2005年5月の日記


5月27日の日記『舞台/エデンの東』
うーーーん・・・。また間違えた。ワシャやはり舞台は分からんわ。じーっと見てても「松本潤がカッコいい!」こと以外、分からんかった。
舞台の面白さが理解でけん。一幕はマザコン、二幕はファザコンがテーマじゃないよね?←あたりめーだ
分からんの。面白いところも分からなければツマらないところも分からないという。内容の良さも悪さも理解出来ず終始キョトン。
あ、でも二幕の方がちょっとだけとっつきやすかったけどね。「おお!ズン様、そのままソファーに押し倒してヤッチまえ!」みたいな。
兄ちゃんと三角関係っぽくなり始めたところは身を乗り出したが。・・・ね。ほらワシって下衆いしこういう単純な話じゃないと分からんのだ。
惚れたハレタの話って気楽に見れるじゃん。でも青春の光と影って重いじゃん。しかも今日朝5時起きじゃん。眠くなるじゃん。知らねえじゃん。
教えてください。松本潤ファンは全員この舞台を理解したうえで心の底から楽しんでるんですかね?
どなたかお時間よろしければ「この舞台の素晴らしいところ」「舞台の見方」を端的に分かりやすく教えていただけないだろうか。
確かにズン様はめちゃめちゃカッコ良かったし、「今、素で笑ってるよね可愛い」とか、「今の台詞の言い方萌えるわ」とか、
「ニヤッて悪魔の微笑みワル潤最高」とか、「顔ちっちゃ」「髪切った姿を遠目から見たら忍成修吾にやや似て蝶」「スーツ激お似合い」とか
「T&D小百合ちゃん迫力満点」とかそういう楽しみ方は出来たんですけど、・・・なーんだかアホにはとっつきにくい舞台でしたなあ・・・。
「ちょいとマツジュン見に行こうぜ!」みたいな軽いノリで誘われてホイホイ着いて行ったら大怪我したわ。
J舞台じゃないからツッコみ処もないしね。寂しいわ。ツッコみたい!・・・って、なんでワシは常日頃ツッコみたがってるんだ?職業病か?(笑)。
こんな調子ですから、途中から一生懸命演ってるズン様に対してですね、理解出来ない己のアホさ加減が情けないうえに申し訳なかったので、
今後は予めチケット発売前に【18禁】かのごとく、【アホ禁】とかお知らせしてくださると有難い。ほな遠慮しますんで。
しかしアホでもズン様がカッコ良いこと以外に、「嗚呼、松本潤はイイ仕事させてもらってるなあ」ってことだけは分かった。
松本潤の成長の軌跡に立ち会うことが出来たという意味では行って良かったかも。ホント頑張ってらしたわ。おっさん感無量ですよ。


5月25日の日記『イベント/W(ダブルユー)NEWシングル「愛の意味を教えて!」発売記念 スペシャルイベント&握手会』
女の握手会なんて菊池桃子ぶりですよ。わー、しかも千里セルシーに来るのも何年ぶりだろ。超久々。でもなんとなく落ち着くわ(笑)。
ハロプロでは初参加のW握手会。リーダーの辻希美とサブリーダーの加護亜依です。2人合わせてダブルユーで〜す☆
・・・ふっ、ありゃ例え冗談半分であっても決して真似ちゃいけない禁断のポーズだぜ。のはーっ、可愛い。
あんなに可愛いのに不憫なこった。「キモヲタなんかと握手させられる2人が可哀想やわ」・・・と、行く前は思ってたのにアラ?全然違うし!
え?あれ?どういうこと?Wヲタってめちゃ普通やん。握手券は少量しかバラまかれなかったし、しかも平日だったからかもしれんが、
予想してたより全然フツーの地味なニィちゃんばっかしで拍子抜け。一見、ちゃんと社会に適応してそうな青年〜中年ばかりでしたもん。
(注・社会に適応するしない以前に、10代アイドルの握手会に参加する中年ってどうよ?というツッコミは固く禁じます)。
意味もなく騒ぐ輩もそりゃ数人はいたものの、ほとんどが去勢されたかのように大人しい、でも静かに熱く萌えまくり☆みたい方々で。
オシャレなわけじゃないけど最低限彼女たちに嫌がられないよう清潔感だけには気を使ってみました!っていう常識的なファッションの人多し。
しかし前から気になっていたのだが、清潔は清潔かもしれんけどでも、「そのTシャツはそろそろ寝巻きに回せよ!」と詰め寄りたくなるような、
明らかに今まで何年にも渡って着続けたうえに何万回も洗濯しつくしたであろう10年ものの首ダルダルで生地テロテロで色ハゲハゲTシャツを、
まだまだお出かけ着として堂々と着ている男がハロプロ系の現場に多いのは何故なのか。「古着」と「着古し」は意味が違うっつーの。
Gパンの丈と太さがおかしくはないか。ヒザが抜けすぎてるしチンポジのあたりも擦れすぎている。物持ちが良いとかそういう問題ではなかろう。
しかも今日は大好きなアイドルと握手するのよね?むっさ近づくんですよ?なのに何故そんな服で挑むのか。キミらは本当にそれでいいのか。
オシャレな服で握手したからといってWと付き合えるわけじゃないにしても、それにしてもあまりにも放棄しすぎな奴が多くてビックシ。
底が剥がれそうなスニーカーをまだまだ有難く履き続ける決意を感じる奴とか。妙なところを刈ったせいで切ない髪型になっちゃってる奴とか。
カバンの中に荷物を入れすぎている奴とか。不思議なのは残念なことに、こういう野郎に限って別に顔がブサいくじゃなかったりするのよね。
「惜しい!」みたいなさぁ、地団駄ジレンマっすよ。たまに彼ら全員を一列に並べて前から順にひとりづつ説教したい衝動にかられるもん。
気分はすっかりエルメスさんですよ。矯正したらなかなかモノになる奴もおるのに・・・惜しい!!!!って余計なお世話ですね。ごもっとも。
しかしコントに出てきそうな分かりやすく気持ち悪い「ジ☆アイドルヲタク」野郎ってのはW握手会ではほとんど見かけなかったなあ。
てっきり、握手しただけで肩から腕が抜け落ちそうなぐらいのキモヲタで埋め尽くされてると思ってたのだが(失礼!)、ンな奴は皆無ですよ。
そりゃ彼女達と同世代の少年もほぼ皆無でしたけどね、でも良識ある大きなお友達ばっかりでホッと一安心。
そういや花束を持ってきてる紳士が数人いたな。まぁでも女子にとって好きな男がくれる花束以外は、実は花束のようで花束ではないのだが(笑)。
とまぁこんな感じの客で埋め尽くされる中、完璧なアイドルスマイルと立ち振る舞いでWは歌を3曲を披露した後すぐに握手会がスタート。
さすが天下のアップフロントだ、イベントに慣れてるわ。たまにイベ慣れしてないSE7EN握手会とかに行くと段取りが悪くてイライラするけど(笑)、
しかし本日は進行もスムーズだし仕切りもバッチシ。あっちゅー間に自分の番が近づいてきた。うふふ。テンション上がるわ。
まずは辻希美。「ちっちゃ!(衝撃)」。・・・そうだった、この人らってミニモニ。なんだった・・・。そりゃ小さいわ。納得。
それにしても目の前にすると想像を絶する小ささ。モルモット大。自分より小さい生物の握手会って初めてだしちょっとセンセーショナルだわ。
むはぁ〜ん。やっぱ可愛いなァ。せやけど私は一応女なので今日の握手会はちょっとオイシイかも?なんて思ってたけど別にぃ〜・・・でした。
こっちは満面の笑みだったんだけどね、辻の方は私を見るや否や「え?女?しかもオバア?」みたいなポカーン顔で実に不思議そうでした。
まぁそりゃそうか。握手しながら「がんばってくださいっ!」と言っても、黙ったままポカーンな辻。しかし激可愛いかったで許すぜ!!
さーて、お次は加護亜依ですわ。普通は芸能人ってナマで見たら意外と細くてビックリするもんですが、加護だけは期待通りまんまでした(笑)。
新曲披露の時には、ものっそピーンと肌が張ってる肉々しい体をタプつかせながらドスンドスンと音楽にあわせて暴れていましたが、
ンでも気付いた。あの体込みでカバエエんだよね!アタシャ普段はどっちかっつーと辻派なんですけどね、でもナマで見たら加護かも。
しかしアイドルってさぁ、見るだけなのに何でこんなにも幸せな気分になれるんだろう。至近距離で見た辻の可愛さにも大満足でしたが、
いよいよ本命(?)の加護ですわ。握手の時の圧力でワシの指が握りつぶされたらどうしよう。楽しみじゃ。すると!!なんということでしょう!!
いざ加護と握手しようとしたら、ワシの前にいたメガネをかけたデブ男(サンボマスターのVo×10000ぐらいキモいバージョンと思ってくれ)が、
加護の手を握りしめグイッと自分の方に引き寄せたかと思うと、加護の間近に迫りブツブツと呪文を唱えだしたのだ!!
な?大人しそうなオッサンかと思ったら何・・・?(ポカーン)。いや、きっとこのヲタは加護にただ何かを喋りかけただけのつもりかもしれん。
でも横で見てる分には加護を永遠に石に変えてしまうための呪いをかけてるようにしか見えなかったんだってばよ!!激こえー!!(号泣)。
当然、恐ろしさのあまり後ずさる加護。すっ飛んでくる警備員。引き剥がされるメガデブ。唖然とするワシ。うえぁ。ひぃぃ。アイドルって大変だ。
めちゃ恐い。急に手を引っ張られて迫られて。そりゃ高給取ってもしゃーないわ。でもトラウマになりそう。・・・。あ、ワシ握手するの忘れてた。
気を取り直して加護に手を差し出し軽く握り、「あ、がん」。ドーン。・・・・え?・・・・何?まだ「がんばって」の「がん」しか言ってませんけど。
気がつくと、何者かによって与えられた衝撃でふっ飛んでいた私。どうやら背後にいた警備員に押されて流されたっぽい。ふ。ふふ。そうですか。
私の前でトラブルがあったから時間が取られたもんね。そりゃ取り戻すために次からは時間短縮で早めに流すわな。
ちゃんと握手してないけど、そりゃしゃーないわ。さっきのメガデブのせいで私の前でも加護は脅えっぱなしの表情でしたけどね。
せっかく可愛いのに、こんなにも近くで見られたのに笑顔じゃなくて超ショックでしたけどね。なんでしたら半泣きでしたが。でも仕方ないよね。
せやけどまさか私は女なのに男の警備員に直接体を触られて動かされるとは。セクハラだわ。ちなみに男に体を触られたのって久々だわ。
そんな人生ってどうよ。あはは。全くのお笑い種だわ。面白くって涙が止まらないよ。・・・っていうかさ。











