雨のち晴れ模様






御注意 リアルW杯とかリアル日本代表とか、原作の最後とかは忘れて下さい。





 斉木が季節外れの衣料をダンボールに詰めていく。
「こいつはこれで終わり、と」
 一杯になったダンボールの蓋を閉じ、ガムテープで封をした斉木が、ふと周囲を見回して呟いた。
「あー、俺も新しいマンション探さなきゃなー…」
 途端、斉木の隣で仕分けしていた芹沢の手がぴたりと止まる。
 続いた言葉は知らず詰問調になっていた。
「何でですか」
「何でって、お前」
 無自覚に険しい顔をしている芹沢に恐れ入ることもなく、斉木はさらりと言った。
「この部屋は俺が一人で住むには広すぎるだろうが」
 言われて、芹沢も周囲を見回した。
 基本がでかい二人が暮らすために借りた部屋は、広い間取りが条件だった。
 そうしなければ身動きもままらなくなってしまう。
 そんな条件を満たしてくれるのは、間取りも広いし部屋数も多い、世帯用の部屋しかなかったのだ。
 確かに、一人で住むには広すぎる。
 当然のことだ。
 しかし。
 芹沢は穴が開きそうな視線で斉木を見つめている。
 斉木が首を傾げる。
「芹沢、どうした」
「あ、ああ、いえ」
 斉木に声をかけられて初めて気づいたように、芹沢は背筋を伸ばした。
 これ見よがしに手を動かし始める。
「何でもありませんよ」
 いくら斉木が鈍くとも、これだけ明らかに挙動不審では気づかない方が難しい。
 斉木は大きく息を吐き出して、ぽん、と、芹沢の頭を叩く。
「ここんとこごたごたしてたからな。疲れてるなら、休め」
 後は俺がやっとくよ、と、斉木は笑顔で言うが、その口調は有無を言わせぬものがあった。
 芹沢は一瞬迷うそぶりを見せたが、すぐにおとなしく従った。
「じゃあ、すみませんけど、後よろしくお願いします」
 そう言って、ふらりと立ち上がって寝室へ消える。
 その背中がやけに小さく見えて、斉木は目をすがめた。
 最近、あんな風に芹沢がおかしくなることが増えた。
 しかも日が経つにつれ、その回数が増えているように思われる。
 初めは、単に身辺が慌しくなって疲れているのだろうと思っていた。
 芹沢は日韓共催W杯で国内組でありながら、欧州組をも押しのけてさえ多くの試合に出場し、その存在をアピールした。
 結果、多くの海外クラブが獲得に名乗りを挙げ、また多くの代理人が契約を希望した。
 その類稀な才能もさることながら、大型の外国人選手と並んでさえ見劣りしないほどの恵まれた体格を持ち、しかも日本国内での人気が高い芹沢にはそれだけの価値があった。
 今は代理人を通して最終的な移籍交渉をしている最中だ。
 そう遠くない内に正式に移籍が決定するだろう。
 一度は潰えた海外移籍が実現する――
 いくら芹沢でも緊張の一つや二つするだろう、と、当初斉木はそう思っていたのだ。
 だが、どうやらそれは違うらしいと最近気づいた。
 それ以外の理由と言えば、体調や怪我が真っ先に思いつくが、そう言う問題が起きていないことは知っている。
 W杯後の燃え尽き症候群でスランプ、と言うことまで考えてみたのだが、むしろ移籍の正式決定を前によりプレーは冴えているほどだ。
 そうなると、斉木には全く理由が思い当たらない。
 だからこそ心配なのだ。
 理由が分かっていればフォローも出来るが、分からなければうかつに手は出せない。
 どうも聞きにくい気配が立ち込めていて、ここまでずるずる来てしまったのだが。
「聞かなきゃしょうがないか」
 斉木は大きく息を吐くと、整理を一区切りつけて立ち上がり、寝室へ向かう。
 そっと寝室のドアを開ける。
 勇んで寝室へ来たものの、先に休めと言ったのは自分だったと思い出したのだ。
 寝ていたら起こすのはまずい。
 寝入りばなを叩き起こされて気分のよい人間はまずいない。
「芹沢」
 明かりの消えた室内へ向かって、低い声で名を呼ぶ。
 返事はない。
 暗い室内に身を滑り込ませ、斉木は足音を殺してベッドへ歩み寄る。
 横になった人影は動かない。
「芹沢」
 耳元に顔を寄せて呼んでみる。
 これで起きなければまたの機会にと思っていたのだが。
「うわっ」
 いきなり腕を引かれて思わず大声を出してしまった。
 そして気がついた時には芹沢に組み敷かれている。
「寝てたんじゃなかったのか」
「入って来なかったらそのまま寝るつもりだったんですけどね」
 反射的に押し返そうとしても、計画的犯行に及んだ相手はびくともしない。
「起きてたんならき…」
 最後まで言うことは出来なかった。
 言うよりも早く唇で口を塞がれ、息が詰まる。
 まるで意思を持った生き物のように蠢く舌が、歯茎を舐め、舌を絡め取り、吸い上げ、抵抗する力さえ奪われる。
「…ふ」
 ようやく開放された時には、斉木の息は上がっていた。
 潤む目で見上げても暗闇の中、芹沢の表情は見えない。
 窓から差し込む薄明かりで、鋭く整った輪郭だけが見えた。
 我ながら情けないと思わないでもないが、斉木の快楽を心得た芹沢の口付けに、体は既に追い詰められている。
 だが、斉木は元々の目的を忘れていなかった。
「なあ、芹沢。どうしたんだ、最近おかしいぞ、お前…」
 斉木は芹沢の頬に右手を伸ばした。
「おかしいのは昔からですよ」
 硬質な声が告げる。
 芹沢は斉木の手首を掴んでシーツの上に貼り付け、首筋に顔を埋める。
「ん…っ」
 背筋を駆け上がる快感に身を震わせながら、斉木は抗議の声を上げる。
「人の話を、聞け…っ」
 しかし芹沢はかまわず耳たぶを甘噛みする。
 吐息が熱い。
「おま…明日、練習が…っ」
「俺は、昔からおかしいぐらいあんたが欲しくてしょうがないんだ」
 そのあまりに真摯な響きに、斉木ははっとして闇に目を凝らす。
 やはり、表情は見えない。
 だが、斉木は黙って芹沢の首に両腕を回し、抱き締めた。
「斉木さん、好きです…愛してます」
 闇の中こぼれた溜め息は、どちらのものだったのだろうか――















