練習内容等ドリームJリーグですんで、あまり信じすぎないで下さい。
全くの嘘と言う訳ではないんですが、まだJ2が存在しなかった頃の古い知識で書いてますんで…今現在の取材が間に合いませんでした。
今後のためにも何とか本格的な冬が来る前に行っておきたいところですが、無理っぽいです(2004/11現在)。

で、作中に入れるかどうか迷って結局入れなかったため、最終的に分かりにくくなってしまったかと反省していることが1点あります。
何せドリームJリーグですんでそこまで現実とリンクさせるのはどうかなあ、と、迷った挙句なんですが…。
作中、えらく斉木が今年の昇格にこだわっている訳ですが、理由があります。
このシリーズ、斉木達の代が昭和47年度生まれで設定しております。
で、その斉木が28歳と言うことは、丁度2000年。
2年後の日韓W杯に間に合うように芹沢を日本代表に復帰させるために、何が何でもこの年にJ1へ上がって定着していないといかん、と言うことで斉木は焦ってました。
「芹沢をあるべきところへ返す」と言うのはJ1と言うのもあったのですが、何より日本代表だったのです。
が、W杯まで言っちゃうか〜、自分〜? と言う理性の突込みが入り、言及しなくても話が通じなくはないので思わず避けてしまったのですが…。
やはり、入っていた方が分かり易かったのではないかと反省猿。
あー、やっぱり分かり易かったかもー、と、思った時には既に時既に遅しでした。
あとがきなんかで補足しているような話じゃないですよね、これ。
その辺は『誓い』で軽く触れちゃっているのに今更隠しても手遅れじゃ、とは、自分でも思います。

それとあれですね、J2の環境がかなり悪い状態と書いているのも、この時代設定のせいです。
J2でもスタジアムなんかはW杯開催のおかげでものすごくよくなってますから、ぐっちゃぐっちゃの芝のスタジアムなんて、そんなにないだろうと思います。多分。
日韓W杯前はまだJ開幕バブルが弾けた後の影響が残っていたので、例えば芝の管理者もサッカーじゃ食えないので、ゴルフ場へ転職するひとが相次いでい、ちゃんと管理が出来る人をJ2のチームでは確保出来ないことがあったりしたのですね。
実際、ヒューマンウェアであるレフリーは、現在でも多少レベルに差があるように感じられます。
時間があればその辺の背景を書き足したいところですが、予定は未定、決定にはあらず。
すみませんです。

私のオリジナル設定ですが、芹沢は中3の後半になってようやくサッカーを始めた設定です。
で、この話の中では25才なので、キャリア約10年です。
ちなみに、斉木達三巨頭世代は小学校上がってすぐぐらいに始めているので、約20年と言うところですね。
そういう設定の基に書いております。自分でも半分ぐらい忘れていたので、改めて数えてみてびっくりでしたが(苦笑)。
やっぱり芹沢化け物だ(笑)。

タイトルの『薔薇のダイヤを胸に』は、フェンスの再開後第一弾シングルのタイトルからいただきました。
このタイトルを見た瞬間、「折れないプライド」と言うのを連想しまして、お借りしました。
こういうのを自分の頭で思いつけるようになりたいものです。

長らく続いてしまったシリーズですが、この話が多分、一番の山場だったろうと思います。
また長い話になってしまいましたが、こんなところまで読んでくださってありがとうございました。



夕日(2004.11.29)











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