の、メガデブ許すまじーーーーーーーーーーー!!!!!!(号泣)



あまりのショックゆえ最初のうちは呆然としていたものの、すぐ我に返り「殺ったるJ!!」と必死のパッチでさっきのメガデブを探したのだが、
「きゃーーーーー!!!メガデブがたくさんいるからどれか分からないーーーーーーーー!!!!(号泣)」という状況であえなく断念。
トボトボと帰宅の途についたのであった。うええん。でもWむっさ可愛かった。興奮のあまり買ったCDをどこかに忘れてきてしまったぐらい(笑)。
せやけど実は少し心配でもあったのな。だって客を見ても分かる通り、勢いがない。Wは充分に可愛い。しかし濃いファンが全くついていないのだ。
否、濃いファンしか残っていないのかもね。チャラチャラお気楽でお遊び感覚なライトヲタがすっかり淘汰されてしまった状態で、
その他にも
いわゆる「アイドルヲタク」っていうかさぁ、アイドルのことを年がら年中考えているような、ミーハーで常に新しいところに行くような、
「今、最もキテるアイドル」を天才的動物的な勘で察し、シュルル〜っと人一倍素早く現れてかき回すような輩が今のWにはついていない。
これはWにとってプラスであり、同時にマイナスでもあると思う。固定客以外からは既に飽きられているし新規が増えている気配も感じない。
強烈なアイドルマニアやヲタクや、はたまた一般層からもすっかり見限られているような気がしたのだ。
ミニコンサートと握手会なのに、会場で、「うををー!!今このユニットはキテるぜーーー!!」という風を感じない。うーん、大丈夫か。
まぁでも平日だったから、かもしれないけど。にしても・・・一応は満員なのに熱気ムンムンなのに、何故か閑散とした印象が強かったよ不思議。
せやけどさぁ、ちょっと前にあんなにもいた辻加護ファンは一体どこに行ってしまったのだろうか。
もー、コンサート行くたびに目を奪われっぱなしだった「びっくり人間大集合」みたいな濃いキャラのモーヲタはいずこ。最近ホンマ見いへんわ。
たぶん今はきっと、そいつらがいるところこそが熱いんだろうな〜。ああ、そりゃどこだよう。ワシもそこに行きたいわ(笑)。



映画『オペレッタ狸御殿』
出ました!本年度A級デンジャームービーの登場です!!!(超絶大激怒)。
あなたオダジョのファン?チャン・ツィイーも好きなの?あーそー。だからって見ちゃダメよ。ダメ、絶対。この映画、かっこ悪い。←ゾノ風に
言っとくけど映画館自体にも近寄っちゃダメ。うかつに近寄れば感電死。授業も上の空よそ見して。チョークが飛んでくるような酷い目に遭った。
今の私に出来ることは一人でも被害者を減らすこと。信じられん。許せない。始まって3分で気がついた。そして10分で殺意メラメラ。
15分目にしてもう出ようと思った。でもオダギリ。ワシにとって三度のメシよりオダギリジョー。まるでオダギリが人質に取られているかのよう。
こんなもんオダジョが出てなかったら間違いなく途中で帰ってたわ。もうね、画面が視界に入ってくるだけで不愉快なの。
だから目を閉じて、オダジョの声が聞こえてきたらオダジョだけを見ようと思って。でも目を閉じてたらだんだん眠くなってくるでしょ。
くー。と眠りにつこうとした瞬間、いきなりデケェ声で歌いだす出演者たち。オペレッタですから。って、ウゼエエエ!!!(死)。
てめーら寝てる人がいるんだから静かにしろ!・・・とお門違いの怒り爆発ですよ。
ちなみに目を閉じつつも聞き覚えのある歌声ね誰だ?と思ったら薬師丸ひろ子でした。「♪紳士同盟〜なんてね」ぶりに歌声を聴いたかも。
っちゅーかよおおお!!おいこら鈴木清順がなんぼのもんじゃ。そんなジジイ知るかっちゅーねん!大切な1800円を返せ、映画界の老害めが!
スーパーウルトラケチケチマシーンの俺様にとって1800円はなぁ、貴様にとっての180万円以上に値するんじゃい!
こういうチンカス映画の何が腹立つって、芸術だとかシュールだとか独自の世界観だとかいう大義名分のもとオノレらだけが酔いしれちゃってる様が
ビンビン伝わってきて・・・・ううううムカムカムカムカーーーーーーー!!!エコエコアザラクエコエコアザラク。呪。呪。呪。
「歌あり踊りあり笑いあり、そして涙あり」って、どこに笑いがあったんじゃーーーー!!!お笑いバカにしてんのかクソビッチーーーー!!!
あんなもんで笑いが取れてたらワシャ今頃年間10億ほど納税するような超売れっ子になっとるわーーーー!!!
「涙あり」って確かに涙出たわ。こんなもんのために2時間も軟禁されたうえ金まで取られてる自分に。自分が可哀想で号泣じゃーーーー!!!
シュールな笑いだぁ?ぶっちゃけ、ダダズベリやっちゅーねん!エンターテイメントとしても興行的にも、ものの見事にスベっとるんじゃいボケ!!!
封切られて間もないのにガラガラやったわ。「どんだけツマンネーんだよ?!」と逆に興味沸くやろ?でもだからって絶対に見たらダメ。
今んとこ殺意が芽生えるほどの本年度ワースト決定作。
この映画製作に関わった人たち全員が何らかの形でひとり1800円づつ損しますように。そう願わずにはいられない。呪。呪。呪。


映画『HINOKIO』
私はこの映画の予告を見た段階で既にウルウルしてしまって大変でした。な・の・に・だ!
どっちにどう転んだって泣けてしょうがないよオヨヨ号泣〜と仕上がって当然のテーマなのに何故こうなるんじゃ?
引きこもりの子供の代わりにロボットが学校へ行くって設定自体が充分ファンタジーなのに、
いくら監督が『ファイナルファンタジー』の人だからって「実は現実とゲームの世界がリンクしてます」とか言われた途端、急に冷めたわ。
アホくさ〜。話が進んでいくにつれドッちらけ度も進むっていう。最後に流れる主題歌のみ良かったです。あと子役とね。
『あいくるしい』で桜井幸子の子供役をやっている本郷奏多が主演で、お母さんが死んで以来心を閉ざしちゃってる設定なのね。
で、そのお母さん役が誰かっつーと、『あいくるしい』で神木隆之介の母親役をやってる原田美枝子。っちゅーか自分らヤヤこしいわ!!!!
しかも原田美枝子はまた死んじゃう母親役かよ!(笑)。業界で浸透してんのかな、「美枝子=死んだ母の面影」←そんなイメージある?
他にも今をときめくキッズタレントがわんさか出演しておりますので、そういうご趣味がある方はどうぞ。

映画『クローサー』
2組のカップルが相手をとっかえひっかえ、っていうスワッパー達による大人向けビターラブストーリー。
あれ?昔こんなドラマなかったっけ?確かTBSで清水美砂とかロカビリーバンドの女(誰だっけ?)とかが出てた『ホームワーク』だったかな。
せやけど前々からごっつ気になってたんですが、外人カップルって普段からあんなシャレこくった会話ばっかしてんのやろか?謎だ・・・。

映画『電車男』
や〜、プロってすげえ。商売人の手にかかればアッちゅー間にデートムービーの誕生です(笑)。
これは本当に『電車男』なんでしょうか。本当に、あの悪名高い『2ちゃんねる掲示板』から飛び出した実話なのでしょうか。信じられないぐらい、
エンディングに流れるオレンジレンジの曲がぴったりと思えるような後味の良い爽やかなラブストーリーに仕上がっておりました。
なんだよぅ〜、実は「2ちゃんねる」と「オレンジレンジ」て相性良いんだNE☆
ま、映画の中では一度も2ちゃんねるとは言わなかったけど。映るのも2ちゃんねる“らしき”掲示板。
っちゅーかこれって2ちゃんねるを全然知らない人が見たら、親切な人がたくさん集う出会い系サイトかと思うんじゃ?(笑)。
そして山田孝之と中谷美紀の役名も徹底的に「電車男」と「エルメス」。
会話などで面と向かって呼び合う時は、かたくなに「あなた」を貫き通し互いの名前を呼ばなかったわ。まぁその方が見てて分かりやすいか。
しかし今日ほど「俳優って大変だな〜」って思ったことはない。だってさ、すごいんだもん台詞が・・・!
山田孝之が言うのよ、「このお店、マターリしててモチつきますね」「おかわりキボン!」
もちろん中谷美紀も言う。「お泊りキボンです」。ギャハハハハーーーーーーーーーッッ!!自分ら一体なんやねん?大丈夫か?(爆笑)。
すげえ・・・山田孝之と中谷美紀にとって史上最大の、
THE☆公開羞恥プレー!!!!!!(笑)。
大画面で2ちゃんねる用語を喋っている美男美女。これもまたある意味この映画の見所ではないでしょうか。わはは可哀想で逆に萌えたぜ。
他にもAAが動いたり湯気が出たり。一番ビックリしたのは「qあwせdrftgyふじこ」←こんなの音聞いたの初めてや!(笑)
テロップでは「毒男」となっている言葉が音声では「オレたち」と変換されていたりとか、まぁ色々と興味深いアレンジが加わっておりまっせ。
しかし映画としては悪くない。しょっぱなからテンポ良くハイスピードで進むので始まって10分ぐらいで電車男から山田孝之に。
MSN-00100百式Tシャツは着てましたが、メガネとズラはわりと早い段階で取ってました。
最後までずっとズラをかぶっているのは引きこもり青年役の瑛太だけっていう。しかも立ち直ってからもズラかぶりっぱなしの瑛太。ぷー。
わしゃ2ちゃんねるって字だらけだし見たい記事を探すのが大変なので遠ざかった生活を送っているせいで当然『電車男』ブームにも乗り遅れ・・。
なので流行った時は大慌て(←恥)で本を読んだら読みにくいのなんの!やむなく断念したせいでストーリーは最初の方とオチしか知らんのだが、
映画の方にはたぶんオリジナルストーリーも加わってるかと。なのでちゃんと話を知ってる人は映画と本の違いを探すのも楽しいかもね。
っちゅーか実際は告白したのって秋葉原じゃなかったよね?映画では秋葉原の電気屋さん街で告白してましたわ。
クライマックス、電車男の告白シーンは最大の見せ場です。ここ本当に良い!ここの山田孝之にはめちゃめちゃヤラれてしまった。
「ブサキモヲタ」なんて、こんな役を他に誰が演じられようか。だって俳優がやりゃどうしてもカッコ良く見えちゃうのに決まってんもん。
なのに山田孝之はそうは見せない。服を買って髪を切った山田孝之は確かに電車男に見えないぐらいそれなりにカッコ可愛い男の子だ。
しかし告白シーンだけは違う。このシーンの山田孝之は、感動的なほどちゃんと筋金入りのキモヲタに見えるんよね。
普通ね、あたしゃ男が銀縁メガネかけたら「お!」っとなるのよ。せやのに山田孝之の場合だけ逆。「キモ!」っていう(笑)。
告白し終わった後の帰り道は何故か憑き物が落ちたようにイケメン風吹かせちゃってるのが興ざめなぐらい、
本当に、
告白シーンの山田孝之はリアルにキモい!(キッパリ)。
めっちゃくちゃブサキモである。見事にブサキモヲタを演じきっている山田孝之・・・アッパレ!
この子は本当に上手いんだな。感動した。
山田孝之こそ「涙の王様」や。ジウ姫の対抗馬としても充分やってけますよ。
それまではしょーもなそうな映画やしケッなんて斜め目線で見てたのに、知らず知らずのうちに引き込まれちゃってたの。
画づらは本当にキモヲタなのよ。まごうことなき「ホンモノ」に見えるのよ。そのキモヲタが必死なの。涙まみれで顔をグシャグシャにしながら。
でもそれを見ながら「キモッ!」っていう気持ちより、気がつきゃ「ジーン・・・」が勝っちゃってたのだ。そう思わせたキミこそ演技派1。完敗や。
ま、でも“プルプル山田”は意外と実像に近いのかも。だって以前『六番目の小夜子』をやっていた頃に渋谷で見かけたしマァとりあえず
「きゃ〜!握手して〜!」なんて軽くモラルハラスメントしたら渋谷のスミで幼き山田孝之が怯えてしまってプルプルと・・・あん時はゴメンよ。
ちなみにこれもドラマ化決定とか。主題歌終わりでTVドラマに繋がるオマケ映像がありましたので美咲ちゃんとチビノリダーファンも是非。
しかしよぉ、エルメスってどうよ?こないだネタにもしましたがワシャ『電車男』って現代版の逆『源氏物語』だと思ってるんですけど、
映画はまさにその通りの“押せ押せエルメスちゃん”像で。もうね、中谷美紀の電車男好き好きアピールが激しすぎ。
電車男が頑張ってゲットしたっていうより、エルメスの仕掛けた罠に電車男がハマった!みたいな。おい、これじゃ趣旨変わってない?
あれ読んだ時も「この女、さりげなく必死やな〜」とちょっと退きましたが、映画はそれ以上。最初っからエルメスちゃんは猛プッシュ。
うわわ〜。可愛いふりしてあの娘わりとやるもんだねと。あみん系。そのくせそれをツッコんだら「え〜?」とか上品ぶって顔をしかめそうな、
ワシに言わせりゃエルメスって絶対に友達になれんようなカマトトぶりっこのスカした女にしか思えんわい!
しかも初めてのデートに着てきた中谷美紀のファッションが!「おめかしして行きますね」って、それじゃおめかし過剰では!?
「ガラにガラ!」ってよ。これじゃエルメスより電車男の方がオシャレやん・・・な、中谷美紀の衣装にも激注目っす。
せやけど「1ヶ月で撮ってサクッと編集したテキトー映画が面白いワケないし脚本は金子ありさだしツマらない方に1億!」だったんですが、
思ってたよりも随分とマシでした。マシどころかウルッとしちゃったよ。試写室では皆さんよく笑ってたし泣いてたしコレ当たりそう。
『セカチュー』『いまあい』ばりに大ヒットしそう。
バカ受けしそうだね、毎日2ちゃんねるに書き込みするような人以外から。


