いちばん最初に見つけたのは自分だから、と。
子供の頃、
捨て猫を拾った時に、
他の子供を押しのけて家に連れて帰っては親に叱られた。
所有権をちからで奪っていたあの頃のように、
その子供じみた感情はいつしか独占欲に変わっていった。
「神谷は自分が見つけたんだ。」
そんなものは何の意味も持たないと知っていながら、
自分に言い訳をする為に、
今度は独占欲を責任感に置き換えて。
そして歪んだ愛情は、
彼がその『半分』を失ってしまってから、
皮肉にもようやく自分の中で、
正常な愛情として変換された。
馬鹿げていた。
簡単なしくみは、
臆病な自分さえ居なければ、
あるいはひとつの形を造っていたのかも知れないのに。
自分の想いに間違いも、偽りもない。
だが、破れてしまった自分の心を癒してくれたのも、
神谷だった。
神谷と愛し合っていた、
久保だった。
ふたり、だった。
ニライカナイ
〜原 石〜
過酷な、
久保の選んだ道は、
運命、宿命などという都合のいいものではなく、
生きる意味を知っている人間だけが、
選ぶことの出来る、
死への旅だった。
「死んだ、だって・・・・・・・・?」
誰が信じるだろう。
そんな、馬鹿げた現実を。
掛川高校が全国大会への死闘を繰り広げた、静岡予選での準決勝。
決勝点を叩き出した直後に倒れた久保嘉晴は、
―――――――死んだ。
二度と目を覚ます事もなく。
二度と神谷と歩くこともなく。
「誰が信じるって!?ふざけるな!!」
何だ?
これは何だ?
悪夢だろうか?
誰が望んだだろうか?
・・・・・・・・・望んだ?
望んだのだろうか?
久保の死を?
神谷の手を離すことを?
「違う・・・・・・絶対に違う・・・・・・・望んじゃいない。あいつが死んだって神谷の手を離すはずはないんだ・・・・・・」
震える手で髪を掻き毟る。
現実は、時間を引き連れて確実に全ての人に襲いかかって来る。
神谷にも。
そして斉木にも。
全てを失ってから、気付く現実は。
余りにも、現実であって、
『真実』であった。
「神谷・・・・・・・・・」
抜殻に、名前を呼ぶ。
答える『モノ』は、神谷の名をした、
木偶だった。
当然と言えば当然な、次の掛川高校の決勝戦は惨敗。
王者、藤田東に敗れ去り、ひとりのサッカー選手としても、
そしてひとりの人間としても。
神谷篤司は、崩れていった。
やがて夜は明けると知っていても、
深遠の如き闇に、身を任せることを選びたいと願う。
それが自分自身を壊すことだと知っていて。
愛それ以外 何もない夢を見て
もう君の目に 淋しさを見たくない
一人で閉じ込めた胸の その痛み全て
何処へも逃げずに 受け止めたいから
別人みたいに笑っていた。
久保と出会ってからの神谷は、まるでそれまでの尖った空気を消して、華が綻ぶように微笑むことを覚えていた。
それは、神谷を好きだと自覚する斉木にとってみれば、憤りとして感じるべきものなのだろう。
当然、斉木とてひとつのことを覗けば正常な感性の持ち主である。
久保にだけ向けられるその微笑に苛立ちもしたし、久保に憎しみさえ覚えた。
だが、ある時点を越えたあたりから、そのごく正常(神谷に懸想しているあたり、既に正常と呼べたものではなかったが)な感情が、斉木の中で変化を始めた。
それは、斉木では決して導き出すことの出来ない、神谷のための、いや『ふたり』の為の『未来』を、想像するようになってから。
久保と神谷の見えない絆は、もはや誰にも疑い様のない、強くしなやかな光を放って、周囲の人間を納得させていた。
サッカーだけでなく、一人の人間としてだけでなく、言葉もなく。
『ふたり』がそこに在り、そこで生きているという事実だけで、
斉木には、
『神』という存在を信じられる気がしたのだった。
もっと 傍に
もっと 強く
君の哀しみをくれないか
もっと 傍に
もっと 深く
君の涙を許さない
理屈はない。
事実は見えても、真実は『ふたり』にしか解らない。
ただ、斉木には、
自分が見ることの出来なかった、果てなき路を、
『ふたり』ならば、自分達にも見せてくれるのではないか。
そう、
半ば確信と言えるほどの強烈な想いが、
久保と神谷を見るたび、突き上げて来ていた。
見たかった。
見てみたかった。
あんなにも絶望的で、
あんなにも壮絶に美しい光を放つ、
『ふたり』の想いの行く末を。
そう思えるようになった矢先に。
斉木の目前で。
突然、『はんぶん』が失われた。
自分には、
何も告げずに、ひとり逝ってしまった久保を、
詰る権利があるだろうか・・・・・・・・・・・・・・・・・?
