2005年9月の日記




9月29日の日記『スポーツ/2005年プロ野球公式戦 阪神VS巨人』

行ってきたで、甲子園球場!当然やん、だってアタシって生粋の阪神ファンやん!知らなかった?だよね〜、アタシも知らなかったわ!
甲子園なんてものっそ久しぶりに行ったんですが、さすがだね。素敵だね。駅降りた瞬間から別世界。「歩き煙草」してる人の数が尋常じゃない。
明らかに阪神ファンではなさそうな特攻服がウロウロ。なんでしょうか、2ちゃんねる風に言うならまさに「DQNの巣窟」といったところか(笑)。
でもめちゃ楽しい。ワクワク。自然と笑顔に。だって空気が違うんやもん。そりゃ今日は優勝するかどうかって日ですから当然なんやけど、
一歩踏み出すごとにどんどんテンションが上がってくる。やばい、今日優勝したら泣きそうじゃ。えー。自分さほど思い入れないやんけ。
なんともその気になりやすいっていうか洗脳されやすいっていうか。皆ちゃんとユニフォームだのグッズだので武装し勝負前の気合は充分。
ごっつ焦った。フラ〜っと行ったから何も用意してへんかったし、はよ買わな!おばちゃん、今すぐワシにも応援グッズと風船おくれ!
しかしその気になりやすいのはワシらだけではなく。甲子園の駅を降りたところにある売店はどこも超パ。全員、憑かれたように買ってたし。
不景気なんてどこ吹く風、ちょっと見てるだけでもとんでもねえ経済効果を叩き出しておりましたわ。
今ってグッズのデザインも可愛いの多いのな。最近よく着てる人を見かけるけどショッキングピンク色の女の子用のユニフォームって知ってる?
今までは「あんなもんを調子に乗って着てる女はパッパラパァ」と決めつけ完ムシしてたんですが、どうやら甲子園には魔物が棲んでおるぞな。
急に着たくてタマらんようになったわ。あれ可愛いよな〜。んでも年も年だしな・・・タイガースの「耳」なんて付けたらブチ殺し決定よな・・・。
とりあえずワシに似合うのは首からぶら下げたメガホンと焼き鳥とビール。よっしゃあ、調子出てきたで!さぁて球場の中に入ろうかのう。
・・・・ひゃーーーーーー!あっつ!野外なのに暖房が入れられているかのような熱気に圧倒される。そしてどこもかしこも人人人。満員御礼。
応援団の気迫が凄い!まだ1回なのに全身汗だく。応援団旗って重いんやろな。お、手すりにのぼって大声で叫んでるオッチャンがわりと男前。
ちなみに席は「ライト外野」だって。どこやろ?とことこ歩いてうろうろ必死こいて探せど全然見つからん!だって空いてる箇所が全然ない!
なんだぁ?誰か勝手にうちらの席に座ってたりとかする?このチケット偽物?なんでないんやー?と半泣きになってたら、
「席どこや?あ、この番号やったらここをずーっともっと向こうにいったあたりやで」。し、し、し、し、し、親切〜〜〜〜〜〜!!!(感涙)。
正直、オトコに親切にされただなんて今年初めてっす!嗚咽止まず御礼が言えないぐらいっす!マジ感謝っす!阪神ファン最高っす!
そしてやっとこさ探し当てた席を見てびっくし。せまっ!!!席っていうか長いベンチを区切ってるだけ。横だけじゃなく前も後ろも激せまっ!!
こんなもんちょっとしたデブは肉がはみ出るやろ。そして何よりも困ったのが、こんだけ密集してたら気楽に席立って便所行ったりできんのちゃうかと。
まるで自分が十把一絡げ「一袋いくら」で叩き売りされてるかのような、すし詰め満員電車状態。あひーん。
最初はこの圧迫感に慣れるか不安で仕方なかったんだけど、これがどうした。狭いからイイんよな。密集してるからこそ盛り上がるんやね。
冷静になって見ないしな。攻撃ん時にゃノリノリですよ。こんだけ周り全員が言うてたら「かっとばせー、○○!」と声援を送るのも全然恥ずかしくないし。
己の順応性の高さにも驚いたけど、気ぃついたら「誰よりも阪神ファン」として大声で応援していた私。ゆうても優勝かかってるねんしな。
もちろん「“JFK”って有名らしいで」「誰?外人選手?」「ジョンFケネディみたいやな」「ジャニーズファミリークラブみたいやろ」
「ウィリアムスやのに何でJやねんな」「名前がジャニーなんちゃうか?」「ところで藪ってまだいるの?」「ちょっと下柳ええわぁ〜」
「アタシん中でいまだに阪神っていうたら真弓やね」「あれ?藤川って大野智に似てない?」等などとコソコソ言ってたことは内緒です。
ちなみに「スタンド7列目やん!もし優勝したら最後の外周お手振りする時にめっさメンバー近いんちゃうん?!ラッキー!!」と、
いかにもな“ジャニヲタ感覚”を振りかざし大喜びしてたんですが、前の方って逆に試合が見難いのな。これ難儀やった。
どこが塁でどこがピッチャーマウンド?えええ?平たいなぁ。よう分からんまま今1点入った?なんつって、慣れるまで少し時間を要したなあ。
本当に試合内容と選手の顔が見たかったらやはりTVが一番良いのかも。でも空気を味わいたいならやはり球場。っていうか、絶対に球場。
だってね。球場の何が凄いって、
「オトコがめっちゃおる!」んやもーん!!
おめーら!ええこと教えたる!今からワシが言うことを肝に銘じろ!「今、時代はスポーツ観戦」。←注:切り取って手帳に貼りましょう
ここんとこ仕事先や家族以外のオトコと喋ってる?ワシ全然やもん!こんだけたくさんのオトコと喋ったのって久しぶりやわ!そんな自分に感動したわ!
ワシャ今まで「オトコと出遭わんわー」なんてブツくさ言い倒してたけど当たり前やっちゅーねんな。だってワシが行くとこって女しか・・・違う!
わざわざオトコがいないような現場にばっかし行ってんのやな。あかんて。あかんて。あかんて。やっぱスポーツやって!
うを〜〜〜、生き方シクってるやんけ〜〜〜!!!!(涙)
とりあえず巨人が攻撃中に「もしうちらがジャニヲタじゃなくて阪神ヲタだったらどういう人生を送ったろうか」というテーマで妄想してみた。
結論としては、きっと「同じく阪神ヲタの男と25ぐらいで結婚して、もう子供も2人ぐらいおって、
甲子園の近所で阪神ファン相手に居酒屋を経営したりしてるんちゃうか?」ということに決定しました。おめでとう。
「ってことは、今とは比べもんにならんぐらい親孝行かつ幸せな人生だったかもしれんなあ〜」。そ、そ、そ、そんなん言うなやーーー!!!!(号泣)。
どうせ阪神ヲタになったところでエエ年こいて独身なまま選手追っかけて虎風荘の周りウロウロしたり安芸まで押しかけたりして超嫌われとるわ!!!
って、そんなんどーでもええわ!言っとくけどな、そんなもんワシらみたいなもんまで話しかけられるんやで?擬似モテ感覚を味わえるんやで?
そらもーー、ピンクのユニフォーム着て耳つけてキャピってる「虎ギャル」なんてマァ!恐ろしいことになっておりましたよ!
ジーーっと見てたら
3分に1回はモテてました!どうやら「虎ギャル」ってだけで自動的に一般人の8倍はモテるシステムとなっている模様。
そしてビール好きなワシからすると甲子園ってのは最高のビアガーデンですな。うめー、うめー。オムそばも美味!
ナマで見たら意外と凡フライみたいな球も速いんやなあ。迫力満点。一体感もタマらんがな、7回で風船を飛ばしたのも楽しかった。
そしてなんつっても9回ですよ。「あと1人!あと1人!あと1人!」。いよいよや。いよいよ阪神優勝のカウントダウン!5、4、3、2、1!
金本がキャッチした瞬間、「やったぁ!」と叫ぶよりも先に目の前を紙吹雪が舞い紙テープに視界を遮られたまま両手で握った風船を手放した。
夜空に舞う無数の風船。綺麗やぁ。上空にはヘリが4台も。そして5万人のファンでぱんぱんになった甲子園がうねりを上げて大きく揺れている。
うわぁ、ほんまに優勝しよった。生きてる間に阪神が優勝することなんて何回あるか分からんのに、しかも相手が巨人で、しかも甲子園球場で、
しかもそこに立ち会うことが出来ただなんて。この先何年経っても何十年経っても、今日のことはきっと忘れんだろな。
胴上げが始まった。あ〜、良かったなぁ。おめでとうございます。選手も幸せそうだけどこれを見ている人たちが本当に幸せそうで感無量に。
選手もだけど、周りにいたファンの皆さんがとてもイイ顔をしていた。なんでやろ、見てるだけでなんだか泣きそうになる。優勝したことよりも嬉しくなる。
こんだけの人を、老若男女問わず大感動させちゃうスポーツってすげぇな。スポーツ選手ってとてもカッコいい仕事なんやな。ほんと、ヒーローだよ。
私も何回も「岡田ー!」と一緒になって叫びました。きっと今日「岡田」って叫んだ回数はV6コン以上やね。感動した。ありがとう、感動をありがとう!
そして反省した。こんどこそ、私は「男女共有の趣味」を持つことを誓います!!!!!(キッパリ)。
と、楽しかったのはここまで。9時半頃まで甲子園で阪神ファンと一緒になってウェーブしたりコールしたりと大はしゃぎしてたのですが、
そろそろここを出て次の祭りに参加しようぜ〜と電車に乗って帰ろうとしたら、無理!どえらい数の人が並んでるんですけど!
ほなバスで・・・無理!ならばタクシー・・・もっと無理!ならば時間をずらそうか食事してから・・・って無理!どの店も長蛇の列が!無理!無理!無理!
うわあああ、どうやったらこのメルティングポットから脱出できるというのか?!仕方ない、JR甲子園口まで歩くことにした。・・・・。・・・・。・・・・。・・・・。
1時間ぐらい歩いてるんですが、いつ到着するんですかーーーー!!!!(死)。
歩きすぎて死んだ人っているのかな。そんなことボンヤリ考えるぐらい歩きに歩いた。歩きすぎて骨折しそうなぐらい、難民気分で歩いた。
そして途中にようやく見つけた比較的空いてる店に入り、プロ野球ニュースや会見などを見ながら静かに酒を酌み交わしましたとさ。おしまい。
ちっきしょー、尼崎駅前とか戎橋とかものっそ盛り上がってたっぽいね。一応、ちょこっとだけでも参加したかったなぁ・・・(ぼそっ)。