映画『フライ,ダディ,フライ』
『69』に続き1年ぶりに今年もやってまいりました、「夏だ!東映オトコ祭り!」。・・・かと思ってたら違った。
ワシャてっきり岡田准一ら扮するアホ高校生の熱い夏に、太陽より眩しい彼らにクラクラする映画かと思ってたんやけど・・・堤真一を忘れてた。
そうだった、これ堤真一も出てたのな。そうか。そういうことか。これは
「オヤジによるオヤジのための映画」だ。
どこに行っても試写室の半分ぐらいは業界オヤジだ。そして毎度オヤジのほとんどは上映中に寝る。
くーくー。あまりの気持ち良さげな寝息に思わず「コイツわざわざ寝に来たな?!」って輩もいるぐらい。なのにそれが今日は違った。
「わははは!」。笑うのだ。特にオヤジが笑うのだ。普段あんまり試写で笑わないようなオヤジがやけに笑うのよ、堤真一を見て。
目標に向かってボロボロになりながらも愛娘のために一生懸命頑張っちゃう堤真一にシンパシーを感じながら。
そして堤真一を見守るオヤジ(浅野和之、温水洋一、徳井優、大河内浩、田口浩正、神戸浩という名バイブレイヤー総出演!)らのやり取りにも、
彼らと堤真一とのやり取りにもオヤジは大受けなのであった。わ。これ映画評良いんじゃないかな。
「オヤジ受けが良い、イコール映画評が良いって短絡的だな(ケッ)」。まぁそうは言いなさんなって。でも想像以上に男受けが良くてビックリさあ。
両サイドの兄ちゃんもよく笑ってたしね。ましてや娘のいる人ならタマらんはず。「頑張れ父ちゃん!頑張れオレ!」。
堤真一を見ながら思わずコブシを握りしめ
目頭を熱くするのもたまにはイイじゃない。ベタだけどこういうのに弱くてもイイじゃない。
あらすじに目を通したら「たぶんこれがこうなって、その後ああなって、そしてこうなって最後はこうなるはず!」という展開は容易に想像つくし
オチもモロバレかと思いますが、だからこそイイ!っていうね。
「必死になって頑張って努力して何かを成し遂げる」という物語の王道と、
「家族再生もの」の合わせ技でこられちゃ、
ベタっちゃぁベタだけどやはり見ててワクワクするし楽しいしグッとくるし目はウルウル鼻にツーン(笑)、
例え似たような話を以前に見たことがあったとしても、んでもラストは胸をすくような爽快感があるのでワシャ大好きなんじゃ。
しかも感動を煽るような演出が控えめでイヤ味もクドさもないから彼らの間に芽生える奇妙な友情もすんなり受け入れることが出来るし
それを納得するだけの、実に説得力ある直球さ加減は好感度大。こんなページを見てくださっている男性はほぼいないと思われますが、
もしいたら、これは是非とも見てもらいたいなあ。めったに映画を見ないようなオヤジにこそ見ていただきたい。
あっ!もちろんオヤジだけじゃなく我々「萌え萌え部隊」にとっても充分に機能を果たしている大満足な作りになっておりますことよ。
前述の通り、堤真一のダメっぷりに七転八倒で身悶えするのはモチロンのこと、
岡田准一がーーーーーーーーー!が!が!が!GA!!GYA!GYHUN!!!とんでもなくカッコ良い。・・・って知ってた?・・・あは、ですよね〜。
まず登場シーンね。これがイイんだあー。「きたァー!」でっせ。ゾクゾクしたもんね。ちょいとヤリ過ぎな感もあるけど私は好きじゃわ。
それから問題の岡田准一ファーストアップ(そんな言葉あるんか?)ですわ。ヤベーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見てるこっちがフライ,バディ,フライ!座席から体が5cmほど宙に浮きました。しかも真空状態で。グベボォ〜〜ッ・・・なんでしょうか、あの顔は。
あんな顔に生まれてたらワシャ毎朝カガミを見るたびに息の根止まるわ。あんな顔を大画面でドアップって・・・・殺す気かい!(笑顔で)。
ちなみに東映では当時28歳の安藤政信がOKでしたので24歳の岡田准一が高校生役をやっても全然ヨユーのちゃんちゃこりんです。
全編ノースリ姿でたくましい(かつ美味そうな)二の腕を惜しげもなく晒してくれますが今回は裸はナシ。ジャニーズから乳首NG出ました。
もー、天下の岡田准一ですから、演技力には何の問題もござーません。
相手をのしちゃうのもウマいのでちゃんとケンカが強い野郎に見えます。
ちょいとばかしおチビさんなのは問題ないでしょう。
それよりもだ。ただ強いだけじゃないの。今回の役がさぁーー、クールなインテリマッチョなの☆
タマんねーーーーギャーーーアアアアアーーーー。・・・いい。この岡田准一はいい。この役好きや〜。
「美しいものを見て涙を流すキモ男役」よりワシャ断然こっちの方が好きさ好っきゃねん。さすが!ニヒルハンサム役は岡田准一の18番。
“賢くもあり美しくもある強い男”という女の理想のタイプ3点セット@スンシンに思う存分、涙とヨダレとワクワク汁を捧げながら堪能すべし!
脇もなかなか良いですよ。敵役の須藤元気は遠慮なく思っくそムカつかせてくれますし(好演してました!)、
「キミだけは『デビルマン』で頑張ってくれたからお詫びに!」という東映からの気遣いで出演が決定したに違いない渋谷飛鳥はやはり可愛いし、
岡田准一のアホ仲間の松尾敏伸、坂本真、青木崇高、広瀬剛進らも要チェキ。
おほーっ、松尾敏伸はいつ見ても女の子みたいに可愛いなあ。
とまぁこんな感じで満足だったのですが、欲を言えばもうちょっと星井七瀬たんがお上手だったら良かったなぁ〜と思ったことと、
主題歌も別に悪くなかったけどMr.Children桜井氏の歌い方が随分と様変わりしたのが気になったことと、
一部、やけに安っぽいセットで撮ったシーンがありましてそれがあまりにもチャチくて話どころじゃなかったっていうか、
予算の問題ではなくたぶん意図的にこうしたんだろうと思うんだけど真意が全く汲み取れないしそれにしても激ショボかったのでビビりましたが、
まさか織田裕二版『シベリア超特急』である『T. R .Y』の脚本を書いた人が監督をやってるとは思えないぐらいこの映画は良かったです。
余談ですが、終映直後に堤ファンと思われる業界ネエちゃんが「・・・真一がオッサン呼ばわりって・・・」と開口一番ショックを受けていたのに笑った。


