2004年4月の日記
映画『ラブドガン』(2004.4.30)

女子高生(宮崎あおい)は、浮気のバレた父が起こした無理心中で両親を亡くしたった一人で途方に暮れていた。
そんな時、殺し屋(永瀬正敏)と出会った観幸は、憎しみにまかせて「父の愛人を殺して」と頼む。新進気鋭の若手監督・渡辺謙作の3作目。
かの鈴木清順監督のもとで修業を積んだ経験があるだけにリアルに絶妙のバランスで混ぜ込んだ感覚的な表現やアンチリアルな視点が光る。

なーーるほーーどなぁーーー。監督の名前(notラストサムライ)にはビビりましたが、ワシャこういうの好きやわ。
密かに恐れていた「おされムード先行の意味不明な自己満ムービー」要素は薄かったし
ハードボイルドなファンタジー??「殺し屋と少女の物語」という、一見『映画界ではごっつベタな設定』やけど、
殺し屋(永瀬)と少女(宮崎あおい)よりも、殺し屋(永瀬)と彼を育てた男(岸部一徳)の物語の印象の方が強かった。
岸部一徳がシブかったなあ!最後、ピストルを構えた岸部一徳のアップは超かっちょえがったもし〜〜〜!!!
そして永瀬正敏は相変わらず「オシャレしないと死んじゃう病」でした。無理。普通の服を着るだなんて無理。
どうやらモサい靴を履くと水虫になるらしい(嘘)。ちなみに今回の役は”殺し屋”。”殺し屋”とか”探偵”とか、
「過剰にオシャレしてても100歩譲って許せるかな・・・、だってさほど私は実態を知らないし」的な役しかしない永瀬。ってか、出来ない。ある意味、大根。
しかし今回も適役、永瀬(もしくは永瀬チーム)しか出来ない役。そして永瀬はこのジャンルでは未だにトップか。
なのでワシはこのまま永瀬が「オサレ界の田中邦衛」化するのを最後まで見届けようと思う。じゃっ。おっと!いけねぇ、あおいちゃん。
えっとですね、『野村宏伸が「ボクの愛をキミに注ぐよぉ〜〜」とか言いながら、
口にガムテープを張られてロープでグルグル巻きに縛られた宮崎あおいの指をチュパチュパしゃぶるというシーン』があります。
ということで、そういう嗜好のある方はどうぞ☆




映画『下妻物語』、『名探偵コナン/銀翼の奇術師』、『クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』(2004.4.28)

映画『下妻物語』
ロリータファッションにすべてを懸けるマイペース少女と、特攻服に50cc原チャリで爆走するヤンキー娘。そんな2人のシニカルだけどアツい、
めちゃプリ・コメディー参上! 主演は独特の存在感を持つ深田恭子と人気モデル、土屋アンナ。
脇を固める宮迫博之や樹木希林などの妙演も見逃せない。

面白いッ!
これはイイっすよ〜!ああ、楽しかった!!痛快エブリデイ以上の痛快をお約束する1時間42分。あっちゅー間ざんす。
ブリブリお洋服大好きなロリータ少女と特攻服大好きなヤンキー姉ちゃんの友情モン(『NANA』みたいだな)なんすけど、どっちもいいキャラしてんだわ。
しかもむっちゃくちゃ可愛い!アア、もぅこれだよこれ!ワシからしたらロリータファッションって未だに『MILK』のイメージなんだけど
深田恭子が似合うの似合わねぇのどっちだっていいわッてぐらい鬼のように似合うんだなコレが!しかも何パターンも着るのよ、見てるだけでワクワクっすよ。
あんなファッションってさ、ちょっとどっかで小バカにしてた部分は無きにしも在らずだったんだけど、
可愛い子が着たらちゃんと可愛いんやな知らんかった、自己顕示欲の強いメルヘンブスが着てるのしか見たこと無かったし。
そして土屋アンナ。大変だ。なんだろう、あの顔は。明らかにズルい。ンっと〜〜〜〜〜〜にキレ〜。
ああいう、ちょっと知性が漂うよう(ように見える)美人顔ってほんと羨ましい。どんだけガラ悪くふるまおうと特攻服着て啖呵切ろうとも、
下品にならんというか。ちなみにワシャこの人が演技してんの初めて見たんやけど、ドス効かせて喋ったりとか上手にやってはるなぁ〜なんて。
そして主役以上に脇が強力で、阿部サダヲ(笑かすで!)に宮迫博之(最高!最近、映画やドラマでよく見る・・・というかそれ以外であまり見ない)、
小池栄子(MEGUMI同様、叩き上げ巨乳ズの演技はあなどれん!)、荒川良々(良々フリークのブロス読者で映画館がいっぱいに!?)、
本田博太郎(はてなダイアリーに載ってる代表作に涙)、篠原涼子(今出演中のドラマとはまたガラリと違う役っちゅーかこの人やっぱ達者だわ)、
ロリータ服屋BABY, THE STARS SHINE BRIGHTのクセ者社長役に岡田義徳(主役からごくごく小さい役まで色々受ける岡田くんってエライ!)、
樹木希林(アイパッチしてんのよね。これがもう「いつ頃撮ったのかしら、公表する前かしら」とか気になっちゃって・・・)などなど盛りだくさん。
そういやスピードワゴンまでコンビ揃って出てたなあ。演出もグーで、出演者的にも豪華なんだけどちゃんとサブカル臭(笑)もする佳作!って感じで、
まぁカップル向けではないけど、水曜日とか会社帰りに女同士で見に行ってアハハと笑って面白かったね〜なんて感想言い合いながらメシ食って
帰って明日も仕事だガンバろ〜ッ・・・みたいなんに相応しい映画かと。や、これは良い、良かった。私はとても好きっす!
 


映画『名探偵コナン/銀翼の奇術師』
東京の汐留を舞台に、コナンの宿敵怪盗キッドが登場する。ブルーサファイアをきっかけに始まるキッドの仕掛ける様々なトリックと
それを解くコナンの推理バトルがスピーディに展開される。クライマックス上空で展開される息をつく暇もないほどのストーリー展開は
一級のサスペンスエンターテインメントに仕上がっている。
(※ややネタバレあり)

