には” 夏だ!海だ!イケメン(使いたくねぇ〜、この言葉)祭り! ”という裏テーマありきで(決め付け)、 伊藤英明を筆頭に、海東健や伊藤淳史、村田充、深水元基ら14人の若手俳優が熱血しちゃう☆友情、努力、根性、勇気etc・・・。 あれ?舞台は海だし、もしや『ウォーターボーイズ』みたいな感じ?!いやいや、いかんせんあのドラマほど”若くて可愛い男の子”が出てない分、 青春度は高くもなく、どうしたって劣ってみえて仕方なかった・・・ま、全然別物だけどさ。でもねぇ。ほんと、好みの問題。 特に主役の伊藤英明を好きかどうかが重要。だって伊藤英明が海上保安庁で海難救助やってんのよ? キノコ食って「おかぁさ〜ん!」とコンビニに救助求めた男が海難救助って!ぷっ!ぷっ!ぷーーーっ!(ただし大スポ情報)。 ・・・ワシャこのネタいつまで言ってんだ自己嫌悪、すぐにこんなこと考えちゃうから素直に映画に感動できないの本当にダメな女だわ・・・。 せやけど伊藤英明を大好きな人にはオススメですよ!だってケツ丸出しのサービスシーンがありますし。ちなみに伊藤英明や海東健ほか男子全員、 お風呂のシーンでケツの割れ目を惜しげもなく披露しております。伊藤英明ファンはこの機会に是非ほのかにただよう菊のかほりをゲットしてくださいまし。 しかし、しょせんオトコのケツ。悲しいかな、お得感は女優の”ファースト乳首(いわゆる初ヌード)”の10000000分の1にも満たず。 見ながら自分でも不思議、「へ〜、ケツ見せるだなんて頑張ってるやんか〜、・・・以上!」みたいな。それ以上、ウヒヒ♪も一切無く。 アタシャ一応女だってのに、よっぽど池脇千鶴の乳首の方がワクワクしたもんな。そう考えると、例え同じケツ同士で比べたって女優のお尻に比べると 俳優のケツって安いしマヌケやな。お徳感どころか下手すりゃガッカリ感すら覚えそうな。あっ、女尊男卑だっ!? ちなみにエンドロールを見てると一番最後の最後に、海上大パニックの映像が流れドドーンとテロップが。「SEE YOU NEXT STAGE!!」。 ・・・公開前からパート2作る気マンマン・・・。ダメ押しで萎え。作ってもいいけど出てるオトコがもっと何とかならんかったんかのう。 村田充、深水元基、田中聡元などなど、どいつもこいつも知名度が微妙ならビジュアルも微妙、ちょっと目を引いたのが大口兼悟と斎藤工ぐらい。 そういや、仲間のひとりに” 恵秀 ”って名前の俳優が。なんて読むねん、” けいしゅう ”か!?わはは!ピンなのにコンビみたい!!! 久しぶりに「け、け、け、け、けいしゅうファーイブッ!」と呟いてみた。ローカルネタごめん。って、脱力系のどうでもええ話だねアハン。 大体ですよ、トップが伊藤英明ってのも映画としてかなり弱いけど、更に2番手が海東健ってどうなんよ!? 夜中の、” 出演者よりも企画力とノリで勝負枠 ”のドラマ『霊感バスガイド事件簿』じゃないんだから。トップが菊川怜で2番手が海東健。 オスカーと研音がタッグを組んで在庫一掃セール・・・もとい、今一番オススメの所属タレントをPR。あからさまに芸能界ってコワッ!なキャスティング。 そんなイメージがいつまでも抜けない海東健。そんな海東健がメジャー配給の映画で2番手。ええっ?!NOと言える日本人になれスタッフよ。 ちなみに★こちらの方が書いてらした『竹野内豊は「竹野内(半角空き)豊」が正式名称。つまり「竹野内 豊」であって、 「竹野内豊」でも「竹野内 豊」でもない。』という話。まさに目から鱗だったんですけど、これは研音所属のタレントは全員そうなんスかね?! この映画のパンフレットに載っている「海東健」も「海東(半角空き)健」なんよね。 う〜ん、さすが事務所の会長が東の海にインスピレーションを感じたから付いた芸名だけあるわ。もしや会長って電(以下、自主規制)。 ちなみに主題歌はジャーニーの『OPENARMS』です。おっと、やったね!インストバージョンなど劇中ひっきりなしに流れますので、 ジャニヲタなミーは頭の中が大野智でいっぱいに!っつーことで『海猿』は特に嵐・大野智ファンにオススメしたい映画だよ!!!←なんでや 『レディ・キラーズ』 オスカー俳優のトム・ハンクスが、10年以上遠ざかっていたコメディーに挑戦。カジノの売上金を狙う天才的知能犯を演じる。 オリジナルは1955年製作の『マダムと泥棒』。ハンクス率いる少々頼りない強盗団と、人の好い老婦人とのコミカルなやりとりに爆笑だ。 監督は今作で初めて監督のクレジットを連名にしたコーエン兄弟。T.ボーン・バネットによる南部特有のソウルフルな音楽も軽快。 いかにも、めっちゃくちゃ面白そう☆な設定なのに、いささか私が想像していたよりもブラックで若干退いてしもた・・・。
♪爆発で吹っ飛んだ指をくわえたノラ猫〜追っかけて〜ハダシで駆けてくぅ〜みたいなシーンもありまして笑える前に見てるだけで痛いっつーの。 わかっちゃいたけど、やっぱ日本と他の国とではブラックジョークが全然違うのな。ラストもなあウムム。 「因果応報、報いあれ!(byシャドウ商会変奇郎しかも森田剛バージョンでお願いします☆)」なんですけど、見てて全然すっきりせんかったもん。 登場キャラクター達もさほど魅力的でもなかったし、ホント設定だけって感じで。でもこういう設定を邦画でやると、『死に花』に。 「そんな穴を掘るための道具や設備はどうやって買ったんだよ?」とつっこまれるから、主人公達を金持ちの設定に。 すると「金持ちが道楽で泥棒するってか。いい身分だな〜」となる悪循環。「何かを盗む!」っていうのってさ、その過程を見ててワクワクするし 超安全パイの面白さなハズなんだけど、ここ最近見た中では『レディ・キラーズ』『死に花』の二本とも、ワシャいまいちでござった。 |
TV『第57回カンヌ映画祭』(2004.5.24) |
また出遅れた。なので今から必死で後追い。
今日ワイドショー見て、めーーーっちゃくちゃビックリしたって!何よ?!カンヌで14歳男子が男優賞ですって!?最年少?日本人初? 柳楽優弥って誰やねん!?こんな子知ってた?!★ ひぃーー!!みなさーーん、どうなんですか!?タマんねぇタマだなコリャ!うっへっへ!・・・ん!?も、もしやワタクシ誤解されてます!? 言っときますけど、純粋ないち映画ファンとして邦画史上初の快挙と素晴らしい名優が誕生したことに喜んでいるだけですよ! 汚らわしい目で見ないで頂きたいものだわプンッ!・・・いや〜、大義名分こさえるため今までマメに映画を見といて良かったわオホホ♪ ということで(どういうことだ)、遠慮なく声高に萌えさせていただく次第。柳楽優弥、既に単語登録完了。 とても綺麗な輪郭で、猫目なあたり今井翼ズキな婦女子にもタマらんはず。
記者会見での受け答えも、ハニカミながら声変わりしたてかと思われる低い声で「オレ寝てて〜」と”オレオレ”連発してたのも
「思春期特有の、ちょっとフテくされた男子」みたいなトコとかさぁ〜、あああ見てるだけで胸がノスタルジックな感情でいっぱいに! 喋り方がちょいと藤原基央っぽい。ンでも照れながら喋ると口がムニュっと歪むのな。よかよか。
真っ黒な髪の毛も、手入れしない眉毛(『JUPON』情報)も今だからこそ逆に新鮮。
そして「1990年(平成2年)3月26日生まれ/東京都出身/現在都内の公立中学校3年生/サッカー部に所属」という、 いかにも『ザ・中3☆』みたいなプロフィールのベタベタ加減も実によろすぃ〜。 更にツボったのが、
>中間テストのため、ひと足先にカンヌから帰国 >(発表の時間まで)「絶対起きている」つもりだったのに熟睡
>「将来はサッカー選手になるか俳優になるか迷っていましたが、こんなすごい賞をもらったからには俳優で頑張るしかない」
>ドラマで共演した押尾学さんみたいになりたい
これらのコメントであった・・(微笑)。押尾にも笑ったけど、”俳優で頑張るしかない”ってのも嫌々かよ!みたいな言い回しで(笑)。 ちなみに彼が所属している事務所「スターダスト」は隔週ぐらいでお台場にてイベントをやってるらしく。 塩澤英真や川久保拓司は出てるけど、柳楽くんはまだ見たことが無いわ〜・・・とスターダストヲタ(何でもヲタがいる事実に仰天!)な友達情報。
ってことは今後もそんなんには出さずに映画中心たまにTVドラマに出演する市原隼人路線で行くんやろね。うわー、スターダストさんよ!
今度こそ、放任しすぎて気付いたらヤンキー街道まっしぐら☆なんて市原隼人の二の舞にならんよう、よろしく頼んますよ!(切実)。
余談ですが、ワイドショーを見てから家中の雑誌をひっくり返したんやけど去年の『MYOJO』10月号が見つからず。
アイドル誌は全部買ってるから持ってるハズやのに!悔しい!どうやら柳楽くんが載ってるらしいんよね〜。 持ってる人、どんな感じなんか教えてください。頼むわマジで。ちなみに『JUNON』6月号はカラー1Pで掲載されておりまして、これもまた! 『友達と仲良くなる方法は?』の回答も妙にツボでした。
>まずなんか話かけて、「おー」とか返ってきて「おー」とか言って。 ワケわかんね(笑)。けどこの回答は素晴らしくヲタマシイをくすぐるので100点!! そして「女の子だと、どんな顔が好き?」の質問に対する答え。 >(楽しそうに運動してるときの顔とか。元気だけど気取ってなくて、)古き良き時代の女です! ・・・_| ̄|○ http://www.sanspo.com/geino/top/gt200405/gt2004052403.html http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-040523-0011.html http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/may/o20040523_10.htm
http://news.fs.biglobe.ne.jp/news/photo/jj040523-1829654.html http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/05/24/20040524000052.html 事務所公式★ 『誰も知らない』公式★ 是枝監督の公式サイト(けっこう写真あり)★ 『電池が切れるまで』公式(今週から見ます!)★ |
映画『スキャンダル』(2004.5.23) |
ペ・ヨンジュンがいままでのイメージを脱ぎ捨て18世紀の李王朝の貴族役に挑む人間ドラマ。原案はフランスの作家ピエール・ ショデルロ・ド・ラクロの「危険な関係」を、舞台を朝鮮に移し映像化。女優陣には『情事』のイ・ミスクや『接続』のチョン・ドヨンら
韓国人気女優が名を連ねる。緻密に再現された李王朝の貴族らの美しい衣裳や建築物なども見どころの一つ。 「私の周りでヨン様とか大騒ぎしてるヤツは全然いないんだけど」「一体誰が好きなの?」「大体、ほんまに人気あるの?」 いまーーまで!このようなーーー、セリフを吐いたことあるヤーーツ手を挙げろぉーーーーーーー!!!! 今すぐ映画館へGO!ほんまもんのペヲタが大量に見られるぞ!っちゅーかビックシ、本当にいたッ!(←北京原人を発見した時のようなリアクションで)。 予想通り、映画館の80%が女性客、映画館の半数以上が「ジ★おばちゃん」。 こんだけたくさんの数の、いわゆる”大阪のおばちゃん”って人種を映画館という場所で見たのは初めてかも。 「わっ、身分証出してシニアサービスの割引してもらってる・・ってことはこの人60歳以上のペヲタってこと!?」 恋をするのに年齢なんて関係ないね。60過ぎてミーハーで何が悪いよ?!応援しちゃうわ、だって明日は我が身だもん。 映画館に着くまでのエレベーターの中もいつもと様相が違う。うるさいのだ。”大阪のおばちゃん節”が炸裂しっぱなし。 「今度ヨン様とキムタクが共演するらしいなぁ〜(ほんまかよ!)」「え、キムタクって日本の?それとも韓国の?(どういうこと?)」 「日本のやでー、韓国のキムタクは『秋の童話』に出とった子やろ?」「ウォンビンな〜、あの子もカッコええわな〜」く、く、く、く、詳しい!!!!(衝撃)。 いつの間に「ウォンビン」が「韓国のキムタク」になっていたのか知らんけど(笑)、でも他にも色々な韓国スターについてくっちゃべってたで。
真実かガセか特に確認することなく(笑)。う〜ん、本当に凄いことになってんだな。 エレベーターのみならず、映画館の中、ロビーなどなど色んなところでおばちゃんらの話に聞き耳を立てていた結果、断言しよう。
あのね、ほんまに韓国の映画とかTVドラマとか俳優とか大人気やで!おばちゃん連中限定かも知れんけど、
でっかい声でずーーーっと色んなおばちゃんがそんな話してはったもん。情報としては知ってたけど、実際目にしたらそら驚いたで。 さすがおばちゃんだけあって、たまに大声で「○○はオチンチンが大きいからなあワハハ!」みたいなことを言うのには多少閉口しましたが(微笑)、 それでも映画を見て作品云々以前に「ペ&この映画の凄い点は、彼女達を映画館へ足を運ばせたことだな・・」なんて。
アッシもさ、実は今日まで心のどこかで半信半疑だったよ。だって、ワタシ以外にここまでベタに分かりやすく『冬ソナ』にダダハマリしたヤツって 知り合いにも全然いなくってさ。自分で騒いでみたくせに、「おいおい、ほんまにペ様はカッコいいのか?!」なんて不安な面持ちで自問自答してみたり。 せやけどいたね。いるところにはいた。ってか、おりすぎ。思わずニヤッとしちゃったよ。わーーーい、やった!お仲間発見だーー!! ですが、映画を見ながら痛感したのはワシャやっぱ仲間達と違ってペのファンではないということだ。やはり私はミニョン様が好きなのよー。 『冬ソナ』に出てる時限定やわ。だってこの映画のペ様って黒いパンストみたいなんかぶちゃってる風な衣装でちょっと笑えるし。 しかもノーメガネにヒゲにヤリチンって、こんなのアタシが愛したミニョン様じゃなーーーーーーい!!!(涙)。
ちなみに映画は中々フツーに楽しめました。もっとペ頼りのダメダメ映画かと思ってたけど違ったわ。最初はラブコメみたいで笑うで。 こんな軽いノリの韓国映画、しかも歴史もんですよ?珍しいような。したらどんどんマジになっていって『純愛・・☆ミ』みたいな。 韓国の人って”純愛”好きやな。ま、日本人も負けず劣らず最近は”純愛”が大好きみたいなんですが。私以外。
どっかで何回も見聞きしたストーリーなんで新鮮さや斬新さはゼロなんスけど、売りはそんなところにあるワケではなく、
ペ様のバディとセックスシーンと歴史モンならではの豪華絢爛な衣装とセットでございます。衣装とセットは見ごたえあったで〜。
セックスシーンの方は・・・ま、一応18禁なんで、こっちもある程度”期待”してたんですが(おい)、さほど・・・。「あ、この程度かー」みたいな。
あんなにもおばちゃんのアイドルだってのに何でわざわざ今こんな役をするんだろ?とは思いましたけど。
ネエちゃんとハメハメして腰をカクカクさせたり手紙読んでる最中フェラさせたり16歳の少女を手篭めにしたりと
色々と体当たりな演技を披露してくださったペ様。一体、こんなペ様を誰が見たかったんだろうか????という疑問はありつつも、
1000円だったらマァいいかってとこじゃないっすかね。今が旬のペ主演やし話のネタとしても使えるしな。
ちなみに映画終わりで席を立った途端、おばちゃんらは「あああ〜〜・・もうどうしようかと思ったわぁ・・過激ねぇ!(ポッ)」と口々に。
えー、自分らさっき映画館のロビーにてデカい声で「オチンチン」って言ってたくせにぃ〜(笑)。
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日本舞踊『花柳流 花廸会』、映画『トロイ』(2004.5.22) |
日本舞踊『花柳流 花廸会』 映画『トロイ』 紀元前12世紀ギリシャ神話の悲劇を題材に、恋の情熱によって引き起こされたトロイ戦争を壮大なスケールで描いた歴史スペクタル大作。 主演のブラッド・ピットと、『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』で一気にブレイクした新鋭オーランド・ブルームの競演、 そしてエリック・バナを始め豪華キャストが勢ぞろい。10万の軍勢が衝突するシーンは圧巻。 いいなぁ、これ!(笑)。こんな感じ(頭使わなくていい)の大好き!理屈じゃないのよ、ノーリーズンよ!