5月24日の日記『イベント/SE7EN 2005 SE7EN STYLE』
「ペンライトを振ったらカマキリ畑」@SE7ENのセカンドシングル『STYLE』発売記念イベントのため「なんばHatch」へ。
わ!こんなに客が入ってる「なんばHatch」は初めて見たかも。いや、「入っている」というよりは「詰め込んだ」か。
せやけどSE7ENの売り出しにかなり大金かけてるよな〜、コロンビアってば。気合入ってるよ。だってここも借りるのは結構高いと思うしさ。
しかもですよ、今日も1050円のCDをたった1枚買ったぐらいで特典に40分のミニライブと握手会よ?!大盤振る舞いすぎて恐ええ(笑)。
こうなったら握手会がなくても次のシングルも買おうかな。
・・・人間、他人に優しくされると自分も他人に優しくなれるもんですよね・・・(微笑)。
しかも前のイベント以来、SE7ENのCDを何回か聴いたんやけど歌もエエなあ。ものっそ好きなジャンルってわけではないが、とても聴きやすい。
そして日本の何とも違う。
やっぱタワレコの角でドタバタ程度の男じゃないわ。でかいステージでも充分映えるし否応なしに魅せるし聴かせる。
衣装や楽曲センスがどことなくダサく思えるからちょいとばかりK-POPに抵抗があるワシでも、今んとこSE7ENだけは別ですわ。
まぁ日本語詞だし作ってるのがD・A・Iなので、浜崎あゆみで耳が慣らされてるってのもあるだろうけどな。う〜ん、やり口がとてもウマいのう。
プロ集団による緻密な計算の元にブチあげられたシナリオの筋書き通りにSE7ENは着実に販売展開されてるなぁって感じ。
これで売れなきゃウソやろってぐらい。しかしまだまだTVの露出が少ないかもな。27日にまた『Mステ』に出演するらしいのだが、もっともっと!
そうさねぇ、ワシなら歌番組よりもまずはバラエティーにどんどんねじ込むね。本人やファンの意向なんて完全に無視して。
だってあの「カタコトの日本語」は絶対に受けるはずやしさ。もーね、かばええったらアータ!!電気ビリビリ全身しびれっぱなしでっせ!!
「あ〜」とか「ん〜」とか、たまに悩みながらはにかみ笑顔を交えつつ喋る姿は、会場内の全婦女子のハァトを爆撃しっぱなし。あひーん。
大阪だから「まいどー!」とか、「えーと、おぼえてきたのがある。あ?えー。んー。あ!(嬉しそうに)。“すきやねんー”。・・・あってますか?」とか。
それから「だいじょうぶー?」を連発、もちろん恒例の「みんな、きょう、かわいいねー」も(笑)。
そしてたまに言い間違えるのが更なる萌えを巻き起こす。いきなり悲しそうな表情で「みんなが、みてないー・・・」。えええ?!いきなり何を言う?
しかも我々メス豚はしょっぱなから穴が開きそうなぐらいキミのことを凝視してますけどー?!な客がどよめいた。
すると客電がついて場内が明るくなりSE7ENが「あー、そうそう!みえたー!」。あ、なるほど。
「みんなが、みてない」じゃなくて、「みんなが、み“え”ない」と言いたかったのね・・・。・・・。ふっ。・・・。げぼあら萌え〜〜〜〜〜!!!!(絶叫)。
わしゃ初めてアグネス・チャンに堕ちた男どもの気持ちが分かったぜ。なぜヤツはいつまでたっても日本語が巧くならないのか。もとい、
なぜTVから「外国人枠」がなくならないのか、と。そりゃそうだ。需要があるのも納得よ。
だってあの喋り方は無条件で、手放しで可愛いもん。覚えたての拙い日本語を一生懸命喋る姿ってのは微笑ましいし、
微妙な、ちょっとした日本語の間違いってのが“天然ボケ”として受理される、みたいな。それで重宝されるんでしょ?バラエティーの外国人って。
でもユンソナとか女の片言はもう飽きた。これからは男!しかも「チューヤン」「ボビー」の可愛いバージョン(笑)=SE7ENしかおらんがな。
早く!SE7ENを第二のビビアン・スーに!ブラックビスケッツみたいにまずはバラエティー番組企画で曲を出して、それからソロ。
こっちの方が当たったらデカいような。どうやら喋るだけじゃなくPVメイキングを見ている限り、多少なら日本語も読めるようだしさぁ。
こんな逸材を放置しておく手はない。誰かーー!早くSE7ENをー!!・・・・・・ま、こんなこと本人はもちろん誰も望んでないでしょうけどねオホホ。
結局ライブでは7曲やったかな。どれもめっさカッチョよくて。そしてライブ終わりで握手会。さすがに今日は一番乗りじゃなかったけど(笑)、
パアアアーッと音がしそうなぐらい、ごっつ微笑んでてさぁ・・・・嗚呼、今日もめたくそに可愛かったなあ・・・(ポワ〜ン)。
肌が白くて吹き出物ひとつありゃしない。若いから?いや、食べ物が違うせいか?なのにクチビルが「たわわ」なの。真っ赤でたわわ。
背が高いから見上げて握手。「・・・・」。声が出なかったしね。握手終わりで千鳥足フラフラ〜ですよ。酒飲んでないのに泥酔状態だよ。
いや〜、生きてると色々イヤなこととしかしんどいこととか月並みにこんなワシにもあるわけだ。でもさー、それらが一気にブッ飛ぶっていうかね、
こんなにも癒してもらっていいの?今思い出しても幸せのあまり顔がほころぶほどSE7ENはめったくそにカバえかったっす。
毎回お得なSE7ENイベントは最高。ビバ韓流。が、その一方こんなのもあるらしいからノケぞったけどな。高!!うひゃー、こりゃすげぇわ・・・。

映画『ダニー・ザ・ドッグ』
きましたよー!脚本リュック・ベッソン、音楽はマッシブアタック、出演ジェット・リーにモーガン・フリーマン!どうだ、まいったか〜!(笑)。
モーガン・フリーマンを見ただけで条件反射で泣けそうな気が。と同時に、モーガン・フリーマンと聞くと麒麟の『アンパンマン』ネタを思い出す。
この映画は「犬のように虐げられて育てられてきたジェット・リーがモーガン・フリーマンと知り合って人間らしさを取り戻していく」ストーリーでして、
パンフによりますと、「ニキータ、レオンに続き、また一つ心を引き裂かれる愛の感動アクション大作が誕生した」とな。ぬわにぃ?
あ、「ニキータ」と「レオン」って、あの『トンガリ中年向け雑誌』と違うで。失笑満開の。あのウププ雑誌と違いまっせ。映画の方でっせ。←ウザい
せやしこんなん絶対にめっさ泣けそうワクワク!だったんですが、さほど。それより重きを置いてて注目なのはアクションですわ。
すげーなー、ジェット・リー。ラストも細かいことを気にせず胸を撫で下ろしましたし、娯楽作としてはなかなかグゥではないかと。

『コンスタンティン』
さすが!月曜の昼に行ったのに満員でした。老若男女問わず映画館まで足を運ばせて金を取れる俳優キアヌって凄い!
いかにも「映画館で見る映画でっせ〜☆」っていうド迫力満点のTHE・ハリウッド映画ってつい圧倒されてまうわ。
要はキアヌちゃんバージョンの『ゴーストバスターズ』なんですが、時たま『マトリックス』以上の難解なディベートの応酬についウトウト・・・おい!!
もうちょっと分かりやすくしてくれてもいいじゃーん?しかし「映画って感じで迫力あったし金かかってそうだしキアヌだしカッコよかったし話題作だし、
まぁ1800円なのもうなづけるよね!!」とご満悦☆・・・・・・って、こんなことでいいのか?いいのか自分・・・・・(涙)。

『メリンダとメリンダ』
ウディ・アレンの新作ですよ!へえ〜。うんうん、いいですね〜。「とある夫婦のところに突然やってきたひとりの女、彼女の名はメリンダ。
そしてピアニストと恋に堕ちるメリンダと、メリンダとの出会いを境に変化が訪れる夫婦・・・」。これを語るのは「悲劇作家」と「喜劇作家」なの。
「これはどう考えても悲劇だろ?こういう見方をすれば・・・」「いや、それよりもこういう見方をすれば喜劇だぜ?」っていうね。
そして喜劇バージョンのメリンダのラブストーリーと悲劇バージョンのメリンダのラブストーリーが平行してそれぞれ進んでいくんだけど
やー、この発想がなかなかステキじゃありませんか。これで1本コントが作れそうなぐらい。
だからこそもうちょっと面白くしようがあったと思うんだけど、その辺はちょいと期待しすぎたのかお国柄の違いか自分的には今ひとつ不発というか。
でも何気ない会話とかちょこっと面白かったですわ。「ふふっ」っていう。この手のセンス良い会話ってガイジンさんならではって感じ。
しかし同じことでも「悲劇」「喜劇」って、考え方や捉え方次第でどんなことでも何とでもなるし気の持ちようって大事なんですね〜。なんて。

『さよなら、さよならハリウッド』
おおお、面白かった〜。先に新作『メリンダとメリンダ』を試写で見てから現在公開中のこっちを見たのね。うはは、こっちの方が好き。笑ったなあ。
「ぎゃはーははっはは!!!!」っていう腸捻転になるほど大爆笑できる映画ではないが、終始クスクス。あははは。そして幸せな気分に。
21世紀に入ってから頻繁に映画を見るようになった私は、今までウディ・アレンという名前は聞いたことあっても映画は見たことがなかったのな。
しかも今まで、会話だけで笑わせる向こうのコメディーが苦手だったんだけど、ところがどっこいコレはいけました。うむ。他にも見てみよーっと。

『菊花の香り〜世界でいちばん愛された人』
またかーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!(倒)。
「オレ好き」→「私も好き」→「結ばれる」→「女が病気に」→「女は病気を内緒に」→「だからオレも気付かないふり」→「女死ぬ・終」っていう
韓国ドラマ映画の定番コテコテラブストーリーに辟易としつつ・・・・号泣。しゃーないって!そら泣くって!!
別に全く悲しくなかったですけどぉ〜、こういうのに弱いんです!脳と涙腺が直結してないんです!焼肉とケーキが入る胃は別なんです!
はっきり言ってサブタイトルにもムカついてます。ケッ、なーーにがーー世界でいちばん愛されただっつうの!ザんなよ!・・・・でも号泣。
「うわああ、せっかく結ばれたのに切なすぎるやんか〜」って。バッカじゃないの?私。 しかしこの男のキャラええわ〜。めっちゃタイプやわ〜。
どっかで見たと思ったら『追憶の殺人』の容疑者だった兄ちゃんなのね。ひぃぃぃぃ。意外とヤリますな。顔は微妙やけど。
っちゅーかよ?韓国人スタッフに問う。自分ら何やねん?!ラブストーリーっていうとアホのひとつ覚えみたいにこんな話ばっかしやんけ。
「ベタ」って言葉に失礼なぐらいベタベタなストーリー展開。こんな脚本だれでも書けるわ!死んだら純愛か?そうじゃないやろ!
え?じゃぁ日本はどうなんだって?『セカチュー』とか『いま会い』とか?・・・・ま、それはさておき・・・・(黙)。
作ってる最中にもうひとりの自分がツッコまないのか不思議や。「これ見たわー」って。ベタすぎて恥ずかしくないのか。クソほど見たわ。
もーええって。誰?今更こんなん見て喜ぶヤツは?!あ、ワシか。だから懲りずに何本も何本も送り出されるわけね。なるほどー。
ちなみに今度『ラストプレゼント』が堂本剛と菅野美穂でリメイクされるらしいですね。ま、要はこれにソックリな映画だったんですが、
既に確信。見たら信じられんぐらい泣きそう。・・・ん?いや、どうだろ。堂本剛と菅野美穂だと思ったら意外と泣けないかも。
やっぱし私が何故こんなにも韓国のベタなラブストーリーの罠についハマってしまうのかっていうと、
『冬ソナ』感想でも書いたが、「顔が近いから欧米人の物語より感情移入しやすい」+「演じている人のことをあまり知らない」からなんだろうな。

『やさしくキスをして』
アイルランド人の音楽教師とイスラム系移民二世DJの愛の軌跡。
宗教だの民族だのの違いで家族に反対され愛との狭間で苦悩する男女がくっついたり別れたりを繰り返すという、
ループ、ループ、ループな話だったので思わず途中でウトウト・・・。すると!「アア〜〜ン!アアアア〜〜ン!アアア〜!!!!」。ぬわにぃ?
おもいっきし女の股間を男がベロンベロンと舐めあげておりました。いわゆるク○ニってやつですね。
いや〜、映画なのにここまであけっぴろげにお股にシャブりついてるシーンって初めて見たかも。お陰で目が覚めました。え?そんな映画?