怪盗キッド様LOVE!!(キッパリ)。オオオオオ、オトコマエすぎるぅぅぅ〜〜〜っ!!舞台挨拶しろや、この野郎!!
全身白装束に身を包み、シルクハットに半分メガネっつー実写版でやられた日にゃ病院送り必至な不思議ルックのキッド様ではございますが、
アニメなんだからヨシ。ってか、こりゃ誰が見ても惚れるだろ〜〜キッド様ァ〜〜〜激かっこええわぁぁぁ〜〜〜〜!!
そういや今日初めて『ハウルの動く城』のCMで木村拓哉が声優をやるという”弱虫の魔法使い”なハウルくんを見ました。
「キムタク声優に初挑戦!」ってあんた昔『花より男子』で類の役やってたやんって全員つっこみまくりのキムタックン演じるハウル。
これもさーーーー、むーーーーっさオトコマエなんじゃああああああああああーーーーーーーーーーーー!!!ゲボーん!ハウル本気で楽しみ!
『千と千尋〜』ハク以上の王子様系。なんちゅぅグッドルッキングなアニメキャラだよ、ったくぅ〜好きだって何回言わせんのよッ☆
・・・・と、本編だけでなくCM中にも2次元キャラに永遠の愛を誓ったワシですが、
今こうやって思いの丈を文章にしてみると、
途端に己のアイタタ加減に嫌気が差して窓から身を投げ飛ばしたくなる謎。ふふふ。
それにしても本日もようさん入ってましたわ。映画館に入った瞬間、「おっ、当たってるね!」というのが手に取るように分かるほど満員御礼。
親子にカップル、ワシみたいに一人で来てる妙齢の挙動不審者まで色んなカテゴリーの人が見に来てて、
久しぶりに混んでいる映画館で映画を見たわ。明らかに『キャシャーン』初日よりお客さんは入ってたもん。そんな東宝のドル箱アニメ『名探偵コナン』。
・・・もっかい確認しとくけど、これってコナンやんね?そうだよね?!
っちゅーかよ!これ一体、何の映画やねん!?
謎解きなんてほんの一瞬。途中から延々と「コナンくん、飛行機を操縦するの巻」やんけ!どこが名探偵なんだ、と(笑)。
”機長と副操縦士が気を失ってしまったので、自分たちの手で試行錯誤しながら飛行機を無事着地させようとする”って、なんのこっちゃーーーーー!!!
盗みは?殺人は?事件は?もっと謎解きさせてくれよ!!
そういう意味ではほんま怖かった。ワシャ元々飛行機が大嫌いなんよ、怖いもん。むっさ怖い。
せやしコナンくんや蘭ちゃんが飛行機を操縦してるシーンが怖くて怖くて!もーぉ、頼まれもせんけどコッチは勝手に乗客の気持ちですよ!
「ここここここ、こぇ〜〜〜〜〜〜!!!!!(震)」っていうね。着陸するまで生きた心地がしなかったね・・・って、だからこの映画なんやねん!
『名探偵コナン』やろが!!!謎解き云々の面で言いますと、そりゃ前作の京都を舞台にした『〜クロスロード』の方が俄然良く出来てたと思うっす。
ンでもこれはこれで『〜コナン』ファンなら有りなのかなあ。皆、一々よう笑ってはったもん。せやけど最も場内大爆笑が沸き起こったのは、
一番最後にテロップが出た瞬間であった。
「この映画はフィクションです」。当たり前じゃ!こんなことがそうそうノンフィクションであってたまるか!(笑)。


『クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』
人気TV番組「クレヨンしんちゃん」映画化第12弾。今回の舞台は西部劇の中。しんちゃんが西部劇のヒーローになり大暴れする、
大人も子供も楽しめる一級のエンターテインメント作品。自分を見失ったしんちゃんが自分を取り戻し、
春日部に戻っていくというシリアスなテーマも、盛り込まれており、いままで以上に見ごたえを感じる作品に仕上がっている。

あ〜、『クレヨン〜』にしてはイマイチやったかなあ。前作や前々作はこんなもんじゃなかったもん。
それでも充分面白かったことは面白かったし最後はホロリと来たけども、小ネタもサブキャラも勢いも後一押しッて感じで。
なんだったら映画なんかよりも親と一緒に見に来てるガキ共の反応の方が数億倍面白かった。あいつらマジすげぇわ。
「しんちゃん始まったで!」「始まったな!」「始まった!」。
しょっぱなから「オマエらに教えてもらわんでも知ってるっちゅーに」的なことから、
本編で誰かがオナラなんかした日にゃ全員一斉に大爆笑、しかも長いんやずっと笑ってんねん。もう次のシーンやっちゅーねん!まだ笑うか!?
更に、しんちゃんが「春日部防衛隊〜あっ、何だっけ?」とその後の台詞を忘れるというシーンでは、
場内のガキどもがスクリーンに向かって「ファイヤー!」「ファイヤー!」「ファイヤー!」「ファイヤー!」「ファイヤー!!!」と悲痛な叫び声を上げており、
なんつーかね・・・「うっせぇガキども黙れ」ってんじゃなくて、なんだかジーンときちゃってねぇ・・・(シミジミ)。
だってガキ共が全員切実なんだもん。しんちゃんに教えてあげた過ぎて絶叫。「志村、後ろー!」みたいなもんやな。
や、もうとにかくワシは今回あんま乗れなかったけど、そりゃもうツマんない洋画や邦画なんかに比べたらよっぽどエエっていうか、
場内の親も子も全員問答無用で引っ張る力量はサスガ☆の一言で、しかもクライマックスに近づくにつれてガキどものボルテージの上がりようが
横にいるワシにまでガンガン伝わってくるし、
皆で一緒に見る映画館ならではというか、ほんとイイ空気になってんのな。すっごい笑ってたもん、ガキ全員が。
おメメきらきらさせて、アホみたいに爆笑してて、なんだろね〜・・・あそこまでガキをちゃんと笑わせてる事実に感動したわ。
オトナが作った映画だよね?あんなにもワシャよう笑かさんもん。ガキどころかオトナを笑かすのも一苦労なのに(笑)。この映画を作ってる人って凄いなあ。
ちなみにアニメキャラとなってNOPLANが出演。ガキは誰ひとりとしてNOPLANに反応を示さず。
しかし!会場の至る所でガキがNOPLANの歌を歌っていた。
どうやら本格的にNOPLANの曲は流行っている模様。う〜ん、ガキと分かち合える日は遠いな・・・(って別に分かち合わんで良いんだけど)。




映画『ワイルド・フラワーズ』(2004.4.26)

女子プロレスを舞台に新しい青春映画の傑作が誕生!全編を通してユーモアに満ち、だが最後には闘うもの達への共感とジーンと胸を打つ
せつなさで業界では早くも話題沸騰。潰れかけた女子プロレス団体・ガリンペイロの社長・伸一に扮するのは岡田義徳。
“強いけどかわいい女たち”という女子プロレスラーの新しい一面をスクリーンに刻んだ。

『世界の中心で、〜』が”感動しないけど泣ける映画”なら、こっちは”泣くほどじゃないけど感動する映画”かなあ。
だいたい主演が岡田義徳やしね、どうしても「安い感」がありまくりなワケですよ。なので見る前はナメまくりですよ。
しかも「女子プロレス」なんて今時正気かよ?って。金もかかってないっぽいし、ストーリーも・・・まぁあるっちゃぁある話で展開もベタやし、
画質もえらい古臭いんやけど、これがなかなかヨロすぃ〜映画で!全然期待してなかった分、得した気分やし。
”感動”とまで言ったら大袈裟かもしれんけど、見終わった後で「ああ、良かったなぁ〜(ジーン)」みたいな。
単純だし何も驚くような仕掛けもないし出演者から何から何まで全部が地味だしジャガー横田が喋り出したら笑いが止まらんけども、
楽しくてちょっと幸せでホクホク顔になれた映画でしたわ。岡田義徳の「安い感」ですって?!バカ言っちゃいけませんよ(あら)。
でもワタシにとって、やっぱし映画料金が1800円っていうのは高いと思うし、
映画なんて月に1本見るか見ないかぐらいのモンだろうと思う(実際、今まではそうだったし)ので、
「1800円払って今月1本映画を見るならコレ!」と『ワイルド・フラワーズ』をオススメしようとは思わないです・・・。
よっぽど「女子プロの世界」に興味があるとか、「流行モンが嫌い」とか「みんなと一緒はヤだ!」とか、
そんな映画ズキな人にコソッとオドオドしながらオススメ。いや、ほんと良かったのよ。と小声で。