歴史大作が、こんなにも単純なストーリで良いのだろうか!?(笑)。
「♪○○ちゃんが欲しい!」「♪○○ちゃんはあげないっ!」「♪戦争しましょ!」「♪そうしましょ!」っていう。 ある意味、「はないちもんめ(notアルツハイマー)」だもん。「や、もぅホント昔っからみんな異性が大好きなんだね!」みたいな(笑)。 バカでも分かる歴史絵巻ってサイコウさ。分かりやすい男のお色気ってサイコウさ。筋肉ムキムキ嵐のマッチョマンなブラピ、 その肉体は日本人だったら早速バラエティーに放り込まれて「ブラピの筋肉くんですッ!」なんつって”ネタ”としてイジられること間違いなしだが 外国人の場合は「ギリシャ彫刻のような肉体美〜☆」なんつって崇め奉られるんだから不条理っちゃぁ不条理かも。
しかしブラピはさすがの貫禄。全世界の婦女子をメロメロにさせ続けて四半世紀(そんなにもか?)なオトコなだけあるわ。
♪ゴ〜マリ〜サァ〜ン〜・・・ウプッ!なんてバカにさせるスキを与えることなく2時間40分。
なんでしたらそのうち40分はエロシーンでかまわんぐらい「腕がッ!(ハァハァ)」「太ももがッ!(ハァハァ)」なんですけど
個人的に最も萌え萌えだったのは、ヘルメット(とは言わんだろうけど)からはみ出てる髪の毛であった。ハミ毛最高〜〜っと書くと語弊が生じるな。
ロン毛たまんね〜〜〜!!!ってか、鎧がタマんね。も〜、オトコだったら鎧っすよ!オトコだったら剣の舞っすよ!あの、ミニスカみたいな鎧もタマらんね。 あの衣装で『剣の舞』を歌っては如何か。滝沢秀明あたりがお似合いかも。エロエロダンスの次はこれでどうだ!? ほんまこの肉体が維持できているうちにAVの1本でも撮っといて欲しかったっすよ、未だ現役ブラッド・ピットここにあり☆な映画やったわ。
しかし『パイレーツ・オブ・カリビアン』ではワシをあんなにも惚れて惚れて惚れさせまくったオーランド・ブルームであったが
この映画では「色ボケヘタレな余計なことしいの超ウザ役」で、映画が終わる頃にはすっかり大嫌いに・・・(微笑)。
しかしこれは決して彼の演技が巧かったからというワケではなく、 元々ヘタレな資質に役柄が上手くマッチしてただけのことのような気がして更に・・・(微笑)。しかもパッと見、ホビット族みたいな風貌やし。 ”ブラピVS”かと思いきや、足元にも及ばんやんけ。その代わりオーランドの兄ちゃん役のエリック・バナが充分補ってくださります。 エリック・バナ、サーーーーーイコオーーーーーーー!!!と映画館の中心で愛をさけぶ。ブラピVSバナ、どっちの勝ちか”自分的勝者”を選ぶも良し。
ちなみに私は・・・バナですっ☆キャーーッ言っちゃった!!(はぁと)←いや、マジでこんな映画なのよホント。バカ言うて何がイカンかと。そんな映画。
しかもブラピ、エリック・バナ、オーランド・ブルームだけじゃなく恐ろしいことに激チョイ役ですら男前が配役されているのだ!
オトコというオトコ、一匹たりとも見逃すことは許されませんぜウッシッシ。何か清々しいぐらいエンターテイメントに徹してたハリウッド映画で、
金はかかってるは、話題にはなってるは、イイ男はわんさか出てるは・・・こりゃ大スクリーンで見るしかないっすよ! |
映画『デイ・アフター・トゥモロー』(2004.5.21) |
『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督最新作。次々と起こる地球規模の大災害そして訪れる氷河期を、 誰も体験したことのない未曾有の映像でえぐり取る。決して阻止することのできない自然の猛威。だが、驚異のスペクタクルから 浮かび上がるテーマは“愛”。最愛の人との別れ、破滅した地球上であっても、息子を探し出そうとする父親の姿…。一体どうなる!? 試写会の会場に足を踏み入れた途端、場内でかすかに流れる女性ボーカルの歌謡曲に違和感を覚えたワタシ。
「も、もしや・・・もしや・・・この映画が『デイ・アフター・トゥモロー』なだけに!?(ドキドキ)」。イヤな予感は見事的中! エイベックスの不良債権@デイ・アフター・トゥモローの曲がガンガン流れておりました。まんまかよ!! しかも双方にとって何のメリットがあるのかよぅ分からん微妙なタイアップ。効果の程はあんま期待出来んのは気のせいっすかね。 「それでは本編上映の前にデイ・アフター・トゥモローの新曲『more than a million miles』のプロモーションビデオを6分間ご覧くださいませ」。 なげーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!・・・屍。 いらねぇよ、そんな試写会の特典は大迷惑。もとい、この映画ですが。”人類破滅の危機!?NYを竜巻が、津波が、氷河期が襲う!”っていう、
いわゆる「パニック映画」っていうんですかね。すげーっすよ、やっぱ津波がドドドドーーーッと押し寄せたり大都会が呑まれるシーンは迫力あったし。 この映画でもまた東京が「どこやねん!」みたいな怪しげなオリジナル・アジア都市(笑)になってもうてて、くすぐってくれるしね。
しかも初夏公開やし納涼効果はバッチリ。途中から延々と、見てるだけでコッチが寒くなってくる氷河期が続くのね。でもね、テーマは”愛”ですから。
凍死寸前でも、さすが映画☆若き男子は激寒の中でも鳥肌立てずにチンコ立てますと言わんばかりにギャルに告ってゲット、見事チュッ♪だってさ。 いや〜、愛っていいよね!愛さえあれば、食料も風呂も薬も衣服も何にもなくたって生きていけるよねッ☆
氷河期を愛だけで生き抜く主人公達と、現代を愛ゼロで行き抜くワシとどっちがサブいかっつーとそらもぅフフフ・・・(呪)。
ちなみに息子を助けるために一生懸命必死で動き廻って頑張っちゃうオッサンの役名が「ジャック」。偶然か必然か、また「ジャック」かよ(笑)。
最近、この手の役の定番ネームみたいに思えてしゃーない「ジャック」。ドラマに出てくるホステスの役名が常に「あけみ」みたいなもんですか。
や、ホントどうでもいい話のみで埋め尽くしちゃって申し訳ないっすね。えぇーと、ぶっちゃけワシャこの手の映画はあまり好きじゃないのな、
いや、好きじゃないというよりも「興味がない」の方が正しいかも。どんな凄い映像見せられても「へ〜」で終わっちゃうっていうか。 せやけどこういう映画が好きな方は大満足なんちゃいまっか。確実に『インデペンデンス・デイ』よかパワーアップしてたような。
しかもスケールでかいしダイナミックやから、この手の映画こそ映画館のドルビーサウンドと大スクリーンで見る価値はあると思うなあ。
あ!ちなみにワシが映画館に足を運んで1800円払って見てもいいかどうかの基準は、 「1、話題作である&見といたら後々話のネタになる」「2、めっちゃ金がかかってる大作である」「3、オトコマエが出ている」の3つだよ〜ん♪←最低 |
映画『ビッグ・フィッシュ』(2004.5.19) |
ファンタジーと現実を織り交ぜて描く父と息子の感動物語。鬼才ティム・バートン監督が同名ベストセラーを映画化。 虚言癖のある父親役にアルバート・フィニー、その若き日を演じるのはユアン・マクレガー。脇を固める俳優陣も個性派揃い。 ティム・バートンならではのファンタジックな映像にのせて展開される感動の人間讃歌。 ウムム〜、「泣ける泣ける」と言われてから見ると、そればっかが気になっちゃってダメですぅ。ネタバレはほどほどに・・・。
「泣けるよー!」「泣けるよー!」「泣けるよー!」と誰も彼もが”泣ける”と口を揃えて洗脳してくださったお陰で オープニングから「よっしゃ来ーーーいッ!ティッシュも準備万端だぜ涙くんいらっしゃーーーーい!」状態だったワシは 映画が始まってからマダカマダカ!?と、ずーーーっと”泣けるシーン待ち”で、 でもエラい長い間引っ張られて、一体いつ泣けるんだ?と途中でちょっとイラッとしてみたり、 もしかして泣けない自分がダメなのか悩んでみたりで肝心のストーリーが頭に入らないほどだったのですが ようやくラスト付近で「あっ、ここか・・・」とスイッチが入りポロポロポロ〜と静かに泣いた。実にすっきり爽やか、綺麗な涙とはこのことですよ♪ せやけど感動のクライマックスまでの助走が長いっちゅーの。とにかく”父の語る御伽噺”が長い!!