(オマケ)
正直、阪神とか野球とかちょっとアレなんですけど、野球選手で誰やゆうたら絶対に能見。断然、阪神のルーキー
能見篤史っすよ。
初めて見た時は、能見のあまりのハンサムっぷりにワシャとうとう『ヤングアイドル野球大会』がTV放送されるようになったのかと思ったほど。
あれは確か4月24日の対横浜戦にて初勝利を納めた翌日のワイドショーでOAされたヒーローインタビューじゃなかったかしら。
「え?これ誰?!」。私の頭の中でブレーキランプが5回点滅。これって「ア・イ・シ・テ・ル」のサインじゃん!うを〜、激好み!
早速、阪神ファンの後輩にメールした。「ちょっと!能見について教えて!!」。そしたらすぐに返事が。
「いい選手に目を付けましたね!能見篤史。鳥取城北高から大阪ガスへ。2004年ドラフト自由獲得枠で阪神入り。左投げ左打ち」。
誰がそんなこと知りたいねん!ワシを何やと思っとんねん!そんなんちゃうねん!
もっとさぁ、どこに行ったら見られるとか、誰と付き合ってるとか誰と仲良いとか、ヲタが美味しいかどうかとか、そんなん教えろやボケがぁ!!!!!
・・・と、思わず理不尽な怒りをぶつけそうになってしまったぐらい、能見篤史はイイね。写真集出ないかな。発売記念握手会しないかな。
どうにも今まで野球選手には及び腰だったワシだけど、何がタマらなくツボったかというとヤツはどう見ても野球顔じゃないの。ありゃサッカー顔や。
いわゆる野球顔というのはセカンドバックが似合うか否かによって大きく左右されるわけですが、能見の顔にセカンドバックは似合わん。
実にシュッとしたオトコマエ・能見篤史最大の武器はあの口唇と言えよう。野球選手にしておくのが惜しいほど、実に良い口唇を持っている。
下膨れでもなくバタ臭くもなく893風でも武者っぽくもない。若干スタイリッシュな雰囲気すら醸し出している野球選手なんて実に珍しい。貴重な存在だ。
そんな密かなお楽しみネタである能見を優勝決定後の「外周お手振りタイム」で必死に探したワシ。背番号14〜14〜14〜・・・あ!いたぁ!
さほど浮かれるわけでも落ち込むわけでもなく、普通にてくてく歩いてる姿がなんとなく可愛くて満足したワシは、
「たとえ阪神ヲタだったとしても、私は選手にワーキャー言うてるだけの“阪神ファン界の鼻つまみ者”だったろうな〜」と再度噛み締めたのであった☆




9月27日の日記『ライブ/織田裕二 U-Kai 〜そろそろさらいにいっちゃうぞ!〜』
久しぶりのZEPP大阪はいつものようなロケンローな臭いはなりを潜めており、まるで近所の公民館のような佇まいであった。
え?なんで?あぁ、そうか。今日はバンドを見に来たんじゃないんだった。「歌う俳優」を見に来たんだった。
しかもツアータイトルが『織田裕二U-Kai〜そろそろさらいにいっちゃうぞ!〜』って。よくぞこんなのが企画会議で通ったなあ。
でも良かったよ、『織田裕二So-Row〜そろそろさきにいっちゃうぞ!〜』じゃなくてさ。
まずは得意のワンフーチェックから。ガガガガーーーン!!!!!!
おばちゃんばっかし!しかも地味!!!!!!
雰囲気が韓流ファンとカブってますやんか。でもパク・ヨンハのファンの方がもうちょっと華やかだったような。
藤木直人のファンっぽいのかなぁと思ったけど、あっちに比べたらブランドバック所持率も低い。ギャルやCanCam系のネエちゃんもほぼ皆無。
そしてほとんどの人が結婚してそう。もし結婚してないとしたら彼氏はいなさそう。しかしさほど気にしてないっていうか、
とにかく貯金がごっつありそうや。たぶん、ひとり800万以上は余裕で貯めこんでいると思われる。しかも資産運用とか得意そう。質実剛健な感じ。
でもね、「うわ!おばちゃんばっかし!」と思ったけど、ようよう考えたらワシと同世代なんやろな。アッシもとうの昔におばちゃんですわ。
だからでしょうね。ものっそ居心地がええんよな・・・。まるで温泉につかってるみたい・・・。ワシが本来おるべき場所はここですわ・・・。
この人たちと歴代の織田ドラマについて夜通し語りたい・・・。アタシャ『あの日の僕をさがして』がかなり好きだったよ・・・。
久しぶりにミポリン(ヲバ呼び名)と一緒に出てた『卒業』とか見たいなぁ・・・。一連のTBS『ブギシリーズ』も捨てがたいよね・・・。
主なファン層は断然30代半ば。きっと『東京ラブストーリー』は自分が新人OLだった頃じゃなかろうか。そこでカンチにドキッ♪みたいな。
ちなみにあの頃ワシは大学生だったので社会人になったらカンチとリカみたいに会社の倉庫でイチャイチャ出来るもんだと信じて疑わなかったさ。
なんだったらカンチみたいな野暮ったい男じゃなく、どっちかっつぅと三上寄りの男と出遭えるもんだとばかり。んで入社してビックリ。
いねーーーーーーーーーーーーーーっての!!!!!!!
あんなイケリーマンが会社にいるかーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