そういや麿赤児が出てまして。知ってた?この人って大森南朋のお父さんらしいな。
ギャッ、大森南朋ってば2世俳優だったのかよ!好きだったのにショック!←「2世」ってことを知った時の、
ついつい沸き起こる「こいつ芸能界でズルしてる感」を抑える方法を誰か教えて〜。
ンでも大森南朋は好きやわ。CMでは爽やかなサラリーマン役ばっかしやってるけども、この人の顔って”エッチ”やんね。
あのちょっと眠そうな目が原因なんかなあ、毎度見るたびに「ヤラしい・・・」と呟く。でも”M”っぽい。エッチなエム。言いたいこと分かって!(笑)




映画『CASSHERN』(2004.4.24)

70年代に人気を博した名作アニメを、製作費6億円をかけて実写映画化。“新造人間”として蘇った孤高のヒーロー、キャシャーンこと
東鉄也が壮絶な戦いを繰り広げる。監督は宇多田ヒカルのミュージックビデオの演出家として知られる紀里谷和明。
紀里谷監督をはじめとする気鋭の映像スタッフが手掛けた先駆的で美しいビジュアルに要注目。

「イケメン」という言葉がある。もう随分、市民権を得てるよなあ。そして人に言わせりゃワシは「イケメン好き」らしい。
だがしかし、ワシも含む「イケメン好き」に限って実は「イケメン」という言葉は使わないものだ。無意識のうちに避けている、というか、
なんだったら忌み嫌っているほどや。抵抗かな。「ワタシはオトコマエの顔だけに萌えてるというわけじゃないわよ!」という意思表示も込みかな。
いや!もっと冷静になって考えてみようぜ!?だいたい「面(ツラ)」が「イケ」てるから「イケメン」って・・・ンなアホな!(屁)。
昭和臭プンプンなネーミングセンスに込められた「恥」と「寒さ」と「失笑」を一身に背負った言葉、それが「イケメン」。
そんな風にしか捕らえられない言葉、「イケメン」。なんだこりゃ。ブサ男がハンサムに一矢報いるために考案した侮蔑用語なのか?!と邪推するほどの。
しかしですよ。そんな「イケメン」という言葉を「=かっこいい男」と素直に置き換えたとしても、
ワシが思う「イケメン」と、世間様(not”かっこいい男”に固執してるヤツ)が思う「イケメン像」って差があると思うのよね。
「ああ、これがイケメンとされているのか〜」っていう。そういや「ジャニーズ系」という言葉があるでしょ!?
ちなみにアタシャ、「ジャニーズはジャニーズであってそれ以外は何物でもないわけだし、”系”だなんてアホなこと言わんとってや、
そんな「プラダ風バック」みたいなもん認めるかいなバチモンやんけ!」としか思えんのでこの言葉が大嫌いなんだけど、
”世間様が思うイケメン”と”世間様が思うジャニーズ系”って、「イケメン」と「ジャニーズ」が三度のメシより大好物なワシからすると、
毎度全部が全部ちょっとづつ違うのよなぁ。なんかどっかズレてんの。「ジャニーズ系」に関しては酷いからね。
ジャニヲタじゃない人が言う、「あの子ってジャニーズ系だよね〜」は、おおむね未だにショーパブのホストっぽいし。
期待して見ると、覆いかぶさってきそうなぐらい大袈裟な二重まぶた保持者のニヤケ面男がそこにいる。こんなのが今時のジャニーズにいるかっちゅーの!
良くて、品川庄司のマシな方っていうか。あと羽賀健二っていうか中上雅巳っていうか岸田健作っていうか、アァ要は「いいとも青年隊」か。
今のジョン&イワンひっくるめて歴代の「いいとも青年隊」こそ、世間が思う「ジャニーズ系」か。世間が思う”ジャニーズ”をそこに見る。そして遠い目。
って、そんなことはどうでもいいのだ。どうなのよ、「イケメン」って。「ジャニーズ系」は使ってる人多そうだけど、「イケメン」って単語は口にするの恥ずかしくない?
ワシにとってはそんな単語、「イケメン」。そして、そんなワシが思う”キング・オブ・ジ☆イケメン”こそがこの映画の主役であるイセヤ様であり、
監督であるキリヤ様なんじゃないかと。ほら、「イケメン」にはもれなく特典で「様」が付いてくるからね(笑)。
まぁ個人的には『キャシャーン』出演者の中で最大の「イケメン」は寺尾聰なんですが(聞いてない)、そんなことより、伊勢谷友介っすわ。
アッシが初めて見た時から彼は全身全霊「イケメン道」を爆走してきたニイちゃんだと思う。
「イケメン、かつオシャレ!男性ファッション誌の表紙はオレにまかせろ!自分で映画も撮ったことあるし天は二物を与えました☆」みたいな・・・って、
え、どうなのよ!?こんな伊勢谷の思惑通りにがっつり認識してくれちゃってる人って、ちゃんとこの世に存在するんだろうか!?
「TVは家にいる時は見るけど、でも録画したり雑誌買ってインタビューを熟読したり〜ってそれほどまで芸能界や芸能人に夢中じゃない人」からしたら、
伊勢谷が未だにどういう人で何する人か、何に出てたからブレイクした人かイマイチよう分からんまんま、
雰囲気やマスコミ報道から察知する空気で、「何やよう分からんけど、伊勢谷はイケメンである。きっと。たぶん。」という認識なんじゃないの?!
それと同じく広末旦那の岡沢某に対しても、モデルだけど男前かどうかは全部の写真が暗いので実は判定保留のまま放ったらかし、
でも何となく「イケメン」確定ってノリで。みたいな。ね、伊勢谷と岡沢某って世間様からの認識のされ方が似てないっすか!?
奇遇なことに「ヒロスエ繋がり」なんですけども。でもさー、似てるわスタンスが。「誰もまだ答えを出してないのに素知らぬ顔でイケメンやってます押忍!」みたいなさぁ。
ものごっつ「イケメン」って単語を体現してるわ、この2人。しかーーし!だね!ワシは未だに解せんのだ。
伊勢谷って大体何からどうなって全国一斉公開映画の主演を張れるほどの役者になったんじゃ?と。
確かに「面」が「イケ」てるんか知らんけども、
カッコいいから萌えるかどうかっつーと全く別。萌えん!キミには萌えんのだ悲しいかな。教えてくれ!何でこんなにも持て囃されてるの?
そらオトコマエっちゅーたらオトコマエやけど、そない皆で神輿に担いでワッショイせなあかんほどのタマかぁ!?
更にスタイルも芸術的にバランス良いし綺麗だしオサレムンムンって感じやけど、はぁとのチンコが全く勃たんっつーか、ワクワク汁の一滴すら漏れんっつーか。
アンドロイド臭いもんな、伊勢谷。無機質で淡白な質感よのう。
そしてキリヤ様な。メイキングで見たキリヤ様は黒のボタンシャツをお召しになっており、イヤン♪いかにもオトナな男(はぁと)。
キリヤ様の顔も好きだし、しかも「グラフィックデザイナー」ですよ。背も高いしね、笑ったら口角上がり系ってとこもヨロすぃ〜感じ。
しかーーし!だね!カッコいいから映画も素晴らしいかどうかっつーと別。ななな、なんだこりゃ。宇多田はどうコメントしたんだろうか・・・・とか。でもね!!
男「戦争が終わったらオレと結婚してくれ!」。女「うん!」。←こんな感じで、冒頭から『愛し合う男女』を表現するのにヤッつけ台詞で状況を説明しようとするのみの
陳腐な脚本がダメすぎ〜とか、ほんとCGが凄いよね!ま、凄いCGと凄くないCGの違いを800字以内で説明しろって言われたら無理なんだけど!とか、
ずっと音楽が鳴ってて激ウルさかったけど寝ちゃった!だって「何故人は戦うのか?!」のループ&ループはごっつい眠気を誘うんだもん!とか、
まぁ色々思うことがあったので、最初は「なんでこんな映画が1800円やねん、金返せ!でもキリヤ様には直接言えないイケメンだし!」とか腹立ったりもしたんだけど、
今考えたらごっつい有効な1800円だったなぁって。うん、厳密に言うとこれは「映画」と呼ぶよりももっと相応しい呼び方があるよな。
映画『キャシャーン』はね、「コミュニケーションツール」って言うた方が正しいかも。だって、ここんとこ何回話題に出たことか。そしてワタシも何回人に聞いたし聞かれたことか。
何かと『キャシャーン』の話。色んな人と『キャシャーン』の話。「なぁ、『キャシャーン』見たぁ?」「あれさ〜、GLAY出てるらしいな!」「ファー付けてる要サイコウッ!」とか何とか。
正直、このゴールデンウィーク中(5月7日現在)、よぉ〜く話題に出たもん。男女問わず『キャシャーン』の話題になったもん。
うわ、見といて良かった!別に見てないと喋ることがゼロなわけじゃないけど、ちょっとしたきっかけだったりするやん。
「つかみ」の役割として、『キャシャーン』は本当に良くやってくれたわ。そういう意味では1800円なんて充分元を取った気がするもんね(笑)。
なので、「とりあえず見ておこうか話題作だし〜、というか、話題にしたい映画だし〜」って人にのみオススメかと。これと『世界の中心で〜』はね。
とりあえず今日び珍しいぐらいの話題作なんだもん、別に多少中身がショボくたってイイかな〜って。
だってこれらの映画の存在意義って内容云々以上にもっと別のところにあるような気がするんだもん。あ、ちょっとだけ監督さんには悪い気がするけどねっ☆
そういや、既に試写会で見てはった男性数人に、「いや〜、私も『キャシャーン』見た方がいいんスかね?」と軽い気持ちで相談したところ、
「見た方がいいっていうか絶対に見なあかんで!だってイケメンがいっぱい出てるもん!」「そうそうイケメンが!」「めっちゃイケメンだらけの映画やしな!」。
・・・・全員、「イケメン」連呼。『キャシャーン』に出てる伊勢谷、要潤、唐沢寿明、及川光博・・・などなど。ま、このあたりを指してたんだろうけども、ちょっと待て、と。
ここでも世間様とのズレが!!あのね、『キャシャーン』は「ジ☆男祭り」じゃないの!
真の「ジ☆男祭り」はねぇ、『あずみ』(オダジョ、成宮、小橋賢児、小栗旬、金子貴俊、石垣佑磨、瑛太などなど☆)みたいなのを指して言うんだよ!分かったッ?!←何様