それがフリなんだし最も重要で肝心なところなんだろうけど、それにしても長く感じた。映像は綺麗だったけどさ。ま、泣いたけどさ。
ストーリーは、”絶縁状態だった父と息子、ある日息子の元に父が倒れたとの連絡が。 そして久しぶりに故郷に帰った息子と父親が分かり合っていく〜”と書いちゃうとありきたりな映画のようだけど、そんなんじゃないの!じゃぁどんなだよと。 誰にでも父親はいる(いた)んだろうし、特に男性が見れば、もっともっと胸にグッと来るものがあるんじゃないっすかね。
ちなみに「なぜ、お分かりで?」←戸田奈津子印の日本語訳がこの映画でも炸裂しておりました(笑)。
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映画『死に花』(2004.5.18) |
平均年齢73歳!郊外の老人ホームで暮らす悠々自適な老人たち。ところが仲間のひとりが遺書とともに残した銀行強盗の計画に 全員がノってしまう。人生最後の夢とばかりに17億円の現金を狙い、穴を掘る男たち。そして意外な結末が! 『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督の最新作。山崎努のダンディーさを始め、青島幸男や谷啓のオトボケキャラに注目。 「仲良しジィさん達が銀行の金をごっそり頂くまでのドタバタ喜劇」かと思ってたんですけども。
最初はダルかったな〜、「何ちんたらしとんねん、はよ金盗めよ!!」なんて。だってずっと葬式だのダンスパーティーだのやってんだもの。 優雅な老人を蚊帳の外で眺める感じな。これで1800円は高いだろー。えー。や、そこそこオモロかったんやけどね。 さすが、山崎努に青島幸男、谷啓、藤岡琢也、宇津井健などなど THE☆ニッポンのオヤジ俳優(可愛いらしくノホホンも演じられますけど実は大御所じゃナメんなコラ系)が一同に会しただけありますわ。 この映画の設定はですね、山崎努らは皆『1億近く払ったうえに月々25万も払わなきゃいけない超高級老人ホーム』に住んでるの。 どうしましょうか。だって私このままじゃ(平均年齢)73歳になる頃、絶対にひとりぼっち確定やん?ついでに貧乏も確定やん? もちろん、その頃にはもう親もいねぇだろうし友達にも兄弟にも全員孫までいたりなんかしてアッシのことなんて知ったこっちゃねぇっちゅー話よ。 あちこち痛むし話し相手もいないし生きてても楽しいことなんて何もないのに中々死ねないババア・・・気がついたらアパートで孤独死、 死後1週間後に発見みたいな。それがアッシの老後のリアル・ビジョン。ふっ。笑えてきたぜ(遠い目)。 っちゅーか何?!星野真里がビキニ着てるやん!しかもピンクやん!っちゅーか乳ちっちゃ!!!パットがパカパカしてて、 ビキニとオッパイの間にちょっとした踊り場的なスペースができとるがな!しかも”清純派女優がビキニを着てくれたウヒョ♪”みたいなお得感もナッシン! マリちんの、全然サービス出来てないサービスショットに改めて思う。 星野真里って今時の子にしちゃ顔はデカめだしアゴは出てるし乳はないし足は(略)・・・でも好きです応援してるんで頑張ってください(切実)。 ま、見所ってこれぐらいっすかね。う〜ん、ダメじゃないんやけど、「やっぱババアになってからこそ金ないとダメよね〜」とか「ボケるってマジこえぇ〜」とか、 「”1800円は取り過ぎだろ”と思わせる典型的な邦画だな〜」とか、そんなことばっか気になって。そんな映画ではないというのに。 そして同じように、「そんな漫画ではないというのに」と分かっちゃいつつも正解を見出せないまま読んでいる雑誌が先日復刊した『漫画アクション』。 今日出たので3号目なんですが、これが・・・ウウウ、毎回毎回重くて重くて大変です。例えばどんな漫画が連載されてるかというと、 闇金取り立ての目も当てられん地獄絵図を描いた『無間地獄』、蓮池透原作で北朝鮮拉致事件『奪還』、女子高生コンクリート殺人事件の『17歳』、 なぜだか『子連れ狼』、カルト宗教をテーマにした明らかにモデルは小野代表っていう『カリスマ』、小学生が妊娠する『コドモのコドモ』、 刑務官と死刑執行人と死刑囚の世界『モリのアサガオ』、雪印の集団食中毒事件のことやんね『牛乳アンタッチャブル』などなど テーマも重けりゃ絵も重い。触っただけで指が真っ黒になりそうなぐらい濃厚な劇画タッチは「なんちゃって☆」を許さない。 ページめくるごとに何ともいえん重苦しいものがノドを塞いで息苦しくなり辛くてタマらず全身がダルくなる・・・そんな雑誌。ほな読むなやーーー!!! ってのが正論なんでしょうけど乗りかかった船ではないが、せっかく復刊してから3号とも買ってみたワケですし何かを掴みたいのだ。理由を知りたいのだ。 この漫画雑誌は一体誰が買って読んでんだろ?そして、どういう楽しみ方をする漫画なのだろうか?みんなは読んでて正直しんどくならないんだろうか? ことごとく初回から血みどろだったり人が死んでたりする漫画が多いのな。読んでるだけで痛いんやけど。 かと思ったら、「もうすぐ30にもなる女がひとりで旅行して、ひとりで店入ってメシ食ったぐらいで大はしゃぎしてんじゃねぇよバカ」と言いたくなる 『百合子のひとりめし』みたいな屁プ〜漫画もあったりしてどっちなんだ、と。しかもコピーの「29歳!負け犬!」って間違ってんで。負け犬は30過ぎてから。 わりぃけど負け犬にうるさいよ。何の話や。っちゅーことで、今現在漫画雑誌はコレと『スピリッツ』のみ買ってます。なんか面白い漫画雑誌ないスかね。 そうそ!今『スピリッツ』で連載中の漫画の中で一番好きな『ルサンチマン』の1巻が28日に出るよ!やったー!待ってた!
・・・漫画とアイドルとバンドとお笑いと・・・小学生の頃からずーーーーっと好きなモノが変わらんオトナって正直キモいっすよね・・・ね?ね?(涙目)。 |
マジカルミュージカル『滝沢秀明/DREAMBOY』(2004.5.14) |
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映画『フォーチューン・クッキー』(2004.5.12) |
精神科医のシングルマザーとロックが大好きなコギャル。相いれないふたりの母娘の身体が入れ替わってしまうドタバタ・コメディー。
全米では1億ドルを超える大ヒット。母親役のジェイミー・リー・カーティスは本作でゴールデン・グローブ賞にノミネート。
娘役のリンゼイ・ローハンが着こなす今どきファッションや、ガールズバンドを中心に選曲された音楽のセンスにも注目だ。
似た顔の系譜。どうでしょうか。ちなみに同一線上にいるにも関わらず森山未來とラッキー池田は全然似ていない。言うまでもないか。いわゆる『転校生』の設定は超ベタで展開は読め読め、なのにこんなにも笑えて最後には分かっちゃいるのに堪えきれないホロ〜リ涙! めっちゃ楽しい映画でした!「あるある話」を、いかに新鮮かつ魅力的に見せるかってのは脚本と役者の腕次第・・・そういう意味では、 これまた只今公開中のアテクシごり押し真っ最中の映画『スクール・オブ・ロック』に共通して言えることだったりして。 しかもどっちもスゲぇいいのに公開時がカブってて、なのにどっちもさほど話題になってない感じやし残念。めっちゃええのにさー。 好きなのは『スクール〜』だけど、90分そこそこやしアッちゅー間にさくっと楽勝で見られるのはコッチですな。 最近、ちまたでは映画というと『世界の中心で、愛をさけぶ』が話題になってて客もようけ入ってるみたいだけど ンでもだね。同じ”泣ける”映画でも、「っていうかワシも泣いてもうたけどもさぁ。そら、人が死んだら泣くやろ〜」ってのより こういう系の「あ〜、良かった!ポロリ!(not水泳大会)」の方が好きだし、こっちの涙の方こそ”感動の涙”と認定!・・・したい気分!!←気弱 ついでに話はそれるが、あの映画や本のせいで”純愛”の意味や定義が大きくズレてきてへんか!? ピュアなお方やお若い方に対して実は密かに大罪を犯してるって、仕掛けたオヤジどもは。メッ。 もういっちょついでに話はそれるが、 森山未來=大沢たかお=阪神の鳥谷=安田大サーカスの団長=ラッキー池田 |
映画『69 sixty nine』(2004.5.11) |
『青春とはロックとエロスとハッタリである』。村上龍の100万部ベストセラー小説を李相日監督が映画化。脚本は宮藤官九郎。
1969年の長崎・佐世保を舞台に、“モノはなかったが、希望があった”若者たちのバイタリティあふれる姿を笑いとペーソスでくるんだ 直球の青春ストーリーが展開する。出演は妻夫木聡と安藤政信、金井勇太、新井浩文、井川遥、村上淳、加瀬亮、柴田恭兵など。 『妻夫木聡×安藤政信×宮藤官九郎=とりあえず見る!』。
こんな方程式は常識よ!な男大好キッズ(でも妙齢)な皆様こんばんわ。きっと公開を楽しみにしてらっしゃるでしょうからネタバレは無しで。 「なぬ?ツマブとアンドゥで映画だと!?カンヌです!カンヌで賞取れます!」と、ワシも見る前から大興奮。待ってました!
こんな組み合わせが実現する、これぞ映画ならでは。こんな2人が大画面で見られる、これぞ映画ならでは。いや〜、映画ってホントいいもんですね! 期待値が高かったんですけど良かったです、なかなかオモロかった。テンポええし引きが強いサイコーのせられるで。そして暑いよ!
オープニングのアニメーションのタイトルもシャレててカッコいいっスよ〜、ちょっと『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』っぽい。
もちろんクドカンが得意とする男子高校生の”ドあほ”な会話の掛け合いもグー!このところ連発気味な『GO』や『木更津キャッツアイ』など、 こういう撮り方やこの手の「愛すべきバカども」の青春群像劇に「またかよ・・」と思う人もいるのかも知れんけど、 ワシャまだまだ飽きんし大好きなので非常に楽しかった。せやけどこの手の映画は、しょっぱなからテンションが高くてテンポも良いし、 ワーーーッっと猛スピードのイケイケドンドンで進んで行くので、正直2時間持たんのよね。息切れするし見てて途中でダレたなあ。 オトコマエが2匹も出てるのにねぇ。積み重なっていくエピーソードがそれぞれ似てるから飽きるのかも。 とは言え、面白かったか否かで問われるならば「断然、面白かった!」なのだ。男の子が集まって、ぎゃぁぎゃぁアホなことを必死でやってるのを
「ほんまガキやな〜(プッ)」とか言いつつ横目で見るのって大好きなのだ。眩しいのだ。眩しすぎるのだ。 ワシャ男の子てんこ盛りの青春ムービーには無条件降伏なのだ。三十路のババアはそんな桃源郷を見られるだけで有難いし幸せなのだ。なのだなのだ。 特に!妻夫木聡がイイ!ちっきしょー、やっぱこいつめっちゃイイわ!特にこの手のアホ役やらせたら良すぎ!好青年より断然コッチっしょ。タマんね!
今までのツマブワークで言うと『ジャスティス(行定監督)』の役柄に近いかな、今回の妻夫木はアッパーバカなんですよ。
お調子者のアホ役(でもちゃんと自分があって、ちょっとエッチでアホやけどイイ奴で可愛げも正義感もあるスッゲ〜いい役!)を、
ここまで嫌味なく下品にならず「さわやか吐息芸」も捨てずに好演出来るだなんて、さすが今日本で最も旬で輝いているオトコなだけある!
くるくる変わる色鮮やかな表情がとてつもなく魅力的で凝視!妻夫木一点集中!夢中。立ち上がって「萌えー!」と絶叫しそうになったシーンもあったしな。
恐ろしい・・・どんなに顔を崩しても決してブサいくにもキモくもならん妻夫木聡のハンサムマジック。全ての表情にフォトジェニック賞を! そう、今、妻夫木聡は己の顔面に神を降臨させている。降参!「てめぇの”爽やか良い人芸”は見飽きたぜ!」なんて言ってすいませんでしたッ! そういや先日TVで『RUNNER'S HIGH』を見た時、塚本高史の顔面にも「!!(はぁと)」と若干神風を感じましたが、妻夫木はその程度のモンじゃねぇ。
明らかに降りている。妻夫木と岡田准一には、今降りている。この夏からV6コンサートの値段が上がったのも仕方なし。「岡田代」だ。て何の話や。 で、安藤政信。ワシはこの2人を比べた場合、何が何でも断然ダントツ安藤政信派である。それではここで一度おさらいしておこう。
あんどうまさのぶ【安藤政信】 ― まごうことなき真のオトコマエの意。以上。
生きとし生ける女牝オンナ雌誰一人として「ブサいくやな」と言わせたことが無い(断定)、それが安藤政信というオトコだ。 しかしワシはかなりの天邪鬼なので言いたいのだ。「安藤政信ってキモいわ〜」と言いたい。「嫌いやわ〜」と宣言したい。なのに無理!!!
安藤政信だけは無理!だって、めっちゃありえないぐらいカッコええやんけ!特にこのサイト見てよ!リンクフリーだから貼っちゃうわよ!→★
ホゲモラシ〜〜〜ッ!!全部の写真がオトコマエって正気かよ。その仮面を脱げ。フザけてるのか。その顔は何よ。赤影って何よ。←過去恥部? なのに!オトコマエなのに、ハンサムなのに、なのに・・・ああああ!誰かぁぁぁ!お願いですっ、誰か彼の加齢を止めて!