・・・・ハァハァ。血圧が上がったところで本編へ。まずは諸注意のアナウンスから。
「本日は、織田裕二U-Kai そろそろさらいにいっちゃうぞ!にご来場いただきまことにありがとうございます」。
言ってる!!!「そろそろさらいにいっちゃうぞ(はぁと)」ってな調子で影アナのお姉さんが言わされてる!!!(笑)。
なんだろう、この羞恥プレイは。こんなツアータイトルを言わされるぐらいなら公衆の面前でチンコって言う方が全然マシだよ。
こんな辱めを・・・もしや織田裕二ってばそんな趣味があるのかしらンフ。
暗転するとスクリーンに映像が映し出される。「カッコよくサングラスをする織田裕二」「カッコよくPCを立ち上げる織田裕二」
「カッコよく煙草を吸う織田裕二」「カッコよく新聞記事を切り抜く織田裕二」「カッコよく新聞の切り取られた間から覗く織田裕二」などなど、
とにかく「ザッツ☆カッコいい織田裕二」プロモが数分。そしてツアータイトルがドーン!『織田裕二U-Kai〜そろそろさらいにいっちゃうぞ!〜』。
すげえ・・・やっぱし笑える!しつこいけど笑える!何回見ても笑える!もはやベテラン師匠クラスの漫才かのようだ!
そうこうしているとバックバンドのメンバーがぞろぞろと。お?ドラムが外人かよ。くるりみたいだな。
そうすっとイントロが流れ、ステージの端からひとりトコトコ・・・出たァーーーーーー!ナマ裕二だァーーーーーーーーーー!!!!!(ジーン)。
ってーかよ?!こん時の織田裕二の衣装がまたコレえらいこっちゃですよ奥さん!事件ですよ!時間ですよ!
「黒ズボンに、白の長袖ボタンシャツ。ちなみにボタンは3つほど外す」って、
そのままかい!
織田裕二のパブリックイメージのまんまじゃん!なんだったらコレじゃん!このままの姿で呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンじゃん!
キャラ守りすぎ!ビジュアルで攻める気ゼロ!冒険心や探究心なんてナッシング!織田裕二を貫き通す織田裕二!最高やんけ!
たまにさぁ、誰も頼んでないのに似合わないヒゲをはやしたり、ライブだからってロッキンファッションに身を包んで失笑を買ったり、
張り切りすぎたのか髪型がとんでもねぇシュールなことになっちゃってたりしてナマ見てガッカリさせられる芸能人もいるのよな。
でも違う。織田裕二は違う。今ワシの目の前にいる織田裕二は織田裕二のまんま!あれ、絶対に織田裕二!
織田裕二ど真ん中一直線!織田裕二中の織田裕二!織田裕二以外に考えられないぐらいの見事なまでの織田裕二!あっぱれ!
これでこそ、わざわざ足元の悪い中こんな辺鄙なライブハウスに足を運んだ甲斐もあるってもんですよ。
それにしてもこの人って物心ついた頃から(?)、ずっとこんな感じよね。顔も髪型も全然変わらん。いつ見ても一緒。
確かワシより年上やと思うんやけど、全然老けない印象。もう40近いんじゃないかな。全然見えない。微塵たりとも。
芸能人特有の「顔ちっさ!」は思わなかったけど、TVや映画で見るよりは少し痩せてて、そして背が高い。んでもって歯が白い。
普通なら、「ぎゃー!ナマはめちゃカッコええ!」となるのだが、織田裕二は「まんま」なの。カッコええで。もちろんありえないぐらい光ってるで。
でも織田裕二なんだよな。この人って画面に映ってる姿が本当にありのままの人なんだなぁ。こういうタイプのハンサムメンって初めて見たかも。
あら?この1曲目がどうにも聞いたことがあるような。なんだったっけ、う〜ん。その答えはサビになった瞬間、明らかに。
「♪ホニャララララの、ラ〜ブソングを歌おう〜」。
知ってる!!!!!
これまだ歌ってんの?めっちゃ初期の曲やんな?確か2番になったらようやく「♪歌えなかったラ〜ブソングを歌おう〜」やねんよな。
当時は「歌えなかったラヴ・ソングを歌おうってどないやねん!もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対みたいやな!」なんて言ってたもんさ。
せやけど織田裕二の曲っつーと「♪ララララ、サンバディトゥナイ」しか知らんと思ってたので1曲目から思わぬ拾い物があってホクホクですわ。
ライブで聴く織田裕二の歌声は、さほどウップププ〜ってほどでもなく。まぁこの程度なら「ライブやってええか許したるわ」みたいな。誰だテメエ。
藤木○直人(あっ、伏せ方失敗しちゃった!)ほど耳に対して有害な物質も含まれていないようですし、何より知ってる曲ってのは嬉しいがな。
なんだかノリノリになってきたぞ(笑)。曲終わりでご挨拶。「こんばんは、織田裕二です!」。知ってる!!!!!
続けて織田裕二が「今日は、『織田裕二U-Kai そろそろさらいにいっちゃうぞ!』ということで〜」。
するとワシの横のファンが即座に「さらってえええええ!!!!(絶叫)」。出た!誘拐願望の女発見!!!誰かが言うやろと思ったけどな。
ちなみにファンの呼び方は「ユウジー!」がデフォらしく。「ユウジ」かぁ。私の中で「ユウジ」と言えば「ナカムラ」だわ。どんな定義やねん
ファンの声援を一々受けて返したりすることはしなかったけど、織田裕二は照れたりはにかんだりしながら織田裕二のまんまでMCを進行。
なんでだろうか。喋ってる声を聞いているだけでちょっと嬉しい。だってね、織田裕二の声ってさすがに誰でも知ってるやんね?
身に染みて耳だけじゃなく全身で覚えてますってぐらい何年にも渡って聞かされ続けてきてるでしょ。好き嫌いに関わらず。
特にアッシみたいなドラマ好きからすると姿かたちと同じぐらいナマ声ってのが嬉しいんだな。タマんねぇぞくぞくする。
歌ってる声よりも喋ってる声の方が思わず反応してしまうよ。「うわ〜、織田裕二だわ〜」って改めて感動すんのよな。
次の曲もなんだかどっかで聴いたことがありそう。そしてその次の曲なんてもっと聴いたことがありそう。なんだっけ。本人出演のCMソングかな。
そう思った次の瞬間、ワシは我を忘れて絶叫していた。
「キタ━━━━━━━━━━ッ!!」
これぞ「キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!」ですよ!ホンモノの「キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!」ですよ。
恐るべし条件反射。心が忘れても身体は覚えてる。そうよそうよ!この歌をバックに織田裕二が目薬を指した後こう叫んでたのよ!!
それがこの元ネタなんよ!チッキショー、そこいらのガキがブログだなんだで偉そうに「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」とか使ってやがるけど
ワシに言わせりゃ1000万年早いってんだニキビ潰したろか!おめーら知らんやろ?!織田裕二様をリスペクトせずして気軽に多用してんじゃねぇよ!
・・・って、アタシもなんでこんなにムカついてんだか。大人気ないわ。せやけどこれまた驚き。こんなの聴くの10年ぶりぐらいじゃない?(笑)。
一方、織田裕二はどうだといいますと、ステージ上を猛ダッシュで駆け抜け・・・たりすることは一切無く、笑顔で右端や左端にゆっくり移動したり、
ギターを持ってないけど弾いてるようなリアクションをしたり、右手で太腿をたたきながらリズムを取って歌ったり、
マイクスタンドを握り締めてみたり、静かめな曲になると目を閉じて熱唱してみたり、
時にはハーモニカやホイッスルやマラカスなど簡単な楽器を使ってみたり、
客席にタオルを投げたはずが失敗しステージ上に舞い戻ってきたので仕方なく拾って自分の首に巻いてみたりと、
いやもぅとにかく全てにおいて「俳優のライブとしては、
想定の範囲内」でした。まさに、キング・オブ・ベタ!!!!!
何から何まで“ありがち”。たまに「いやっほう!」とか言ったりして。「いやっほう!」ってアータ。どうよこれ。活字にするとスゲぇな。
せやけど今日のワシはどんな織田裕二でもオールオッケーなのであった。
なぜなら!3曲に1曲ぐらいの割合で「知ってる祭」が開催されたからである!!こんなにも織田裕二の歌を知ってる自分が嫌いなようで大好きさ。
そして「知ってるーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」。こう叫ばせてくれるアーティスト様ってもっと大好きさ。
♪ちゃ〜ららら〜とイントロが流れた瞬間、即座に財前直見や東幹久や松崎しげるや井ノ原快彦の顔が浮かんだ私ってバカの天才。
そう、もちろんドラマ『お金がない!』の主題歌っすよ!♪オバザトラ〜ボ〜ですよ!きゃ〜〜〜!!!!←そんなに好きでしたっけ?
他にも「♪ナ〜ナナナ〜ナナ〜ナナ〜ナ〜」とかね。おおっ、これって香取慎吾と出てたドラマっすよね!?藤竜也もいたよね!?
そして小雪が憧れの看板モデルなんだよね!?当時の小雪って超大根だったよね!?「ぜってーこの女すぐ消えるね」って思ったよね!?
他にもなんだかどっかで聴いたような知ってる曲が多くて笑いが止まらんかったわ。
なんでこんな昔の曲を?と思ったら、どうやらこのツアーは織田裕二が勝手に織田裕二の歴史を振り返る的なツアーらしく、
「このアルバムを出した頃は・・・どこに行っても、カンチカンチカンチ言われて・・・」。ああ〜。やっぱ言われたんだな。相当言われたなコリャ。
そして当時自分が書いた詩を朗読し始める織田裕二。それを聞いてしんみりしつつも盛り上がるファン。寝そうになるワシ。
三者三様の思惑が交錯する中、最も感極まっていたのは織田裕二自身であった。えー。
断言しよう。このライブで一番盛り上がっていたのは織田裕二である!めっちゃ楽しそうやし感激してたし愉快痛快爽快そうやし幸せそう!
この人って結構イイ人だと思う。人柄の良さが随所に伺えたもん。とても純粋でガキっぽい人なんじゃないかなあ。
私はそういう男ってつい「ぷ!」と思っちゃう根ババタイプなのでハマらんけど、でも素直っていうか愚直っていうかバカ正直な兄ちゃんかと。
一部、お遊びみたいなことをしたんですけどね、ライブハウスですよ?ここライブハウスだってのに歌の途中で「しゃがめ」って言うのな。おいおい。
で、皆「え〜?」とか言いつつも楽しそうにしゃがむわけだ。ひとりだけ立ってるわけにもいかんがな。せやしワシもしゃがんだがな。
「ちょっとづつ、ちょっとづつ、ちょっとづつしゃがんでいってぇ〜・・・上がれ!」。ひゅぅ〜と一気にジャンプして立ち上がるファン。わぁ〜みたいな。
    これの何が楽しいねん?!
羨ましいね。ファンの人は愛されてるね。織田裕二に愛されてるよ。キミら相思相愛や。こりゃやめないね。何が何でも歌手活動はやめないね。
嬉しいような悲しいような。一部では「歌が足を引っ張ってる」なんて言われてるし。誰が言ったんですか?あ、アタシが言ったんですかね。
だってさー、どんな名画も台無しにする破壊力があるじゃん。織田裕二の歌が一番しっくりきたのって『TRY』ぐらいじゃない?
あれぐらい『シベ超』テイストが濃い映画だと微妙に織田ソングは合うんだけどねえ。でも今日聞いた感じだとそんなに悪い印象じゃないし、
ワシもちょいと考えを改めようと思う。ライブでファン相手にやってる分には全然いいじゃんと。TVはキツいけどね。なんだったらまた来たいな。
そうこうしているうちにアンコール。「ODAYUJIODAYUJIODAYUJIODAYUJIODAYUJIODA・・・」と書かれたツアーTシャツを着て登場したODAYUJI。
ハイセンスだね。これ買って着てる人をたくさん見たけど、まぁライブ中ならいいけど家に帰ってからはこんなTシャツどうするんだろう?
寝巻き?それじゃ失礼よね?でもどこにも着ては外へは行けないよね?ねぇ、どうするの?って大きなお世話だコノ野郎。
アンコール1曲目はもちろんこのナンバーだ!待ってました、「♪ララララ、サンバディトゥナイッ!」。いやっほう!・・・あらま。
レゲエバージョンでお送りします、『Love Somebody』。そういやこの時、相方に外人みたいなのがいたよね?あの人元気?
あぁもう私お腹いっぱい。そろそろ最後の曲かしら。織田裕二からの挨拶が終わった後、後ろのスクリーンには雪が。
え?え?え?え?え?も、も、も、も、も、もしやあの曲もやってくれちゃったりするんですかーーーーーーーーーーーーーー?!(ドキッ)。
「♪ラ〜ストクリスマスッ〜ホニャララ〜」。わっはっは!!忘れとった!!こんな大ヒットチューンをすっかり忘れてました!!
ひぃ〜、腹いてぇ〜。嬉しすぎてお腹が。そういや歌ってましたわ、この曲。ドラマ見てる最中はワムの方にせえよと怒ってましたけど、
織田バージョンも中々味わいが・・・(微笑)。そして9月27日だというのにクリスマスソングを歌ってくれた懐の深い織田裕二に感謝だ。
季節外れだからってヒット曲を封印するようなアンポンチンは大嫌い。織田裕二がクリスマスって言うなら今日が私にとってクリスマス。
ワシ来週ぐらいに一足早く2006年を迎えますけどお構いなく。最後にはスクリーンに織田裕二からの直筆メッセージが。めっちゃクセ字。
あああ、楽しかった面白かった。思わぬ収穫だわ。織田裕二コン、めっちゃいいやんか。(笑)。誰かとこの「ネタ」を分かち合いたい!
ひとりで行ってたので誰か織田ファンと話したくて仕方なかった私は帰りの電車で前に立ってた織田世代のお姉さんたちに話し掛けてみた。
「私今日初めて行ったんですけど楽しかったです!凄いですよね、いつもこんなに昔の曲ばっかり演ってくれるんですか?」。
すると「初めてなの?いいでしょ〜!また来たくなったでしょ〜!」。はい!ある意味!
「今回のツアーはね、芸歴は18年なんだけど本人が音楽活動を始めてから20周年っていう〜」。え?20年やっててアレ?
その他にも色々と疑問に思っていたことを全てぶつけてみた。「あのぅ〜、皆さんは『容疑者 室井慎次』はご覧になったんですか?」。
「・・・ええ〜っ、織田ファンの中には見る人もいるかも知れませんけど私たちはねぇ〜。織田さんが出てないなら意味がないし〜」。
やっぱそうなんだ!見ないんだ!そうかそうか、そりゃそうだわな。織田裕二が出てなくて何が『踊る』だっていうね。
「ちなみに今織田さんって海外に住んでるって本当ですか?」「違うと思いますよ。ちゃんと日本に家もありますし」とな。へえ。さいでっか。
ちなみにその人達がオススメの織田作品は映画なら
『きけ、わだつみの声』でTVドラマなら『正義は勝つ』だそうです。
でも確か『正義が勝つ』って法廷もので、せやし一部ドラマ内で扱ってる法律が変わったせいで再放送できないらしいんだよね。
他にも2、3年前に織田裕二と行くハワイツアーの話とかね。それもシーズンオフに20万ちょっとしたらしい。
でも握手できたり喋れたりと至福の時を過ごせたとか。うわぁ、羨ましいなあ。
「そりゃ20万以上しますよね。だって織田裕二さんっていったらトップクラスの俳優さんですもんね!」「一番って言ってください!」。・・・すいませ・・・。
そして織田さんの何に一番惹かれるんですか?と質問をば。すると「生き様ですね」とな。ほほぅ〜、例えば?
「どれだけバッシングされても絶対に言い訳をしない、仕事で返してやるっていう姿勢が好きなんですよ」。ああ、確かに。何も言わんもんな。
「織田さんの事務所って織田さんしかいない小さな個人事務所なんですね。何の後ろ盾もなく今まで本当に実力だけでやってこられたんです。
でも小さな事務所って、特に売れたりすると叩かれるでしょ。出る杭は打たれるみたいな。
だけど戦って着実にキャリアを積み重ねていく織田さんを見ていると、私も頑張らなきゃって思えるんですよね」。うああ。ええ話じゃあ。
ほんま、ド素人目に見ても明らかなぐらいタレントの所属事務所って大事だもんな。
ちなみにアッシの好きな芸能人は事務所がデカい人らばっかし!おめーらもっと精進しやがれってんだ。あ、アッシもですねテヘヘ。
そういやギバちゃんとどーたらこーたらって書かれてましたけど、あれって・・・。「別に仲が悪いというわけじゃないですよ」。
じゃぁなんで『踊る〜』には出ないんですかね?「元々、織田さんは続編とかパート2が嫌いなんですよ。
常に新しいことにチャレンジしたいという方なんで。『踊る〜2』が特例なぐらい。だからもう二度と『踊る〜』には出ないと思いますよ」。
そうなんだ、残念じゃ。ちなみに今後の予定は?「たぶんツアーが終わったら新作映画の発表があるんじゃないでしょうか」。へええ。
それにしても「あんたら誰よ」ってぐらいすらすら答えが出てくるヲタに出遭えて光栄ですわ(笑)。
だからかしらね、ワシャつい調子に乗っちゃって「あ、映画ですか!よかったぁ!こないだの矢田亜希子と出てたドラマあったじゃないですか、
ああいうマジしょうもない激終わってるドラマになんか出られたら〜って、ハッ!!!!!(汗)」。し、し、し、しまったァーーーーーッ!
すると、「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」。・・・申し訳ねぇっす、この口がぁ・・・。
しかしながら。どんだけずうずうしい私でも絶対に、ひとつだけ死んでも聞けない質問があったのだ。これが一番聞きたかった。でも聞けなかった。
「あのう、織田裕二さんがホモって本当ですかぁ?」。
これだけは封印しておいた。だってオトナだもの。ホモであろうがなかろうがどうでもいい。とっても気になるのでどうでもよくないけど。うあああ!!!