ライブ『TRICERATOPS/LICKS&ROCKS TOUR '04』(2004.4.19)





映画『KILL BILL vol.2』(2004.4.16)

最強の女エージェント“ザ・ブライド”の復讐劇を描くクエンティン・タランティーノ監督のアクションエンターテインメント巨編の第2弾。
テキサスの荒野と中国大陸、メキシコを舞台にマカロニ・ウエスタンの世界が展開する。主演は前作と同じくユマ・サーマン。
アクションづくしの第2弾にくらべ主人公ザ・ブライドの内面にスポットをあてたストーリー展開に注目。

あらッ?(ポカーン)。映画に造詣が深く、なおかつサブカル方面に明るい人なら楽しめそうだけど、
ワシャそういうのよぅ分からんし、「1」のノリを期待して行ったってのに意外と地味で拍子抜け。
ま、相変わらずなアホさとカッチョ良いシーンはあったけど、それにしても何だかなぁ〜・・・。
なんつっても前作は「ヤッチマイナッ!」やしな。DVDのCMは「カッチマイナッ!」っすよ、そりゃ勝てんっちゃぁ勝てんだろうけども(笑)。
ンでもそれだけじゃなく、全般的にねぇ・・・どうなんだっつーかねぇ・・・。やっぱしどうしても前作と比べると弱いんじゃないっすかね。
う〜ん、これ確実に「1」ほど客入らんやろな〜。今となっては、ウェデイングドレス着て刀持ってる告知ポスターとCMの出来の良さ、
それから見た客全員に「何が何でも次回作も絶対に見る!」と断言させた「1」ラストの”あの台詞”の凄さを思い出しては唸るばかり。史上最強の前振り・・・。
しかしワシが何書いたって、「2」がどんなんか気になってるアナタは絶対見るでしょ!?それは正解かと。とりあえず何でアレ見なきゃ納得できんよね。
せやんな、あんな終わり方されたら例え前評判がどうであれ、自分の目で確かめずにはおれんっちゅー話やんなあ!
そういう意味でもほんまヤリよる男やわ、VIVA☆タランティーノ!(笑)




映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004.4.14)

行定勲監督最新作。社会現象的な純愛ブームとなり200万部を突破したベストセラー小説の映画化。
大沢たかお、柴咲コウ/森山未來、長澤まさみによって二つの時代が描き出され交差するアンサンブル・ストーリー。
今年の邦画界で一番の注目作との呼び声も高い“泣ける”純愛映画大作。

そない制作費はかからんけど、そこそこ興行収入は見込めるんだろうな〜。
『黄泉がえり』『解夏』に続き、東宝が放つ”愛し合う2人に突如として訪れる不幸シリーズ”の第三弾とでも申しましょうか。
大ヒット間違いなしの臭いを嗅ぎ付けた関係者が大挙押し寄せた試写会では女性のほとんどがズルズル・・・。
もちろん、ワシも始まって1時間もせんうちに号泣。はい、思う壺。っちゅーか不可抗力よ、しゃーないやん。こんなもん泣くって。
ちなみに舞台は「1986年」で、当時の高校生と切っても切れないもの・・・「深夜ラジオ」「カセットウォークマン」「漫画・みゆき」「渡辺美里」ってな感じで
まぁ30代が見たら微妙に懐かしく思うような小道具が散りばめられておりました。ってワシの興味は全くそんなところには無かったんだけどねオホホ。