『隣人13号』
うがー。これは自分的に大失敗ですね。見に行ったタイミングが悪かった。この映画の主演は気弱な青年を演じる小栗旬(ウマいです!)。
そしてその中に潜む凶悪なもうひとりの人格を演じるのが中村獅童(さすがさすがの堂に入った適役です!)。
この映画では彼らが裸で向かい合いピョンピョン飛び跳ねるイメージカットが数回。
獅童は下に黒ズボンを履いていたが小栗旬はモロ。前には多少映像処理が施してあるもののケツの割れ目は思いっきり晒しております。
前に『JOKER』という舞台でも全裸に風呂桶オンリーで登場したのを見てブッたまげたんだけど、小栗旬はもんのすげぇスタイルが良い!!
うわー、ほどよく滑らかに筋肉がついて均整の取れたキレイな体やなあーと見惚れそうになった瞬間、
「でもよう考えたら、こっちの体は矢口真里が、
そしてあっちの体は竹内結子が毎夜ベロベロンと舐めてんだろな〜」
と思った途端にアホらしくなった。
俳優の皆様。「オレの職業は役者なんでぇ〜、仕事とプライベートは関係ないっす!」とか思ってんだろうけど、
思いっきり関係あるし影響を受けちゃって映画どころじゃなくなるダメ観客もいるってことをどうかひとつ。・・・え?そんな奴はおよびでない?
最後も意味分からんかったしな。見終わったら夜11時でしたよ。あ〜あ。ひとり寂しくトボトボ帰る私。R-15だぁ?けっ、R-負け犬にせぇよ。

『サマリア』
韓国版『花とアリス』ですかね?!いや〜、それと比べちゃ随分と内容がヘビイ&ダークでしたけど、
でもね、可愛い女の子2人がキャッキャと楽しそうにやってる姿ってのは、ただ長回しするという何の目新しいカット割りや演出がなくとも
ボゲラ〜っと見ているだけで目頭が熱くなるというか、奇跡の瞬間を目の当たりにしている気がして胸キューンなのです。

この映画は他の、いわゆる“韓流ブーム”な映画とは一線を画しておりまして、

親友との海外旅行費のために援助交際をしている女子高生と、その手助けをしている親友(この子が主人公)の物語、
主役の女の子がひたすら罪滅ぼしをする物語、そしてこの女の子と父親の物語という3部構成で、どれもそれぞれ良かった・・・。
派手さは全然ないんスけど「少女映画好き」の方ならタマらんかと。
元にあるのは援助交際ですから(韓国にもあるんやね!)なんともまぁヤルせない結末に向かっての破滅の物語といいますか、
でも誰が悪いっちゃ金のために援交しとる少女だし自業自得っつーか自己責任ってやつなんでしょうけど
『DeepLoveアユの物語』を見た時と感じ方が全然違ったのは言うまでもなく。綺麗な売春なんてもんはないんだろうけど、これは綺麗だった。
しかしこの映画もR-15なのね。こういう映画こそR-15に見せなきゃ。それから少女好きなオヤジにも強制的に。恐くて泣くぞ(笑)。

『星になった少年』  
「この夏、全国の少年少女に見てもらいたい、そして親子で見てもらいたい感動巨編!」
・・・なのでワシみたいな客は明らかにターゲット外なことに開始10分で気がつきました・・・(微笑)。
皆さんよろしいですか。この映画は『誰も知らない』でハマった柳楽萌え〜なババア向けの映画ではございませんよ。あれ?知ってた?
たぶん自分が中1やったらこれ見て号泣してたと思うわ。せやけど無理。だってもう34やしな、そりゃもうハァトもドドメ色に染まってるわけさ。
木曜10時は『恋に落ちたら』ではなく『汚れた舌』派なわけさ。「かわいそうな象」って聞くとすぐ「笑い飯」を思い出してしまうわけさ。
しかも主演は柳楽。そして私はヤギラー。だから目線がヨコシマ。そんなミーにこの映画が向いてるわけねーっつの。
確かに「イイ話」やねんで。でもな、さりげな〜く全般的に“ご都合主義”が散りばめられているからどうしても「ンなアホな!」と。
まぁ実話を元にしてるらしいけど、それにしても「おーい!ちょう待ったれよー!(笑)」みたいな、無粋なツッコみがしたくてしゃーないねん。
正直、「ここ泣くとこですよ!」ってとこで何回か半笑いでズッコケてもうたワシみたいな汚れた大人はお呼びじゃないのよね。
音楽はセカイの坂本龍一が担当。ホッ。よかったぁ〜、柳楽優弥が尊敬する押尾率いるLIVじゃなくて☆
またこの坂本龍一の曲もだね、「聴け!この円熟味溢れる珠玉の職人芸を!」みたいな教授臭プンプンなベタな楽曲で感動を煽る煽る!
や、でもめちゃイイ話やねんで。いたら自分の子供に見せたい映画はまさにこんな感じの。最近この手のなかったし懐かしかったよ。
見てたらチェンマイに行きたくなっちゃったし、話は『友情』『努力』『勝利』という「少年ジャンプ」基本理念に忠実な感動ものの王道ですし、
テーマも非常に分かりやすくストーリーにしても難解なところは全くないし、伏線のはり方もなかなかお上手だし。
ただ、ワシみたいな大人向けではないことは確か。どっちかっつぅと少年少女や親子向け。あと心が清らかな人ならきっと泣けるんちゃうかなあ。
主演は史上最年少で『カンヌ国際映画祭最優秀男優賞』を受賞した柳楽優弥。そして柳楽優弥の母親役を常盤貴子が。えー。
映画『精霊流し』で見た「高島礼子の妹役に松坂慶子」という実にギャフンなキャスティング並みに無理があるような。
これはミスキャストじゃなかろうか。とてもじゃないけど動物プロダクションを切り盛りしているようには見えないシミひとつない白い肌、
つるつるスベスベお手手、一糸乱れぬヘアースタイル、しかも4人の子持ちだってさ。あれで4人の子持ちって。
ましてや高校生の子供がいるようにはずぇんずぇ〜ん見えんしな。もうちょっと役作りするとかそういうのはないんかい?
老けメイクも全然なしで終始キレーキレーな女優様のまんまでございましたとさ。でもこれって常盤貴子のせいじゃないと思うんよ。
誰やねん、キャスティングした奴は。そりゃ色んな大人の事情もあるんでしょうけど、柳楽と同じスターダストでももっと他おらんかったんか?
しかもアタシャ自分よりも年下の常盤貴子が既にあんな大きい子供の母親役をやってるってことが微妙に切なかったぜ(笑)。
で、問題(?)の柳楽優弥なんですが。ううむ・・・やはり鼻から口元にかけて崩壊止まずって感じ。特に笑うと歪むのがいただけないかも。
でも「最大の売り」である「目」は健在。眼力の強さと強烈な意思を感じるあの目はやっぱしええ。釘付けですよ。むっさ映画向き。
えらのあたりにホクロ発見ー。色は浅黒いけどキメ細やかで綺麗な肌やー。こりゃおばはん一本取られたわ。アップになるたび見とれてしもた。
そして肝心の“演技”の方なんでございますが、
柳楽優弥が見事!!!!!・・・なほどタイ人と同化してます・・・。
タイで撮影されたシーンなんて、ちょっと引きの画になったらどれが柳楽か分からんようになるもん(笑)。
しかも日本語を喋ったら「かつぜつ悪いし、どこがカンヌやねんってぐらいド下手やな〜」と舌打ちのひとつもしたくなるんやけど、
これもタイ語を喋っている時は全然気にならん。なんだったらウマい気すらします。
なので今度は「とても日本語が上手なタイ人役」とかやってみてはいかがでしょうか。イメージ映像はルビー・モレノで。
一番感動したシーンは柳楽くんが行きたがってた学校へ通えていたことですね。ってテメぇ『誰も知らない』ひっぱりすぎ。
ちなみに制服姿は開襟シャツ夏服とブレザーの2パターンを拝めます。
ちょいと姿勢が悪いうえなで肩ですけどなかなかお似合いですよ!以上、マニア向け情報コーナーでした☆なんてツマらん冗談はさておき、
ボクちゃんはとても頑張ってましたわ。体張ってたでえ。またポスターで脱がされてますけどそういう意味ではなく体張ってたわ。
ちゃんと象使いになってましたもん。画面には一生懸命に象と格闘している柳楽優弥の姿。これはね、凄い説得力があったしね。
撮影大変やったろうによう頑張らはったなあ。うん、大丈夫。これヒットします。きっと全米が泣きますよ。太鼓判押したるわ!←無意味
ああ、今から映画のプロモーションが楽しみじゃ。久々に頭をボリボリとかきむしりながらキョドる柳楽優弥が見られるんやろか。
「今回、柳楽さんは“象使い”という非常に難しい役に挑戦されていますが、撮影中に一番苦労した点はどこでしょうか?」
「・・・えッ・・・えっとぉ・・・、むずかしかったですけどぉ・・・うまくいったので、よかったです・・・」みたいなアホコメを期待してまっせ!(笑)。