♪加齢を止めて〜、老けるの止めて〜、ワタシぃ〜のためにぃ〜、プラセンタ注射打って〜 ・・・そんなクダらん替え歌が脳内をぐるぐるエンドレス。 なぜだ・・・なぜ人は年を取ってしまうんだ・・・(ガビーン)。オトコマエだけは、なんとか年を取ることを免除してはいただけぬものだろうか。 ピンでいたらさほど気にならないのに、これまた分が悪い、隣にNOWスパークリング妻夫木聡。若くて勢いがある分ツマブに俄然押されている感が。 実質も本質も主演は妻夫木聡。否が応でも敗北を認めざるを得ない安藤派な自分・・・。いや、オトコマエに勝ち負けはないのだ。が、しかーーし!! 安藤政信の肌の衰えには涙を禁じえなかったなぁウウッ。ちゃんと手入れしてんだろうか?全然気にせず放置してそうだよねハハハ・・・。 出来る事ならば私がアンドゥの年を5つほど貰ってあげたいぐらいだ。アンドゥのためならワシャ今すぐ38歳になったってかまわない。 これから先はワシがアンドゥの分も毎年2個づつ年を取ろうじゃないか。ただし安藤クン、一度だけ握手してください。←そんなんでええんかい つくづく”オトコマエが年を取る”ということの非情さを痛感したなあ。そしてこの映画では、今23歳の妻夫木聡と、もうすぐ29歳の安藤政信が同級生。 見えねーーーーーーーーー!!!!(号泣)。この2人以外にも結構高校生役の子は老けてるのが多いから さほど彼らが高校生役をやっていることに対する違和感はないものの、やっぱ同級生ってのは・・。 とか言いながら、途中でそんなことすらオトコマエであることが打ち消してくれて気にならなくなったけどね(笑)。 ちなみに2人とも体操服着ちゃったりすんのよ!そうそ、体操服シーンで短パン履いた妻夫木がウダウダ言いながら寝転がる時に、 股間のあたりが甘くなりデンジャラスゾーンが見え隠れするシーンは必見である。って相変わらず気持ち悪いこと言う女だな。死死死〜。 そしてアンドゥの体操服姿は・・・それはもう・・・「あ、あ、明日晴れるといいなぁ〜(遠い目)」の一言でご挨拶に代えさせていただきたい所存である・・・(黙)。
ま、多少酷い物言いもしたものの、なんだかんだで言うてもまだまだ全然余裕しゃくしゃくで安藤政信はオトコマエなんだけどね☆「オトコマエ過ぎて吐き気がする公害」レヴェルから、「めっちゃめちゃ超人的にオトコマエ」レヴェルに下がった程度で考えてもらってよかろう。 とにかく絶景なのだ。妻夫木聡と安藤政信の2ショットを見た日にゃお経のように唱えるぞぇ、「オトコマエオトコマエオトコマエオトコマエオトコマ・・・」。 あんなオトコマエが長崎佐世保の町を全力疾走したりするんだよ?どっちが観光名所かっつー話ですよ! 特に彼らを引きで撮ったりした画にゃ泣けますよ!あんな2人を見ているワシはまるで檻の中にいるゴリラですよ!バナーーナーー!!(絶叫)。 この映画を企画した誰か知らんオヤジに感謝っすよ!村上龍にも感謝っすよ!今度「リューズバー」に呑みに行くっすよ! やるのか?やるのか舞台挨拶?!何日前から並んだらいいのだ?マジ見てぇ!こんな2人を一度にナマで見られるだなんて・・・失禁覚悟ですよ!! と、相変わらず何のこっちゃ分からん感想文ではございますが、ワシャとにかくこういう映画って好きだし中々面白かったと思うなぁ。うんうん。 もっとも、これは私が「原作」と「長崎弁」と「1969年」を知らないからかもしれんけどね。いかんせん1970年生まれ、学生時代はバブル最盛期! 「大学紛争?全共闘?何それ?そういや、賢い大学の前ってよくそんなことが書かれてある大きな看板が置いてあるけどぉ〜、 あれ何?日本語だけど全然意味が分かんないよエヘっ!でもコンパして欲しいなエヘッ!」なミー的には、 映画の中で描かれる彼らの日常に対して「いやいやそんなハズねぇだろ!」なんてツッコまないもんね。知らんし。
「長崎弁のイントネーションが変だよ!」とか「1969年と言えばこうだろ!」とか気になっちゃうような方には合わないかも。
思想だぁ?デモだぁ?バリケード封鎖だぁ? ンなもんなー、しょせんオトコマエの背景の一部にしかすぎねーんだよガハハハ!! こんな映画・・・のハズだ!(笑)。オトコマエに右も左もないっつーの。チンポジなら話は別だけどな(キッパリ)。
他にも出演者は豪華やで〜。『さよならクロ』見てハートを射抜かれた金井勇太が見事立派なブサに成長(涙)しているのも確認出来るし、
加瀬亮が☆やっぱし好き好き、田中和将に似てると思うと更に好き度が一気に100000倍増!でもちゃ〜んと気付いてます、加瀬亮も実はブ(略)。 水川あさみと井川遥グッジョブ!残念ながら太田莉菜にさほど魅力が感じられんかったのが残念。まぁマドンナってのはあんなモンなのかも知れんけど。
そういや主題歌がケミストリー(自分的ユニット名は「堂珍ズ」)ってのも一応この映画の売りなんですが、あんま合ってなかったような気が。 出ろって。意外と川畑は体操服が似合いそうだしさ(笑)。ってな感じで、難しいこと考えんと妻夫木と安藤という極上のメインディッシュに舌を弾ませながら、
おバカな青春を笑いながらも胸キュンしちゃおうじゃないかという映画でございました。男大好きにとって、この夏の視聴必須課題のムービー☆ |
ライブ『TRICERATOPS/LICKS&ROCKS TOUR '04』(2004.5.10) |
注1・『微妙なポジションのバンドでギターボーカルをやってる28歳の、肌が青白くて口唇がやたら赤いのにヒゲの剃り残しが青々としている
ヒョロヒョロのおっさん』に対して、「ワンコ」だの「王子」だの「つぶらな奥二重」だの「可愛い」だの「NEWSに入っててもおかしくない」だのと、 不適切な表現がありまくりで不快な思いをさせる恐れがありますが、 もし読んで不愉快になったとしてもそれは今流行の『自己責任』ということで、ご了承くださいませ。 注2・「つぶらな奥二重でNEWSに入っててもおかしくないほど可愛いワンコ王子」の魅力のひとつにMCがございます。 しかし、あれを完璧に再現する技術は残念ながらワタクシにはございません。 ですので所々細かい言い回しなどは間違えている恐れがあります、ご了承くださいませ。 注3・TRICERATOPSは3人組です。ですがそのうち2人は本文中に登場する箇所はごく微量です、ご了承くださいませ。 注4・バンドのライブレポですが本日もまたセットリストや演奏力楽曲のクオリティーなどには一切触れません、ご了承くださいませ。 注5・きっと完読していただいた暁には、「これを書いたヤツってバカ?」と思うかも知れませんので予めお知らせします。バカです、ご了承くださいませ。 注6・あまりの王子っぷりに、今回のツアーは勝手ながら『SHOCK is shocking SHO』と呼ばせていただく所存でございます、ご了承くださいませ。 本日ツアーファイナル!暗転し、ステージに登場した瞬間に軽く目眩が。和田唱、オールバック・・・! ○| ̄|_ な、な、な、なんでやねーーーん!!マジかいな勘弁してくれよ、大阪ん時はめっちゃエエ感じの髪型やったのにウェーーーン(号泣)。 前々から口を酸っぱくして前髪を上げたらアカンって言うてるでしょ、このバカチンがぁ!!←おっと、武田鉄矢GIGの名残が! ただでさえ髪型に大きく左右される微妙(かつ絶妙)なルックスなんだから、もっと髪型には気を使って欲しい。ただし楽屋で、な。 どこの世界に、ライブ中オノレの髪型を気にしまくりでファンに感想を求めるヤツがいる!?
「オレ今日髪の毛切ったんだけど、どう?今鏡ないから自分じゃ分かんないんだよ!イイ感じ?」。何の話やねん!!!
そんなロックバンドのボーカリストありかよ!アンタは女子かよ!「いや〜見ないで!今日前髪切りすぎたの、変じゃない?」とか今にも言いそうな女子かよ! 「♪髪を切りたて〜、だからまだ〜、しっくりこなくてさぁ〜」と『Couple Days』を地で行く男かよ!もーーー、オモロ過ぎて倒れそうになったわ。 「オレのネオ・ヘアースタイルに対する皆の率直な意見を聞かせてくれ!でも”イイ感じ”って言ってくれないとスネます!」みたいな雰囲気を醸し出しながら 真剣な面持ちで今の己の髪型がイケてるかどうかをMCで客に確認する和田唱。そして「カッコいい〜!」という声援に、実に満足げな笑みを浮かべる和田唱。 よ か っ た ね ☆ ・・・それ以外のコメントは不可能。
他にも「髪の毛を遊ばせて〜」とか「立ててみたんだけど〜」とかソレっぽいことを言いつつ、 必死でニューヘアスタイルの妙味を訴えてたのも笑った。オモロ犬や。んでもオールバックとかソフトリーゼントみたいなんは似合わんて。 やはり何と言っても前髪。面白スキー帽もええけど和田唱は前髪命かと。それからクセ毛の外ハネもね。 そういや大阪ではオープニング時、Tシャツの上にな・ぜ・かジャケットを羽織って登場した和田唱。 誰の目から見ても明らかに「ライブだし・・・何でそんな厚着してるの?始まったらすぐ暑くなるのに・・・」というのが一目瞭然で、 やはりそんな客全員の予想は的中、1曲演奏し終えた時点で既に汗ダラダラ。数曲演奏を終えると早々にジャケットを脱いでいました。 「えー。ほな最初っから着なかったら良かったのに・・・」。こんな客の心の声が聞こえていたのか、いなかったのか(コッチに100000点)、 本日のワンコ王子はノー・ジャケットで登場。明らかに素材が「コットン」とか「綿100%」って感じではなく、 高級ブランド物っぽいTシャツ(最近はどこがお気に入りなん?まだポール&ジョーですか?)を着用、 胸の辺りが鏡のように光っている謎Tシャツでした。ふしぎ。テロンテロンだし、やたら撫で肩が強調されるデザインだし正直アレはどうかと。しかし、だ。 こんなとこで1ファンがホザいてる分にはかまわんと思うけど、どんな小さなことでも決して人は和田唱に対し直接指摘することは許されない。 なぜならアレは激・激・鬼レアな真性の天然クンだからである!したり顔で指摘して矯正しようとすると、 天然クンはオロオロしてしまい絶対にロクなことにならんのだ!! 見ろ、やれ「ロックを高みに持って」行こうとしたり、「ジャングル」に行こうとしたり。・・・今考えたらアリャなんだったんだ、一体・・・(遠い目)。 濡れ衣だと言われようが、ワシは未だにちょびっとだけ『JAPAN』を恨んでいる(笑)。 約束ですよ!なんとな〜く3枚目と4枚目のアルバムは「なかったこと」になってますけど、誰も指摘してはいけませんよ!! さてさて、本日も興奮し出すとワルツのリズムでカミ倒し♪と言わんばかりに、ズンタカズンタカかみまくりながら必死で喋っていた和田唱。
「言いたいことが一度に大量に頭の中に思い浮かぶもんだから、それを一気に伝えようとしてテンヤワンヤになった挙句、かむ」という流れが、 バレバレなのもご愛嬌。しかし本人的にはライブ中に1回だけ、「こんな大事なとこでつっかえちゃった」と、 『まるで一度しか かんでいない』風だったのですが気付いてないなら別に良い。なら書くな。んでも今日はだいぶマシやったよね。 大阪ん時は、「次の曲は、ニュニュニュ、ニューアルバムの中から」。←こんな感じで、もっともっとコト細かにかんでたし。器用だわ。 「落ち着いて!」「そんなに慌てなくても大丈夫よ!」。たまに話してる内容なんかそっちのけでドキドキしてまうMCで、 先ほど書いた髪を切った話からだったかな?流れで、己の髪型の話になりまして。 「ZEPP東京でこけら落としやった頃の、あの頃のオレの髪型は最悪なんだよ!」と今更・・・(笑)。 どうやらあのテッカテカなオールバックは大量なジェルのたまものだったらしく言い訳を。 「あの頃さぁ、まだジェルしかなくて!ワックスなんてものがなかったんだよ!」。へ〜、そうなんだ〜。それならあんな髪型になっちゃっても仕方ないよね! って、ちょっと待て。和田犬よ、さりげに歴史を捏造してないか?!だってさぁ、あれって1999年やろ? ワックスぐらい既にあったと思うねんけど。そんなバカなことはないとは思うが、もしや王子がご存知な(自粛)。 そして、当時そんなオッペケ髪型な和田唱を見て「オレはちゃんと『ちょっと付けすぎじゃない?』って言ったんだよ」と林さん。 ・・・エラいぞ林、そんなこと貴方しか言えないわ。 続けて、「(あの時は)ジェル1本丸まる使ってたよね」なんて大袈裟に言ったりして林幸治はオトコマエなだけでなく更に会場の笑いを取っていた。 するとだ!当然、あの和田唱が黙ってられるワケもなく。 興奮した様子で林を指差し猛烈に反論、 「ちょーウソだよ!ちょーウソだよ!」。 おいおい。・・・28にもなる大のオトナ(しかもmaybeロックスター)が”ちょー”を連発するってどうよ・・・。ぶっちゃけ、萌え。←萌えるんかい いやホントこの時だけじゃなく、和田唱って今時やたらと「ちょー」を連発してたわ。精神的にセンターGUYなんですかね。
そして、その後に「ジェル1本全部なんて使ってないよ!せいぜいゴルフボール3個分ぐらい!」と・・・。 アタシャ33年生きてきて、ジェルの分量をゴルフボールの個数で例える人を初めて見たよ!(感動) あ〜、「コルクボール」とも聞こえたんだけど、どっちなんだろ?って、どっちでもいいか。ま、こんな感じでとにかくこの日はMC絶好調でして。