主演は大沢たかお。”キング・オブ・シャツ”の称号を欲しいままに全編白の長袖シャツで勝負する大沢たかお。・・・ 一本!!!
上に羽織るはトレンチコート。たかお最高ステキング!世界の中心がとけるほど恋したい!トレンチコートを着てても全然露出狂に見えないわッ!
鬼に金棒、大沢たかおに白ボタンシャツ。あれに勝てるオナゴなど存在するのか。分かりやすく「オトナの男」をやらしたら今たかおは日本一。
ちょいと一般人の設定にしちゃァお色気多過だけど、それでも多少のツッコみ如きでは揺るがない絶対的な”イケメン然”とした”エエ男”。
映画見終わると同時に世界の中心で、大沢たかおへの愛をさけぶ(言うと思ったよね!でもメゲないよ・・・)こと必至。同行者募集中。
そして回想シーン(こっちがメイン)でたかおの少年時代を演じるのが森山未來。ん?ってことは、森山未來が大きくなったら大沢たかおってことか・・・。
よっしゃ!アリ!爬虫類繋がりってことで!っつーか、これが肝よ。森山っすよ!未來っすよ!直太朗ちゃいますよ!
W森山で日本の全B専オンナを征服しつつある昨今、ワシャ余裕で未來派。未來派センスbyTOKIO。しょうもないけど未來に免じて(?)許して〜ん♪
この子ってば何でこんなにも顔面の全パーツからブサ信号が発信されてるってのにも関わらず可愛く見えちゃうんだろうか。不思議やわ〜。ほんと可愛い。
ちょっと日に焼けてるんだわさウフ。ふてくされた顔や照れた顔にのた打ち回って萌えるTHEムービーとはこのこと。
見てる最中、森山未來のクチビルを人差し指と親指でつまんで右にクイッとひねってやりたいような衝動にかられまくりで七転八倒っすよ!
ダメだ!好きだ!見てるだけで、どーーにかなりそうだグェェェェーーーー!!!!映画見終わった瞬間、世界の中心で森山未來への愛を(自粛)。
そして森山未來の彼女で、しかも病魔に侵される女の子の役に長澤まさみ。
・・・ふっ、ンなもんさぁ。森山未來と長澤まさみの2ショットってだけで充分泣けるっちゅーの!!
だってスバらしいのよ!!
行定監督って若い子(この言い方がもはやババァ・欝)を撮るのものっそ上手いもん。
塩田監督の男の子も大好きだけど、
相変わらず行定監督が撮ると3割増で魅力的で、空や海や緑が独特の色っつーか何とも言えん柔らかい感じで
そこに溶けていくようなカップルが森山未來と長澤まさみっすよ!?も、マジでスクリーンに神を降ろしまくりっすよ!!
この2人が制服着てバイクで2ケツしてるだけで、ああああああああ!!!!!ヤベぇ!タマらん!美しすぎて泣ける!!!
特にだ。問題は長澤まさみだ。なんだキミは!!光りすぎじゃないかッ!!(叱咤)。
今回、この映画の長澤まさみは『ロボコン』なんて比じゃないぐらい、全盛期の宮崎美子ばりにピカピカに光ってます。直視したら目がヤラれることでしょう。
しかし更に深刻な問題は、
長澤まさみの乳がデカすぎるということである!!(キッパリ)
ホットパンツ、ノースリシャツに水着(オレンジ色のスクール水着タイプ)、陸上ユニフォーム等など。
とにかく今回の長澤まさみの衣装はやたら胸を強調するものが多い(ような気がした)。
たぶん今までジャージのイメージしかなかったからか?!それで多少の違和感もあったんだろうけど・・・・それにしてもですよ。いいんですかい。
あまりにもキャラにないっていうかね。だってあの顔で乳がデカくある必要ってゼロやんか。夏目理緒じゃあるまいし。
長澤まさみのあのキュートなお顔から推測するに、しかも東宝シンデレラってバックボーンを考えてもCかDカップで充分やんか。
せやのに明らかにE65〜70って感じなのよ。なんやったらFやね。ほんま、長澤まさみのキャラにない胸のデカさなのよ!
断言するが、これはワシが異常なのではない。自然と目が一点に吸い寄せられるねん!「え!」みたいな。「何でそんなに?」みたいな。
こんなもん見せられてだね、いくら感動作か知らんけども見に行った男がハァハァ言うても責める気には到底ならんっつーの!しゃーないもん!
しかも胸がデカいだけじゃなくて手足も長いッ!細い!スタイルが恐ろしいぐらい抜群!パーフェクトッ!
長澤まさみが今後必要以上に肌を露出する見込みはほとんどなかろう。よっぽどじゃない限り。そして今後よっぽどなことは無いだろう。
ここで宣言します。ぶっちゃけ、グラビア界にとって莫大な損失=長澤まさみ@東宝シンデレラやな。
願わくばイエローキャブの野田社長には是非この映画を見てもらって、これから先に出る「東宝シンデレラカレンダー」を見るたびに、
「クッソォ辛気臭い晴れ着よりもこの子には水着が似合うのに〜」と思う存分地団駄を踏んでもらいたいものである。ってワシャ誰やねん。
ということで!以上でお分かりの通り、この映画はちゃんとベタに泣けるし「森山未來と長澤まさみに1800円」という映画でございます。
っちゅーかそこに価値がある。っちゅーか、そこ以外に価値はない!・・・ビックリしたって。始まって数分でゴンゴン泣けて泣けてしゃーなかったってのに
大オチでドッチラケ!!!!
は?瞬時にして涙も乾きましたよ。柴咲コウって原作のファンなんでしょ。柴咲コウ@原作に無い役で登場して、思いっきりブチ壊すってどうよ。
大好きな小説の映画に出れたはいいものの、
自分の役が作品をブチ壊してもうてるというジレンマを感じてはいないのか心配。なんだったらコウに同情。
ここまで取ってつけたようなご都合主義って久しぶりに見たし退いたわ。あのね、この”退き方”って、ドラマ『青い鳥』の最終回とそっくり。
「え!そうなんの!?豊川悦司キモ・・・」っていうね。
あのドラマも途中まで怒涛の如く泣かせて大オチで退かせたっていう。むちゃ似てるわ。
うっすら意識が遠のいたもんなあショックのあまりに。エンド近くで世界の中心が何処か分かる頃には「へ〜ぷぅ〜」と屁すらヤル気ない音を立てており、
ラストの平井堅の主題歌が流れる頃には「そういや、ちょい役でクドカン出てたよな〜あれもB専からしたらタマらんブサカワだな!」と
勝手に己が設定した名シーンのみをプレイバックしてみた。森山未來と長澤まさみ、そして大沢たかおは最高でした!!そんな映画だ!!号泣だ!!




舞台『JOKER』(2004.4.12)

明石家さんま主演の最新作!生瀬勝久の脚本と、日本テレビ・水田伸生の演出という強力チームが再び手を組み、新作に挑む。
今回は、現代のコント番組収録スタジオから、太平洋戦争時代へと物語が展開。笑いだけでなく泣かせる場面も。




ドラマ『オレンジデイズ』(2004.4.11)

ちょ、ちょ、ちょっと!!
ツマブってば更にデコが広くなったっつーか、なんだったらハゲが進行してないっすか!?
ああ、恐ろしや。柴咲とカラんだ男はみんな・・・(涙)。