『交渉人・真下正義』
そういや昔、「なぜユースケ・サンタマリアなんかがTVに出れるの?だってブッさいくじゃない!あんなブッさいくありえない!
しかもドラマの主役にまで!何で?どういうコネ?あいつってフジテレビの社長の息子?」と友人がババ切れしていたのですが(笑)、
そんなユースケ・サンタマリアは一時ワシらの間で、
合コンでイイ感じの男から「好みのタイプって芸能人で言ったら誰?」と聞かれたら、すかさず彼の名前を出すのがお約束でした。
「私ってぇ男性を顔で選ばない性格重視な女なんですぅアピール」に最適な男、それがユースケ・サンタマリア。ってどんな解釈やねん!
まぁでもこの手の「一見、お調子者風だけど実は繊細っぽいブサカワメン」って何気に人気あるし好きな女子が多いのも納得なんですが、
「許せない!」な女子からすると、あの顔がスクリーンいっぱいに広がってるだけでサブイボゾゾゾ〜でしょうな。ま、そんなヤツは見に行かんか。
じゃ、どういうヤツが見に行くかっつーと従来の『踊るファン』と『流行ってるっぽいし来てみた祭好き』かと。で、ワシは後者寄りかな。
「こんな時期に電車パニック映像はどうか」っていう物議も醸し出しておりましたが、ワシャ別にさほど気にならんかった。
そんなことよりも、だ。なんかなー・・・後味がよろしくない。もしかしたら次回作の『室井〜』に繋がっているのかもしれんが、でもこんなオチってよ。
んでもって交渉してたかぁ?タイトルに「交渉人」って付いてるのにあの程度の交渉じゃちょいと肩透かしですよ。
免税店で店員に日本語でわめきたててプライスダウンを交渉する関西のオバチャン並みにもっともっと交渉して欲しかった。
せやけど思わぬ掘り出し物もあってんで。そりゃ何だっつーと、小泉孝太郎!!!ぎゃっふーーん!!!!メガネの王子様発見!!!!!
うを〜〜、ヤラれたわ。マジ最高。銀縁メガネの孝太郎に迫られたら思わずワシの独断で郵政民営化しちゃいそうだよ。
たぶんこれ読んで「はぁ?小泉孝太郎ってまだいたの?(ぷっ)」と思ってる人もいるだろうけど、孝太郎を笑うものは孝太郎に泣く。
メガネを味方につけた孝太郎はもしかしたらこの先思わぬブレイクを果たすのではないかと。そんな予感すら。・・・え?私何言ってんの?
ま、暇ならどうぞってとこか。織田裕二が出演していない時点で、製作にいたる経緯を考えるとこれまた後味がよろしくないですけど、
あの手のオチに嫌悪感がなけりゃかなり楽しめる娯楽作だと思います。なんだかんだと言ったけどワシャとりあえず『室井〜』も見に行くでえ。
だって今一番「もうアレ見た?」って尋ねられる映画のシリーズってこれなんだもーん(笑)。

『バンジージャンプする』

公開前から散々「ラストで衝撃的な展開が!」と煽られてたんですが、
ラストどころか途中から、「・・・え?・・・いやいや、まさか。え?まさか。うっ?マジですか?で、そうなるの?うげーーーーーー!!!」でした。
これは凄い。これは凄いよ。確かに衝撃的な展開だけどもよ、でもだからって驚かせたら何でもアリかい(笑)。
途中までは「よくある韓国ラブストーリー」だっただけに余計ビックリした。“輪廻転生”ってのもよくあるパターンだけど、それにしても。
んでな、イ・ビョンホンって実はめちゃ巧い俳優なんやな〜ってことにも驚かされた。この人の変貌振りもなかなか見ものです。
そしてもういっちょ、イ・ビョンホンって今ちゃんと劇場に客を呼べる俳優なんだなってことにも驚いた。
平日昼間の上映15分前に行ったのにも関わらず立ち見。ありえない。なんで?と不満爆裂フェイスで映画館に入ったら、
四方八方にリアルババーババーババーババの渦・・・。すげえ。そりゃワシみたいな若造は立って見やがれ!ですわ。
でも、ちょっとばかし感動したなあ。だってさー、みんな楽しそうなんだもの。
中にはカバンにペ様のキーホルダーをぶら下げてる「カケモ」な方もいらっしゃって(笑)、なんか微笑ましかった。
心なしかオバチャン達がみんな活き活きして見えるのよな。ハァトの中の乙女なエキスが肌に現れているような感じで。
ワシの持論「ミーハー心は女にとって極上の美容液」ってのがあるんですが、
やはり対象が何であれ年齢がいくつであれキャッキャできるものがあるってのは良いことよね☆・・・と、明日は我が身の自分を正当化(ニヤリ)!

『甘い人生』
イ、ケメーーーーーン!!!!!!!!!(惚)。
めちゃめちゃカッコいいんすよ、イが。他はあんま思わんけどこの映画のイは別格。誰がなんと言おうとイですよ。ペよりイ。
ひぃ〜、ワシもイ様から華麗に回し蹴りされてぇ〜!
「これは私の代表作になるだろう」ですって。よかよか!今まで見たどんなイより一番グッ♪
イ以外にも男わんさか!個性派から個性派から個性派から・・・みんな個性派じゃねぇか!ってぐらい濃いメンツで埋め尽くされており、
非常にムサかったりもしたんだけど、これはこれでジ☆男祭りなのでワシ的には全然ヨユー。チン・グ君っていう可愛い子ちゃんも見つけたしね。
シンファのエリックってのもめちゃエエ感じですのう。いや〜、オトコって本当にいいもんですね〜。と、水野晴郎と共に叫びたい。
しかし脇役も多少イケてましたけど、でもとにかくイじゃないと成立しない「ジ☆イ・ビョンホン」な映画でございまして、
御本人さんもめっさ頑張ってはりましたわ。
豪雨の最中に埋められて「グッヘェ〜!」と全身ドロまみれで土中から這い上がってくるというね、
体張ってますし、映画のためなら汚れたって何されたってかまわねーな気合炸裂!
しかしどんだけ殴られても蹴られても、ホースで水をかけられりゃハイお顔は綺麗に元通りっていう脅威の回復力にはちと笑ったけど、
なかなか話も面白かったし、とにかく一切の隙を見せることなくイは終始かっちょいいし1800円という値段もまぁ妥当かと。
ちなみにこちらの映画はR-15指定です。『オールドボーイ』ばりのエグくてグロい暴力シーン多数あり。
しかし見る前に、「R-15?てことはビョン様がガンガン女とヤっちゃうわけ?ウヒヒ♪」なんて一瞬ワクワクしてもうたワシって一体・・・。

『コックリさん』
チッ!こんなもん輸入すな!あ〜あ、なんじゃこりゃ。ガッカリ。1800円+ワシの2時間を返して欲しいよマッタク。
こんなのを2時間も費やして見るぐらいだったらバイトを探してそっちに行ったら良かったぜ。大後悔。めっちゃ損した。
1800円+バイト代(今の平均って1時間800円ぐらい?×2=1600円)=実質3400円の損失。くっそお。
しかしだな、こんなにも思いっきり「B級ですよん☆」ムードが前面に押し出されている映画を見といて文句言うほうがバカなのは百も承知。
でもバカはバカなりに、ツマんなくてもネタになるかな?と邪な感情ありきで見るっつーの。でも、こりゃネタにすらなりません。
こんな映画を見たこと自体が既にワシん中で「映画・黒歴史」にピットインでございます『デビルマン』はダメ映画として未だ「ネタ」として有効ですが、
これってホラー映画だけど「ツマらんうえに怖くないホラー映画」としての認知もないやん。だって誰も知らんやろ、公開してたことすら。
しかもツッコめたらまだしも、ツッコむ気力も失せるほどツマらん。こんなの見て「ありえない」とか「怖くない」とか言うほうがバカなんですが、
心の底から怖くないし面白くもありませんでした。見てるテメェがバカと言われても主張したいぐらい面白くないし怖くないホラー。なら消えうせろ。
つーかさ。前から言ってんじゃん。韓国映画にはいいのもあるんだから今はまだこういうのをドサクサに紛れて公開したらダメーーー!!
韓国映画はハリウッド映画と違うんだから、こんなショーもない映画を公開したらたまたま見た人が、
「うわっ、やっぱし韓国映画って遅れてる!」と思うしさぁ、特に今って「韓流ブーム」がブームじゃなく定着するか否かの微妙な時期なのに
今こんなの公開してる場合ちゃうでマジで。時期尚早。チキソーソー。
そういや今年見たホラーは『着信アリ2』も激ツマらんかったな。映画として面白くないのはモチロンのこと怖くないのよ、全然。
あのね、こういっちゃなんですけどこの程度のホラー映画よりも『汚れた舌』の『牧瀬里穂』の方がよっぽど怖いっすよ(笑)。
そして面白いしね。映画界に生息しているよー分からんアホんだら野郎に告ぐ。
牧子をナメんなよ!しかもホラー映画なんぞより怖くて笑えるうえに、なんてったってTVドラマはタダで見れるんじゃい!>映画業界

『インファナル・アフェアIII 終極無間』
モノクロアップBYトニー・レオン様からのウィンクにヤラれました。アジア一セクシーなタレ目認定。
相変わらず男ムサかった=天国。最高ですな、このシリーズは。しかもそれだけじゃない、話もめちゃ面白いの。
『インファナル・アフェア』はとにかく面白いのです。1も2も抜群に面白い。あー、3見ちゃったよ。もう次がないってのがとても残念。


5月16日の日記『公開録画/ザ少年倶楽部』

5月14日の日記『日帰りバスツアー/玉木宏 TAMAXAY RA★MG〜3rd date〜』



5月11日の日記『舞台/Hey!Say!DreamBoy

内!元気かー!元気ちゃうわなー!すまんー!せやけど「こんなもん」に出られなくなったって全然自分を責めるこたぁないぜー!
「こんなもん」に出る暇があったら寝転がって屁でもこいてろ☆っすわー!
そりゃワシは「こんなもん」が大好物ですから出演して欲しいけど、しょせん「こんなもん」やしなー!とにかくはよ元気になれよー!
だってワシにとって『DREAMBOY』は「こんなもん」やけど、ワシにとって内は「」やからのうー!
あ!言い忘れてたけど『桜援歌』のハッピみたいな衣装、自分だけ全然似合ってなかったでー!らぶー!
おうおうおうー!誰が悪いの可哀想だよ手術頑張ってね早く病気治りますようにとか愁傷なことを言うのはガラじゃないので
内へのエールを込めて今日はいつもの数倍フザけまくりの感想文やでー!テメえら覚悟してくらえー!言っとくけど思いっくそ長いよー!