 芹沢の携帯の着信を先に気がついたのは、斉木だった。
 発信元は二人が所属している事務所である。
 夕食の後のこんな遅い時間にかかってくるような用事と言えば、今は移籍のことしかありえない。
 そろそろ決まっても不思議はない時期でもある。
 斉木はローテーブルから震える携帯を取って、芹沢へ差し出す。
「芹沢、事務所から電話」
 ところが、芹沢の反応は斉木の予想もしないものだった。
「え…」
 絶句して、固まったのだ。
「おい、大丈夫か」
 斉木が慌てて芹沢の肩を揺する。
 同時に留守電にならないように、通話ボタンを押して電話に出る。
「もしもし、斉木です。…いますよ、今変わります」
「あ、すみません」
 我に返った芹沢へ斉木は携帯を渡し、新聞を取ってソファに座り直した。
 何気なく新聞を広げながら、芹沢の様子をうかがう。
 どう考えても芹沢の様子は尋常ではない。
「芹沢です。…はい」
 一言かわすごとに、芹沢の顔が強張っていく。
 まさか、土壇場で契約が引っくり返ったのか。
 そんなことまで考えてしまうほど、額に手を当てて俯く芹沢の表情には苦悩の色が濃い。
「はい…分かりました」
 内心で気を揉んでいた斉木は、通話が終わった途端新聞を放り出して尋ねた。
「どうした、何か悪いことでも…」
 しかし、斉木の問いが耳に入っているのかも怪しい風情で、芹沢が呟いた。
「俺の契約が、まとまったそうです。完全移籍です」
「何だ、条件も完璧じゃないか!」
 完全移籍は、芹沢と所属クラブが共に出した条件だ。
 芹沢の移籍はやむをえないことではあるが、エースであり副キャプテンである芹沢に抜けられるのはクラブにとっては大打撃である。
 芹沢の代役の獲得にも資金が必要で、完全移籍によって生じる莫大な移籍金はクラブにとって必要不可欠なものだ。
 移籍が覆らないまでも、条件面で譲歩を余儀なくされたのではと芹沢の表情から危惧していた斉木は、満面に喜色を浮かべて芹沢の背中を叩いた。
「おめでとう、これでまた一歩前進だな!」
 斉木にとっては、自分のことのように嬉しい話だった。
 本来であれば、芹沢はとっくの昔に海外移籍を果たしているはずだったのだ。
 理不尽な横槍によって、一度はその夢を断たれた。
 だが今、相手からのオファーを勝ち取って契約に至ったのは、芹沢自身の努力の賜物だ。
 我がことのように喜ぶ斉木は、暗い表情の芹沢を景気づけるようにバンバンと背中を叩く。
 しかし。
「ど…しよ…」
「は?」
「行きたくない…っ」
 絞り出すような呟きの意味を斉木はとっさに理解出来なかった。
 芹沢はうずくまり、シャツの左胸を握り締め、髪をかき回している。
 何とか理解した言葉の意味は、あまりにも不可解だった。
「芹沢、お前、何言ってんだ!」
 斉木は思わず怒鳴っていた。
 震える肩を掴んで自分の方を向かせたが、すぐに芹沢は目をそらしてしまう。
「行きたくないって、何を今更…あんなに行きたがっていたくせに!」
 斉木は逃げようとする芹沢の顎を掴んで、もう一度自分の方を向かせた。
 逃げを許さない強い視線に、芹沢は追い詰められる。
「今だって行きたいですよ!」
 悲鳴のように叫ぶ。
「行きたいです、ものすごく行きたいです。でも、行きたくない。俺、どうしていいか、何をしたいのか、自分でも分からない…」
 芹沢の顔が泣きそうに歪む。
「何でそんなこと…」
「だって、斉木さんは一緒に来てくれないじゃないですか…」