いやはや、確信したね!エリリンはラブストーリーに限るぜ!やっぱエリリンのラブストーリーって最高www・・・とまでは思いませんが、
空から一億のギャフンが降ってきたことも記憶に新しいサスペンスもどきの某と比べると全然マシでございました。
いえ、マシどころか結構良かったわ〜、想像してたのより。期待してなかったし。柴咲の「鳥はなぜ泣かないの?」のクダリなんてウッときちゃったもん。
せやけど『愛してると言ってくれ』『ビューティフルライフ』しかり、どうにも”障害”を”恋の障害のアイテム”として使うドラマって卑怯な気がして
結局一回も泣けそで泣けないというね。あ、あとよく当時は常盤にムカついてたな。ンでもって今回の悲劇のヒロイン・柴咲コウ。
てっきり「アタシの気持ちなんて分かんないくせにッ!」「同情なんてしないでッ!」を連呼する、心を閉ざした=我が侭キャラなのかと思いきや、
結構素直で意外。そして自分の気持ちに素直になって早速チュッ☆してましたな。ま、ありゃするわな。するしかねぇわな。・・・してぇな。←聞いてねぇ
同じく自分の気持ちに素直になったのかどうか知らんけど果報は寝て待てと言わんばかりにチャリ前で待機するだなんてありぇねぇ@妻夫木クンは、
心優しいけどちょっと優柔不断なところもある好青年の役で、きっとこのまま最終回まで大学の仲間ときょうのできごとを語らいながら
洋食屋『キッチンマカロニ』の内定を貰ってから柴咲コウをおんぶして水族館へ行くんでしょうねウフフ。
・・・って、見たわーーー!!!それもう見たわーーーーーーーー!!!!!!(笑い飯風に)。
あまりの爽やかさにうっかり見落としそうだったけど、何気にツマブってキムタックン以上にまた違った意味で一芸じゃない?!
一時、永遠に高校生かと思ったけど、最近は永遠に好青年。っつーか、さすがに飽きてきたなあ妻夫木の「爽やか芸」。
それを打破するための優香との熱愛報道だったのかと邪推するほど。
しかし成宮寛貴の「ジゴロ芸」と瑛太の「坊ちゃん芸」には、アテクシまだまだ全然飽きる気配がございませんッ!!
成宮やっぱエエわぁ(ポ)。今度こそFCに入ってイチゴ狩りに行かなきゃだわ。すんげぇ箸の持ち方してたけど(また箸か)、役柄的にはOKっつーことで。
しかも”ゲイのためなら女も泣かす”なんて、実にあざとい設定にドキッ☆
自宅での独り言が病的に多かった瑛太が「大学生になって初彼女」だぁ!?ねーよねーよ、だってめちゃめちゃ可愛いやんか!
ツマんねぇ耳ばっかデカい筒井道隆の廉価版なんて言ったワタシを許して。耳の横でクリン♪と後ろ向きになびいてたモミアゲ込みで激カワ。
なんつーか他にも見ながら色々思ったんスけど細かいことは忘れちゃったなあ。けどボンヤリと「あーー、大学時代って良かったよなーー!」ってこととか、
「ワシらん時、まだ携帯が無かったぜーー!あったら色々違ってたろうになーー、恋愛もさーーー!」ってこととか・・・(涙)。
次回予告でのツマブの台詞、「光の射す方へ・・・」ってのが使いたくて主題歌がOASISからミスチルになったのかな?まぁどうでもいいけど来週も見ます。 
ちなみに全くピアニストに見えない風吹ジュン。こういう役こそかたせ梨乃がやるべきなのよ。んでもって風吹ジュンが弁当屋へ。って、それ『年下の男』か。
あ、そうそう!うちのPCでこのドラマの脚本家の名前を打って変換したらモチロンいっちゃん最初に「喜多川」と出ましたよルララ〜♪




映画『かまち』(2004.4.8)

エレキギターに感電し17歳という若さであっけなく逝ってしまった伝説の神童、山田かまち。絵画や詩などの作品を残した彼の人生を
『皆月』の望月六郎監督が初めて映画化。現代に生きる教師を檀ふみが演じ、より複雑になった若者達の悩みに触れる。
ビートルズの楽曲に乗せ、LEAD谷内伸也や姫野史子のフレッシュな魅力がスクリーンで輝く。




ドラマ『冬のソナタ』(2004.4.3)

あれれ。第一話を見た限りでは、正直「え?これが夢にまで見た話題のドラマ?!」って感じなんスけど。
主役の男女がやけに老けてたり何故だか放送部に所属し何かに取り付かれたかのように踊り狂う女それを見て微笑む男の図式にしばし退いたり、
他にも黄ダッフルにピンク手袋を合わせる奇天烈な色彩センスも時代錯誤な髪型もカチューシャも縦笛で吹きました♪みたいなBGMも、
やたら短いOPテーマも女のキャラが『タッチ』南ちゃんみたいだなとか男のマフラーの巻き方はちょっとどっかに引っかかったら絞殺もんですよとか、
エキストラを含め出演者全員の身振り手振りから表情まで全ての演技がオーバーアクションで笑えたりしたけども、
「ま、韓国ではそれが普通なのかな〜」とか思えばあまり気にならなかった。日本じゃないと「そんなワケねぇだろ!」「ありえねぇ!」とか言う気にならん。
しかし展開といい、設定(あの写真の様子だと、きっと主役の男子と女子は異母兄弟やんな?)といい、
日本のTVドラマ界ではとうの昔に姿を消してしまったようなベタさ加減が炸裂してて、ンでもだからといってそれがイヤではなくて妙に懐かしかったのは
ワシが30過ぎとるからかのう。
そしてバスに乗ってる最中、女の髪の毛がなびいてきて男がポ〜ってなったりとか、
2人でバンソコや湿布をはがしてバスの座席に貼り付けたり(なんつーことするんじゃ!あんなの取る人の身にもなれよ気持ちワル・笑)とか
なんと申しましょうか・・・微妙ではありますが、細かくシーンの端々で妙に照れたり・・。なんだろうか、この気持ち。
とかってドギマギしてたら次回予告では男と女で小さい雪だるまを2個作ってチュッチュ(いわゆるA)をさせてました。・・・。おわっ、もしや毎週こんなノリ!?
わー、こんなん毎週見せられたらムズ痒いけどヤメられんっぽいなー。おっと、先輩方にお聞きしたい。ソナターとしては、この楽しみ方で正解ですか?!
っちゅーかさぁ、もしやこの調子で行くとアッシってばきっと見続けてくうちにどんどんハマってくんじゃね?(ワクワク)。
やけに出演者のオトコマエ率が低い気がして不満だったりもしたけども、
そんなもんドラマの役柄にハマりゃぁいつのまにか自然と顔までハンサムに見えてくるもんだっつー話でね。
キャラに萌えれりゃルックス萌えは後から付いてくるさ。ワシの言う”オトコマエ”の基準なんて実はものごっつ曖昧なもんだったりするのよホホ☆
しかしだよ。問題はハマった瞬間に今日という日のことを一生後悔するんだろうなぁってことですわ。
「あああ知らんかった!!4月3日にペ・ヨンジュンってば来日してたんかよワシその頃何しとったんじゃシクってるーーー!!」とな・・・。
ま、当分の間は続けて見ようかと思っております。全20話。もしや最終回が放送される頃には真夏かな(笑)。


ペ様、ようこそ日本へ!!
な、な、なんでしょう・・・・この上↑に書かれてある4月3日の日記・ドラマ『冬のソナタ』の感想らしき駄文は。一体誰の仕業!?ってミーだよっつーことで、
只今己が許せません。それゆえ罰として消さずに当分の間オノレの恥を曝しておこうと思います。けっ、バーカバーカ。
ふっ、「主役の男女がやけに老けてたり」って理由はそういうことか。そのほか諸々納得。そして・・・ペ・ヨンジュン、最高やんけ!!!!
なんとなく1話を見終えて感想を書き終えてからネットでいっちょまえにサーフィンなんぞしておりましたら、こんなサイトを発見→
そこでついつい2話を鑑賞。ま、1回分だけってことで、しかも315円ぐらいならいっか!という軽い気持ちで。そしたら止まんねーでやんの!なんじゃこりゃ!
「まさか、まさかここでこんなベタな事件が起きたりなんかして・・・って、やっぱりかーーーーーーい!ベタやなーーーーーー!!」
「もしやここで来るんちゃうか?おおおーーーー、きたーーー!!!やっぱそうかーー!!!ベタやなーーー!!!!!」と、
♪ドーンドーンドーン、ベタベッタ、ドドーンドドーン、ベタで〜す☆@安田大サーカス並みに”ベタ”という単語を連呼せざるを得ないストーリー展開、
そして読めるし分かっているのにコントロールできんのよ、気がつけばトメどなく流れる涙・・・。っちゅーか、号泣に次ぐ号泣。ひぃ〜〜、つら〜〜〜〜。
アウチッ!ちょっと待てよ。これって、ある種ネタっぽく見るのが正しいんじゃないの!?思いっきりワシ泣いちゃってるんやけど。うえぇ。
そうかそうか、1話は振りか。後々”バンソコや湿布”のエピソードでまさか泣かされるとは。んで2話がキモで3話でスペサル号泣、4話以降ノンストップ。
やっぱ当初から薄っすら予想していた通り、アテクシだだハマりING進行形でございます。まさか一気に5話まで見ちゃうとは。
もちろんまだまだ続けて見ますわよ、1週間なんて悠長に待ってられるかいな。全話見たらいくらかな。ひーーッ!請求怖いよーー!
この調子で行くとドラマ『24』が面白すぎるゆえ完徹で17時間ぶっとおしで見てしまった記録を超えるかも。←ロクデナシならではのライフスタイル
皆様、まだ間に合いますわよ!ワタクシ同様、まだ『冬のソナタ』を見たこと無い方いらっしゃいましたら是非。うわ、タマんねぇ面白いってばコレ。