映画『CUSTOM MADE10.30』
うあ〜、『ふれあい』とか久々に聴いた。『息子』も・・・なんかワケも分からず泣きそうになるほど奥田民生のライブが素晴らしかった!
なんでしたら全編ライブ映像だだ流しでも全然良かった。主演が木村カエラですし、まぁこうなるのは当然っちゃぁ当然なんですが、
ワタクシ「おされ映画」は好かんのでライブシーンまではとても辛かった。試写会じゃなかったら途中で帰ってたかも。

映画『頭文字D THE MOVIE』『ファンタスティック・フォー』



9月15日の日記『テレビ/TVチャンピオン〜ヲタク達の萌える青春!アキバ王選手権〜』

関ジャニ∞の新曲『好きやねん、大阪。』を購入すべく朝に家を出てすぐ地元のショボいレコード屋(CDショップではない)へ。
ない。1枚もない。どうやらマイナーすぎて入荷もされてないほどのクソ扱いですかアァ〜とすぐに諦め仕事へ。
仕方ない、夕方に巨大チェーン店のCDショップへ。・・・ない。何回探しても無い。結構がんばって探したけど1枚もない。
ってーか、「関ジャニ∞は売り切れです!次回の入荷日は未定です!」の張り紙が。はぁ〜?なんで?そんなワケないやんか。
まぁまぁこの付近で働いてる人の中にたまたま8ヲタが多かったのね。じゃ、次の店へ。・・・・また、ない。1枚もない。嘘やん。ありえへんがな。
さすがに店員に聞いてみた。「あ、昨日全部売り切れちゃいましてぇ〜」。マジっすかーーー?!誰?どこ?どこにそんなファンが?
普通に生きてて8のファンなんて全く会ったことないんやけど?!ちょっと!買った人よ、自分ら普段どこに潜んでんの?
大慌てで次の店へ。またまた、ない。また次の店へ。ようやく通常盤のみ発見。いやいや、違う。初回盤も一応欲しい。でも、ない。1枚もない。
えーとですね、ワシャさほど『好きやねん〜』が好きじゃないし、なんでしたら3曲中1曲しか聞きたい曲がないし直前まで買い渋ってたぐらいなんですが、
こうなってくると是が非でも欲しい。無いとなると何としても手に入れたくなってくるのが業ってもんでしょう。そしてまた次の店へ。当然の如く、ない。
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?!(涙)。
と、とりあえず大阪市内の主要CDショップには1枚もない。もう無理。自力で探すのは無理。後は探偵を雇うしかないってぐらい探せない。
半泣きになりながら、大人買いしてそうな友達に電話。「一応、初回も通常も8枚づつ買ってるし・・・しゃーないわ、1枚だけなら・・・」とのこと。
ホッと一息、助かった〜。持つべきものは大人買いしてるアホヲ友達ね☆と思ったものの、ちょっと待てよ。関ジャニ∞なんて誰が好きやねん、大阪。
あの〜、私が知らない間に・・・今、関ジャニ∞一体何が起こってるんでしょうか?“買わない”ならまだしも“買えない”だなんて?!そんなアホな!
いつの間にそんな超人気者に?!もしやMステで披露したコントらしきMCがウケてるの?あれって誰が見てもサブくて正解かと思ってたんやけど、
実は日本中のお茶の間に大爆笑を?!もしくは若者の間だけでバカうけ?もしくは関西だけで?もしくはジャニヲタの間だけで?
もーー、すんげぇ敗北感いっぱいで帰途に。分からん。なんでこないに買えんのか分からん。誰が何の目的で買ってるのか理解できん。
もしや私は関ジャニ∞をナメてたのか。いやいや、でもさぁ。今日って発売日なんですよ?普通、売り切れないよね?ね?ね?(涙)。
ほんで夜にまた別のヲ友達に言うたら、「うわぁ〜。ちゃんと予約せなあかんやんか〜・・・」と少々怒り気味で諭されて。はい、その通りです。
でもぉ〜、今まで予約せずに買えてたしぃ〜、予約したら発売日に指定された店まで取りに行かなあかんのが面倒だしぃ〜、
しかもあの曲あまり好きじゃないしぃ〜と言うと、100倍になって色々たくさん罵詈雑言が返ってきた。
「別に発売日に取りに行かなくてもいいねん。暇な時に何かのついでに行ったらええやんか。それよりもまず金を落とすことが大事!
それに曲が好きとかそんなんちゃうやん!アイドルの曲やのに、好きとかさぁ〜、そんなんどーでもいいやん!
アイドルのCDっていうのはな、CD代っていうのはな、『普段、乾いた日常を癒してくださってありがとう』の意味を込めた“お布施”みたいなもの!」とな。
おおおおおおおおおおお〜〜〜、目から鱗。1口1000円からのお布施かぁ。次のシングルが出るまでの“月謝”みたいなもんなのね。そう考えたら、納得。
「私、家では洋楽しか聴かへんから関ジャニ∞のCDを聴いたこと無いどころか封も切ったことないけどさ〜、でも一応買うもん。
頑張ってるし。売れて欲しいし。だから買ったよ、初回も通常も8枚づつ。でも別に家に帰ってまで曲は聴きたくない」。すげぇ。徹底してまんな。
いやぁ、私もそう考えてジャニーズのタレントさんが何か発売したらとりあえず何でも買ってた頃もあったんですけどね、
でも一度、買ったまま袋から出さずに放ったらかしてたら勢い良く踏んで怪我したことがあってさ、そうなるとちょっと逆恨みっていうか嫌いになるやん?
やはり必要ないものはいらんかなーって。でもどうやら違うようですね、あら失礼。私が間違ってましたわ、ゴメンなさい。
でも、そしたら買ったCDはどうしてるの?と聞くと、「CDラックに入れられへんよ。急に親や彼氏が家に来た時に見られたら困るしね、
だから今まで買ったジャニーズのCDは押入れの奥の方に積んでる!(キッパリ)」。・・・・つ、ツンデル?ツンデレではなく?
聴くためではなく、積むためにCDを買う女。積むか積まざるか。まるで『月下の棋士』のような生き様。
「本を買っても読まない」ことを「つんどく(積ん読)」とは聞いたことがあるが、こりゃ新しく「現代用語の基礎知識」に加えたいほどの用語誕生か。
そして更に呆れ気味に言われましたわ。「だいたいさぁ〜、10代20代の子が“お金ないから買えないよぉ〜”とか言うならまだしもさぁ〜、
ちゃんと健康で働いてて、しかも30過ぎてんのに何それ?1枚2枚とかナシやで。お世話になってんねやろ?気持ち的に。サマスペ楽しかったんやろ?
ほなどっちも10枚づつぐらい買ったりーや。それもキンキとか売れてる人ならともかく、関ジャニ∞やねんし買いぃさ!パーッっと!ケチらんと!」。
・・・はい、すんません・・・。
でもでも・・・今月そんな金ない(涙)・・・しさぁ、前に大量買いした『浪花いろは節』を友達にあげて後日そいつの家に行ったら、
ベランダに「カラス避け」としてCDがぶら下げられてて・・・そういうのって・・・。「それでも中古に持って行かないだけマシ!」とな。了解です。・・・。
まぁその他にも同じ年ぐらいのヲ友達は当然の如く初回も通常も購入しているようでして(聴いてる、聴いてないはさておき)、
改めて「アイドルヲタにとって“CD”の概念とは?!」という事実を目の当たりにした一日であった。そこに「資源の無駄遣い」という用語は存在しない。
私が間違ってました。CDってさぁ、デッキやコンポに入れて音を聴くために、聴きたい曲のCDを買うものとばかり思ってましたが違うんですね。
たぶん、これ読んだNOTヲタの普通の人々は「・・・アホォ?」とお思いになるでしょうが、ヲタ的にはどっちが正論って言うたら向こうが正論なんです。
「全員が全員ジャニヲタならこう思うベキ!全員10枚づつ買ってこそ本当のファンよ!」ってのとも違うんです。そんなことが言いたいんじゃない。
ただ、アテクシはひたすらショックなんでございますよ。こういう時にこそ、気持ちに差が出るんですね。好きなつもりでいたんですけどダメダメじゃい。
結局、私は未だに曲をフルで聴けてない。猛省。何で昨日買いに行こうと思わなかったんだろうか。自分で自分が許せないぃぃ。
ヲタとしての性根が腐ってる!ナメすぎ!誰かワシを殴ってくれ!ええ、誰にも分かってもらえなくてもいい。でも誰かのヲタなら分かってくれますよね?
己の采配ミスによってCD発売日に曲を聴くことが出来ない、CD(特にジャケ)を手にすることが出来ない、このどーーにもヤルせない屈辱感を!!!
別にワシが手にしないところで聴かないところで世界は何も変わらんさ。でもさ!自分の中のなんつーかね、自我が崩壊しそうな危機ですよ!!!
誰か教えてくれ!!!ここまでワシを支配する、CDって一体なんなんだーーーーーーーーーーー!!!!!!(;ロ;)<アワワワワ・・・っと、
帰ってきてから予め録画しておいた『TVチャンピオン』見て、その思いをより一層強くした。あの出場者達はきっとこんなミスをしないだろうな〜。


