DVD BOX大河ドラマ『新選組!』の感想文

本放送中は無視してたくせに、いまさら大河ドラマ『新選組!』を視聴中の時代遅れな女こと松本と申します。以後お見知りおきを。
わたくし私大に進学するつもりでしたので、これでも高校生の頃は英語、国語、そして日本史をせっせと学んでおったのですが、
「受験に出そうなとこだけしか覚えませーん!」なんてシャラくさいことをのたまい
大学受験にはあまり関連問題が出題されない新選組については完全ムシ!
そんなことよりも授業中は、「同じ年だしぃ、ある日いきなりウチのクラスに諸星和巳が転校してこないかなぁ〜」と妄想してみたり、
手紙をロケット型に折って回してみたり、「バレンタインハウス」で買った文房具に囲まれてウットリしてみたり、
ジャージのスソのオシャレな折り方の研究に余念がなかったり、律儀にも末尾を守って『全日本歌謡選抜』にリクエストをしてみたり、
修学旅行ではとっておきの「元気が出るテレビ」たけし社長似顔絵トレーナーでキメッ☆・・・という壮絶なミーハー激烈バカだったため、
ホントに今まで全く新選組について知らんかったし興味もなかったんです。
「近藤」「土方」「沖田」っていう主な人物の名前ぐらいなら知ってたけど、
それでも今までは「沖田っていう人は実は女だったんだっけ?確か牧瀬里穂が〜」とか、
「沖田」っていったら”生徒諸君”もしくは”『おはよう朝日です』のウサギ”ぐらいにしか思っていなかったという、とことん新選組オンチなんですわ。
だから感想で色々とヘンテコなことを書いたりするとは思うんですが、そこをツッコまないでやってください、お願いします。
一応参考程度に本もさらっと読んだんですが、やっぱりドラマが史実と違うとかいう話ってよう分からんし興味もわかんのです。
そして既に放送が終えているドラマですしあんだけ人気があったものを今更ワシが感想を述べたところで、それら全ては今更なのでしょう。
例えば「♪攘夷、攘夷、攘夷・トゥ・ザ・ラブ〜!」なんてのは言い尽くされてるとは思いますが、決してパクっているわけでは…。
私の感想なんてこの程度のレヴェルの低さなんですアハ。…ん?これって感想?
あらかじめそれらを了承していただいたうえでご覧あそばせ。頼んます!
それにしても「攘夷」って聞くたびに一々この歌が脳内をグルグルするんだよ何とかしてくれ!>11月22日は「いい夫婦の日」


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ああああ、ダメだダメだダメだあああ!!!!(汗)。
このままでは完全に社会から逸脱してしまう・・・。誰か助けて!DVDを見ようとする己を止めることが出来ません!!!
これはちょっとしたシャブです!タイムリーだ、『金八』見てて良かった。しかしタイムリーネタなわりには金八自体は(略)。
おうぅぅぅ・・・。一歩家から出たら会う人会う人全員に「新選組!見てます?」って訊ねたい。そして熱く語りたい。も一度京都に引っ越したい。
アホっ、もう本放送は終わってんだ、てめぇだけ乗り遅れてんだよバーカバーカ!(涙)。
確かワシも第一話あたりではちょっとした義務みたいな感じだったのよ?「せっかく買ったから見なきゃ・・・」っていう。
途中、タイムを見て「え!大河なのに45分超えてる?初回だから?それとも完全版だから?」と時間に気を取られたりして。
2話まで見た後、「ンむ、なかなか面白いかも。ジ☆男祭りってだけじゃなく、胸にズシッとくる台詞が毎回さりげなくあるのも良い」なんて、
したり顔でのたまっておったんですが、今は1本見終わるのもアッちゅーま。気がついたらヌ様の主題歌を鼻歌でフフン♪な小生。
とりあえず「鴨がニワトリ小屋」の13話まで見ました。でも、もう止めます。続きは4月にします。だって第弐集の発売が4月22日なんでしょ?
このペースで見続けていったら第弐集の発売が待てない!キーッ、イライラするあまり自分の髪をむしり抜いてしまいそうだ。
しかしワシもきっと”沖田はんとお揃い☆”で月代は似合わんだろうから我慢するとしよう。
・・・・と、書いたのをUPしようと思ってたんですが予想通り(うん、自分でも分かってたさアハハ)やはり最後の27話まで一気に見ちゃいました。
アレですな。言いたくないけどアレですな。今更ですけどアレですな。言わんでも知ってはるとは思うけどアレですな。・・・面白いですな。
のってきたら声出して笑ってましたもん。なので、こないだ予言した通りの台詞を吐こうかと思います。聞いてくれ。
「ぎゃー!はよ言えよ!こんな面白いものをワシは今まで知らずに生きてきたのか自害!」。賭けは当たってましたか?