やってしもた・・・。とうとう全話ネットで見ちゃいました。しめて1話315円×19回=5985円。ぎゃーーーーーーーーーーー!!!!○+-< バタリ
請求はいつ来るんだろうか。なんたること、今日から毎日300円づつ節約して『冬ソナ』貯金せにゃシャレならん。
ありえねー、わしネットで金払うの初めてよ。それがまさかドラマを見るためとは。我慢という言葉を知らんのか・・・っちゅーか無理!
特に13話までの吸引力たるや凄まじいもん!んでもって14話。眼球がハチきれるかってぐらい泣きましたよ。←アンタどこから涙出してんだよ
どんなテトラポットを何個も何度も積み上げても決壊、ドドドドーーンと溢れ出る涙らしきドロ水!そして「ウォォォ〜〜ン!」という轟音。
自分の嗚咽がデカすぎて台詞が聞き取れないからPCの音量をあげたぐらい泣いたバカここにあり。皆さん、道で会ったら気軽に「バカ」って呼んでね☆
今のワシにとって『冬のソナタ・14話』は勝俣州和における『火垂るの墓』かも。なるほどなぁこりゃ流行りますわ。納得。
ちょっとばかし、それ以降〜最終回まではやや失速していったような気がしたけども、まぁ何にせよ楽しませていただいた。久々におもくそ泣いたわ。
正直、ドラマとしての内容は稚拙だと思いますよ。どうしようもなく古いしなー。しかもスタッフの作業もユルユルなのか、
ガンマイクが何回も上の方に見切れちゃってるしスタッフの影も映りこんでたり、あとストーリーもほんとヒネリがない”お約束”の応酬っちゅーか、
そしてあまりにも”お約束”が”ネタ”っぽくなりすぎるぐらい強引な展開などツッコミ処も満載だったし、たまに涙しながら「・・・おいおい・・」と職業病?で
ツッコんでる自分がイヤになるぐらいのもので。しかし前評判通り、非常に映像(雪景色とか)と音楽(主に泣きメロ)が秀逸でこれがツボるんだわ!
ここんとこ突かれてないツボを突くの。そして台詞よ!こ・れ・が!実にクサいんだなーーーー!でもだからこそタマらんのだなーーーーーーーーー!!
こんなのにヤラれる私ってまだまだ夢見る夢子ちゃん(懐)なのかしら?ってぐらいヤラれまくったもん。完徹で死ぬほど眠いのに目が冴えまくりですよ。
今冷静に考えたら「よくぞあんなクサい台詞で泣けたもんだ」と思う箇所が多々あり。しかしこれが日本のドラマで日本の俳優だったらどうかと。
「あの人のことが忘れられないの・・」とか言われても、「その前にアンタ年金払うの忘れんなよ!」なんてすぐ余計なこと考えてしまうやん!?
ラブストーリーなのにキッスすら中々しないのにも「えーがな、得意のカーセックスしちゃえよ〜」なんて言うてもうて絶対に泣けんと思うのよね。
せやけどこのドラマを見てる時はそんなん思わん。それって自分が全然知らん人が出てる韓国のドラマだからでしょうな。

今日び日本のドラマを見てる最中にドラマの役柄とは関係なく俳優個人に関する余計なネタでついツッコんでしまい今
ひとつ入りこめないのって、
ワイドショーとかの所為がデカいんだろうなあ〜なんて。なら見んなっつー話なんですけど、認めたくないが大好きなんじゃ(笑)>ゴシップ
あと、バラエティー番組な。それからCM。俳優外の仕事ってキャラ売り出来て客を呼べるかもしれんけどある意味夢を壊す諸刃の刃とも思ったり。
さてさて。ペ・ヨンジュンが来日したその日にマンマと『冬のソナタ』にハマってみせるという恥も外聞もないミーハーなオレ様は
もちろんチュンサン役を演じたペ・ヨンジュンにもマンマとハマってみたのであった。んでも他の写真やニュースで見て思ったんだけど、
やっぱチュンサン役が最高なのであって、それを演じたペ様に鬼萌え☆ってほどでもないかも。しかしチュンサン役はタマんね。はああああ〜〜♪
友達はペ様を「どう見ても坂崎幸之助にしか見えん」とバッサリでしたが、
ドラマを見たらペ様が高見沢以上の王子様に見えるでと声を大にして言いたい。
うん、
・・・王子様か。実のところ苦手なジャンルなんですけども。んでも王子様系って普遍的に人気あるの分かるなあ。ありゃ永遠だわね。
あのポジションって今日本の俳優で言うと誰やろか。藤木?ちょい弱い気がするしなー。月9『愛し君へ』に期待(でも原作は100番さだ100番まさし・・・)。
ペ様来日のニュース映像を見る限りどうやら支えてるのは30代以上のいわゆる”おばちゃん”ばっかのような気がしたけども、
おばちゃんはみんな王子様じゃないとダメなのか?!いや、
あの年代、そしてあの年代の人たちだけに限らず
今日本のTVドラマ界にはびこるチンカスまみれ系俳優に辟易としてる女って割と多そうやな。
アッシはヨゴレにはヨゴレなりの萌え処があるのでチンカスまみれ系(あえて誰とは書かんが)も大好きなんやけど、
やはりせっかく芸能人のファンになるんだったら、そこらへんに転がってるチンカスよりも王子様に流れる人達の気持ちは分からんでもない。
そして・・・こんなにも大判小判がザクザク埋もれてるとしか思えない「王子様」という芸能界でのポジションに何故今誰もおらんのじゃ?!
やはりそれがめちゃめちゃ不思議や。外国人スタアに客(ミーハーん中でも特に金遣いが良さそうな年齢層!)を取られちゃってる不甲斐なさ。
やっぱ「王子様」っすよ、「王子様」〜。さっさと「王子様」を売り出してくれや!ったくよ〜。日本の芸能プロダクションは何しとんねん!