映画『大停電の夜に』『私の頭の中の消しゴム』『サマータイムマシン・ブルース』
『ヒトラー/最期の12日間』『XXXHOLiC真夏ノ夜ノ夢』
『コンサート/SMAPとイク?SMAP SAMPLE TOUR FOR 62 DAYS.』


映画『四月の雪』
なんだかねえ。どーにも退屈な映画だわねマッタク。DVDで見てたら早送りしまくりで30分で見終えまっせ。
「とりあえず、ヨン様のラブシーンだけは押さえとこか〜」と。あ、お伝えしておきます。ベットインする前にメガネ外してました。ん?どうでもいい?
でも別に「OH!モーレツ!」ってほどでもなく。せやけど相変わらず凄いカラダやな。韓国のペ・ヨンジュン、日本の仲村トオルですわ(笑)。
しかし今回ヨン様は「舞台監督の役」なんですけど、あんなエエ体した舞監がどこにいるんや。ワシが知ってる限り、ほぼ8割はビール腹じゃ。
せやけどねぇ。これ、ヨン様ファンからしたらどうなんでしょうか。こんな役ってちょっと思い描くイメージとは違うんじゃないの?
アテクシが思うにヨン様の魅力の定義って、まさに『冬のソナタ』などのドラマで演じてきた役柄と直結してるんじゃないかと思うんだけど、
「金持ち」「インテリ」「エリート」+「ぴっちりスーツ」+「上品」+「優しい微笑み」+「私脱いだら凄いんですバディー」のコンボで、
なおかつ「ひとりの女性に惜しみない永遠の愛を注ぐキャラ」=ヨン様とされてて、しかもそれをファンが最も待ち望んでいるヨン様像かと思うんですが、
でもこの映画では「ジャンパーにGパン」ですから。しかも「稼ぎも並み」みたいな。そのうえクサい台詞で女に愛を告白したりもいたしません。
「お綺麗な涙をハラハラと〜」っていうよりも「ドカドカ泣き過ぎて鼻水ボト〜ッ」ですし、誰がこんなヨン様を見たがってんだ?っていうね。
ま、ファンならどんなヨン様でも素敵に思えるんでしょうけども。しかしヨン様も中々の役者やな。イメージを限定されるのをあまり好まないのか、
人気のある今だからこそ色んなことにチャレンジしたいっていう意向なんやろうけども、『スキャンダル』といいこれといい、なーんか違うなあ。
ああ見えて結構チャレンジャーだわ。
そろそろヲタ向けのラブラブエンターテイメント作に出てあげたらいいのに。ってーかワシャそっちの方が見たい。
そういや相手役のソン・イェジンが全然可愛くなくてビックシでしたわ。
同じ韓国映画でも、超特大・号泣エンターテイメント作品@『私の頭の中の消しゴム』に出演してる姿とは別人やんか。
この女優さん、この映画でむちゃ損してます。ちなみに白ブラ一丁になるシーンがありまして驚き。
だって日本じゃこのクラスの女優が全裸になるどころかブラ一丁の姿を晒すことすらほとんどありえない話ですから。
あ〜あ。ソン・イェジンの『ラブストーリー』も『私の頭〜』もシビれまくって激号泣だったのにこれは全然泣けなかったわ残念。
設定はW不倫ですから禁じられた恋愛物なのに全然切なくないし、
この監督ならではの美学なんでしょうけど、色々と省略しすぎでワケわからんとこもあったし。かと思ったら少々クドいところもあったりして。
こりゃ完全に『四月の雪(ペ)』VS『春の雪(ツマブ)』の“雪対決”は『春の雪』の圧勝かと。