何故 触れる程 唇が乾いてく
あの夏に見た 想い出も消えるかい
失うまで誰も 愛に気付く事はない
それでも心は 耐えようとするだろう
生きてさえいれば。
小説や、テレビや、漫画や。
あらゆるものからそんな台詞を耳にする。
造られた戯言だと、鼻で笑っていた、あのときを。
黒い枠に囲まれた久保が、参列者に、神谷にも。
太陽よりも眩しい笑顔を振り撒いているのを見て、
涙が、出た。
何故。
泣けて、泣けて、仕方がない。
何が哀しいのか、何が苦しいのかも解らないまま。
子供のように、泣いた。
だが。
斉木には、やるべきことが遺されている。
もっと 傍に
もっと 強く
君の哀しみを感じたい
もっと 傍に
もっと 強く
君の孤独を許さない
誰が何を言っても、決して通じないのは。
本人が聞こうとしていないだけであって、聞いていないのではない。
だがそれが事実であろうとも、諦めるわけにはいかなかった。
遺された人間には、死者へ行う義務がある。
遺された人間にしか出来ない、死者には成せないことを。
「久保はもう、いないんだよ。『此処』には。」
木偶が、降り頻る雨の墓地で、泣いていた。
神谷という名を持っている、木偶だ。
しかし、斉木のその言葉に、木偶に魂が戻る。
そう。気付かなければ。
もうこんな冷たい処に久保は居ない。
もっと別の、あたたかくまぶしい所に。
『神谷篤司』という、半神の内部(なか)に。
『戻って』来ているのだと、告げなければ。
そうあるべきものが、
そこへもどるだけなのだと。
遺された者達には、気付かせてやる義務がある。
そしてそれを思い出す権利は、
神谷にしかない。
抱きしめても抱きしめようのない
2人の過去に縛られないまま
やがて路は開けた。
それは果たして斉木の言葉が神谷に通じたのか、
あるいは、亡き者が夢枕にでも立ったのか。
今となってはもう、そんなことはどうでもいい。
いつか久保が見せた『奇跡』は、
掛川という高校のサッカーチームを導き、
そして掛川のサッカーそのものを『奇跡』と呼べるまでのものにした。
最も、久保が出来たのは導くまでのことであって、実際その奇跡を創り上げたのは、間違いなく神谷であった。
サッカーに於いては好敵手でありながら、それでもその勝利を祝うことをせずにはおれない。
負けて尚、その姿に自分達が見るはずだった夢を託し、
悔しさを明日を戦うための糧にすることが出来る。
それが、掛川というチームのサッカーだった。
久保と神谷が理想とした、サッカーだった。
一体何処まで、彼らは走るのだろう?