5月8日の日記『イベント/東方神起 日本デビュー記念 GW全国名刺交換会』
「今度の東方神起のイベントについてなんだが、握手会以外で何か良いアイデアはあるかね?山田くん」
「そうですね〜。ここはひとつ『名刺交換会』なんてのはいかがでしょうか?」
「ほほう。それは一体何をするのかね?」
「なんと!実はですね、名詞を交換するんです!」
「おおっ、新しい!採用っ!」

・・・と、このように想像するだけで失笑満開な会話がエイベックスのオヤジどもの間で行われたのだろうか。
っちゅーか『名詞交換会』ってナンじゃそりゃ!(笑)。正気の沙汰かよハラいて〜!・・・チッ。なーに余計なことしてくれてんだよッタク。
普通に握手会でかまわんっつーの。ってか触らせろや。セクハラバイオレット1といったらアタイのこと。
「本日は『名刺交換会』ですので握手もハグもご遠慮くださいませ!」だってよ。えー。だいたい何じゃ『名詞交換会』って。明らかにしょうもなさそう。
何回も言うけど、ありえんやんか『名詞交換会』って。っちゅーか『名詞交換会』ってよ。クドいぐらい言うけど『名刺交換会』ってよ(笑)。
しかも色んな準備が必要っぽくてダルそう・・・。アタシャ工作とか苦手だし面倒なことは嫌いなのにさブツブツ。以下、詳細。

韓国発!新世代5人組アカペラグループ東方神起メンバーとファンとの交流を目的としたイベントを開催します!
各メンバーがみなさまにお渡しする名刺をご用意しましてご挨拶させていただきます。
ファンの方々も手作り名刺を用意していただいた方には名刺交換をさせていただきます。
※手作りの名刺をお作りになられる場合、電話番号、メアド、住所等の個人を特定するような情報は一切書かないでください。
【参加方法】「Stay With Me Tonight」のDVD付シングル、もしくはシングルの商品についている帯を
整理券配布時間にお持ちいただいた方に、先着で整理券と交換いたします。
その整理券1枚につき、メンバー一人から名刺を受け取る、または名刺交換ができます。
整理券の交換枚数は、DVD付シングルの帯をお持ちの方には整理券2枚と交換、
シングルの帯をお持ちの方には整理券1枚と交換とし、お一人様にお渡しできる整理券は最大5枚といたします。


ま、当然5枚買ったわけですが。
だってさー、どうせならメンバー全員と名詞交換したいしね☆って名詞交換ってなんじゃそりゃ!まだ慣れねー!
せやけどこのイベント説明文も笑える。なにげに「個人情報保護法」を意識してるっていうのも(笑)。
昼頃にムクッと起きてから画用紙を手ごろな大きさにチョキチョキ。ヤル気あんのかい。しかし名詞には何書いたらいいんやろ?
友達いわく、「名前だけでいいんちゃう?ただし彼らが読めるように平仮名かローマ字で!」。
へ〜、日本語を勉強しているとは聞いていたが、平仮名ぐらいだったらもう読めるんやな。さすがー、ガラスの十代だ。吸収するの早いわ。
ボールペンで書こうとしたら止められたので、適当に切った画用紙に友達からもらった「女子高生御用達ぷっくりシール」みたいなのを貼って完成。



・・・なんでしょうか・・・ポップな墓石でしょうか・・・。衝撃的なほどに全然かわいくねー。
やっぱいくらなんでも「まつもと」はマズいかと思ってですね。いや、ここまでこりゃ何やってもマズいのだが。
しかしこうやって見るとワレながらキッツいよな〜。他人事なら最高に笑えるんだけどまさか自分が。認めたくないので認めないことにしました☆
なんだかんだで1時間ぐらい待ったかな。いよいよ私らの番。おうドキドキ。おっ、東方神起が見えたぞ!背が高い!線が細い!顔ちっちゃい!
とりあえず一目散に、いち推しメン@ミッキー(左から2人目)の前へ。
すると「コンニチハ。ハジメマシテ。」と言ってワシに名詞を差し出すミッキー。うぷ。『名詞交換会』で本当に名詞を出してきたのがどうにも笑える。
続いて「はじめまして!私こういうものです〜」と私も名詞を、・・・今考えりゃサラリーマンコントやってんじゃないのになんだその台詞って話ですが。
するとそれを両手で受け取るミッキー。ジーーっと名詞に書かれている2文字を凝視してから顔をあげ、
そして私の目を見つめながら優しく微笑んでこう言った。
「 ミ カ サ ン ☆ 」















・・・!











このイベントを考えた奴は、神!

ミカサンって・・・ミカサンって・・・ミカサンって・・・・。ひぃっぃぃ〜〜〜!!!す、す、す、すばらすぃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!(感涙)。
パクれ!今すぐ全員パクれ!日本の全芸能プロダクションはこの企画をパクってパクってパクりまくれ!!ワシが許可する!何様だテメえ!
エイベックス営業企画部の山田クン(仮名)ありがとう!おお、ワシという愚者は何故に「名詞を交換することのみ」に拘っていたのだろうか。
ちげーっての!名前だよ、名前!だからこそ名詞に書くのは「平仮名もしくはローマ字」なんだよね!
だいたいさ、「ヴィダルサスーンのHPに自分の名前を入力したら要潤や塚本高史からバーチャル告られる企画」ってのがあったじゃない?
あれアクセス殺到だったじゃん!特にワシん家から!あのサイトの何が最高ってですね、なんつってもただ告白されるだけじゃなく
自分の名前を言ってくれるってとこにあるんじゃ。それがさ、”ナマ”なのよ!こんな可愛い子ちゃんらによってナマで体感できんのよ?
すごくない?これより楽しいことがあるけ?ねぇだす!寂しい人生ですか?!上等death!うっひゃ〜、ヤッベえ。マジヤッベえ。
レボリューションだな!こりゃ日本のアイドルイベントの夜明けだわ!日本のアイドルイベントシーンの歴史を塗り替える記念すべきイベントですよ!
おっほん。「もしもシリーズ!もしも錦戸亮『名刺交換会』があったら」。アタシャ絶対に「呼び捨てでお願いしますっ!」って言ってから渡すわ。
ブブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ。転倒。おっと、妄想だけで地球一周赤道が描けそうなぐらい鼻血出た。失礼♪
いやいや、これいいわ。ホント素晴らしい。このイベントを企画した人ってノーベル賞もんの天才決定。下手こいたら握手会より萌えたかも。
せやし俄然テンション上がっちゃってさ!「わ〜!クチビル真っ赤や〜!(またかよ・呆)。赤いですね〜!サクランボみたい!サクランボわかる?
チェリーよ、チェリー。こういう丸いやつありますやん!?」。んーっ?と難しそうな顔で隣にいる警備の人に翻訳してもらって意味を知った途端、
自分のクチビルを抑えながら照れるミッキー。かばええええええ!!勢いあまって「きゃ〜っ、投げキッスしてください!!」。←逮捕
すると警備の人が「今日は『名詞交換会』なので、そういうのはダメです!(キッパリ)」。また怒られたぜフフフ。でもヘコたれないぜフフフ。
っちゅーかさ、「さん」付けなわけやん。ほな最初っから色んなパターンの名詞作ってネタを仕込んでこれば良かったかも。
名詞に「おかあ」とか書いて「オカアサン☆」なんて言わせたり。「ギョッ!キミを産んだ覚えはないよ!」とかツッコんだりしてフフフ。
他にも「やじ」「きた」「うちのかみ」「ライジング」「コックリ」「ゲンコツ山のタヌキ」「クマのプー」「会津ばんだい」「結婚は許」「金は貸」とか。
それともダイレクトに「たけしまあげます」とか。「えー!アンタの一存で?」とか。わ、こういうのって考え出したら止まらんわ。
でもさ、これって男アイドルだから成立するイベントやな。だって女アイドルイベントだったら絶対に「これがオレの本名です!」と言い張って、
名詞に「珍個部羅部羅」とか「以下背手」とか「縫霊手気茶っ田」とか書いて女アイドルに言わせようとする輩が大量発生するはず(笑)。
なんて激しょーもないことが脳裏にちらつく中、そんなこんなで5人全員と無事名詞を交換しお腹いっぱい大満足で会場を後にした我輩であった。
う〜ん、面白かったなあ。各プロダクションはこういう「あの手この手」をどんどん考えてもらいたいわ。ワシャどんどん参加するっすよ〜!






5月4日の日記『トークショー/LA SERENA TALK SCRAMBLE 851 小出恵介トークショー』

今必死ですから。単独ライブも終わったし当分必死で遊びます。んで御礼も兼ねて更新しまくる予定。ぼちぼち楽しんでくださいましね。
で、その第一弾に選ばれた栄えあるイベントが『小出恵介トークショー』なのであった。『ごくせん』に出てた子ですわ。これがブログ→
ちなみに私が小出恵介ファンだから行くのかどうかと問われるならば、「そういうんじゃないねん!(キッパリ)」。
・・・そうなの、そういうんじゃないの。なんかさ・・・小出恵介って今「旬!」っつーか「アツい!」っつーか「ヤバい!」っつーか、そんな感じしない?
「なにがなんでも今見とかなあかんわ!」みたいな。「とりあえず行ってナマ見てから好きかどうか考えるわ!」っていうね。順番逆、逆〜。