何といってもツボったのはこの後の「ワックスをたくさん付けてライブをやっている最中の弊害」についての話ね。 「汗かくじゃん?するとさぁ〜、汗が垂れてきて、こうやって(ギターを)弾いてる時は感じてるんだけど、 溶けたワックス汁が目に入って痛いんだよ!」。『ワックスじる』って!! 瞬時にしてフロアにいた客全員が心の中でツッコんだはずだ。しかし、そんなツッコみは当然のごとく和田唱に届くはずもなかった。 それどころか「ハッ!このままだとオレがまるでライブに集中してないみたいに思われる!」と見当違いな慌て方をしたのだろうか、 次にちょびっとフォローめいたことをのたまった。「いや、でも、ちゃんと感じてるんだよ!感じてるんだ!弾いてる時はちゃんと感じてるんだけどぉ〜、 でも、40%ぐらい痛い!」。けっこう痛いがな!(笑)。40%って実は半分近く痛いんやんけ!痛がりながらも感じてる・・・って、オイちょっと待て。 ”感じてる”だぁ?!一体アンタ何言い出すんや!?何よりも実はワシが一番驚いたのは、 和田唱の口から何気なく飛び出した”ボクはライブ中にギターを弾きながら感じてます”発言であった。・・・。「感じてる」って。 ・・・いや、別にイイんだけどさ。ねぇ?どうなのよ。照れ・・・。あれ?みなさん退いてますか?おっほん、変態でスマン。生まれてきてすいません。 っちゅーかさぁ、だってよ!?言い訳させてよ!アッシの言い分も聞いてくださいよ!はっきり言って、しゃーないっすやん!! あんなキョトーンと愛くるしい顔のワンコが素のトーンでやたら「感じてる」を連呼するねんで?!もぅそりゃ釘付けやっちゅーねん! ビックリしたで!ってワシだけかよ! それ以降、何かと気持ち良さ気にギターを弾いている姿を見ながら、「い、今もまた感じているのか?!(ドキドキ)」なんて。ほんと、生まれ(略)。 それにしても毎度「ダメ!」「笑っちゃいけない!」って分かってるんやけど、 気持ち良さ気にギターを弾いてる時の顔が『お地蔵さん』みたいになってるのは笑える・・・。 それに加えて最近は歌ってる最中にマユ毛をニョキッ!と立てて、まるで『鬼瓦』のような顔をするクセが。
とにかく顔芸が豊富になりましたね。どこに行くんでしょうか。 いや、それはいいのよ。それよりも、だ。こんな感じで今日のMCでは和田唱が散々髪型について語ってたんよね。
まぁ別に面白かったし私もワハハと気分良く聞いてたんだわ。しかしその後どう我に返ったんだか、またもアッサリとこのように言い放ったのである。 「そんなことはどうでもいいんだよ!今日は演奏しに来たんだから(キッパリ)」。 ど、どないやねん! ・・・ ○| ̄|_ どうでもええんかい!(笑)。ほな言うな!ライブのMCを根本から否定かよ!と半狂乱に。しかしツッコんだ時点でワシの負け。「負け犬」の負け。 その他にも、『KISS ME BABY』をやる前に「かなり古い曲!これ知ってる人はかなりオレらのファンだね!」とか何とか前振りをしながら、 裏をかくつもりで『買い物へ行こう』のさわりを弾いたんだけど、お客さんが大して反応しなかったんスよ。 お客さんは何のこっちゃ分からなかったのか、普通に「へ〜、『買い物へ行こう』をやるんだ〜」と思ったのか知らんけど。 したらそれがワンコ的に軽くショックだったらしく。 どうやら、「オレ、『買い物へ行こう』のイントロを奏でる」→「ファン大喜び」→「オレ、途中で弾くのを止める、残念でした〜」→ 「ファン、ガッカリしながらも『もぉ〜、和田くんってば☆』」→「オレ、『KISS ME BABY』を華麗に演奏」→ 「ファン盛り上がる」→「オレ、ワンワン」みたいな。 なのに思わぬ誤算!和田唱は、そんな自分の戦略ミスに失笑しつつも余裕なオレを醸し出しながらも少し慌てた様子で、 「(お客さんが)ワーってなるかと思ったのに、全然受けなくて受ける!」と、どっちなんだ!みたいなことを言ってました。 要は「お客さんに受けなかった、そんな作戦失敗してる自分が笑える」みたいなことが言いたかったんだろうけども。かなり独りだけ慌ててた様子。 同じことを2回説明してたし。その後、林ハンサムキング幸治が即座に機転を利かし、「そういや島谷ひとみの曲でそんなタイトルのあったよね〜」と。 「それって『市場に行こう』だっけ?」なんて。林・・・(泣)。しかし動揺してそれどころじゃなかった和田唱。「そんなのないよ」だの、 「それってパピヨンの前?」だの、適当に会話しているのがアリアリと。林・・・(号泣)。 あと、”オレたちは他のロックバンドと違う”トークの時に、オーバーリアクション付きで「その時に『ピーン!』と来たんだよ!!」と言ったのも。 この『ピーン!』がさぁ!・・・あ〜、ウマいこと説明出来なくてスマンです。 もうねぇ、どんなに細かく書いても絶対にワシの貧困なボキャブラリーなんかでは和田犬の面白さを伝えられるわけがないのだ。 己の文才の無さをただ情けなく思うばかりなのだ。無力な自分を見つめながら歯軋りするしかないのだ。ほんと、面白いんだけどねぇ。 リアクションとか口調とか、ヤツならいつ『さんま御殿』に出ても大丈夫!ってか、出たら見事にハマるぞ!と 常々密かに思っているぐらい面白いんだけどねぇ。ま、『さんま御殿』に出て欲しいなんざ微塵も思ってませんけども。 でもそれぐらい面白いってことが言いたいんですわ。って何のために。 ってな感じでアタシャ常日頃ボクちんの揚げ足ばかり取っている・・・と、思われがちですが違うっつーの!! たまにはちゃんと真剣に和田唱の話も聞くのだよ(笑)。今回のツアーでの定番ネタか、例の如く「リフ講座」に、 先ほども書いた通り「こんな感じで曲作ってるのって、オレらぐらい。ここが、オレらが日本の他のバンドと違うところ」自慢ね。 ちなみに今日は得意げに「今の日本のバンドのコード進行は大体こんな感じなんだよ!」みたいなこと言って サラッとミスチルの曲を弾いてみせたまでは良かったものの、それもまた途中で「暗にミスチルを批判してるみたいなオレ」に気付いたみたいで(笑)、 弾き終わった直後に「好きだけど!好きだけど!(汗)」と必死でフォローしてたのにも笑った。 ・・・いや、だから揚げ足を取るなっちゅーに。 オッホンもとい、今回もうひとつ定番のMCとして「昔からオレは自分が好きなことは徹底的に調べ上げて超得意になるんだけど〜 でも学校の成績は悪かったから落ちこぼれで〜万遍なく出来るヤツが優等生で委員長で〜好きな女の子が委員長の言うことを聞いててイラッ〜 でも今まで好きなことだけをやってきて良かった、だってこうやってみんなに会えたから」ってのと、 「オレらも頑張るから!みんなも頑張って!一緒に頑張ろう!」みたいな展開の、一連の流れのMCがありまして。 2箇所しか見てないけど、きっとこのネタは定番なんでしょう。 ちなみに今日は言い終えた後に「クサいかい?でもこれぐらいいいだろ?!」って言ってましたが。 んでもホントこんな感じでね、和田唱のMCは寒いっつーかクサいっつーか今時こっ恥ずかしいくらい時代錯誤だし最悪なのよ。 ・・・と、たぶん他のバンドだったらボロクソに言うはず。 でもですよ。ファンの贔屓目と言われればそれまでなんだけど、だけどね、不思議なことに和田唱だけはそう思えないのよな。 ごっつい真剣に話を聞いてしまうのでございますよ。だって一生懸命なんやもん。皆に自分のことを分かってもらいたくて、 自分が言いたいことを、今思っていることを理解してもらいたいがゆえに表情はモチロンのこと、 身振り手振りなど過剰なボディランゲージを交えながら何回も何回も途中で詰まったり考え込みながら&かみ倒しながら一生懸命喋るねんよな。 その喋り方が「適切な日本語訳を探しつつ喋る外国人風」だったりするんだけど、 「アンタこの話をするのは別に今日が初めてじゃないのに何でそんなにたどたどしいの?」と不思議だったりもするんだけど、 「そんなにも切実に伝えたい話なら、何故一度ノートに要点だけ箇条書きにするとか全文書き起こして台本作るとかしないの?」と、 余計なことも言いたくなったりするんだけど、ンでもだね〜、こんなことを書くとアイタタタ〜なんですけど、 だからこそ ものっそい誠意が伝わるというかウソ偽り無い真心が感じられるというかね、毎回毎回新鮮な今の気持ちを拙いながらも 一生懸命コッチに伝えようとしている姿に胸を打たれるのだな、お恥ずかしながら。「うんうん、ちゃんとアンタの言いたいことは分かるよ」と。 かみ過ぎて何を喋ってるのかは分からんけども(笑)、何を訴えようとしてしているのかは充分コッチに100%伝わってるし理解できるというね。 実に不思議なコミュニケーションの取り方をしている和田唱とオーディエンス。 ま、往々にしてアーティストとファンなんてもんは、ちょっとばかし宗教じみたとこはあるもんだし、 別に、そない おかしかないっちゅー話かも知れんけども。いやいや、エエ年こいてるワリにはいつまでもアホみたいに無邪気だし幼稚だし、 カラ廻りっぷりは天下一品っつーか、言っちゃ悪いが、「実に、おめでたい野郎」という言葉がしっくり来る和田唱ではございますが、 そんなところが逆に、否、そうだからこそ愛しくて愛しくてタマんないというね。 ついでに言うと『if』の、「♪アイラビュ〜、アイニ〜ジュ〜、アイウォンチュ〜」も和田唱だから許せる。これも全くの独断ではございますが(笑)。 だってさ、こんな”3段攻撃”ふつう笑うで?「ラブソングだからって今時ありかよ!」ってなモンですわ! しかし、この”3段攻撃”が一番しっくり来るというか、 この言葉以外には考えられないような名曲を作ることが出来る男だからこそ何しても許せてしまうというか。 何が言いたいんだろうか、ワタシは。まぁとにかくこれからもアタシャこんなアホだけど憎めないギターを持った王子様が大好きさっちゅー話ですわ。 トライセラはしばらくお休みだと思うけど、願わくば次は夏フェスで見たいなぁ。 そしてまた思いっきり笑いたいなぁ〜。←笑うんかい! 質問。ところで『Change Your Wife』ってのは言い間違いだったの?それとも彼なりの「ボケ」だったんでしょうか? |
舞台『武田鉄矢/1部:母に捧げるバラード、2部:海援隊 トーク&ライブ』(2004.5.9) |
やっぱり松竹座は落ち着くわぁ〜〜☆
梅コマでもシアタードラマシティーでもなく、やっぱ劇場と言えば松竹座に限る!ということで、行ってまいりました武田鉄矢フェスチバーールッ!!
ちなみに私は武田鉄矢に特別な感情はございません。興味ない〜、それどころかあんまし好きじゃないかも。でも一応オトコだしチェック。 前々からその存在だけは知っていた『母に捧げるバラード』。何度も再演されるぐらいなんだからよっぽど面白くて人気があるんだろう。ちょっぴりワクワク。 ジャニーズの公演で使用されるので私もよく行くこの劇場ですが、今年は今日が初めて。せやけどジャニーズじゃないとここまで違いますか。
入り口でチケットをもぎってもらってビックリ。荷物チェックがなーーーーーーーーーーいッ!!!!だって松竹座と言えばですよ!?
ジャニがらみの公演では毎度お客さんのポケットやカバンの中どころか香水、ピルケース、目薬ケースの中(何が入るっちゅーんじゃ!)や、
勝新もビックリなパンツの中に手を突っ込む勢いのセクハラまがいなカメラ録音機の持込チェックをすることで有名だってのに・・・今日はガラーン。
実は結構ロビーって広かったのね。松竹座のお姉さん達も夏や冬に見る時の何倍もニコニコな気が。あのチェック、実はイヤだろなぁ。
「誰がブスやバカの鞄の中を好き好んで見るかっつぅの!生意気に仏頂面で対応してんじゃねぇよ死!」とか思ってそう。←被害妄想
そして、てくてく歩いて自分の席へ。今日も元気だ花道が眩しい。しかし!花道の横にはロープもなく水色のジャンパーを着た警備のバイトもおらん。
ジャニーズの公演じゃないと労働力や経費が削減出来るだけじゃなく、普段の松竹座がいかに平和な空間なのか伺えるわ・・・。
他にも自由にエレベーターは使えるしエスカレーターは止まったりしてないし、松竹座のお姉さん達が「ゴミ回収サービス」なんてやってくれてるし
何から何まで至れり尽くせり。そしてそれだけじゃなく、今日は開演前のアナウンスも一味違ったような気が。
「お客様にお願い申し上げます。花道に、お荷物やジュースの缶などお置きになりませんよう、よろしくお願いいたします」
そんなヤツがおるんかい!(笑)。今までそんなん聞いたことないよね?!
さすがにジャニーズを見に来た客で花道にジュースの缶を置くヤツはおらんハズ(笑)。 でもしゃーないわ、そこまで細かく注意せんとあかんような年配のお客さんばっかしやもん。客の入りはざっと7割ってとこか。
ほとんどが40代後半〜50代以上の方。カップル(というか夫婦ね)率高し。ワシの後ろなんてグレーのチョッキのペアルックでしたもん。 あとは今日が母の日だったからか40代の娘と60〜70代の親のコンビが目立ったかな。おばちゃん同士も結構多かったけど、 いわゆる「関西によくいる”紫色に髪の毛を染めて、豹がドドーンとプリントされたTシャツにド派手なスパッツ着用”」みたいなジ☆オバハンは皆無。
もっと上品な感じだったなぁ。でも芦屋レーヌってほどでもなく、地味というか。南海沿線っていうより近鉄沿線、みたいな。(わかるかい!)。
ブランドバッグを持ってる人も意外にいたんやけど、未だにグッチのバンブーとか、コーチのモノグラムでも古い型のやつとかそんな感じ。
なんかもっと「ガハハハハ!!!」みたいな、いかにもずうずうしいオバハンばっかりかと思ってたワシは若干拍子抜けでございましたわ。
せやけど公演中はよく小声で喋ってはって(笑)、舞台に子供が出てきたら「あれはきっと子供時代の武田鉄矢やね〜」。
劇中に誰かが恋に破れたら、「かわいそうに〜はっはっは!」。あと何か言うたら、大きく頷きながら「そうそう、あるある〜」。
”あるあるネタ”で本当に「あるある!」って言う人を初めて見たわ!(笑)。
何かとどうにもこうにも黙っていられないようで、そんな普段めったに見られぬお客さんの動向をチェックするのはまたどれはそれで面白かったなあ。
さてさて、『母に捧げるバラード』第一部。
おじさん2人のアコギの演奏がちょっとあってから、語りながら花道後ろより鉄矢登場。
ぎゃーーー!顔デカッ!!!!(倒)。
すげぇ!こんなにも顔がデカいってか頭がデカい人をリアルで初めて見たわ感動。この小顔化の時代に肩で風切って逆行する顔面巌に思わず敬礼ッ!