彼らと戦った、全ての選手達が思い描くその先は、
斉木が、『ふたり』に見た、
あの光に、とても似ている気がした。
もっと 傍に
もっと 強く
君の哀しみをくれないか
もっと傍に
もっと深く
君の涙を許さない
「斉木さん!」
「おお!元気か、神谷?」
がっしりと両手で、神谷の手を握る。
海外でも一線で戦い続ける男の手は、斉木よりも力強く、そしてあの頃よりもずっと骨ばった逞しさが伝わって来た。
「お互い、また代表で会えて良かった。」
国旗を背負って戦うのは、久しぶりですね。
懐かしさに目を眇める神谷に、斉木は笑う。
「こんだけ歳も取って、まだ現役で居たらもう一度くらい機会はあるさ。」
皮肉に満ちた意見だったが、全てがそうではない。
実際今日行われている、再来年に開催されるワールドカップの代表選手発表会と合宿の壮行会とを兼ねたパーティ会場には、斉木よりも10歳以上歳の離れた選手もちらほら顔を見せ、世代の交代の並が否応なく押し寄せている。
彼らの実力は、恐らく斉木のそれを凌ぎ、これからの日本を確実に背負っていくであろう連中ばかりだ。
斉木のような、超の付く一流に成り損ねた一流は、彼らを精神面から支えるブルーカラーとして選ばれたようなものだろう。
だがその選考を無様だとはけして思ってはいない。
次へ繋げる。
その行為は、サッカーそのものの本質と全く同じなのだから。
「ご謙遜を。これからまだJリーグを荒そうって人が言う台詞じゃないですよ。」
肩を竦めて神谷が苦笑する。
斉木が所属するJリーグのチームは、数年を掛けてようやくJ2からJ1へと昇格を果たしたばかりだった。
かつての神谷のチームメイトであった芹沢と共に、J2時代を必死の思いで乗り越え、ようやくのJ1昇格と共に代表復帰の機会を得て、二重の喜びという所だ。
その間の斉木の日々は、決して容易いものではなかったが、自らの力で夢を現実にするという大儀の前には、たいしたものではなかったように思う。
それは斉木の本望でもあったし、年下の選手達の情熱にも自分は支えられていたのだろう。
学生時代とは違う、それぞれがあまたの想いを抱えるプロの選手としてひとつのチームに集うという難しさと戦いながら、それでもあの、未だ夢に見る掛川のようなチームへと成長すべく毎日をがむしゃらに、けれどそれほど自分の夢に忠実に生きられるという、他では味わうことが出来ない喜びもひしひしと感じていた。
こうして、生きていられるから。
全ての苦しみや哀しみも、喜びへと昇華させる機会もある。
「まあ、そんな長い間じゃないだろうけど、超一流の連中とやりあえるってのは楽しみだな。」
「―――――斉木、さん?」
神谷が訝しんで、斉木の顔を覗きこむ。
「俺はさ、本来なら一流にだってなれなかったはずの男なんだ。」
その現実は、中学の時点で気付いていた。
神谷と出逢った瞬間に、自分という選手の限界をきちんと見据えていた。
だが、たとえ自らの器が彼らのそれに匹敵しなかったとて、才能だとか、力量だとかを上回る精神力というものを養うことで、彼らに一矢報いる事は出来る。
冷静に、自分を見極めることで、成長することが出来るのもまた事実なのだから。
「おまえに――――――おまえ達に出逢えたから、俺は一流に成るために努力した。必死で。それこそJ2時代の苦労以上の道程だったさ。」
解っていても、納得出来ない。
その悔しさや憤りを押さえ込む事が出来なかったあの若い日々。
だがその日々が在ったからこそ、今の自分が形成された。
「いつだったか、久保が言ったよ。才能の『器ってどうやってはかるんでしょうね?』ってさ。」
久保の言った台詞は正しいし、物事の核を突いていた。だからと言って斉木には、やはり久保のようなおおきな視野は持てなかったし、若い斉木にそんなに冷静に自分を見つめる事は難しかった。
―――――――それが男の哀しい性でもあった。