9月10日の日記『ライブ/LIFE SIZE ROCK』
出演:フジファブリック、木村カエラ、GOING UNDER GROUND、TRICERATOPS
おっ?!マジか?!中々豪華な顔ぶれですやん。特に自分的に最高!こりゃもう行くに決まってるやん!ってことで、当日券でいそいそと。
トップはフジファブリック。初めて聞いたんだけど中々好きかも。パッと見地味で癖のある歌い方。もしやボーカルの人は向井秀徳とか好き?
しかし延々と続くマイナーコード・・・って感じで、民生やPUFFYやスパゴーと同じ事務所に所属してるアーティストとは何となく思えんような。
そういやKAT-TUNの『GOLD』に似てる曲があったなあ。ま、もちろん会場でそんな共通点を見出していたのは私だけだと思いますが。
続いて、白いTシャツにサーモンピンクのパンツで登場した木村カエラ嬢。細!白!顔ちっちゃ!さすがだわ、想像以上にカバエエエ〜〜〜。
「買う!私もピンクのパンツ買う!」。だがしかし、悲しいかなワシがピンクのパンツを履いたところで「豚足?」と言われるのがオチだろうけどな。
『SETSTOCK』でも見たけど、あん時は遠かったからよく分からんかったんよ。でも今日はよく見える。ジトーッ。うん、退くぐらい可愛い。
オカッパで、中を五分に刈り上げてそこをピンクに染めて。だから、動いてオカッパが揺れると中のピンクがチラッと見えてめちゃ可愛いんじゃ。
でも『リルラリルハ』で始まったライブはさほど盛り上がることなく、客が若干静かめで。特にMCなんてシーンと静まりかえっちゃってったのな。
しかーーし!全く意に介することないままペラペラと、そしてケラケラと笑いながら喋っていた木村カエラ。う〜ん、オヌシできる!(キッパリ)。
ごっつ度胸ありまんな。歌も思いのほか良かったしね。よー声が出てはったわ。歌うのと同時に男らしくパワーアップする美少女って素敵☆
そして先にGOINGのお話をば。今日はびっくり!トリでございましたわ。いきなり歌い出しが「♪鉄塔のガイコツ〜」ですよ!くぅ〜、分かってるなぁ!
他には『凛』とか、「久しぶりに演ります〜」言うてた『ランブル』!これがねぇ〜、この季節に聴くと染みるのなんの痛いのなんの泣けるのなんの。
そして初めてフルで聴いた、『STAND BY ME』。ご存知、三ツ矢サイダーのCMソング。イイ!これ激ツボったので帰りにCD買っちゃった(笑)。
CMでは「♪三ツ矢サイダ〜」のところが、「♪照らしたいんだ〜」なんですね。この韻の踏みよう、ボキャブラ天国みたいだな。
アンコールは『ハートビート』。セットリストは100点!でも肝心のサビとか客に歌わせるのが多いのイヤん。自分で歌って!それ聴きにきたのに。
そういやMCでは「今日は大阪ドームでSMAPがギグってるらしいですが〜」と。何で知ってるんだろう?移動で会ったのか?それなら羨ましいな(笑)。
ちなみに松本奏生はゴーイングのことを「埼玉のSMAP」と、
そして自分で自分のことを「GOING UNDER GROUNDの木村拓哉的存在」な〜んて「とても面白い冗談」で場内の爆笑をかっさらっておりました。
そして!前後逆になっちゃいますけどね、てっきり本日のトリだと思ってたら3番目に登場ですよTRICERATOPS!おぉ〜ッ、久しぶりや〜ッ!
髪の毛伸びたねえ。あら?もしや私にとってトライセラのライブは今年初?あぁ、そうやわ。うまいこと仕事がカブって行けなかったんや。
せやけど全然変わらんなぁ。またも若干ヨレっとなってるラグランにGパンをお召しになったオッサン犬は相変わらずカワ(自粛)。
不思議だ。まだ何もやってないのに・・・既に笑いが込み上げてくるよ・・・(笑)。おっと、そんな時こそ林ウォッチだね。男前に磨きがかかっとる。
ワシの後ろにいたメス豚も素早くキャッチした模様、ひそひそと囁くのが聞こえる。「なぁ、ベースの人カッコ良くない?」。ンフ。そうだろう、そうだろう!
せやけど貴様ら驚くなよ。カッコええのは顔だけじゃないんやで。音を聴け、音を。そこいらのウンコバンドと一緒やと思ってナメてたら漏らすぞコラ。
何故か自慢げな私。したら1曲目は『ロケットに乗って』ですわ。うあーーーーっ、最高!サブイボびんびん!耳垂れビロビロ!目ん玉ボロロン!
この曲をライブで聴くと毎回思うよ。ワシの脳みそのランキング、そう一番上から今日もアンタらはまるで動かないってな。
ほんまライブバンドやな、めちゃめちゃエエ。しかも恐ろしいことに、一弾きで数秒で、一気に会場の空気とテンションを変えやがったし。
3人しかおらんのに今日見たどこよりも音が厚くて太くて硬くて熱くて早くぅ〜って、エロ小説にありがちなチンコの表現と一緒ってどないやねーん。
即効ギャオースとノリノリ(・・・)になったものの、やはり根っからの萌え体質ゆえこんな発言も仕方ないわな→「・・・うう、やっぱしカワ(更に自粛)」。
その場でピョンピョンと縦に跳躍した後に首をフルフル〜〜っと、まるで水浴び直後の犬みたいに頭を振る所作がタマらんがな。
ま、バンドですからね、あまり声高に可愛いとか言ったら不謹慎(?)なんでしょうけど、「キモヲタうざ〜」ってのが正論なんでしょうけど、でもでもでも!
このアー写なんて明らかにそういうメス豚を狙い撃ちにしとるやん!?これワザとやろが!なのでワシは悪くないのだ!と必死で己を正当化。
んで次が『Going To The Moon』ですよ。場内は一気に「知ってる祭」へ!良かった、関西の客がミーハーで良かった!(笑)。
いや、そうじゃないな。知ってるからってだけじゃない。だって他の何とも全然違うしね。とにかく中堅ライブバンドの底力ってのを見せ付けてはったで。
こう言うとアレですけどね、『リルラリルハ』の方が売れてるし木村カエラの方が世間的には有名でしょうけど、ライブってそんなん関係ないやんか。
ものの見事にアッサリと持っていかはって。たぶんノッてる客自身も驚いたんじゃなかろうか。それにトライセラの魅力は演奏だけじゃないのよ。
なんつっても「MC」も要チェキですから(笑)。今日は何を言うんだろうとドキドキしてたら和田唱は開口一番、「ハローー!オーーサカーー!!!」。
外人、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!   ←いちど使ってみたかったんです・・・
お・・・面白い!面白すぎる!アンタ誰やねん!どこから来日気分やねん!今日は出ないのか?クモーン、クモーン、公文式ー!
文字にすると何てことないかもしれんけどさ、こんな一言でワシャ早速ガッチリ掴まれたわ。ついでに本日もWピースの大安売り。
まずはギター&ボーカルの和田唱より自己紹介ですな。「TRICERATOPSです、今日は名前だけでも覚えて帰ってよ!」。オマエは若手芸人か!
ご存知でしょうか。「はいどうも〜。ボクら○○言いましてですね、まだまだ若手で頑張って行かなアカンなぁ言うてるんですけども、
今日は名前だけでも覚えて帰ってくださいね〜」っていうのが若手漫才師の定番挨拶で今となってはベタ過ぎて誰も使わないんですが、
和田唱はそれを今更使ってるぽくて笑えたのは私が芸人だからかしら。まぁそんなことはどうでもいいが今日のテーマは“バンド名”だったらしく。
「よく間違われるんだよね。トライセラ・ストップとかぁ〜、トライセラ〜・・・なんとかとか」。例題2つめにして既に思いつかない和田唱。なら言うなよ。
「でも、もう付けちゃったのはしょうがないからね!」と、「誰も何も言ってない」のに「自分で自分を慰め」てすぐ立ち直りご機嫌なご様子でした。
ああ、良かったね。しかし・・・
9年目にしてバンド名の反省かよ!遅!!と内心めちゃめちゃ爆笑だったのは言うまでもない・・・(笑)。
ほんでもって次の『Believe The Light』に入る前に簡単に曲の説明をば。「元m-floのリサちゃんのパートを今日は特別に木村カエラちゃんがぁ〜」。
きゃーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
「うそうそ!冗談だよ!本当は、ゴーイングの松本くんがぁ〜」
きゃーーーーーー!!!!!!!
「うそうそ!冗談だよ!ここまで言ってガッカリしないで欲しいんだけどぉ、今日は全部オレが歌うから!」
ガッカリーーーーーー!!!!!(号泣)
と皆さんに思われても仕方ないような「ジョーク」を飛ばしておりました(笑)。
せやけどワシャ何にガッカリって、和田唱なんかが言うことに一瞬でも騙された自分にガッカリですよ!(笑)。
・・・ん?ナゼだ?「和田唱“なんか”」と、ファンのくせについロックスターより上から目線で語ってしまうのはナゼだ?!
「大好きなのに、半笑い」。これが正しい鑑賞法なんですかね?!(笑)。
でもですよ、何回も言うようですが「可愛い」も「カッコいい」もバンドに対してはあくまでも「音」ありきなんです。
いくら顔が可愛くても曲がしょーもなかったら、そいつはブサいくなんです。これはどーしようもない事実なんです。多少歪んではいる定義ですがね。
じゃぁトライセラはどうだっつーと、「全員めちゃオトコマエ」なのだ。だってまたまた今日も『Believe The Light』がめちゃめちゃカッコ良かったしね!
っちゅーか、よくぞイベントであんなにも間奏を長々と・・・。めちゃ気持ち良さそうに公開オナってはりましたわ(笑)。
最後に『Rock Music』。これもワンマンの時と同じ、例のバージョンで。「♪チキバーン、ロックミュージック」ってのね。「♪ワンターイム」っていう。
アレですよ、アレ。でもこの頃には客全員ごっさノッてましたしね、みんな和田唱の言いなりでしたわ。
しかも途中に「ロックメドレー(誰でも知ってる超有名曲ばっかし!)」を挟んだバージョンで、ハッチを興奮の坩堝に!よっしゃああ!!!
なんでしたら本人以上にワタシがご満悦!「ほらな?エエやろ?」と。これだったらフェス出ても全然いいのに。っつーかフェス出ろや、フェス。
もうヲタだけを相手にしてても、これ以上の広がりは見込めないよ?なら他から客を持ってこないと。しかも持ってこれる力は余裕であるのにさ。
すげえ歯がゆい。めっさエエのに。ああ、もっと色んな人に知ってもらえたらなぁ。特に夏フェスなんて、全然セールスとか変わるんじゃないの?!
めっさ勿体無い。出るとこ出たら、とんでもなく反響がありそうな気がするんやけど。ほんまマイペース過ぎっていうか。ん〜、やっぱ歯がゆい。
でも別に、めちゃ売れてスターになって欲しいってんじゃなく。たぶんこれ以上は廃れないと思うけど、でもさぁ、もっと評価されてもいいのになぁ〜って。
余談ですが、MCでゴーイングから「和田さんが〜」と“さん”付けで呼ばれていたのがめちゃめちゃ不自然で痒かった。なんじゃ?この違和感は。
別におかしな話じゃないのに。今年30やもん、しかもゴーイングよりだいぶニイさんですしぃ、そりゃ“さん”付けですわ。
なのに心の中で「和田さんって!“さん”付けかよ!(ガビーン)」と。うん、でも今年で30ですし・・・何か新たな展開とかあったら嬉しいんですけどね。
ま、ジャングルに迷っても結局は好きだったんだもの、この先も、あのセンスさえあれば何があっても好きよ。それに和田唱だしね。おほほ。
ちなみに誰も面白くないと思うけど、ジャニヲタ的にはツアーの宣伝チラシに書かれた東京会場を見て思わず飛び上がるぐらい面白かったのよね。
『TRICERATOPS RIDE TO WARP TOUR 2005  11月23日(祝・水) 品川プリンス ステラボール』
うはははは!!!♪ゴーラン、ゴーラン、ですよね!?うっそん〜、飛ぶのか?とうとう飛ぶのか?
うわ〜、何としてもこの会場なら見たい、絶対に見たい!今年の秋こそ、ちゃんとワンマンをフルでみっちり体感したいなあ。だって・・・ねぇ?
知らなかった?ここだけの話だけどさぁ、やっぱりTRICERATOPSって最高なんだもん。すげぇイイのよ。ほんと、今のうちですよ!(笑/何がだよ!)。



映画『いつか読書する日』
良かったなぁ。こんなテーマで、しかも出演者が田中裕子 、岸部一徳 、仁科亜季子ってんですから、
20代の頃なら上映して10分で爆睡してたと思うんですがね。でも自分もこの年でこんな境遇だからか、とてもジーーーーーーンと・・・。
最後、急にマンガみたいな展開になったけど別にいいかって。「あ〜、人生って・・・ねえ」なんて。久しぶりに大人向けの良作を見た気が。
見栄えの良いニイちゃんネエちゃんが好きだの愛してるだの言わなくたって、病気にならなくても交通事故にあわなくても実は異母兄妹じゃなくても。
センセーショナルさのかけらもないが、静かではありますが、こっちの方がめっちゃくちゃ男と女の愛を感じましたわ。
ロケ地・長崎の街もとても綺麗で。それにしても田中裕子って凄いんですね。ゾクゾクするぐらい「うわ、女優や!」って思いました。

映画『ノロイ』
帰るには早かったし丁度時間が合ったので何も下調べせずにフラッと。ちなみに私は『ブレアウィッチ・プロジェクト』は未見です。
長く感じたけど、「え?ホンマに?ウソぉん?ホンマに?何これ?むっさコワいんやけど?!」でした。製作者の思う壺以上に楽しんでしまった(笑)。
余計な知識を何も得ずに、まぁとりあえず見てみて。ただしホラー映画ファンじゃないほうが恐がれるし映画料金分は楽しめると思います。

映画『奥様は魔女』
ちょいとアレンジしてリメイクしたんですね。そこそこ面白かったけど、アレンジする必要が果たして??
ニコールは可愛かったけど、出来たらもうちょっと若い女優さんの方が。ま、さほど思い入れもないのでありきたりな感想で申し訳ない。