 その言葉に、斉木の拘束する力が緩んだ。
 だが、芹沢は斉木の手を振り払うこともせず、呟く。
「本当に行きたいんですよ。でも、斉木さんと離れてしまうことが不安で…」
 斉木は、苦笑した。
「何言ってんだ。別にお前は、俺がいなくったって超一流だ。俺が保障するよ」
 斉木は、長くコンビを組む斉木の不在を、芹沢が不安がっているのだと理解した。
 確かにJリーグでは、斉木が移籍してきたことによって芹沢が復活したのは事実だが、それは今のチームの特殊な事情である。
 芹沢の才能は本物だ。
 事実、先のW杯では斉木は代表メンバーに選ばれはしたものの結局一度もピッチに立つことはなかったのだから、海外クラブからのオファーは芹沢自身の力で勝ち取ったものだ。
「そんな不安になることは…」
 ない、と、なだめるように伸ばした斉木の手を、芹沢の鋭い声が遮った。
「違う!」
 斉木の手が止まる。
「そういうことじゃなくて…」
 芹沢の真意が測れない斉木は、不審げに眉を寄せる。
「じゃあ、何だよ?」
 芹沢は、ぐっと唇を噛んだ。
「芹沢?」
 そうして、うつむきながらためらいがちに告げられた言葉は。
「…長く離れていたら、心変わりするかも知れない。だから離れたくない。俺は、斉木さんと離れるのが怖いんです…」
 今度こそ斉木は固まった。
 不自然な静寂が二人を取り巻く。
 考えてみれば、半年、下手をすれば一年と言う単位で離れて暮らすのは、付き合い始めてから初めてのことだ。
 所属クラブが違っていた頃でさえ仮にも同棲していた訳だし、所詮は国内である。
 芹沢には代表の活動もあったが、後に斉木も代表に呼ばれるようになり、結局1ヶ月以上離れていたことも極わずかしかない。
 まして、同じクラブに所属するようになってからは、ほとんど朝から晩まで一緒だった。
 しかし、地球の裏表に分かれて暮らすようになったらそうはいかない。
 時差があって、シーズンの開催時期さえずれている。
 会うどころか、電話ですらままならなくなるだろう。
 芹沢は自分自身の気持ちは心配していなかった。
 斉木と離れたくないから海外移籍をしたくないなどと馬鹿げたことを思うほどに、自分は斉木に惚れ抜いている。
 この気持ちが変わるとすれば、それは多分、恋しさを募らせる方向だけだ。
 しかし、斉木は。
 元々斉木はあまり好きと言う感情を表すことがなかった。
 まして、斉木は芹沢と離れて暮らすことも何とも思っていないらしい。
 今は四六時中芹沢が傍にいて、好きだ、愛していると言い聞かせているからそんな気になっているかもしれないが、これがそう易々と会えないほどに離れてしまったら。
 海外リーグで自分の力を試したいと言う思いと。
 斉木から離れることを恐れる気持ちと。
 相反する感情に引き裂かれて、芹沢は自分自身の制御を失いかけていた。
 一方の斉木は、半分停止した頭で必死に芹沢の言葉の意味を取ろうとしていた。
 そうして意味を理解した時、斉木の表情は怒りのそれに変わった。
 激情と言うよりは、静かな、だが、深い怒りである。
 うつむいたままの芹沢には見えていないだろう。
 斉木は、妙に平坦な声音で告げる。
「――半年も離れてれば、お前は俺のことなんて忘れるって言うんだな」
「ち、違…っ、そうじゃなくて斉木さんが…」
 弾かれたように芹沢が顔を上げた瞬間、鈍い音が響いた。
「いって…」
 芹沢が赤くなった頬を押さえるより前に、斉木がその胸倉を掴んで締め上げる。