「俺は、久保やおまえ程の器ってモンを持ってないって自覚出来たのは、えらく最近でな。けど、不思議なことに、もうその事実に哀しみみたいなものはなくなって。・・・・・・・ただ、あの歳で、あそこまで考えることの出来た久保って奴の凄さを身にしみて思い出すよ。」
久保は大人だった。
哀しいほど。
大人だった。
だからこそ、自分達の中で久保は、いつまでも変わらないのだろう。
「おまえらに触発されて、必死で頑張ったから、今の俺っていう存在が在る。おまえのお陰で、一流にはなれたさ。」
いつでも、自分より先を走る神谷。
その隣には、久保。
それに続く若い世代の選手達。
だが、足が縺れて着いていけない自分は、彼らの背中を見送るばかりで。
でもそこで諦めてしまえば、斉木は一流にもなれなかっただろう。
「前を行く奴らにさ。パスを出すんだよ。それこそお前の得意な、DFを翻弄する最高のパスを。・・・・・・・・・それが俺の役目だって気付いたら、自ずと路は見えたんだよ。」
繋ぐ。
繋いでいく。
それは神谷や芹沢や、サッカー界の一線を行く選手達に出来ることではない。
斉木のような人間にしか出来ないこと。
「・・・・・・・・・・・・・・・サッカーを、やめるんですか・・・・・・・?」
不安に慄く神谷が、恐る恐る口にした。
何度、思っただろう。
サッカーを辞めてしまえば、こんなに男としての矜持を傷つけられることもないだろうと。
ただ、それが出来るほど斉木の信念は甘いものではなかったし、はるか昔に思い描いた、
あの、光の行く末を。
ずっと探し続けてみたかったのだ。
しかし、その必要もなくなったと思い至ったのは、つい最近だった。
結局、結論など。
自分の人生の幕が降りる時にしか、理解らないものに違いないのだ。
「サッカーをやめることなんざ出来るわけない。・・・・・・・選手であることを辞めるだけだ。」
「―――――――――!!斉木さん・・・・・・・・・!」
息を呑む神谷を、斉木は苦笑して不思議そうに見つめた。
「おいおい、そんなに驚くことじゃないだろう?」
「・・・・・・・解ってます・・・・・・・解ってるつもりでした・・・・・・・・・・・」
眉間に寄せた皺を、泣き笑いに変えて神谷が言う。
「あなたが居なかったら、俺はサッカー選手でいることもなかったから・・・・・・・」
だから、その斉木が選手でなくなるなんて。
神谷は複雑な心中を、正直に漏らした。
「正直、おまえの顔見るまでは踏ん切りなんてついてなかったよ。でもな。」
やはりどれほど時間が流れようとも、斉木にとってのターニングポイントは変わらない。
その心に。
久保を受け入れた神谷は、もう『ふたり』と呼べなくなったが、目に見えるものが全てだとは思えない斉木にとって、『ふたり』はやはり其処に居た。
そして、今も変わらず。
斉木の心を癒し続けてくれていた。
「・・・・・・・斉木さんは、卑怯ですよ。」
微かに、その目が潤んでいるように見える神谷が、意外な台詞を口にする。
「卑怯?」
「そうですよ。・・・・・・・俺『達』のせいにして、自分の人生を決めてしまわないで下さい。」
おおきく、斉木は目を見張った。
「俺と久保のせい、じゃないんです。俺や、久保や、芹沢や。その中には勿論、斉木さんも含まれているんですよ?・・・・・・・自分だけかっこつけるの、卑怯です。」
泣きたいのか、笑いたいのか、怒っているのか。
ともかくも、初めて見る神谷のそんな表情と言葉に、斉木はただ呆然とするしかなかった。
「俺達は、汚れてるんです。誰もみんな。」
一瞬、神谷の言葉が上手く理解出来なかった。
「余裕を持って、何かをしてる奴なんていやしません。いつもずっと必死で、先なんて見えなくて。自分の心に忠実に生きようと必死になればなるほど、色んなしがらみにがんじがらめになって、足を掬われる。でもそれでも心に持ってる、『其処』へ行きたいと願うから、どれほど泥に塗れても傷付いても。俺達はやって来れた。そういう願いを現実にしようと死ぬほど努力した人間の集まりなんです。此処は。」
ゆっくりと会場の中を見渡して、神谷は苦笑する。