はっきり言って、私は当たってました!(キッパリ)←え?
なんだよう!ひどいよう!知ってたんだったらもっと早く言ってくれよう幼馴染じゃないか50両返せよう!
さっそく『組!』ファンお約束のセリフ(?)でお茶を濁させていただいたワタクシめ、
こないだ敢えて日曜の夜8時丁度にDVDを再生し、リアルタイム放送気分を味わうというアイタタなお遊びも慣行。ふっ、悪いか。
仕方ないやんけ!ワシャ貴重な「2004年1月〜12月の日曜夜8時」を無駄に過ごしていた大たわけ者なのだからッ・・・・!
何してたんだろう?きっと無駄に過ごしてたんだろうな。鼻くそホジりながら『ビフォーアフター』見てたとかそんな感じで。どてん。
何話目ぐらいからか?気がついたら「ドラマを見る」というよりも、だんだん「彼らに会う」感覚で見るように。会いたくてDVDをデッキに入れる。
しかも焦ってるからDVDケースの外側を覆ってるビニールを勢い良く一気にビリッと破き、そして突っ込む。・・・あら、こう書くとエロい(笑)。
もうね、登場人物それぞれが愛しくって仕方ないねん。「もー、アンタってばバカだけど可愛いわね!」なんて。
この感じ・・・これってドラマ『木更津キャッツアイ』を見てた時に近いものがあるなあ。
思わず演者を役名で呼んじゃうこととか、「時代劇」っていうよりも「青春群像劇」って思うのも『木更津〜』っぽい。
画面に映ってないところも見えるような気がする。本当に、あの時代に行ったらあの人達がいそうな気さえする。タイムマシーンが欲しいぐらい(笑)。
エピソードの数々が「大河ドラマ」「時代劇」みたいな臭いがないから余計にそう思った。だからこそ私にとってはとっつき易かったんだけどね。
そしてこっち系のネタが面白いもんだから、急に史実に沿った展開が出てくると萎えるぐらいでして・・・(笑)。
「もぉ〜、どうでもいいよ!歴史なんてさぁ〜」っていう本末転倒っぷり。はっきり言って、ラストが史実と違ってても全然いいです!
だから最終回まで皆生きてて楽しく仲良くやってますチャンチャン終わり♪っていうオチでお願いします!
どうせ散々「史実と違う!」なんて叩かれてたんだから、今更どんなめちゃくちゃな展開にしちゃっても別にイイじゃん三谷さん頼むよ!・・・なんて。
登場キャラクターに気持ちが入りすぎなあまり、こんな痛いことまで考えちゃってる今日この頃。うはっ、恥。
あー、やはり三谷幸喜って脚本家なのだ。何を今更っていう。まいったよ!個々がキャラ立ちしているとは聞いておりましたが、お見事!
登場人物が多くても覚えるのが全然苦じゃない。それどころかどんだけ出演時間が短くとも覚えてますよ、身体が。
名前どころかエピソードすら完コピっすよ。というか本来脚本家ってそうじゃないとダメで、それが出来て当たり前なのかもしれないけど、
ここ数年あまりにもそういう良作を書ける人の作品に出会わないもんだから久しぶりにこの手のドラマを見ると嬉しく小躍りしちゃう。
そして三谷幸喜に感謝だ。さすがだなぁ、やはり俳優を生かすも殺すも脚本次第かも。
だって自分でも驚いたのが、今まで「ちょっと苦手」「あまり好きじゃない」「興味がない」俳優だったハズのに、
気がついたら「お慕い申し上げておりますぅ〜〜〜!!!(目はぁと)」ってなってもうとる役者がおるんじゃ。ありゃ〜?
特に!『ひとつ屋根の下』を見ていた頃、まさかまさか・・・この先自分が車椅子の文也に萌え殺されることになろうとは夢にも思わんかった!!!