ざっと計った限り5頭身と断言。ものっそキャッチーな体型の鉄矢はドライブインで売っているオリジナルキーホルダーのようだ。しかし愛らしくはない。
そんな鉄矢が実家に戻ったところからスタート。鉄矢は昭和35年の夏を思い出す。実家には鉄矢と兄ちゃんと3人の姉ちゃんと父親、そして母親。
ここでちょいと解説(無断転載ですスイマセン)をば。
昭和49年に大ヒットした海援隊の「母に捧げるバラード」。 そのモチーフになったのが武田鉄矢の母・イクさん。遠く離れた母を思いながら武田が綴った同名の著書を原案にドラマ化されたのがこの舞台。
貧しくても明るく生きた昭和の時代を背景に、息子が母を演じるというユニークな趣向。
何とこの舞台で武田鉄矢は自分の母の役を演じるのであった。えー!!自分で自分のお母さんの役をやるだなんて!! 冷静に考えたら究極のマザコンっちゅー話なんですが、鉄矢が幸せならよし。どうでもよし。
武田鉄矢役を演じるのは坊主頭の小学生(以降、チビ鉄)。早速、チビ鉄は母(パーマネントのヅラをカブって割烹着を着た武田鉄矢・黙)にお願いをする。
チビ鉄「母ちゃん!給食費を持ってこいって学校から言われてるんだよ!給食費ちょうだいよ!」 母鉄「慌てんでよか!小学校は倒産せん!!」
場内、爆笑。 えー。そ、そんなに面白いか!?「小学校は倒産せん!」でどこもかしこも大爆笑よ!?あんまりにも受けるもんだから何回もカブせで使ってたし。 こんな感じで何かと母鉄から怒られるチビ鉄。
「あんたはぁー、ご飯ばっかり食べるわりに全然大きくならんし!そこに咲いてる朝顔なんて水やっただけでどんどん大きくなるのに!!」。 他にも母鉄と家族のコミカルかつハートウォーミングな会話が続き、そこに近所の人も加わってくるんだわな。
近所の人が困ってたら、自分の家も困ってるのに放っておけなくてついお金を貸してあげてしまう母鉄。感謝する近所の人。
「あら〜〜、イクさんは本当にいい人だねぇ!親切だねぇ〜!!」。こんなやりとりとエピソードが数回ループ。 そんなある日、母鉄の母(鉄矢の祖母)が娘の貧困を見かねて「お金を貸してあげる!」と家にやって来る。そして同時に「チビ鉄を養子にしたい」と申し出る。
チビ鉄やお金の貸し借りを巡り家族中が大喧嘩。チビ鉄はおもむろにバケツを持ってやってくる。 そしてバシャーーっと頭から水をかぶるのであった。驚く家族達。そしてチビ鉄は言う。「母ちゃん!ボク、今日からメシは食わん! 朝顔みたいに、こうやって水をかけるだけで大きくなるからこの家にいさせて!」。 母鉄はチビ鉄を抱きしめて誓う。「どんなに貧乏だろうとも、おまえを決してよそになんてやるもんか!」。
ううッ、こんなシーン弱いのよ泣きそう・・・ってアレ?ちょっと待ったらんかい!?なんじゃこの舞台?!
よくよく考えたらスゲぇヤラしいったらありゃしないじゃないのさ!!だってですよ。舞台が始まってからずっと、
「鉄矢の母・イクさんは素晴らしい母という刷り込み」 ↓ 「そんな素晴らしい母から生まれたのが武田鉄矢」 ↓ 「家族がピンチな時、こんなにもいじらしいことを言う可愛い武田鉄矢」 ↓ 「抱きしめ合う母と子、素晴らしい親子愛」 ↓ 「再度確認します。こんな素晴らしい母親から生まれたのは俺、武田鉄矢」 =武田鉄矢は素晴らしい!(万歳) なんだよこの巧妙な段取りは!?おいおい、ちょっと待ってくれよ!! 「こんな立派な母に育てられたので鉄矢も立派な人になりました」の図式が、さりげなくここまでまかり通ってて良いものだろうか!? こんなもんどう考えたって、バレバレやしごっついあざとい『武田鉄矢の自作自演』物語やないかい!! ワシも何ウッカリこんなもんでウルッとなっとんねんアホか!!もォ、アブねぇアブねぇ。いやいや、こんなもん軽い気持ちで見たら鉄矢にイチコロやで。 と、ワシが気付いた頃には既に時遅し。おばちゃん達の鉄矢を見る目はすっかり「この人はよく出来た人だねぇ〜(微笑)」。洗脳大成功・・・。 そして一部を終えて30分休憩、続いて『母に捧げるバラード』第二部。今度は昭和49年が舞台。 海援隊は既にブレイクした後で、今度は武田鉄矢が武田鉄矢役と武田鉄矢の母役(えーい、ややこしい!)の二役を。 一度ブレイクしたものの、その後伸び悩んだ鉄矢は芸能界を引退しようかと考える。そしてそんなスランプ時の鉄矢を支えるセツコ(細川ふみえ)。 うじうじする鉄矢を母鉄は叱咤激励する。おかげで鉄矢は立ち直り再び上京を決意する・・・終わり。 そして武田鉄矢の語り。「あの後、セツコさんは東京まで着いてきてくれました。そしてその後、『武田セツコ』になりました」。 ・・・・・・・・。へぇ〜 ・・・さいでっか・・・・・。 あ〜〜〜、ふ〜〜ん・・・・。ふぅ〜、またいらん情報がひとつ増えちゃったわフフ。まぁでもこんな感じで、いわゆる「笑いあり」「涙あり」の人情モノ舞台。 鉄矢の策略には笑うけども、別にツマんねえ!ってほどでもないんだけど、率先してこれからも見に行こう!と決意するほどでもなく。 でも出演者は豪華やったなあ。石倉三郎、三原じゅん子、細川ふみえ、新藤恵美、石井愃一などなど。え?豪華ってほどじゃないっすか!?(笑)。 ンでもさぁ、石倉三郎とか新藤恵美や三原じゅん子が花道を歩いてきたら思わず手が伸びたで!(笑)。「おおーーっ、知ってる知ってる!」って感じで。 特に石倉三郎は感動したなあ。「ワシってばいつの間にこんなにも石倉三郎のことを好いていたのだろうか!」と。 三原じゅん子もスタイル良いし綺麗やしコアラのマーチを消して一夜限りのセクシーナイトを演出。その美しさってばボディにきましたよ! そうそ!もういっちょ本編で地味に笑えたのがステージのセットね。母鉄がちょこちょこオープニングから「怖い夢を見たのよ〜」って台詞で振ってたわけよ。 んで物語の中盤になり一家全員が布団をひいて寝て、その時に母鉄が夢を見るシーンがあるのな。セット転換、ステージ上にはスモークがたかれて、 いかにも幻想的な「夢を見てますよ〜」みたいなシーン。 その時である!!ステージの上方に掲げられていたドでかい看板を見てワシは衝撃のあまり目を疑った・・・。 『夢』(ドドーン) いや、わざわざセット作らなくても分かるやろ普通?! も〜、笑った笑った。さすが対象年齢が高いだけある親切丁寧な痒いところに手が届く舞台セットだわ。って、伝わってる?この面白さ。 ああ、この舞台をワシ以外に見た人はおらんやろか。誰かと語り合いたいぃ〜。 しかし誰もおらんかったとしても、だからといって誰かに「アンタも見てよ!」とオススメできない舞台だってのが辛いねんけども(笑) さてさて!更に25分休憩を挟んでショータイム!『海援隊トーク&ライブ』でございます!!! 夕焼けのようなバックにバンド、それから海援隊。暗いライトの中、鉄矢の語り、そして1曲目はしっとりと『母に捧げるバラード』を熱唱。 そして次ですわ。「♪ちゃ〜〜、ちゃちゃ〜ちゃちゃ〜〜」。ん?このイントロは?!も、も、も、しや!? 「♪くれ〜なずぅ〜むまちのぉ〜」。きゃあああああああああああああ!!!!『贈る言葉』やんか!!!!(感涙)。 って、なんでやねん・・・。なんかよう分からんけど大興奮。したのはワシだけではなかった。場内、拍手!そしてワシも一緒に拍手喝采!待ってましたッ! やっぱヒット曲って凄いよ。しかも半端なヒット曲ちゃうからね。正真正銘の、国歌ばりに全員が一度は聴いたことあるどころか、歌ったこともあるだろうし、 そりゃもうワシも今まで生きてきて(不可抗力で)何回聴いたか数え切れんってぐらいの大大大大ヒット曲というかスタンダードナンバーっすもん、 興奮するって。確認したことなかったけど、1番の歌詞は全部頭に叩き込まれてたわ。 宇多田の『オートマティック』もミスチルの『イノセントワールド』も歌詞無しで全部歌えんが『贈る言葉』は全部歌えてしまう、 そんな自分がイヤでもあり愛おしくもあり・・・。いやいや別に海援隊は全然好きじゃないし『贈る言葉』も好きじゃないけども、 カラダは正直やわ。「嫌がってるけど、カラダはもぅこんなんなってんじゃねぇか〜?(ニヤ)」ですよ。脳内で三文エロ小説みたいな展開ですよ。 知らず知らずのうちに、血沸き肉踊りまくりで鉄矢を賞賛している自分がここに。バカーん。 しかもそれだけじゃない。『贈る言葉』終わりで、鉄矢が「今度の曲は、知ってる方がいらっしゃいましたら一緒に歌ってください」と。 ん?知ってるかな?海援隊の曲なんて『贈る言葉』以外知らんハズやけど。すると鉄矢がおもむろにアカペラで歌い出した。 「♪おも〜えばぁ〜とお〜くへぇ〜きたぁ〜もぉ〜んだぁ〜」。フガッ!知ってる! っつーか知らん人おるん?!国民的(誰が決めたんじゃい)大大大大ヒット曲の『思えば遠くへ来たもんだ』やんか! サビになるとサッとマイクを会場へ差し出す鉄矢。「♪おも〜えばぁ〜とお〜くへぇ〜きたぁ〜もぉ〜んだぁ〜」。気付いたら一緒に歌ってました。・・・。 わしゃ、バンドでも何でも「皆で一緒に歌おうぜ!」とか「踊ろうぜ!」とか大嫌いなのよ。「強制すんなよ!」ってなるのね。 常にフリーダムでいさせてくれよ、と。しゃらくさいこと言っちゃって腕組みですよ。関ジャニ8コンサートとか必ずそれがあるからちょっと苦手。 それがだよ!鉄矢は偉大であった。ワシに合唱を促し、そしてワシもマンマとそれに乗ってしまった。・・・。あんな5頭身の言いなりになる自分。イヤーん。 でもしゃーないんよ!だってカラダに刷り込まれてるんやもん!『思えば遠くへ』ときたら「みのもんた」ではなく「来たもんだ」なんだもん! そして曲間のトークね。今日は「母の日」だから、カーネーションを大判ぶるまいですわ。花道から1本1本、10人の客に手渡しする鉄矢。 「母の日、おめでとうございます!」。ん?それって違うくね? 「1本欲しいわぁ〜」と蚊のなくような声を出しカーネーションをねだるお客さん。そうなの、地味版・芦屋レーヌ達は「我が!我が!」じゃなくて、 欲しいんだけど、やたらモジモジしててシャイ(30年前は)ガールばっかりでした。そのまま自分のお母さんの想い出話を始める鉄矢。 「自分の家に泥棒が入った話」「庭で『神も仏もいないのか』と泣いていた母」「その後、『なんで吠えんとねバカ犬が!』と怒鳴って番犬をひっぱたいていた母」 「鉄矢が小学生の頃『象が踏んでも壊れない筆箱』が欲しかったけど貧乏で買ってもらえなかったので万引きをした話」 「怖くなって母に言うと思いっきり殴られた話」「殴られながら鉄矢が『警察に自首する!』というと『バレてもないのに警察に行くバカがいるか!』と怒られた話」 「その後、『筆箱に名前を書いとけ!盗られるぞ!』と言われた話」←この一連の話は場内爆笑であったがワシはどうにも引っかかった。ていうか(笑)。 「父親が死んだ時、気丈に対応していた母の話」などなど。もうもうコレがさぁ!武田鉄矢はやっぱプロなんだわ。何年もやってるだけあるのよ、 話がめっちゃ達者!ウマいのな。それぞれネタがしっかりしてて、トーク展開なんかもベタで分かりやすくてオチもちゃんとあって妙に感心してしまった。 ネタが完璧だもん。てか、どこまで真実でどこまでネタなんだか疑いたくなるぐらいの。非常に勉強になりました。って、どこで勉強してんだかオイ。 んでこれらのネタを話す間、ひっきりなしに「いや〜、本当に母という存在は偉大ですよ」とか「母親は強いですね」とか連発すんのね。 で、来てる人って全員母親がいる(かつて、いた)し、ほとんどが今現在”誰かの母”やんか。せやし共感を得まくりなのよ。 「母親をやってる(やったことある)女性」の自尊心をくすぐりまくるのな。そらもー、聞いてたらさぞかしエエ気持ちでしょうよ。 みんな「そうそう、その通り!」と誇らしげだったもん。「私も、そんな”偉大なる母親”の一人ですよ!」ってなモンですわ。 そして父親をオチにしたりすんのね(笑)。 「もう死んでしまったんですけどね・・・母には幽霊でもいいから会いたいですよ。でも父が幽霊で出てきたらお払いします(笑)」とか何とか。 おばちゃんらは全員爆笑でしたよ。ほんと、このトークコーナーで全てを悟りました、アアこれか!と。これが聞きたくて来るんだな、と。 これが気持ち良くて、こんな話で客を気持ちよくさせるのが「武田鉄矢の芸」だったりするんやろね。しかもニーズもあるっちゅーね。 確かにイヤらしい部分が目に染みるんだけど、武田鉄矢は正直『おかんヲタ』なんだろうと思う。 最初は純粋に大好きな『母』の話がしたかったんだろな。したらそれが当たった、と。んでメシが食えるどころか大盛況だ、と。 「鉄矢がしたい話をする」「おばちゃんが言って欲しいことを言ってくれる」。見事に需要と供給がマッチした舞台、それが『母に捧げるバラード』。 この世から”母親”という人種がいなくならない限り、鉄矢のこの舞台は一生安泰。 きっと四季折々や適材適所の「母ネタ」を100本近く持ってるはず。こういうのって強いよな〜。だってチケット料金は12600円やで!?たけーっての!! TVで顔売っておいて、営業や舞台で「おかんネタ」やってガッポリ。趣味で食う、悠々自適とはまさにこのこと。武田鉄矢、ヤルねぇ・・・。 ま、こんなことを考えながら見ているワシという人間が一番イヤらしいっちゅー話もあるワケですが、 ある意味、大満足だったワシは終演後に席を立ち出口に向かった。すると!!今日来ていた客全員に1本づつカーネーションのお土産が!! アッシの前でカーネーションを受け取ってたおばちゃん曰く、「こんなん人数分買ったらエラい金額になってるやろにねぇ〜」と、いたく感動していらっしゃった。 うむむむ。武田鉄矢、ヤルねぇ・・・。願わくば、ワシも赤いキツネか緑のタヌキとしてでもいいから鉄矢に一生着いて行きたいっすわ☆(嘘) |
マジカルミュージカル『KAT-TUN&関ジャニ8/DREAMBOY』(2004.5.6) |
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ライブ『GRAPEVINE/80215special GRAPEVINE LIVE FLASH!in 京都駅ビル〜沈黙の階段〜』(2004.5.5) |
ここんとこ京都駅ビル大階段ではFM802主催でフリーライブをやってて第一弾くるり、第二段 氣志團、そして今日がラストの第三弾!