「斉木さんだけじゃないんです。ずっと、皆、自分と戦いながら、此処に居るんです。」
「だから斉木さん。」
「ひとりだけで、苦しまないで下さい。」
「斉木さんだけが、傷付くことはないんです。」
「俺達はチームも場所も全く違うところに立っているけれど。」
「どれほど離れていても。」
「俺達は、ずっと一緒です。」
「・・・・・・・・・・・俺は、やっぱり馬鹿野郎なんだなあ・・・・・」
不覚にも目頭が熱くなって来た。
自分のスケールでしか物を計れない、馬鹿野郎だ。
「直ぐそうやって、自分のせいにする。」
間髪入れずに神谷がむくれて言って、そして笑った。
「俺を暗い所から引っ張り上げてくれたのは、斉木さんなんですよ?芹沢を助けてチームをJ1へ昇格させたのも。・・・・・・・・・斉木さんは、もっと自分を愛して下さい。」
パーティ会場の隅とは言え、全く視線がないわけではないそんな場所で。
神谷はおもむろに斉木の肩に手を回し、しっかりと斉木を抱えた。
「有難うございます。いつも、いつも。俺を、俺達をずっと支えてくれて。あなたが居なかったら、本当に今の俺はないんです。」
「・・・・・・・・・ありがとうございました。」
ございました。と、過去形にして感謝を述べる神谷の言いたい事は、ようやく全て理解することが出来た。
しかし、
本当に感謝をしたいのは、斉木のほうだった。
だが今は、それを言葉にするのは陳腐に思えたから、黙っていようと思う。
この止め処なく溢れる涙のままに、正直に。
自分の選んだ道は、間違っては居なかったのだ、と。
少しの間だけ、思い切り泣いてみよう。
もっと 傍に
もっと 強く
君の哀しみをくれないか
もっと 傍に
もっと 強く
君の涙を許さない
ずっと支えていたと思っていたのは、とんでもない勘違いで。
ずっと支えられて、支え合っていたんだ、俺達は。
久保の遺した宿題は、難しくてとうてい解けないと思っていたけれど、
答えを知ってみれば、あきれるほど簡単なことだった。
人生にはありがちだけれど、
それがまた人生を潤しているに違いない。
神谷の哀しみを、神谷が感じる全ての苦しいことを引き受けてしまいたいと思い続けて、
それが結局、自分こそがあの『ふたり』に助けられていたのだと。
気付くのが遅すぎた。
きっと久保は、何処かで笑っているに違いない。
久保のように、神谷を支えることは出来なかったけれど、
これで良かったんだよな?
俺は、これから。
自分の為に、ようやく自分の人生を歩き始める。
誰のせいにするのではなく、
自分で選び取る人生を。
選手であることを投げ出すのではなく、
自分にしか出来ない、自分の能力を最大に生かすために、
俺はあのピッチから、去っていくだろう。
それがどれほど先かは解らないけれど。
また、還って来る。
今度は、
今度こそ、
『ふたり』に負けないように。
『ふたり』以上の存在を、創り出す為に。
久保と神谷しか見れない世界を追い続けるのではなく、
自分にしか見る事のできない、『其処』へ。
辿り着く為に。
ニライカナイ〜原石〜 了
『理想郷』シリーズの第二弾を、今回のリクとさせて頂いたのですが。
ダメですか??(大汗)
そうですよね、くぼかみぢゃないですよね(泣)。
ですが、ご想像の通り、くぼかみ本編とリンクし、「慟哭」シリーズのその後、「ラストツアー」ともリンクしています。
早い話が、本編そのものです。
視点を変えてちょいと考えると、物事ってのは結局単純に出来ているって事でしょうか。
斉木が選んだ道、はやはり当初の考え通りになりました。
それがコーチなのか、ヘッドコーチなのか、トレーナーなのかは解りませんが。
指導者たる立場は彼の能力に最も見合うもののように思います。
やっぱダメですかね??????(大泣)
で。
今回、姉御のリクは荒木真樹彦氏の歌で、ということでしたので、哀しいけれど未来が見える歌「tears」とさせて頂いたのですが。
お怒りでなければ、幸いです(脱兎)。