ということで、お疲れ様でした。
やっと書き終わりました・・・長かったです。そしてこのあとがきも、長いです(苦笑)。

本編ですが、芹斉年表にはない話です。
まあ、ここまで来たらいいと思うんですが、ぶっちゃけ、年表にあって書いていないイベントって、後J1への昇格だけなんですよね。
ただ、前回「DAWN」を書いた時点で、やっぱり、斉木と芹沢がJ2で苦労した話を書かないと、昇格のありがたみがないよねー、と、思って。
で、すぐに書き始めたのですが、えらい難産の印象があります。途中、内斉で中断していたのも事実なんですけど、何か、すごく時間かかった気がします。
いつにも増して、迷いがあったせいでしょう。
ラストからして、最後蛇足をつけるかつけないかとても迷ったので・・・直前まで書いていたんですけど、結局なくなりました(笑)。
と言うか、タイトルを変えて、それにあわせてラストを変更したんですよ。
この『higher』と言うタイトル、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ゴスペラーズの1st.シングル、アルバムに入っている曲でして、最後の『higher,take me higher』と言う部分がものすごい好きで。全体を通すとそんなにぴったりって訳じゃないんですけどね。
ただどうして最後まで迷っていたかと言うと、随分前になりますが、大好きだったあるシュート!サークルさんがやはり本のタイトルに使ってらっしゃって。もう活動停止されているのか、よく分からないんですけど、でもすでに使われているタイトルつけるのは、どうよ、と思っていたんですが、ライブ行って生で聴いて、やっぱり今回これが一番しっくりくるなあ、と言うことで覚悟決めました、私も。その勢いで書き直しております(笑)。しかし、上記曲は生がよろしいです。初期の曲なので、CDで聞くと迫力不足です。なので特にお勧めはしません(苦笑)。

斉木は、前回から引き続き、かっこいいままで(笑)。
一応斉木は限りなく天才に近い秀才のつもりで書いているのですが、どうしても隣に立っているのが芹沢と言う完全無欠の天才であるがために、地位が低く見えます、自分でも(苦笑)。が、斉木も充分凡人にはわからん地点に到達していると思います。ただ、サッカーのテクニックとかと言う能力よりも、人をまとめる能力により長けたキャプテンになるべくしてなる存在、と言うつもりで書いております。ただ、ちょっと27歳には思えなくなっちゃいましたけどね。印象がいいとこ30代ですよね、この斉木は(苦笑)。
一方の芹沢ですが、こちらはもう完全無欠の天才、最強のFWそのままで。だって、シュート!会では平松のスピードとテクニック、トシのパワー、そのどちらもが持ち得ない高さを全て兼ね備えている訳ですから、敵うものはありません(笑)。しかもたった半年で35分汗一つかかず走り抜くスタミナを備えるには、相当気合いの入った練習をしなければならないのですから、メンタルも充分に思えます。
でも、そのままだとガラスの天才になってしまうので、是非試練を潜り抜けて、本当に強いFWになって欲しいと、思います。ただ、試練を抜けたらなおのこと、芹沢は周囲に合わせられなくなるでしょうね。ちょっと桁が違い過ぎますので。エースであってもキャプテンではない、そういう存在だと考えています。
なーんてことが、ちゃんと書き込めていればいいなあ、と、願っております。自分の全力は尽くしたつもりです(汗)。

ちなみに、このチーム、特にモデルはありません。そもそも、昇格して落ちて再昇格したチームって、今まで確かコンサとサンガしかなかったはず。後はずっといるか、昇格してすぐ落ちてそのままか。
今だとちょうどサンガがすごく若いチームでイメージがあうかと思うのですが、サンガはあまり詳しくなくて、どれぐらいあっているのか分かりません(滝汗)。
サンガも、確か市民チームで財源が豊かでないため、元日本代表選手なんてJ2落ちしたら解雇せざるを得なかったのだと記憶しています。だとしたら、芹沢も多分切らざるを得なかったでしょう。勿論、年棒はすごく落ちてる設定ですが。
そんな訳で、そう都合のいいモデルチームが見つからないので、全くの嘘チームです。
ただ、練習などについては、ほんのちょっと、住金にジーコが来たばかりの頃の逸話を組み入れました。アントラーズになってからも、相当ジーコは基本をやらせたそうで、それが今につながっているのだと思うので。恐れ多い話ですが(苦笑)。その意味では、住金時代からJ開幕直前ぐらいまでのアントラーズがモデルと言えるかもしれませんね。2−4−4で2ボランチの底が狭い台形ってのは、完全にアントラーズと一緒だし。て、ことは、斉木がジーコか・・・恐れ多すぎる(笑)。そこまでいかないで、ゴンとか、秋田とか、井原とか、頼れるベテランと言うぐらいで。
ミニゲームについても、いきなり初日でこんなに決まれば世話ないよなあ、と、思いながら書いていたことは否定しません。逆襲のシーンを全て削ってもこの長さなので、力尽きました。
まあ、素人の創作と大目に見て下さい。

とにかく、今回初日で力尽きてしまったので、昇格前の話を、少なくとも後1本は書くつもりでいます。
すぐに次ではないですけれども・・・書かなきゃいけない話が詰まってます。いや、ホントにすごい長編になってしまいました・・・。
それはさて置き、出来れば、また次もお付き合いいただけるととても嬉しいです。

それでは、この辺で。




夕日