「ふざけるな! お前、俺を舐めるのもいい加減にしろ! 俺がそんな生半可な覚悟でお前と付き合ってきたと思ってんのか!?」
「そういうことじゃなくて…」
「冗談じゃないぞ、今更心変わりなんかしてたまるか!」
 耳をつんざく怒声に、だが、芹沢は全身から力を抜いた。
 斉木の目が、嘘偽りがないことを告げていた。
「は、あはは」
 芹沢は顔を両手で覆って乾いた笑い声を立てる。
「俺、馬鹿みてえ…」
 その呟きを聞いて、斉木は掴んでいた胸倉を離した。
 芹沢は支えを失ってまたその場にうずくまる。
 またいつもの繰り返しだ。
 下らない嫉妬で斉木を傷つけてばかりいる自分への嫌悪で、斉木を見上げることさえ出来ない。
 斉木はそんな芹沢を見下ろして一つ溜め息を吐くと、隣に並んで腰を下ろした。
 肩と肩が触れる。
「すみません…疑ったりして」
「もういいよ。気づけなかった俺も悪かった。多分、俺の方がお前に甘えすぎてたんだ」
 そろえた膝の上に顔を伏せたままの芹沢の頭の上に、ぽん、と、斉木は手を置いた。
「そんなこと…」
 ないと言う芹沢の語尾をひったくって、斉木が言う。
「ごめん、俺、ほとんど言ってないもんな。照れくさくってさ。…俺はお前のことが好きだよ。お前が心変わりするなんて可能性も考えてなかったぐらい、芹沢が好きだ」
 それは芹沢が常に望んでいた言葉のはずだった。
 しかしいざ聞くと顔が耳まで熱い。
 芹沢はせいぜい強がって言い放つ。
「しませんよ、心変わりなんて」
 斉木はそんな芹沢の様子に目を細めながら、ぽんぽん、と、あやすように芹沢の頭を軽く叩く。
 そうして、
「うん、だからお前も心配するな。お前の戻るべき場所は、俺が守る。どんなに離れていても、俺はここにいる。だから、安心して行って来い」
「ったく…」
 ようやく顔を上げた芹沢は、髪をかき上げながら言った。
 まだ顔は赤いままだ。
「ああ、もう、斉木さんはどうしてそんなにかっこいいんですか」
「どうしてかって?」
 対して斉木は悪戯っ子の笑みを浮かべて答えた。
「それはお前が俺を愛してくれるからだ。世界の全てを手に入れられるお前が愛してくれる限り、俺はいくらでも強くなって見せる」
「…敵わないなあ」
 芹沢は、愛していると言ってくれねば信じられないと、みっともなく叫ぶばかりだというのに、斉木は芹沢を一つも疑っていなかったのだ。
 そして、斉木が芹沢を小指の先ほども疑ってもいないことにも、気づけなかった。
 きっと斉木が愛していると言ってくれていたとしても、信じられぬと喚いていたに違いない。
 それは愛されるばかりで愛することを知らなかった芹沢の脆さである。
 だが、きっと大丈夫だと心の中で呟く。
 そんな脆く頼りない自分でも、斉木が道を示してくれるならば。
 未だにぽんぽんと頭を叩く斉木の手を、芹沢は掴んだ。
 指を絡めて、手を繋ぐ。
 斉木の体温は高い。
 この暖かさは、信じられる。
 痛いほどの力で握り締められて斉木は一瞬目をすがめたが、それだけだった。
「オフには戻って来ますから。斉木さんのオフにはこっちに来て下さいね」
「ああ、必ず」
 芹沢は斉木の横顔をまっすぐに見つめて言う。
「愛してます。どんなに離れていても、変わらず」
「お前ね…だからそう言う恥ずかしいことさらっと言うなよな」 
 今度は斉木が顔を赤くした。
 繋いだ手は、離さないまま。