イベントのトリとゴールデンウィークを飾るに相応しいGRAPEVINEの登場だぁーーーー!!!!!
・・・って弱くない?(ドキドキ)。なんかトーンダウンしてません?この人選で大丈夫?GWっすよ? 「たまたま通りかかったけど、この曲って『あいのり』の主題歌やん!ちょっと見ていこっ!」とか、そんなことにはならないと思うけどエエんかい?!
しかし!「京都駅大階段ツゥ」@友達曰く、15時から始まるライブのために朝10時に会場に行ったら既に9時から整理券が配られていたらしく
結局くるりを見られんかったそうなので、「コリャいかん!」つって朝9時に行ったらお客さんがポツポツポツーン・・。あれ?ま、ま、ま、まさか!!!!! ゴールデンウィークだってのに、整理券なんてもんは存在しませんでした・・・。
ま、FM802はバインの人気やファンの気質などを非常に的確に把握してるってことで・・・ウフフ(遠い目)。
早速大階段に場所取ってボゲーっとして昼ごはんでも食べようかと駅ビル周辺をぶらぶらして戻ろうと店を出たら、なんと特設ステージの方から音が!! え!!!もしや!?ギャッ、田中の声だし!田中歌ってるし!しかもマダカレークッテナイデショー!ドウヤラリハヤッテルデショー!(屁)なんつって慌てたら
また「京都駅大階段ツゥ」@友達曰く、「くるりの時はリハ中、ステージに幕を張って囲いを作ってメンバーを客に見せないようにしてたよ」。
そりゃそうだわな。でもとりあえず音だけでも〜と思い会場に戻ったら仰天。ステージに幕なんて張ってないし!バイン丸出し!田中丸出し!えーー!
「バインはまだか?」と首を長くして待っている客の前でバイン本人がリハやってました・・・。そんなアホな。
ってこたぁ今ここにいる客にとっては、1日2回公演ってこと?!ジャニーズ気取り?!(おい)。いやちょっと待て。こういうことってバンド界では普通なんか?
ワシらどっかのイベントに行って本番で立つステージで、待っている客前でリハやるだなんて、ずぇーーーーったいにありえない話なんスけど。
信じられなさすぎてポカーンとステージ(主に田中)を見ながら自分らのポジションに戻ったあたりで『マダカレー〜』演奏終了。
とまどいながらも、とりあえず拍手するお客さん。パラパラパラ・・・。「リハやでぇ」と田中。ハハハと笑うお客さん。
って、そんなことはどうでもええんじゃアアアアああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!(発狂)。
なに!!なんですかアレは!!ややナメてたのか免疫がなかったのか抵抗力が落ちてたのか、あまりのモノを目の当たりにし呆然。田中、カッ(略)。
すっげーーー!!リハなのに!!リハなのにエロい!!リハから既に全力でエロすぎるーーーー!!!!!!!
(注・筆者はセンターGUYならぬキチィGUYですので、セットリストや演奏力楽曲のクオリティーなどには一切触れません、ご了承ください)。
あのタッキーですらエロエロダンスを封印したってのに、未だに封印するどころか現役ばりばり放出中の田中・・。おそるべしッ!(キラーン)。
よう考えたら春のライブに行けんかったんよな、せやし今年初タナカなんだわ。そりゃヤラれるわ。心の準備が全然出来てへんかったしな。 改めて思うわ、あいつはスゲぇな。ワタシが知る限り、田中ってさぁ〜、いつ見てもエロくなかった時がないわけよ。 ごっつ変な髪形にしてもエロいもんな。しかももっと驚くべき事実が、「このエロさはある一部分の婦女子にしか理解できない性質のものだ」ってことよね。 こんなにエロくてオトコマエやっちゅーのに、見る人が見ると「ただの貧相なブサいく」らしいのだ!信じられない!!(半笑いで)。 そして本日もお召し物が非常にステキ。細いからなぁ〜、サイズはSだろうか?黒い半そでTシャツ(胸に何か書いてあったけど確認出来ず)にGパン、 スニーカーで、リハが終わったらGジャンと黒いジャンパー(?)を羽織って-----ただ、Gジャンとジャンパーは面倒臭かったのか一気に一緒に脱いだようで、 重ねたままになってる状態で(笑)、それを重なったまま再び2枚同時に着ていた。以上。←↑っちゅーか、この細やかな報告っぷりって我ながらマジキモ・・・ 誰に聞かれてるワケでもないけど言いたいわ、ワシャ田中の服のセンスが大好きや〜。いっこいっこがむっさ可愛いし。おっと!そろそろライブの時間だ。 「まぁリハやしなあ。本番では上ぐらい着替えてくるんやろな〜」。ワシはまだまだ青かった。当然、バインちゃんはリハと同じ服で登場した午後3時。 天気はピーカン、でもバイン日和って感じとはチと違うか(笑)。この頃にはお客さんが大階段にいっぱい座ってて人気ある風だし一安心。 ステージから階段の上の方を、手の甲をデコにあてて眩しそうに見上げる田中。そう、この瞬間から『田中』は『田中様』になり、ワシは『メス豚』と化した。 今って髪の毛は真っ黒なのね。・・・エロ〜。←何でもかい。いやいや、髪の毛を真っ黒にしてここまで真面目そうに見えない男も珍しいっすよね(笑)。 ライブは『BREAKTHROUGH』でスタート。わっ、この曲をナマで聴くの初めてやし嬉しい!!おおおおーーーひょえーーーー!! 大階段でのライブを見るのって初めてやったんやけど、エエ感じやん!しかも声がごっつ出てるし、どっかのライブハウスで聴くのとはまた全然違う。 京都駅ビル独特の空間に一旦溶けてから青空に拡散するようなエエ声&エロ声〜♪歌、うまくなってないっすか!? 関係ないけど、演奏中ガッと左足をあげるやん?あの、キックの打点も高くなったような気が。おっさんなのに(笑)。 相変わらず歌ってる最中にたまに右手の指をヒラヒラ〜ッとさせるんだけど、それがヤラしすぎ。18禁ですよ。指も細くて綺麗なんだもんな〜、なんて 聴覚も視覚もフル活動。そして嗅覚ではメス豚仲間のワクワク汁をキャッチしまくり。特に一部歌詞が飛んじゃったりした時な。 「うっわ〜」ってな調子でニヤっと照れる田中に対して、大階段の至る所から「萌え〜」「萌え〜」「萌え〜」と・・・。 そう、何かとメス豚仲間の心の叫びが聞こえまくりの空耳アワー(笑)。そういや、ファン投票のベストテンの1位を『風待ち』だと思ってたらしく、 スタッフの人に間違いを指摘された時に田中が素で「うそぉッ!?」と言った時も、同じように同胞の声が聞こえまくり。 ウウッ分かるぜオマエらの気持ち!今度呑み行こ! ンでもさぁ〜、ライブ中に周りの客に迷惑かけなきゃ萌える自由は憲法で保障されているから別にイイのだ!!!!ほんまかいな!!!! それにしてもスンげぇ気持ち良さそうでございました、田中様。そしてそれを見ているメス豚なワシも実に気持ちよかった。 なので、数曲やってMCで「そういえば京都はツアーで、けぇへんかったからねぇ〜」みたいなことを言った時、 あまりの気持ち良い余韻に浸りまくりだったので「誰も声が出ませんわ!」状態で、場内シーーーーーーーーーーーーーン。静かに萌え。 「なんやねん、オマエら・・・」とかなりイブかしげなご様子であった(笑)。ま、盛り上がってるんかと思いきや、誰も反応しないんだもん不思議でしゃーないか。 ちなみにこの音源はFM802でOAされるらしいんやけど・・・ちゃんと盛り上がってるように伝わるんだろうか非常に不安である(笑)。 でも、演奏直後に誰もすぐに何て言っていいか分からんぐらい、もうそれぐらい今日のライブは気持ち良くて最高だったのでございます。 「陰鬱」とか「閉塞感」なんて言葉で語られがちなバインの音楽やけど、実は野外で聴いたらそれはそれは素晴らしく合ってて気持ち良いんですよ。 今日はこの後仕事があったからライブ中に呑めなかったのが悔やまれてしゃーないもん。ちなみに仕事中、やたらと田中様を思い出しフラフラでした(笑)。 友達からも「角座の真ん中で、田中への愛をさけべよ〜!」なんてナウいこと(?)言われながら決意したわ。今年の夏はフェスだ!フェスに行くぞ!! あたしゃ今まで土日はずっと仕事だったけど今年は1回ぐらいフェスってやつに行けるような気がするのよ。絶対に行くでフェス!!!誰に言っとんじゃい。 |
マジカルミュージカル『KAT-TUN&関ジャニ8/DREAMBOY』(2004.5.3) |
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マジカルミュージカル『KAT-TUN&関ジャニ8/DREAMBOY』(2004.5.2) |
な〜んだ主役が亀梨和也ってこと以外ほとんど変わってへんがな。「KAT-TUN&関ジャニ8編」なんて思わせぶりなタイトル付けやがったわりにはさ。
しかもストーリーは非常に分かりやすく(その分、説明臭い台詞が盛りだくさん)整理されててすっきりしており、 逆に「わはーははは!!!(死)」な部分が半減・・・。『マジカルミュージカル』のくせに電波も魔力も弱まった普通のしょーもない話になっててショックでした。 神ってば何小さくまとまってんだ!もっとスパークしてくんないと。 唯一、「彗が死んだ。それがアイツの運命なんだ」。えーーー!殺されてるしーーーー!! わざわざストーリーを変更してまで伊野尾くんを殺す必要ってあんのかい? ってか、何気に人の生死を「運命なんだ」の一言で片付けるってどうよ!ってか、ある日突然車椅子の横にギターが立て掛けられてますよ! ・・・という部分のみ、新たな”MUU〜JIKAL”としての衝撃を受けましたが、他には別になァ。 しいて言うなら長澤まさみを筆頭に「他人の乳がデカさ」に異常反応する真性Aカップのワシ的には、 今回の「チャンプの嫁役」の乳がジャニ舞台相手役史上(サトエリなどTVタレントは除く)最もデカいということに衝撃を受けた。 青いドレスの時もたいがい凄いけど、鉛の板持ってウロウロしてる時なんて必見っすよ! 乳がタプついてるのが気になって舞台に集中できんぐらいデカいっちゅーか、なんつぅ巨乳だ!!!と。 そして持っているカバンがダサすぎる!(田中聖に投げ飛ばされるやつね)と、このようにどうでもいいことに夢中。他にもボチボチと。 ■「KAT-TUN&関ジャニ8編」ではなく、実は「亀梨和也&ABC編」が正しい ■今回主役の亀梨和也は喋り方といい、歌い方といい上手に滝沢をコピーしていた。 何回も擦り切れるほどビデオを見て研究したのか言われた通りにやったのかも知れないけど、 それが逆にあまりにも上手にコピーし過ぎててツマらんっつーか物足りなかったが、 「出来すぎず」「出来なさ過ぎず」「出過ぎず」の三拍子で、色々とソツのないあたりさすが亀梨。”読める”男である。
歌声はイイ感じに昔ながらのアイドルっぽくて甘くて大好き!しかしオープニングでカタカタ微妙に揺れる手動クレーン(ごっつ怖そう!)に乗って 登場した亀梨を見ての第一印象は、「主役なのに普通の顔・・・」。そして第二印象は、「主役なのに乳首ちっちゃ・・・」。←別にええがな
■「亀梨」は名前が「亀梨」というところが最大の武器。だって「亀梨」だし。そんなの亀梨弟以外で見たことない。 いくらルックスが同じでも万が一「亀梨」じゃなくて「山田」だったら絶対に人気ないし主役なんて出来ないって。と根拠なしに言い切る。