しかも「初めてのトークショー」っていう言葉の響きがタマらんがな。トークショーの筆卸しっぽくてドキドキするやん(笑)。
うを〜、めっさ立ち会いてー!お姉さんが教えてアゲルー!・・・とGWに相応しい妄想を銀河のように夜空に巡らせてみた次第。
聞いて驚いたさ。「彼は現役大学生ですよね。確か慶応だったかと」。のなっ!?マジかよ・・・恐るべし、慶応。
櫻井翔に続き、今や慶応ってワシにとっちゃ「大学」というよりも「賢者かつオトコマエ製造工場」だわ。シメシメ。サンクス福澤諭吉。
しかし『ごくせん』で見た限りただのアホにしか見えんかったのに意外やな。そう考えりゃ小出くんの「趣味・川柳を作ること」にも納得。←単純
そんな「アツい!」小出恵介のトークショーなので時間ギリギリに行ったら入れないかなーしかも入場無料だしなー、
GWだしミーハーな暇人が大挙して押し寄せてそうだなーと思ってたんですが、思ってたよりもお客さんは少なかった。あれれー。
あの『ごくせん』なのに。しかも『タダ』なのに。開演10分前ぐらいに着いたのに余裕で入れたし。ざっと300人強ってとこかな。
まぁ小出くん自身は「こんなにたくさんの人が!」とビックリしてましたけど、でも今の小出恵介(しかもタダ!)ならもっと客来ると思うやん。
300人ならチュートリアルの余興でもこれぐらい人は来るだろっていう数字やし。・・・っちゅーかワシん中で「300人」の基準って一体・・・。
主な客層はオボこい感じで地味めなごくごくフツーの女子中高生。ギャルなんて全然おらんし。せやけどどこまでもピュアっ子っつぅか、
「小出くんは誰と仲が良いんですか?」「もこみちー!」と、司会者の質問に対し小出くんが答える前に先に答えを言っちゃったりして
イベント慣れしてない少女が多かった。が、だからといって芸能人のイベント慣れしてるオトナになんかなっちゃいけないよ。
どう見ても今日はイベ慣れキモ女のワシが最年長決定やん。おい!最前列で椅子に座って見てる少女よ、お年寄りに席を譲ってくれ!(涙)。
とか色々ワンフーチェックをしてるうちにすぐ司会者呼び込みで出囃子「D−51/NO MORE CRY」(笑)にのって小出くん登場。
・・・。あれー。うわっ、やっぱしTVってごつく見えるんやね。イメージが違う。「あんた誰?」ってぐらい違う。
実際は全然骨ばってないし、想像してたよりもずっと華奢。実際はあまりエラも目立たないし。そして意外(?)と頭の形が見事!キレイやった。
しかしなかなか個性的なお召し物で。爽やか×爽やか=大爆発@白いVネックTシャツに、ドえらい派手な唐辛子柄のズボンを合わせるというね。
わんだほー。唐辛子柄ってアリですか。でもこれが不思議と似合っちゃってんだわ。唐辛子でも明太子でも何でも来いだぜ。
そしてさすが現役慶応ボーイだけあって爽やか!ニコッと笑うと一気に周りの空気をガラッと変えちゃうという、
そのスーパーでスペシャルな笑顔は確かに少々関西Jr桐山照史に似てるかも。笑顔で雰囲気がガラッと変わるという成宮タイプっつうか。
せやけどホントに初めてなんでしょうか?すげぇ落ち着いてるし、あまりキャピキャピしてないし堂々とした態度ではっきり物を言う印象。
実はとても声が低いねんなあ。『ごくせん』『パッチギ』の両方とも高テンションのアホ坊役だったのでこれもまた意外でした。もしや演技派?
トークの内容は、『ごくせん』撮影中の「まる秘エピソード(と言っても散々語られ尽くされてるユルいネタ)」をいくつか披露してから質問コーナーへ。
せやけどこれがさぁ!「誰か小出くんに質問がある人〜!?」っていうんじゃなくて、逆やってんよ。
小出くんたっての希望で「ボクから皆さんへいくつか質問があるんですけどいいですか?」という形式で。うわ〜、なんとも斬新な(笑)。
そりゃアンタからしたらGWの貴重な時間を割いて男の芸能人にギャーギャー言ってる電波ギャルの存在には興味津々なんだろうけども。
一番最初は「今日、一番遠くから来た人ってどこから?」。神奈川ー!埼玉ー!沖縄ー!北海道ー!なんて口々に叫ぶお客さん。
そして「ええっ!そんな遠くから?」とか「田舎ですね」とか(笑)、トークショーどころか、客前に出るのすら初めてだったのかな?
進行の妨げになるしイタいのなんて放っておきゃいいのに一々相手してて、客とカラむ時の反応が新鮮でそれを見てるだけでも面白かった。
他には「コーラが好きな人〜?あ、いますね。ボクもすごく好きなんですよ!」。・・・だからなんなんだ・・・。

そんなことが聞きたくて逆質問コーナーを?しかし、だからこそ可愛さあまって可愛さ100倍、どう転がっても可愛すぎ。
「前に関西に来た時、『千房』っていうお好み焼き屋さんに行ったんですけど知ってますか?」。う、う〜む・・・キミの質問内容は全て(略)。
ちなみに『千房』は関西ではめちゃ有名なお好み焼き屋さんのチェーン店でございまして。
昔よく映画館で「千房〜!!」という仰々しいナレーションと共に宇宙船が飛んでいくという、お好み焼きと全く関係ないCMを見たもんですわ。
「髪を切ったんですが、どうですか?」。マッシュルーム風のもっこりもこみちヘアースタイルはかなりモチャっとして見えるけど、なかなかカワゆい。
まだ内容は言えないんですけど今ドラマ撮影中でー、とか言ってたな。何撮ってんでしょね、いずれにせよ楽しみ。
他には『パッチギ』撮影中によく井筒監督に怒られて京都駅近くにある『ベローチェ』って喫茶店で凹んでいたという話や、
(なんでワシがこんなにもバッチシ店の名前『ベローチェ』を覚えて帰ってきたかと言うと、今度京都に行ったら自分も当然その店に行って
小出気分を満喫しようと決意しているからである。はい、ドーン!ドーン!ドーン!バカでーーす☆)
時間にしたらトータルで30分ぐらいかな。「では最後にドラマ『ごくせん』の、”あの挨拶”をお願いしますッ!」。はて。どの挨拶じゃい?
すると小出くんは照れる様子もなくニッコリ笑顔で一言。「じゃあニャン☆」。
ぶっふぉ!!!!!!!(脱糞)。
・・・バタリ。♪ノ〜モ〜クラ〜明日へノ〜モ〜クラ〜明日へノ〜モ〜クラ〜明日へノ〜モ〜クラ〜明日へノ〜モ〜クラ〜・・・。
今や脳みそが完全にブッ壊れたレディオ状態のミーが無事社会復帰できる日は来るのだろうか。うん、見てから決めた。小出恵介、らぶ確定。










5月3日の日記『コンサート/NEWS NIPPON EAST TO WEST SPRING CONCERT 日本横断 大切なひとへ』

どうやら5月1日は小山慶一郎の誕生日だった模様。いくつになったのだろうか?19とか?
「違うよ、21だよ」「うそっ!?結構イッてるねんなぁ!」。三十路のテメェに言われたくねぇっつぅの。
すると錦戸亮が客に向かって、「5月1日は何の日〜?5月1日は・・・5月1日は・・・メーデー!(少々してやったり顔で)」
しかし客は「・・・」。シーン、そしてザワザワ。すると錦戸亮はやや焦って驚いたように「みんなメーデー知らんのか!?ここ笑うとこやで?!」
こう言っちゃなんだが、「5月1日は小山の誕生日と言うと思ったでしょ?残念でした。メーデーって言っちゃいましたぁ〜!」というスカしボケ自体が、
正直、メーデーを知っていたところで笑えるかどうかは別問題だが、しかし他の話題に移りそうになっても自分的にかなり不満だったのだろう、
錦戸亮は更に一人で「メーデー知らんのか・・・メーデー知っとけよ・・・」と虚ろな視線で呟いていたのに笑った。
まかせとけ、錦戸亮。ここに解説のっけといてやるぜ!頼まれもせんけどな!

※メー‐デー【May Day】
毎年五月一日に行われる国際的な労働者の祭典。一八八六年五月一日、米国で行われた八時間労働制要求のゼネストと
デモが発端。
八九年の第二インターナショナル創立大会で決定し、九〇年から挙行。
日本では大正九年(一九二〇)に第一回が行われ、
昭和一一年(一九三六)以降禁止されたが、同二一年復活。労働祭。五月祭。

これでもう明日からメーデーギャグも場内バカ受け間違いなし>錦戸
そして誰かが「今日はファンの方からの質問を受け付けます」などと言い出して、
増田貴久が「また、よりによって!」と言わんばかりの血気盛んなお嬢さんを選び「質問は?」とマイクを差し出したのであった。
「きゃ〜〜!マッスゥかっこいい!!きゃ〜〜!!えっとぉ普段は何してますかキャアア〜〜〜!!!」。ふふっ、若い・・・。さすがNEWSファンだ。
するとそれを受けて加藤成亮が、
「うるさいわりにはツマらない質問・・・(ボソッ)」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
うっそぉおん?そんなんアリですか!?「空気読めない」が一周して「空気読めなさ過ぎる」をも超越すると、「面白い」になるんだな!!(爆笑)。
コンサートなんだし憧れのメンバーに指されりゃそら興奮するだろうから別にキャァキャァ言ってたお嬢さんが悪いとは思わんし、
確かに質問内容はあまりにもザックリしてるし、どないやっちゅー話やけども・・・それにしても加藤くんってば率直な感想を述べすぎだろ!
最高だよ!ハラいてぇ〜でしたもん(笑)。そのうえ、他メンバーから「そんなこと言うなよ!」「謝れよ!」と責められても、
全く意に介することなく「オレ悪くないじゃん!!」と重ね重ね空気が読めず開き直っていた加藤くんにマジ惚れしそうになりました☆
ああいう時は思ってなくても即座に「うそうそ!ゴメンね♪」って言ってりゃいいのになぁ(笑)。
この人って微妙にすべからくズレが生じてて面白いよな。不器用ハンサム。今や完全に私のウォッチリスト入りした加藤くん。
これからもよろしく頼むよ。の意味も込めて今日初めて加藤くんのウチワを買ってみました(笑)。・・・ってか、どうすんだろこれ・・・。
せやけど地方でも何回か見た『加藤が何かすると示し合わせた他メンバー全員がステージからはけて加藤一人ぼっちに』という小ネタは、
大して面白くないうえにイジメっぽくてワシャちょいと嫌悪感が。んーむ、少々の笑いを求めるためにそんなことしなくていいのにぃ。
内しゃくれネタ同様、ワシャあんましこういうのは好かんです。だってNEWSなのに。芸人じゃないんだからさぁ。
しかもTVなら「今や”アイドルだから○○出来ない”とか言ってる場合じゃねぇだろ!」も、まかり通るのかもしれんが、
「自分らのことを無条件で好き」なヲタしか見に来ない限られた空間の単独コンサートなんだし、別にこんなことしなくてもイイじゃんね。
まぁ100歩譲って取り残されるのが錦戸亮なら、きっとその後上手にキレてみせたりなんかして「わはは!」となるのかもしれんけど、
でも加藤成亮だとちょっと痛い・・・。残された後に吐かれる彼からのコメントが更なる痛さを表面化するっていうか。
かつてコンサートで田口淳之介が他メンにイジられるたびに、イジったヤツも、そして上手に返せずただ微笑んでいた田口も、
どっちも痛く見えて仕方なかった初期KAT-TUNコンを思い出したわ。
こういう笑いの取り方を良しとするのはたぶん出川哲朗とかあの辺のTVバラエティー番組の影響だと思うけど、
イジられる人が実はとても「イジメられ芸達者」で、「それを心の底からおいしい(参考映像『タイガー&ドラゴン』2話)」と思ってて、
「双方がそれを理解している人間関係にある」状態じゃないと成立しないという、
一見、簡単に見えるようで実はとってもテクニックのいる”芸”であることは誰もが承知でしょうし、それに挑戦すること自体無謀なんでしょうけど、
でもねぇ・・・NEWSにはもっとNEWSにしか言えない面白いことはあるしNEWSにしか出来ないNEWSなりの笑わせ方は絶対にあると思うから、
あんましこういうのはねぇ。もはや「アイドルなんだから笑わせなくていい」とは敢えて言わんけど、
でも、「NEWSってサワヤカだな!」から興味を持ってMCを真剣に聞くようになって以降、
これだけがものごっつ気になる。
瞬時にして流れをブッた切る『大阪レイニーブルース』どころの騒ぎじゃないぐらいに気になるなあ。
ま、でもNEWSファンのお嬢さんがたは皆さん爆笑だったので別にモーマンタイなのか。まさに「老兵はただ去るのみ」ってやつかも。おほほ。