あの掛け合いも最高!「かっちゃん!」「トシ!」。80年代にタイムスリップ!いや〜ん、植草克秀と田原俊彦の会話みた〜い☆←ドアホな感想書かせりゃ日本一
ちなみに闇討ち覚悟で書くと、ワシは今まで山本耕史のことを「若ハゲ」もしくは「うすらハゲ」と呼んでいました。・・・斬らないで(泣)。
あとね、『チーム』で見たDV男の役が巧かったからか、あんま良いイメージはなかったのだ。
「なんで天下(?)の松たか子の彼氏がよりによってコレ?」とか。ズバーーーッ!!!←代わりに斬っときましたよ☆
ご存知のように己の脳内辞書にはゴシップしかインプットされていないのが悲しいが、
そりゃ付き合うわ。あのな、もしワシが何かの間違いでセレクトショップのオーナーになれたなら松をバイヤーとして雇いたいわ。
だってめっさ見る目あるもん!あんたスゲェぜ!あんたが選んだなら、きっとその店の商品はバカ売れで儲かりまくりで、
ニッポン放送どころか文化放送の株も買占められまっせ。なぁ?堀衛門。こう書くと『新選組!』のニューキャラみたい。ってどうでもいいよ。
なぜか今更ながら、松たか子の評価も上がったぐらい山本耕史@土方歳三、さぁ〜〜〜ぁぁいこおおLOVE∞で〜〜〜っっっす!!!
ビンタ前の「あんな綺麗な顔を〜」を受け、「確かに!」とワシのようにTVの前で大声でうなづいたギャル3人とトリオを結成したいぐらい。
なんだろう?あの、パーティーのカクテルドレスにぴったりな鮮やかな色の口唇は!?
ニヤッって笑った時に口の端っこがクイッと上がる怪しい微笑みにマジ惚れしないオナゴはおるのか?
ワタクシ、川原だろうが小屋だろうが京の道端だろうが角座の舞台だろうがお望みであれば今すぐヤラせていただきとうござ早漏!否、候!
あ、申し送れました。我輩イチオシの萌えキャラは今んとこ土方歳三でございます。最初オダギリ斎藤だったんですが気がついたら・・・(ポッ)。
しかしこれってかなりベタなんですよね?はずかし・・・。でもね、沖田はんもタマらんのだなぁ〜。可愛い可愛い可愛い。
藤原竜也。この子はめちゃめちゃ巧い。まず、余裕で10代の純真無垢な若者に見える。
昔『FRIDAY』で見た「コンドーム写真」や「ネエちゃんの膝枕ウシシ写真」のことなんて脳内から消え去りましたもん!
「童貞!絶対に童貞!」と。こんなにも童貞役が巧いヤリ●ン俳優(←決め付け)が未だかつて存在しただろうか?!(笑)。
そして山南さん。ドラマ『新選組!』の功績のひとつに、「やまなみ」を「山南」と全女子のPCに単語登録させたってこともあると思うのだが、
ヨン様@「微笑みの貴公子」ならぬ、堺雅人@「薄ら笑みの貴公子」がこれまた最高!特に土方と悪巧みしてる図は・・・ガボフェッ!!!昇天!!!
そういや去年末頃に仕事でご一緒した時、松村邦洋氏が控え室で延々と山南さんが死ぬシーンを一連で物真似をやってらして。
まぁ私は勿体無いことにその頃『新選組!』を知らなかったもんだから適当に横目で冷笑しながら眺めてたんだけど
でも、それを見ながらよゐこ濱口氏が「うわー、めっちゃ似てるー!すげー!」と大興奮してはって、
んで、「めちゃめちゃ似てるよな!松本は『新選組!』見てる?」と問いかけてきたので、
「はい毎日見てますよ!そして似てますね!」と笑顔で大ウソを付いたことを思い出した。・・・自分が許せない。
毎週熱心に見てる人が興奮するぐらいだからよっぽど似てたんだろうなあ。目ん玉かっぽじって凝視しときゃよかった!うぁ・・・誰かオラを斬ってくれ。
しかし主役は香取慎吾なのだ。ちょっと待て。この人って、すんごい評判悪くなかった?ゲンダイネットとかTVブロスとかで。
「視聴率が低いのは主役がダメダメだから」みたいな話しか聞いたことなかったんだけど、正直「どこがぁ?」ですわ。
ドラマを見てる最初のうちは「香取」って言ってたのね。それが「かっちゃん」になって、今は「コンドーさん」。そう呼ばせちゃうんだもん。
全部見た人は「局長」って呼んでんのかな。しかし凄いね、香取慎吾って。この人はなんなんだろう。こんな「ナマ」なのはありなのか?!