■二番目の武器は「実に良く自分を分かっている」ということ。自己演出がバツグンなのでうっかり惚れる。 ■本編マジック終わりの歌で滝沢が着ていた「PLAY」と書かれたタンクトップは、やっぱダサいから着ないんですよね!?>亀梨 ■一幕終わりで、滝沢は「こうなったら何もかも引き受けてやる!」だったのに、亀梨は「逃げ切ってやる!」とちょっとばかり卑怯(笑) ■ピン止め田中聖とピン止め上田竜也、本当に同じピン止めか!?ってぐらい、様相のベクトルは違う ■集団レイプシーンの前に聖が「こっち来てオレたちと精一杯楽しもうぜ!」。せ、せ、せ、せ?精一杯ぃ〜?! ■赤西仁がハンサムすぎて大変。 「♪うぅ〜〜、ファイオンナイッ!」と歌いながら伸ばした手を引っ込めるのと同時に、毎度ファンの萌え魂を引っこ抜くので危険。 ■ハンサムなだけじゃなく、ツッコみも実に上手で的を得ている。「誰もテメェの昔話なんて聞いてねぇんだよ!」。・・・・た、確かに。 ■でも「とってもハンサム、だから主役に!」なんてことになったらきっと赤西はアップアップになるだろうから言わない ■車椅子少年に投げかけられるKAT-TUNからの慰めの言葉には、TVを見ていた視聴者から抗議の電話が殺到してそうだ ■腹を刺されてアフンオフン苦しみながら横たわる横山裕の姿をカメラで写真撮影する記者たち。なんで? ■戸塚祥太は林真鳥の通訳としても大活躍 ■全然かわいくもカッコ良くもない普通の野球部って感じの少年がいる。普通すぎて逆に浮いている。 ■でもニカチャン(=ユウキロック)はいないのねグスン ■Jrが知らん子ばっかしになっててショック。でもそれが正しいオトナの姿だということにも気付きもっとショック。 ■今回、中丸雄一って戸塚や河合らABCより影薄くないっすか?!もっと中丸で「今時」や「東京」を感じたいのに〜 ■この舞台においてのみ生じる関ジャニが喋る関西弁に対する違和感は何 ■そして喋り慣れてないのか、たまに台詞の一部分が標準語になってもうてる関ジャニ ■久々に見たらエラく品行方正なナリでびっくりした渋谷すばる。梅コマは刺青だめなのか手袋させられてるし。
刺青とかヒゲとか奇抜な髪型とか個人的に大好きなモノが全部なくて、キバを抜かれてる印象。小粒。 ■妙な音頭で体感出来る『回転拳に巻き込まれて気絶し隊』隊員募集中 ■「”あの”ベルトは〜」というためか、黒人の立ち位置がずれてベルトの位置が遠くなりました ■大倉忠義が台詞を喋ると「大倉なのに・・・」と言わんばかりに常に薄っすら笑いが起きているのはアリなのか ■携帯で喋るガキが客席に登場する演出って、何が良くてやってんの?誰が楽しいの?意図は?真意は?ねぇ誰でもいいから教えて ■丸山隆平を見ていると、どこからか木村拓哉の声が。「人間には二種類ある。開いてるアゴと閉じてるアゴ」。 ■それは内博貴にも言ってくれ ■さりげなく、本編中この公演のタイトルコールをしているのは滝沢でも亀梨でもなく、安田章大だという事実 ■田口淳之介のいないKAT-TUNを見てる最中、フッと「大して違和感ないしKAT-TUNは別に5人でもいいやん」と酷いことを思ってしまった瞬間、 『あ、こういう風に「内と錦戸がいなくても違和感ないし関ジャニ8は別に6人でもいいやん」と思われているんだろうな〜』なんてね。 ■「チャンプがいながら亀梨とくっつく、そしてそれがダメならまた別の誰かとくっつく!」。くっつくって!! ■村上信五は『探偵ナイトスクープ』の探偵に抜擢されたので舞台はお休みするそうです(偽情報)。 ■結局8人なの?6人なの?5人なの? ■だいたい、あの子達って本当に関西人なの?と何もかも全てを疑いたい今日この頃 ■薬師寺に告ぐ。アンタが鼻毛を抜いたら血が出た話なんてどうでもエエっちゅーねん!誰か空気にフリガナ打って読みやすくしてやってくださいよ・・・。 ■「チャンプ!今度は友達になろう〜」。えぇーー!?亀梨くんよ、アイツつまんないから止めといた方がええって! ■ま、でも本編での出番と台詞が減ったから良しとするかハァ〜・・・ ■公演中、ふと横を見たら神がッ!!うをーーー、デート気分やんけラッキィィィィィ!!!!今日をもって神担ということで以後よろしく。 ■ラスト、主役の独り喋りも随分短くなってるのはいいんだけど、 それって神的に最もこの舞台で言いたかったことっつーか、主題なのかと思ってたんだけどカットしちゃって良いんでしょうか? 見てるワシは楽になったから大歓迎なんスけど、よう考えたら『DREAMBOY』のテーマが変わっちゃってません?! ■改めて滝沢秀明の偉大さっつーかナマで見た時の芸能人オーラを再確認。はよタッキー編が見たい。 同じ値段だったらタッキー様も見られる方が得だしね。←またこんなことか ■客がワーキャー好き勝手騒ぐのが笑える。さすが関西、芸能人に慣れてないっぷり炸裂で一応「ミュージカル」なのに「祭り」みたい ■「前のめりにならないでください!」というボードを掲げて廻る梅コマの女の子はまるでラウンドガールのようだ せやけども、どうも盛り上がらんのよな。なんでやろ?と話し合ったところ、きっと梅コマのせいだよね!と決めつけることにしました〜。 だってさ、前まで「帝国劇場」だったワケですよ、”あの”帝国劇場ね。あの堂本光一が毎年『SHOCK』をやってる帝国劇場ですよ。 そらもー、いっちゃん最初に「帝劇でミュージカルが決まったよ!」と聞いた時には興奮しまくりよ。始まるまでも、始まってからもモチロン。 自分が見に行く日なんて当日の朝どころか前日からドキドキね。新幹線乗り込んだらソワソワ。 雪で新幹線が遅れたらどうしよう、地震が起きたらどうしよう、テロが発生したらどうしよう等など心臓バクバクですよ。 そんなこんなで東京駅に着いてさぁ、なんとか有楽町に着いてバカラのお店を横目で見ながら帝劇目指して歩いてさ、 途中ビル風に吹き飛ばされそうになりながらも『帝国劇場』の看板が目に飛び込んできた時の感動といったら! とりあえず携帯で写真撮ったりしてね。んで3、4段ほどの階段を上ってさぁ、赤い絨毯の上を歩きながらアーチをくぐって・・・、 「ああッ!ようやく大日本帝国劇場にたどり着きましたよオッカさん!!!(感涙)」ってなモンですわ。 あの「わざわざ行く感」ってのがテンションを上げるっつーかさぁ。 それがよ。梅田コマってよ。コマってなんだよ、コマって。しかも「飛天」になったかと思えばまた「コマ」になってみたり、どっちなんだイライラするわ!(嘘)。 10時公演を見るのに、9時過ぎに起きてそこらへんに転がってる服着て自転車こいでシャーっと行って、12時半頃シャーっと帰ってきて二度寝。 って、バイトかよ!!!!・・・なんなんだ、この緊張感の無さは?!近所のコンビニに行くかの如く、おっ気軽にぃ〜♪ しかも同じ関西の劇場だってのに、松竹座のような「お馴染み感」はゼロ。 1月に東京でやってる時は、「いいなぁ〜、こんなんが近所で毎日やってたら毎日見に行くわ〜」って本気で思ってたけど、 実際近所で毎日やられても毎日見ようとは思わんもんなのね。それどころか気がついたら終わってそう。う〜ん、常に不平不満が多いヲタってウザい(笑)。 |
映画『パッション』『スクール・オブ・ロック』(2004.5.1) |
『パッション』 世界中で大論争を巻き起こす一方、全米初登場第1位の大ヒットを記録した衝撃作。『ブレイブハート』のオスカー監督メル・ギブソンが
私財2500万ドル、構想12年を費やし、イエス・キリストの最後の12時間と復活を描く。主人公イエス・キリストを演じるのはジム・カヴィーゼル。 あまりにも残酷な拷問シーンの先に控える監督メル・ギブソンの熱きメッセージに注目。 「痛ッ!!!アイタタタタタタァ〜〜〜〜ッ、痛い痛い痛いッッッ!!!!
うぇ〜〜〜、あいたた助けてくれイタタタタ!!ヒィ〜〜ッ、イタいよぉ〜〜!!!!(絶叫)」という映画。
だいたいさぁ、「アンタのせいでクリスマスだなんて余計なイベントが出来て、お陰でこちとらイイ迷惑してんだよ!」なワシからすると、
キリスト教信者でもないし、イエス・キリストの最期を忠実に描写したとか何とか言われてもホントどうでもいいっていうかァ〜、
なら見んなよ!!!(呆)っちゅー話なんですけど、「この映画を見た人がショック死!」とニュースになってたので一応。
高らかに叫ぼう、「話題作LOVE!!」。
そして本日はそんなワシ同様「ショック死待ち」な人(決め付け)がわんさか押しかけてて満員でした。
そしてそんな分かりやすい「ショック死待ち」な人は始まって1時間もせんうちにグーグー寝ておりました。
あたしゃ結構頑張りましたよ。寝るどころか残酷なシーンにも目を背けることもなく、ちゃんと最後まで見ました。
「おすぎです!」も褒めてたし、せっかく金を払ってるんだから何かを掴んで帰ろう、と。しかし無理でした。
エンドロールが流れる頃、私は映画館の中心で絶叫した。「だからなんなんだぁーーーーーー!!!!!!!!」。
>あまりにも残酷な拷問シーンの先に控える監督メル・ギブソンの熱きメッセージに注目。 ホヨヨ?そんなメッセージはどこにあったのデスカァ〜?!(ナンデスカマンのポーズで)。
ま、アホには理解できない映画ということで。ちなみに大阪のナビオTOHOプレックスでは誰もショック死してませんでしたよ☆ 『スクール・オブ・ロック』 ミュージシャンでもあるジャック・ブラックが破天荒なロッカー教師を演じるコメディータッチの人間ドラマ。 名門小学校にそぐわないニセ教師と小学生たちがロックを通じて交流を深める、笑いと風刺、感動、そして涙ありの作品。 実際に楽器を演奏している子役たちの演奏の巧さもにも注目だがジャック・ブラック演じるユニークなロックン・ロール教師からは目が離せない! サイコウ!!!!!(万歳)。
もぉーー、めっちゃめちゃ楽しかった、これマジ最高っすよ!こんなモン読んでる暇あったらはよ見に行ってください! 出来れば混んでる映画館でたくさんのお客さんと見られる方がいいかも。久々に味わったわ、場内爆笑。 あの一体感っつーかね、もう笑えるうえに最後の方には場内に拍手が沸き起こったもん、そんなことってめったに無いし感動してしまった(笑)。 ひとりで見てたのに声を出して笑ったし最後はグッときちゃってポロリ(not乳)。 したら横の席にいた外国人の男性がそっとガムをくれた。ありがとう。って、えーーーーッ!上映中にそんなことするヤツ初めて見た!
ナことたぁどうでも良いのだが、今んとこ『スクール・オブ・ロック』は今年見た映画の中では一番えがったっす。
最後の最後エンドロールまでタマらん。幸せ度も笑える度もバツグン!やっぱ映画ってイイもんなんだなあ。 ストーリーは単純(まぁぶっちゃけ、ありがちですわな)なんやけど、 逆に「ブラボォ☆王道」と思えるのは主演のジャック・ブラックが素晴らしすぎるから。このオッサン、おもしれ〜〜!!!
卑怯(笑)なぐらい顔や動きで笑いを取るタイプ。まいりました。そうそう、こんなんがええんや。
そない難しいことをワシャ映画に対して要求しとるんやないんよ。こういうの待ってたのよ、有難う。有難う、ブサいくチビデブ。
まさかブサいくなチビデブ主演の映画が今年見た映画の中で自分的に1位だとは、ワシも随分ヤキが回ったもんだぜ(笑)。
ちなみにタイトルに「ロック」とある通り、ロック好きならめっちゃタマらんっすよ。 和田唱がこの映画を見たら楽しくてワクワクだろなぁ〜。←妄想
バンドやってたら特に!赤面モンの爆笑ウフフ。黒板に書かれていたロックの系統図を誰かUPしてくれんかなあ。
もちろんロック好きじゃなくても楽しめるで。子供が「♪ジャッジャッジャー、ジャッジャッジャジャー」なんつって、
ごっつベタに『Smoke On The Water』のイントロ弾いてたりとかDoorsとかアイアンマンとか、意識したことなくてもどっかで聴いたことはあるはずな
誰でも知ってるような曲が頻繁に登場するし、っつか「やっぱ未だにこの曲なのか!ロックの定番って永遠なのね!」と逆に感心したぐらいで。 まぁ、とにかくオモロかった。ありきたりなストーリーでも、脚本と登場人物のキャラに魅力があれば
ここまで面白くなるもんやねんな〜と、もういっちょ今更ながら感心。
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