返す返すもリアルW杯とかリアル日本代表とか、原作の最後とか最後とかは忘れて下さい。
本当であれば、リアルの日本代表も匂わせたいところではありますが、私自身の力量不足に加え、新伝が始まる前に設定を作ってしまったせいで、今、えらい捩れ関係になってしまっているので、リアルの選手は忘れて下さい。
芹斉長編における設定では、小野は芹沢よりも年下なので…確か芹沢が川口と同学年になるのかな。
まあ、今更の話ではあるんですが…。

芹斉本編の最後の方は、我ながら「これ、CP小説じゃなくてただのサッカー小説でいいんじゃ…」と、疑問に思いつつ書いてたほどサッカーに偏りすぎていたので、もう少しCPらしい話を書いてみようと目論んでみました。
明らかにいちゃいちゃ度が足りてませんが、私には一杯一杯…。
素直に向かい合って抱き締めるより、隣に並んでいたり、背中を預けていたりとか言うシチュの方が好きです(最後に好みがばっちり出てます)。
それ以前に受けが攻めをグーで殴ってますから、て言うか蹴ってなくてよかったな、と言う感じなのでお話にもならないような…。
しかもこの話、何か以前書いた話に似ているような気もしてきました…やば。

CP物として成功しているかどうかは読んで下さった皆様のご判断にお任せします。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。



夕日(2005.05.28)

よろしかったら押してやって下さい。




■ Serisai-index ■

■ site map ■