kinkikidsの堂本光一(24)が主演の舞台ショー・劇「SHOCK」が来年にも地方公演を開始し全国展開されるという。
25日帝国劇場で千秋楽を迎えた「SHOCK is Real Shock」。 02年公演から堂本が単独座長となりジャニーズのメンバーが多数参加。 今回まで4回上演され全公演のチケットがソールドアウト。今回は観劇した14万人に対して、 チケット抽選にはずれて観られなかった人が約160万人というギネス級の人気になっている。 堂本やジャニーズお得意の踊りや芝居のほか、「3分に1度は観客を驚かす」というマジックの連続が見もの。 「宙づりで観客席を移動したり舞台で爆発音がしたりお面の早変わりが延々と続いたりと世界的サーカスも真っ青。 観客はジャニーズファンの若い女性だけでなく、大人の男性も一回観れば、とりこになると評判です」(舞台関係者)。 そんな同舞台の作・演出を担当するジャニー喜多川氏は25日、 「来年は東京だけでなく、大阪や名古屋などでも公演したい。テレビのレギュラーのある光一は帝劇だけにして、 地方公演はトリプルキャストにしたいと考えている。」と明かした。(ZAKZAKより) |
【ストーリー】
信五(村上信五)は劇団『関ジャニ8、時として3』の座長。その劇団には、かつて劇団をひっぱっていたが既に亡くなっているので 無人島に大きな墓を立てた信五の兄「亮(錦戸亮)」のパシリだった章大(安田章大)、章大の息子・イチ(浜中文一)、 そしてリーダーである すーさん(渋谷すばる)、そしてすーさんの連れ子・パン(山崎薫太)、信五の長年の友人・横山(横山裕)、 そして信五の弟・博貴(内博貴)などが所属しており、一致団結して劇団を切り盛りしていた。 「♪レッツゴ〜、トゥ、ナ〜ンバ〜」。ステージ上では今日も信五座長の劇団が公演中で松竹座は大盛況の様子。 すると予期せぬハプニングが!信五がぶら下がっていたロープが切れステージに組まれていた円柱セットに激突、 セットを壊してステージに落下してしまう。 「マジでかッ?!幸いなことにお客さんはまだ失敗に気づいてへん!よし、ショーを続けるんや!!」。 なんとか立て直し、ショーは無事終了。 「おめでと〜!おめでと〜!おめでと〜!!これが今度のツアースケジュールだよ!♪いっただっきまーーす!」 千秋楽お疲れパーティーの席にて、すーさんから予定表と「『愛してる愛してない』はオレの歌」と書かれた中丸雄一宛の手紙が配布され、 堂本剛ファンや米倉利紀に怒られながらも、みんなで次の公演先の京都・シアター1200改め京都劇場までローラースケートで移動することに。 旅行気分満点で有馬温泉に立ち寄り女湯を覗こうとすーさんはワクワクするが、入っていたのはマル・サップ(丸山隆平)でガックリ。 こんなズッコけハプニングもある中、突如「ここからはキックボードで行こうや!」横山裕が言い出す。 「マジでかッ!?ちょっとナウくなってるやん!よし、そうしよう!」信五も賛成。「危険だからダメっすよ、信五さん!」章大は反対するが、 「うっさぃキン消し!たまにはエエやん?キックボードも地図も炙りコーンも用意したし!」と、すーさん。 ただひとり「え〜〜、でも・・・佐々木コージの台詞が・・・。」と渋る博貴を説得し、横山らと共に信五は博貴と2人乗りしてキックボードに乗り出発。 すると途中大きな老朽化した『くいだおれ人形』が。「大丈夫!早くこっち来いよ!」と横山に促され2人は前を通ろうとするが、 その途中!なんと、くいだおれ人形が「長さの単位はイチくいだおれ〜!」と襲い掛かり、意識を失った2人は病院に運ばれる。 なんとか信五は手にかすり傷だけで済んだものの、博貴は長アゴ部複雑骨折の瀕死の重傷を負う!! 公演を控えた信五は慌てて「博貴は踊れますか?よく見りゃダンスはクネっとしててちょっと笑えますけど。」と問うが、 医者(伊藤政氏)からは「踊る?何をバカなことを・・・」と一笑されてしまう。 劇団員・大倉忠義からも「ほんま信じられへん!自分、クチ臭すぎやで!!」と罵られる信五であったが、 「絶対にやる!何があっても、何が起きても、誰がスベっても、デビューの見込みが無くても、笑・マスト・ゴー・オン!」と言って無理矢理開演。 博貴がいない分頑張ったせいあってか、「出たくない人はドラムで結構!」