最初の頃と顔が全然違うやんか!27話の近藤勇役をやってる人は誰ですか?
私がここ10数年(つっても片手間ですが)見てきた香取慎吾なんて映ってやしねぇし。どこいった。
それまでは「皆おもしろいしキャラが立ってるのに、主役のはずの近藤さんが一番キャラ薄くない?」なんて。
生真面目だし融通利かないし、言っても仕方ないことで悶々としたり、
あんだけ土方が一生懸命に想って動いてくれてるってのに(プンスカ!)、肝心な時にモニャモニャしちゃうしさぁ〜、
考え方が凡人っていうか平々凡々っていうか没個性的っていうかツマらん男っていうか。登場人物の誰かにも言われてたけど。
まぁこの人まで破天荒だったらストーリーも破綻するだろうからでしょうけど、あまりの真面目さに見ててコッチが恐縮だったんだけど、
これがだよ?!ホント脚本が巧いんだろうけど、どんどん近藤先生の内面が変わっていく、
変わって(成長して)いって仕方ないと納得させるのには充分な説得力があるわけだ。香取慎吾自身が変わっていくのがリアルで放送されてたのね。
な?だってさぁ、佐藤浩市の鴨なんて出てきた時はウヒョヒョ♪ですよ。完全に「鴨派」でしたもん。
オダジョとの「新旧・くちびるエロ対決」に笑いが止まらんかったもん。脳に浮かぶは「エエオトコってやっぱエエオトコやなぁ〜」のみですよ。
せやけど途中でちょっと「鴨ひっぱりすぎー」って思ってたら、鴨がだんだんと・・・。「チッ」っていう。
ドラマの登場キャラにホンキでウザがってみたり。コンドーさんと嫁役・バタヤンとのやり取りも実に胸キュンでございましたなぁ。
第一集は9話のみ泣いてしまいました、切なくて。「ううっ、つねの気持ち分かるわ〜」なんて。
あの2人のあまりの初々しさに、子供が出来たってシーンは「え?この人達ってヤってたんだ!あ、まぁ夫婦だし当たり前か」と、そんな衝撃すら(笑)。
だから優香と遊ぶようになってから、またちょっと「チッ」っていう(笑)。「コンドーさん!浮気はダメ!」みたいな。
でも優香演じる深雪太夫も、これまた綺麗なんだ!生まれて初めて優香を綺麗だと思いました(笑)。
あ、そういや確か最終回の前日だったと思うんだけど、『新選組!』出演者が全員『スマステ』に出演しましたよね?
数人、スタジオに来られず中継の方もいらしたと思うんだけど、えらい太っ腹な企画だったのよね、他局で大河の宣伝をするという。
場外なワタシですら、「えぇ?」って思ったもん。なぜか当日それをリアルタイムで見てたんだなあ。全然『新選組!』には興味がなかったのに。
確か最後に三谷幸喜が「明日夜8時は『ビフォーアフター』!」とか言ってたような(笑)。
で、その番組を見た翌日(だから最終回の放送当日ですね)の昼に大阪中津にある『カンテグランテ』って店でお茶してたら、
いきなりTVカメラと、それからウルフルズのトータス松本(彼の元バイト先の喫茶店なのです)と新八@山口智充が入ってきてミニライブが始まったので、
「昨夜遅くテレ朝で生放送に出てたのに、もう大阪におるんか!しかも働いてる!すげぇ!さすが芸能人!」と、驚いた記憶が。
あんときゃトータスの男前度と顔のデカ度のみに反応していたワシでしたが、今考えたら・・・もっと新八見ときゃ良かったーーーーーーーッ!