映画『春の雪』
撮影中に中村獅童とできちゃった結婚をした竹内結子の記念すべき映画が完成しましたよ〜!!(ニッコリ)。
何年後かにこれを見ながら子供に「この頃にはもうあなたがお腹の中にいたのよ」なんてね。そしてその横には獅童が・・・いたらいいね。
見てるこっちがドキドキバックンチョですよ。「そんなに走って大丈夫?」とか「冷えてない?」とか「ああっ、乱暴にしないで!」とか。
奇しくも竹内結子は劇中でも・・・。きゃー。撮影しながらどんな気持ちだったのかしら?←下衆なババアからの素直な疑問
今頃は公開に合わせて流すために「『めざましTV』をご覧の皆さん、おはようございます。竹内結子です。え〜、この映画は〜」なんて、
各局各ワイドショーに向けてのコメントをまとめ撮りしてるとみた。おっと、また一円の得にもならない推理でお茶を濁しちゃった。
えー、この映画はマスコミの注目度もかなり高いっぽいです。試写室がかなり早い時間から満員になりましたもん。さすが行定監督だ。
せやけど始まる前に「上映時間は2時間30分です」と言われた瞬間にゲンナリ・・・。またかよぅ行定監督、『北の零年』並みに長いやん。ゲソ〜ッ。
ホンマたのんますよ。あのさぁ、よーーーっぽど面白くないと映画で2時間以上はキツいっす。お尻が一番最初に悲鳴をあげるしね。
しかも竹内結子と妻夫木聡でしょ?どうせアイドル映画ノリちゃいますん?そのうえ数秒の予告でほとんどネタバレしてますやん。大丈夫なの?
・・・と不安だったんですが、これがビックリ!泣くほどじゃなかったけど、結構よろしいおまっせ。「なっげぇえええ!屍!」とも思わなかったし、
途中で眠くもならなかったし、さほど「ここ無駄やなぁ〜」と気になるシーンもなかったし、私は夢中になって最後まで見ちゃいましたわ。
とにかく画が綺麗!しかも舞台は大正時代ですよ、大正時代!ワタクシ、大正時代って大好きですねん。大正ロマンっていうんですかね。
あの当時の衣装から建造物から何から何まで見てるだけでウットリするわ。でもこれも庶民にスポットを当ててたら話は別なんですが、
ご心配なさるな。大正時代つっても主人公は庶民ちゃいまっせ、貴族ですよキ・ゾ・ク!うっひょ〜、貴族大好き!ついでに鳥貴族も大好き!
侯爵家のご子息(妻夫木)と伯爵家の令嬢(竹内)の「悲恋」の物語なので、そりゃもう竹内結子の衣装を見ているだけでも楽しいんよ。
唯一、竹内結子の雛人形コスプレ姿だけは笑えますが、後はもうほとんど「ええなぁ〜〜」「かわいい〜〜」「着てみたい〜〜」の連発で。
洋装から和装まで、この時代ってあまりドラマや映画で見ないから余計に新鮮!しかも大正時代つったら鹿鳴館の全盛期でしょ。
せやし劇中でも舞踏会が開かれたりして、もーーこん時に着てる着物やドレスがめちゃ可愛いのな。色合いとかモダンだしね。
こうやって見ると着物っていいなぁ。最近私の周りで着物にハマりだした女が多いんやけど気持ちが分かったような。私も後追いしたい感じ。
ちなみに宇多田ヒカルの新曲が主題歌となっておりまして。サビが『光』にちょっと似てるように思いましたが、良い曲かと。
しかし、この映画のエンドに相応しいかっつーと・・・どうでしょうか。突然ナウなビートを刻まれても〜?なんだか急に現実に引き戻されちゃったんで、
ワシャやっぱ本編で流れてるようなクラシカルなインストの方が良かったように思うなあ。わりと好きだし良い曲とは思うんだけどね。
とりあえず映画界の『春の雪(日本代表・妻夫木)』VS『四月の雪(韓国代表・ぺ)』で織り成す“2大「雪」対決”に興味津々な人は是非とも。
出演者ファンの方はもちろんのこと、出演者に興味ない人がミーハー気分で見ても結構楽しめる邦画の大作かと思いましたです。以上。

それではいよいよ本題へ。
「妻夫木聡を語らずに『春の雪』を語れるかーっ!」というわけで、
ネタバレしまくり(※注意)つつも簡単に、見所・萌え所・悶絶所を3パートに分けてご紹介。改めて思ったけど妻夫木聡って男前やな。今更ですが。
あ、ちなみに私は榎木孝明にもヤラれました。でもニーズがなさそうなので今日のところは黙って引き下がりますわホホホ。

つまぶきさとし、にやりとわらう。
この映画では妻夫木聡の必殺技・100万$の笑顔はほとんど封印。でも笑わないからって『スローダンス』のボンクラ主人公と一緒にしちゃいかんよ。
なんで笑わないかというと、とっても屈折した青年の役だから。ただの嫌な野郎っつぅか、ひねくれ者なのな。でも、だからこそイイ!
意地悪してニヤ〜っと笑う妻夫木聡。おおおおお!めっさイイ!こういうSっぽい役って新鮮やわ。どちらかと言うと素に近い?!(笑)。
しかも金持ちのボンボンっていう設定なので、家に仕えてる年上の人に対してもタメ口っていうか偉そうな口をきくんだけど、これも妙にイイんだわ。
田口トモロヲや大楠道代に対してド偉そうな妻夫木聡が演じるドS・清様がお話しになる大正言語(?)も
ツボ!このキャラ、たまらんDEATH☆
口紅塗ってるゆうこりんと同じぐらい、たわわなクチビルが真っ赤でした。そういや最近のオトコマエって皆クチビルが赤いな。ハンサム必須条件?!
そして最後には吐血します。予告でも流れてますけどね。ところで・・・どうなんでしょうか?実際問題「美男子の吐血」に対して、
野島伸司が「美女子の鼻血」に対して抱く感情と同じものを感じる女性っていらっしゃるんでしょうか?いや、ふと気になったものですから。

つまぶきさとし、おとなのちゅう。
出たーーー!妻夫木聡、『ジョゼ〜』ぶりにブッチュ〜ベロベロ〜ズビズビ〜と音がしそうに濃厚な熱いベーゼを交わしまくっております!
んもう。エルメスさんから「大人のキスできる?」って聞かれたわけでもないのにぃ。時に優しく、時に強引に。はたまた熱烈に。
またさぁ、ちょっとムカつくのが、頼みもせんのに小洒落たカメラワークしよってからにチュウの途中に柱にかぶって見えんようになるんじゃ。チッ!
心の中で絶叫やで、「ぬををを〜〜!!ジャマ!柱めっさジャマ〜〜〜!!!」。生まれて初めて「柱、死ね!」って言うてもうたわ。
でもそれ以外にも結構こまめにブチュブチュしまくりますし、後ろダッコや首筋を攻め立てたり・・・きっと誰もが静かに萌えながら息絶えることでしょう。
不思議なことに、ああいうの見てる時って気がついたら自分の口まで開いてんのよね。親鳥からエサを欲する小鳥かのごとく。可愛く言いすぎ。流刑。

つまぶきさとし、はじめてのふんどし。
ワッショーイ!ワッショーイ!ワッショーイ!ワッショーイ!ワッショーイ!ワッショーイ!ワッショーイ!ふんどし祭りの始まりだーい!(笑顔)。
妻夫木聡が実際にふんどしをつけたのは初めてかどうか知らんが、ワシが見たのは初めてなのでこんなタイトルにしてみた。
初めてのふんどし、それは白。清楚な純白でございました。安田団長は赤フンですが、妻夫木聡は白フン。こんな紅白歌合戦が見たい。
でも別にふんどし姿でウロウロするわけじゃないので両眼でガッチシと「白フン妻夫木(略して白ツマ)」を堪能できるというわけではないのがチト残念。
だからといって、決して見逃してはならないこの映画の裏目玉だと思われますので、ここに熱く記しておく。
1つ目は情事が終わった後に横たわってるシーン。「ん?腹巻?変なパンツ履いてんな〜」と思ったら白フンかよドヒャーッっていう。
2つ目は情事が終わった後に座って竹内結子とあやとりをするシーン。白フン一丁であやとりをする男。シュールだわ。
まぁぶっちゃけ2シーンですな。しかし昔からふんどしが似合いそうだとは思っていたが(ワレ何考えて生きとんじゃ)、本当によく似合うぜ。
今度はふんどしでシンクロする映画に出演してみてはいかがか。却下か。そりゃそうか。
ちなみに他の衣装はと言いますと、一番多いのは白シャツ+茶パンツにサスペンダーですかね。見事なまでにサスペンダー。
「ミスター・サスペンダー」もしくは「2005年度サスペンダー・キング」の称号を彼に!
たまに「裸にサスペンダー」なんて、
「裸にジャケット」で御馴染みのジャニーズもびっくりな着こなしを惜しげもなく披露してくださいますよ。
あとは学生服ですね。妻夫木聡、まだまだいけます学生服。設定が現代ならややキツいかもしれんが、でも大正時代なので気にならん。
学生服に学生帽、それから学校指定(かと思われる)のコートがこれまたイイんだわ。金ボタンがいっぱいついてるやつね。似合う似合う。
フード付きマントみたいなコート姿も素晴らしい。やっぱしこの時代設定って衣装が素敵。何が勝利って大正時代が勝利っすよ、ええ。
関係ないけど来年の『関ジャニ∞サマースペシャル』も大正時代の設定希望なり。侯爵とか伯爵とか執事とか書生さんとか。た、楽しそ〜!



と、まぁツラツラ書き綴ったわけですが、実はミーがユーたちに一番伝えたいのはこんなことじゃないんや。誤解せんと聞いてくれるか。
ワシの気のせいかも分からんけど・・・あのですね、この映画は驚いたことに、最後の最後で急に雲行きが妖しくなるのよね。
その前にだ、とりあえず始めに断っておく。私は骨の髄まで腐った女だが、いわゆる本来の意味での“腐女子”ではない。
2人以上の男を見たら即座に「(攻め)×(受け)」と当てはめられるほど脳みそが活発に働いてはくれないし、
そういう本も興味本位で手を伸ばしてみたが今ひとつピンと来なかったし何だか妙に照れくさくてハマれず。自分ではオタク気質だと思うのに不思議。
でも周りには「ゴーケンは本物、絶対に本物よ!ホンモノ略してホモよ!」という迷言を言い放ったドアホな友人もおりますので、
二次元から三次元まで、実際にそういう嗜好の友達も数人いるってのもあるから勿論そういう世界をバカにしているわけじゃないですよ。
でも、私自身は妄想力が逞しい方ではないので普段はそんな話を聞いても「ふむ〜」と頷くしかできないデクノボウなのだ。ちっちゃい女や。
しかーーーし!!!そんな私ですらラストでは、つい思っちゃったんですよね。「あれ?この映画って・・・あっち系じゃね?」と。
まず、この映画って5分の4が済んだあたりから全く竹内結子が姿を見せなくなるのな。まぁそれはええわ。色々あらぁな。だがしかし!
その代わりと言っちゃなんですが、どこからどう見ても妻夫木聡の相手役が、途中から高岡蒼佑にチェンジするのである(ガビーン)!!!!
妻夫木聡の親友役で出演している高岡蒼佑。思いのほか出番が多くてビックリ。及川光博ミッチーなんてほとんど出番が無かったのに。
ちなみに高岡蒼佑はボートを漕ぐのがとっても下手でした。ドラマ『がんばっていきまっしょい』を見ることをオススメしたい。
そして撮影時はやや太っていたようで顔が丸い。アゴがない。衣装は剣道着と学ランのほぼ2パターンでした。おっと、そんなことはどうでもいい。
問題は高岡蒼佑の役なのだ。はっきり言って、最後は彼と妻夫木の物語となりそのまま完、そしてエンドロールと主題歌が流れると。
ええぃまわりくどい!要は、この映画って最後の最後には“高岡蒼佑から妻夫木聡への熱き想い”がメインになるのである!!!
「えー?」っていう。頑張ったで、「え?え?え?歪んでる?よこしま?こう思うのって私が変態だから?」と何度も思いを打ち消したんですが、
どう考えても明らかにおかしい!!!あんだけ出番が多かったのに主役なのに、気がついたら竹内結子のことなんてどっかに飛んで行ってもうたし。
ちょっと待ってよ。こんなもん明らかに竹内結子との恋愛が“大オチに向けての壮大なネタ振り”としてしか作用してないっちゅー話ですよ。
結局、「でも最後に一緒にいることが出来たのは高岡くん、あなたなんだから・・・本当に良かったね・・・(ジーン)」とまで思っちゃうぐらい、
それぐらい、どっからどう見ても妻夫木聡と高岡蒼佑の「悲恋」として終わっていくのよね。えー。えー。えー。おーい、これでいいんですかー?
あの〜、関連冊子には「儚くも美しい『悲恋』の物語」って書いてあるので、私は勝手に「悲恋」=妻夫木&竹内だと思い込んでいたのだが、
もしやWミーニング?悲しいのは竹内結子だけじゃなくて高岡蒼佑も?!なんだったらこの映画で一番可哀想なのは高岡蒼佑?
絶対に報われない想い、しかも伝えることすらも許されない高岡蒼佑の悲しき恋歌が裏テーマなんでしょうか?!
どうせ私という腐女子の妄想かと思うでしょ?違うんだって!マジだって!冗談抜きでそんなラストに仕上がっているんだって!
どう見ても「高岡蒼佑が、妻夫木聡をギュッと抱きしめ愛の告白をした(かったように見える)」としか思えないシーンもあるのよ!
そう考えるとですよ、振り返ってみると色々と辻褄が合うような・・・なんてさぁ。あの時の高岡くんの悲しそうな表情はそういう意味か〜とか、
いくら友達だからってさぁ、妻夫木くんにここまで自己中に振舞われたのになんで怒らないの?あぁ、なるほど愛していたからかぁ健気だな〜とか、
「こんなにも惨めで可哀想な友人役は初めて見た!」と感動するほど妻夫木くんからぞんざいに扱われてたけど、そりゃ我慢も出来るわな〜とか、
よくよく考えたら本編中に色々と伏線を貼りまくりやんけ!と。何回も言うがこれは絶対に私の妄想なんかじゃない。・・・と、自分を信じたい。
ちなみに今誰かから「『春の雪』ってどんな映画だった?」って聞かれたらアタシャ絶対にこう答えるね。「ホモ映画!」。
あれ?もしやワザと?だってホモ=同性愛でしょ?同性愛っつーことはですよ、なんだったら原作者である三島由紀夫へのオマージュなんだろうか?
深読みしすぎですかね?もしくは撮影中だってのに無計画に妊娠した竹内結子への行定監督からの密かな報復なのか?!
編集しながら「オマエの存在なんてこの映画から消したるわ〜い!(激怒)」みたいな。子供かっつーの。ありえねー。
あぁ、誰かの感想を読んだら今書いてるこれ全てを消去したくなるんだろうな。たぶんワシの脳みそが腐っているという結論に辿り着きそう。
でもでも・・・誰かひとりでも同じような感想を〜って、ワシャ何をここまで必死になって語ってんだか。バッカじゃね。あ〜、悲恋してえ。←適当