はよ竹下通りでも100000往復して探してこんかい!(激怒)。
※竹下通りをフラついている時点でそれは王子様ではないというツッコみは却下




映画『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』スパニッシュ・アパートメント』(2004.4.2)

映画『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』
2001年の大ヒットの記憶も新しい『クリムゾン・リバー』が、リュック・ベッソンの手によってよみがえる。
名画“最後の晩餐”に隠された12使徒の謎。前作をしのぐ猟奇事件にフランスの人気俳優ジャン・レノが再び挑む。

フランス映画のアクションシーンって例え銃撃シーンでも1コマ1コマがポストカードとして成立しそうなぐらい綺麗・・・。なんて妙な感心をば。
色も好きな感じやったなあ。ただ少々途中寝てしもたんやけど。フランス語って眠気を誘いませんか?!
話はそこそこ面白かったんじゃないですかね。「いや〜、手に汗握ったよね!」ってほどでもないけど。

リュック・ベッソンとジャン・レノ(すまんがワシには性欲旺盛の好きモノ成金ハゲにしか見えん・・・)好きの目にはどう映ったかは分からんが、
男大好きの目には、ただひたすらブノワ・マジメルのみ映るはず。オットコマ〜エ!(フランス語風に発声)。ほっほぅ、噂にたがわずハンサムやな〜!
フランス版・池内博之って感じの目鼻立ちクッキリな美形。清潔感ばっちりやし多少筋肉質なので個人的には萌えませんが、
普通、これぐらい爽やかでガタイがしっかりしてる方がセクスィ〜で好まれるのではなかろうかと世間一般女子のツボまで邪推。どやさ。
しかも聞くところによると彼はどうやらジュリエット・ビノシュのダー(この単語をリアルで発してる奴って実在するの?)らしい。えらいこっちゃ!!
懐かしいがな、ジュリエット・ビノシュと言えば『ポンヌフの恋人』ですよ。90年頭ですかね。
今思い出しても何が良かったのかちっとも思い出せませんけど学生の頃「好きな映画は何?」と聞かれて「ポンヌフの恋人!」と答えときゃ
それでもうアタシはオサレ♪と思い込んでいた頃の自分や稲垣吾郎を思い出します。・・・。


映画『スパニッシュ・アパートメント』
監督は『猫が行方不明』のセドリック・クラピッシュ。人々の日常をユーモラスに描くことに定評のあるクラピッシュが今回選んだ題材は
留学生たちの人種のるつぼのような共同生活。コミカルに笑わせてくれたり、それぞれ抱えている問題を考え語り合う真摯な若者の姿に
共感したり、ちょっとキャラが濃いけど、心があったかくなる青春群像劇だ。


説明文↑にある通り、この映画は凄い評判良いねんで!色んなところの映画評を見る限り高得点だし
満遍なく平均点以上をクリアしてる作品かな。どうやらそうらしいよ。だから私も期待して見に行ったんやけど。
OPから色々と遊び心いっぱいの構成だったりして「お!」と気を引かれたものの、
・・・・・アテクシですねぇ〜、どうにもフランス語が苦手だからか途中で何度もウツラウツラしてもうてですねぇ・・・・。
結局何のこっちゃほとんど分かりませんでした。ドテーン。最悪。フランス語のリズムやトーンがどうやら天敵みたい。
せやけど場内に沸き起こる笑い声に驚き何度も目が覚めたほど、どうやら面白い映画みたいだし
おフランスギャグ(?)がお好きな方には大ビンゴ作の模様。っちゅーかちゃんと見ろってのな。なんで寝るかなあ。せっかくな機会なのになあ。
よくいるでしょ?「昨日TVつけっぱなしで気がついたら寝てたわ〜」って人。逆にワシ、あれ全然ないねん。TVついてたら付いてただけ見てまうねん。
寝る前は絶対に「よし!寝よう!」と思い立ってTVもラジオも消さないと寝られないのに・・・・フランス語はダメだ。
寝てしまう。しかも映画。ごっつい損してるような気がして若干凹む。ということでこの映画の感想は他のサイトで見てください。・・・・・ほんま最悪や。




映画『殺人の追憶』、『テキサス・チェーンソー』、『ペイチェック/消された記憶』(2004.4.1)

『殺人の追憶』
韓国で2003年の興収1位を記録したサスペンス映画。1980年代後半、ソウル郊外の村で実際に起こった連続殺人事件に基づき、
犯人探しに奔走した刑事たちの姿を描く。『JSA』のソン・ガンホと『気まぐれな唇』のキム・サンギョンが対照的な刑事コンビを好演。
事件の猟奇性ではなく、登場人物の感情に焦点を当てたヒューマンなドラマに仕上がっている。

わっ、こりゃ面白い!!
とある連続殺人事件を解決すべく奔走しながらも精神的に追いつめられていく2人の刑事の心の動きを描いた人間ドラマ。
いわゆる犯人探しがメインじゃないのよな。けど別にええねん。今ひとつ宣伝が地味だし映画の存在自体も暗めっすけど、これマジで凄いよ。
ほんま最初っから最後まで引きずり込まれっぱなしでドキドキハラハラ夢中になって見たもん。ラストカットなんて鳥肌もんっすよ。
こりゃ随分とデキのええ拾いもんしたわ!・・・と調子に乗ろうかと思ったら、既に色んなとこで絶賛されてるし賞を総なめしてました。ホホ、そりゃそうか。
いや〜、面白かった。せやけど韓国映画だからこその”キャラ設定”っつーんかね、
絶対に日本の地上波では流せん邦画じゃ無理な描写もいっぱいで、そのあたりも非常に興味深かった。色んな意味でスゲエ。
せやけど『CUT』に「踊る大捜査線の5万倍面白い!」とありましたが同じ刑事メインの映画だからって比べる基準が全然違うかと。適当やな〜。
んでも毎度「いや〜、韓国映画って金をかけずに面白いもんを作るのが巧いな!」と心の底から思えるのは、韓国の映画スタッフが凄いのか、
それともツマらん韓国映画が日本に入ってこないだけだからか。どっちだろ。むむ。そういや今週末からドラマ『冬のソナタ』も始まるしね。
アタシャ何だかんだで今まで一回も見たことが無いんよな、嗚呼ごっつい楽しみやわ〜!
こういうススけた女こそ、ピュアなラブストーリーにハマりにハマりまくって号泣するに違いないのよ。気ぃついたら訪韓してそう。
っちゅーか、なんやったら今すぐ行きたいかも。だってさ!この映画の主演俳優ってば!!ちょっと見てよ!!



左は毒蝮三太夫(まむしプロ所属)似のオッサンゆえ静かにスルーだけど、右よ、右!!(詳しくは公式ページを見てくだされ
どーっすか!?まだまだ心の中にそびえ立つ巨塔@上川隆也似のキム・サンギョンがタマんねーんだって!!ひゃくてん!!ひゃくてんじゃああ!!
久々に直球ド真ん中シブめ路線の「ジ☆オトコマエ」を見た気がするなあ。うえ〜、キム・サンギョンまじ最高。やべー。映画館で見て良かった。
全編に渡り、微笑むオトコマエ、悩むオトコマエ、焦るオトコマエ、走るオトコマエ、憤るオトコマエ、雨に濡れるオトコマエ・・・。き、気が散る・・・。
容疑者役で出てたパク・ヘイルもなかなか。はぁ〜、オトコマエって真剣に映画を見る分には時として邪魔になりますよね(はぁと)←バカ
とかフザけてみたりもしつつオススメ。こんだけよう出来てる話で、ついでに男前まで出てるとなると見ない手はないっすよ。




『テキサス・チェーンソー』
1974年に発表されたカルトホラー『悪魔のいけにえ』を、現代最高の映像技術でリメイクした超エキサイティングな
ホラー・エンターテインメント。観客を驚かす様々な仕掛けからヒロインのさりげないお色気まで、ジャンルの定番を網羅しながらも
決して安っぽくならない完成度に脱帽。停滞気味だったアメリカン・ホラーの復活を感じさせる快作だ。




『ペイチェック/消された記憶』
SF小説の大家フィリップ・K・ディックの原作に基づく近未来活劇。極秘プロジェクトにかかわってはその記憶を消し多額の報酬を得る
敏腕プログラマー。陰謀に巻き込まれ、必死の逃亡の中で失った記憶をたぐりよせる、そんな彼の奔走劇がスリリングに展開する。
ジョン・ウー監督ならではのダイナミックなアクション描写に加え、ベン・アフレックの熱演にも注目!