しかも最終回当日だし。直訴したいことがテンコモリじゃねぇか。くっそおおお・・・うぁ・・・誰も斬ってくれねぇならオラァもう切腹するしかねぇ。
っつーかあれ何の番組だったんだろう?めっちゃ笑顔で手拍子しながらライブ見てましたで、あたしゃ絶対に映ってると思うねんけど(笑)。
せやけどこの人ってとても「芸人」としても達者な人なんだけど、
私は「芸人」とか「バンドマン」って「この人って、これ(笑いや音楽)がなかったら今ごろ絶対に社会不適応者だったろうに」って思えるぐらいの人の方が
色気を感じるタイプなので、あまりこの人に芸人(達者なんだけどね巧いんだけどね面白いんだけどね)として魅力を感じることはなかったのですが、
そういう感じでもなく、もう別の意味で、っていうか本当にこれを機に俳優に転向してほしいぐらいです。田口浩正みたいに。
存在感とかもう役者なのだ。声もいい。しかも今後も絶対に需要はあるハズだしさぁ。永倉新八は私の中でこれからもずっと絶対にこの人。
と、こないだ深夜にやってた『永倉新八の子孫が出てた新選組特番』を見ながらこう思いました。
そして私がハマりながらドラマを見るとよく思うのが、「私がもしここにいたら誰みたいな感じだったかなぁ?」なんですが。
そんな風に思う人ってあまりいないと思うけど、私は思うのね。痛いよなあ。「たぶん、性格やポジション的に○○かな」とか。
そう思うと感情移入が止まらないんですが、この『新選組!』において私が今んとこ一番自分を重ねて感情移入して見たキャラは
恥ずかしながら佐伯又三郎なのでした。たぶん全員ムシだったと思いますが。
あーゆ、狡猾っていうかお調子者っていうか軽くて、でも必死さが滲み出てて痛い感じ。他人事じゃなかったわ。
ホント脇役の真髄っていうダメさ加減とか、でもお金貯めていつか刀を買おうとしてるところとか、
「自分は時代の脇役だという自覚はあるけど、でも、いつか!」みたいなノリがどーにもこーにも・・・なんだかとっても自分的には大変でした。
でも、あっさり鴨に斬られた。「あ!」って言いましたよTV見ながら声が出たよ。ヤルせなかったなあ、彼の人生が。
あの人、めちゃめちゃ顔を見たことあるわ〜って思ったら、水玉れっぷう隊の人やったんやな。そら何回も見たことあるわ。
それからもうひとりお笑いの人といえば病弱な阿比留さん役やってた矢部太郎。余談ですが、この人ってどうやら親戚らしいのな。
しかし友達にそれを言うたら「芸人ってそうそういないのに、アンタんところの一族には2人も?!キツいなぁ!」って驚かれたんですが、
今は「何言ってんだ!向こうが金貰って出てるドラマのDVDBOXを買って見てる自分っていう現実の方がキツいで!」と言い返したい・・・(微笑)。
せやけど、こんなドってことない脇役まで物凄く丁寧に描かはるのね三谷幸喜って。
いい奴ばっかりじゃない。いけすかん奴はちゃんといけすかんし、ウザキャラはちゃんとウザい。でも憎めない。
脇役をちゃんと描いたら、おのずと主役とかメインキャストはもっと輝くんやな。ストーリーも同様。もちろん又三郎どころじゃございません。
他もちゃんと細部まで、どんなキャラだって味付けしてるからこそ本質が浮き上がってくるというか。
ドラマとはこうあるべき!ってのが、改めて胸に染みる出来栄えでございますな。
せやけど何も知らずに見てたら私は途中で見るのを辞めていたかもしれないな。というか実際に本放送のときは2か3話あたりで見るのを辞めましたしね。
だけど今は「ドラマサイトでは全員が面白いって書いてるんだから絶対に面白いし面白くなるんだ!」と目線だからこそ
長々と描かれていた多摩の部分もワクワクしながら見られたのかもなぁと思う。見るまでは「京都まで長いから我慢しなよ」と忠告されてたんだけど、
さほど気にならなかったのはそういう理由かと思われます。うん、本当に面白いよ。第弐集が出る4月22日が待ち遠しい。早く見たい。最後まで見たい。
たぶん全部見たらまた萌えキャラも二転三転したりするんだと思う(笑)。それもまた楽しみ。
もちろんこんな感想はまだまだ途中。第一集だけでもまだまだ書き足らんことだらけ。ちょんまげ付けて生まれてきたみたいな勘太郎のこととか。
しかしまたそれは後日。新しくサーバーを確保してからにします。っつうかこれでもはしょったつもりなんだけどなあ、本当に無駄に長いよね。
カットしてカットしてようやくこの量。バカじゃねぇの。ゴメンね、ここまで読んでくださった方、たいしたことも書いてないのに申し訳ない。ご苦労様でした。
でもまだまだ言いたいことがいっぱい!だから「その1」なの(笑)。こんなドラマって本当に楽しいなあ。というかドラマって面白いよ。教えてくれた人ありがとうね!