映画『この胸いっぱいの愛を』

映画「黄泉がえり」から2年、その製作スタッフが新たな恋愛ファンタジー「この胸いっぱいの愛を」で2005年型純愛を提示する!  ・・・だとさ。
おーーい!!!こんなもんと『黄泉がえり』を一緒にすんなや!!!
あんなー、見る人が見たら、こんなもん十把一絡げでしょうしニッチもサッチもどーせしょーもない邦画でしょうよ。
せやけどな、ワシャ映画館で2回見たぐらい『黄泉がえり』には一言物申したい女なんじゃ。それと比べるような宣伝文句はどーなのよ、と。
何から言うたらええかな。えーっとね、何もかも「・・・チッ」ってなるわ。あ、私は頑張ったよ。言うとくけどコチトラはなっから泣く気マンマンでしたよ。
斜にかまえてなかったもん。いつもの「号泣専用タオル」持参で行ったって。だって私、東宝の“バカップルが好む号泣邦画”に超弱いんだも〜ん。
『黄泉がえり』でしょ?『星に願いを』でしょ?『いま、会いにゆきます』でしょ?『解夏』でしょ?『世界の中心で〜』でしょ?・・・他に何があったかな。
いやもう全部ですよ!全部キッレ〜に号泣クリア!号泣ハンコがそろそろいっぱいになるし景品もらえるわ☆ってぐらい泣きつくしたこの俺様がですよ。
この我輩としたことが!・・・これでは泣けなかった。めっさ上客やっちゅーねん。なんでや。えー・・・それって、よっぽどじゃない?
えーっとですね、一番の要因は・・・コレ言ったらお終いなんだけどさ、でもさー、やっぱ何が無理って、主演が伊藤英明とミムラってのが無理。
こりゃダメっしょ。これでは泣けんわ。だって伊藤英明とミムラなんだもん。それって私が悪いんですか?そうですか?
でもこの2人でもっと日本中が泣けてたら、今頃ドラマ版『海猿』も『いまあい』も視聴率が良かったろうに。・・・ね?よって、ワシのせいではない。
わりーけど、所属事務所が思っているほどワシャこの2人から泣きのパワーを感じない。伊藤英明が泣いててもミムラが泣いてても、ワシは泣けん。
それじゃいかんだろうが。この手の映画の何が一番大切って、ヒロインが泣いたら「いや〜〜ん!切な〜〜〜い!!(号泣)」と思っちゃって、
見てるアホ女がヒロインと一緒に泣けるかどうかってのが重要なわけだ。勝手にシンクロ。オリンピックの競技にも加えて欲しいぐらいなんだけど。
で、竹内ゆうこりんはその辺が絶妙なわけ。もー、泣ける泣ける。多少話に無理があってもズズz−−ビビーーっと涙も鼻水も止まらんもん。
ゆうこりんが一たび涙を零し、「なんでよ?なんでぇ?」なんて泣きながら男をバシバシ叩き出したら、もうダメ。「つら〜〜い!!!!(号泣)」。
でもミムラじゃなぁ・・・。泣きながら叩いてましたけど、「ジャブ、ジャブ、ボディー、ジャブ、そしてアッパー」って感じなんだもん。無理だろ。
んでもって伊藤英明でしょ。そりゃもう“泣きの帝王”草なぎ剛と比べりゃその差は歴然なんスよね。
草なぎ剛が走ってたら、そりゃもう必死なのよ。なんかね、切実なの。「うぉお〜〜、それ以上のスピードで走ったら髪がぁ〜!」って話なの。
でも草なぎは走るわけだ。何本抜けてもかまわない、愛する人のためなら。それがもう、ひたすら胸をつくっちゅーね。←ホントかよ
しかも草なぎ剛の何がツラいって、ワシャ勝手に矢田亜希子とお似合いだと思ってたもんだからさ(『僕生き〜』『ロボッツ』などなど)、
なんかさー、こうなった今、草なぎが矢田ちゃんにフラれた的なね、「あー、やっぱ草なぎはダメだけど押尾はイイんだ・・・」みたいなね。
どうにもこうにもヤルせない衝動を抱えながら生きてるせいでこの先数年は草なぎなら何をやっても泣ける!ぐらいの勢いなわけよ。勝手ながら。
でもねー、伊藤英明にはそうは思わんもんな。走ってても「あははー」っていう。困ってても「ざいぜんせんせー」みたいな。勝手アフレコ。
なんだろうね。ここまできたら私が悪いんだろうね。ま、でも別にイイんだけど。でもねぇ。すげぇ楽しみにタオル握り締めてきたんだけどねぇ。
さすが塩田監督、とにかく『黄泉がえり』に似てます。物語の構成から何からそっくり。しかも何から何まで一段劣る感じ。
ラストのRUIコンサートがクラッシックに代わってるのを筆頭に、ホント似てる。なんでしたら主題歌がそっくり。
誰が歌ってるの?つってたら柴咲コウでした。ぎゃふん!それぐらい似てるしね。4つのショートエピソードをからめた構成なんかも一緒ですしね。
それにしてもクドカンは間抜けでしたなあ。大オチも間抜け極まりない。クドカンのラストは誰しもがツッコむはず。「いやいや、自分〜?」って。
だいたいさ、原作知らないワシですらOPすぐに映る飛行機の映像を見たらネタバレ満開やと思いましたよ。あれはアカンで。
「あれ?航空会社のタイアップが取れなかったの?ってことは・・・」って思ったもん。これって職業病としては重症なんかもしれんけど、
それにしてもさぁ、今までの邦画ってやりすぎてたしね。今回はそれが裏目に出たような気がしたなあ。
東宝の看板映画で航空会社のタイアップが取れないわけないもん。って、ことはぁ〜・・・なんて。もうちょっとそのあたりにも気をつかってほすぃ・・・。
びっくりするぐらい何にも驚かないし何にも泣けない。誰を見ても何にも感じない。ちょっと待ってよ。これって塩田監督でしょ?どういうこっちゃ?
『害虫』『黄泉〜』『カナリア』の塩田明彦監督ですよ?美少年撮らせりゃ5本の指に入る塩田監督ですよ?なのに、どーゆーことよ?
こんな・・・こんな勝地涼で誰が満足するかってーーんだーーーー!!!!(激怒)。
なんじゃこりゃ。全然萌えんかったわ。こんな一辺倒な役&演出で誰があいつにどう萌えるってんだ。教えてくれやコラ。
もういいよ。見に行きたい人だけどうぞ。ただ、倍賞とキンキンは素晴らしかったです。さすがさすがの燻し銀でしたな。
あ、誤解されたくないのですが、私はミムラも伊藤英明も決して嫌いなのではない。嫌いなのではないが、彼らにはもっと適した役があると思う。
ミムラとかさー、こないだ出てきたってイメージだけど達者やん。でもここんとこドラマや映画で見るキャラはあまりミムラに合ってないような。
つーか、事務所が勝手にゆうこりんの後釜に無理矢理にも据えようとしているのではないかとすら。なんだそりゃ。そんなのねぇ。全然違うのにねぇ。
そんなことを強要するなっつーの。私は『ビギナー』『離婚弁護士』のミムラの方が断然好き。可愛いし活き活きしてるもん。
首が太くって腰がドテ〜ン安産型なんだから、もっと気持ちの良い女の子の役が彼女には似合うんじゃないかな。なんか背伸びしてない?
伊藤英明もこういう映画で見てもなぁ。コメディーとかの方が。って、個人的にはあんま興味ないんだけど人気あるんよね?大丈夫?妙に心配。
まぁでもそれすらも既にどうでもいいですが、ただ、ワシは泣きたかった。世の中にはこういう客もいるってこっちゃ。あ〜。泣ける映画募集!!!!