と章大に言い渡されていた大倉忠義も 改心したふりをして途中から戻ってきて舞台は大成功を収め、信五は思わず「見たぁ?見たぁ?見たぁ?」。 「言われんでも見てるっちゅーねん」。それを見た吉本興業から進出の話を持ちかけられる。 難波での公演場所、場所は「なんばグランド花月」。 以前信五の兄・亮が公演を行った時、亮を中川家・兄と間違えた弟・礼二がツッコんだので被害届を出した曰くつきの劇場なのだ!! 「嫌な予感がしますよ!信五さんッ!」章大は止めるが、信五は承諾し一向は練習を兼ねて徒歩で移動。 その最中、信五はミナミど真ん中劇場でうたたねしながら伝説の「白い森脇健児」が出てくる恐い夢に魘されるが無事、到着する。(一幕終了) なんばグランド花月の公演も「山田」の漫才が大成功!!新聞記者(室龍規、菊岡正展)も多数駆けつけ絶賛、インタビューを。 が、しかし!その時怪しい男(伊藤政氏・二役)が現れ「成功したのはウチのネタを使ったからだ!著作権料を払え!」とゴネる。 「横山、オレが松竹座の便所で読んでるファンレターを!」信五の指示通り、横山が持ってきたファンレターには 正式な著作者は信五の兄・亮であるということが明記されており一件落着、男はスゴスゴ引き下がる。 すると長アゴ部骨折で入院していた博貴が病院を抜け出したというニュースが!! 「今すぐ松竹座に帰ろう!」横山は信五を説得しようとするが、信五はウンと言わない。 怒った横山は「舞台の仕事いっぱい決まりやがって!1回いくら貰っとんねん!」と信五に殴りかかるが、 信五はそれでも帰らずに「フォーティンブラス」と掛け持ちでグランド花月の公演を続行させる旨を主張する。 一方その頃、怪我で入院していた博貴は病院を抜け出し、大阪南港で「白い森脇健児」について考えていた。 そこに信五の兄・亮の亡霊が!「寒い・・・雪や・・・鞍馬の雪や・・・おかぁさん・・・♪さ〜みしい〜夜だ〜からデンジャ〜」 なんとなくムカついて殴ろうとする博貴にサッと博貴の足に向けて手を差し伸べる亮。その時点で博貴は気がつく。 「兄貴、ありがとう!元気でな!」「元気でな、って!オレ、もう死んでるねんで!」と2ちゃんねるに新スレッドを立てる亮。 喜び勇んでグランド花月に旅立つ博貴。 「いや〜、博貴が治って良かった!」博貴を迎え入れ喜んでいたある日、信五がみんなを呼び出す。 「何の話やねん?またクリスマスイブに弟が金盗った話か?」章大、すーさん、博貴、横山、イチ、パンで待っていたところ信五が登場。 「あ、じゃぁそろそろオレは『J3カンサイ』で横山ソロダンスを30分を放送してもらえるよう関テレに打ち合わせにいかなきゃ」 すれ違いに部屋を出ようとするすーさんに、信五は「待てよ!今まで起きた数々の事件・・・色々分かったよ。 まずは公演中ロープが切れたこと、横山がスベったこと、オレの部屋にクーラーがないこと、八乙女クンは仙台Jr等など全部アンタが犯人だ!! 現にいまからだって関テレに行って、『J3カンサイ』の代わりに『疾風戦士スバル』のレギュラー化をお願いしようと思ったんだろ!(激怒)」。 すると「チャーン」、おもむろにピアノを叩くすーさん。 「ふふふ、そうさ!全部オレの仕業さ!信五の前に、もっと華々しく東京進出したのに完全にオレはシクじり出戻った・・・。 ま、デビューしてからシクじってるヤツらに比べりゃ傷も浅くて済んだがな。何故ならオレは悪魔だからだーワッハッハ! 見ろ!この手の甲のドクロマークが悪魔の印だ!でもバレたら仕方ないな。息子のパンも連れて死んでやる!!」とすーさん。 だがパンはすーさんに「悩みゴトがあったらいつでも言いや!」と言い放ったため未遂に。 すると今度はすーさんは、『8時だJ』マラソンで空気を読まず1位でゴールしやがったことを思い出しマル・サップを銃殺しようと発砲するが、
誤って、マル・サップが陰に隠れた章大を撃ってしまい、章大は絶命してしまう。
数日後、大倉忠義がグランド花月に残り、西川きよしのような国会議員になることを宣言。
この世を彷徨っていた亮の亡霊は章大が死んだおかげで再び巡りあう事が出来、章大は再び宇宙で亮のパシリとして扱き使われる。
満足げに手を振る劇団『関ジャニ8、時として3』一同。めでたしめでたし。終わり。
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