と言うことで。3つ目の問題は、芹の海外移籍です。
 とは言え、その実態はまだあやふやなのですが(苦笑)。
 これが私がころっと忘れていた問題です。
 斉木が進路でぐるぐる悩んで、ついでに浮気ネタも入れちゃおうかー、ってぐらいの軽い気持ちで考えていて、1話目を書いてしまってから、念の為年表を確認したら、芹沢の欄に「海外からオファー」って書いてあったんですねー。
 ホント、血の気が引きました。
 それから慌てて考え直して、何とか1話目に少しでも入れとかないとと思ったものの、結構がっちり話が固まっちゃってて、最後の方に何かあるらしいと言うのを匂わせるのが精一杯だったんですねえ。
 手をつけるんじゃなかった…と、深く後悔しました。
 で、見切り発車をしてしまったこの話は、やっぱりキャラが勝手に走って行ってしまいました。
 どうするのよ、この始末(爆)。
 一応、簡単なプロットはまとめたんですよ。プロット…と言うより骨組みか。
 で、斉木が朝飯作るぐらいまでは、プロット通り。
 しかし、あんなベタな新婚さんモードに入る予定もなかったし、最後にあそこまで過剰反応する予定はなかったんです、本当に(汗)。
 吐きそう…と、直前まで思っていたのが、何故一気にそこまでテンション上がっちゃうかなあ、と書きながら疑問でした。
 芹が、何だか情緒不安定なお子様みたいになっちゃってすみません。
 芹にかっこいいイメージを求めている方は忘れて下さい(死)。


 それと、とうとう出してしまいました、御大を。
 今回の話がなければ、神谷を出すつもりはなかったんですが。
 せりさいに神谷が出てくることを、皆さんはどう思われるんでしょう?
 このせりさいのシリーズは、さちさんの『慟哭』シリーズとリンクしているし、仮にも芹と神谷は同じチームと言う設定なので、出てきたところで何の不思議もないのですが、いやー、話がややこしくなるのでねえ、本音はあまり出したくはなかった…。
 でも、解決編でも出てきます、神谷は。加納も…内海はどうだろ。
 はあ、でかい話になっちゃったよなあ。


 リアルタイムで読んでらっしゃる方は、次はちょっとお待たせすることになるかも知れません。
 しかも、1話でなくて二つに分かれる可能性もあるです。
 今回、最後に暴走されてしまったので、解決編も影響受けてます。
 キャラが立ちすぎるのも善し悪しですなあ。このシリーズとしては。また別の斉木や芹沢もいるでしょう。統一感なくて申し訳ない。

 今回の曲は今はなきVOW WOWの「Love Walks」。
 私は英語はてんで駄目なので、英語部分は全部抜書き。
 本当は別の曲を使うつもりだったんですけど、状況が変わってしまったので使えなくなってしまい、急遽引っ張り出した曲なんで、違うだろ、ってとこもあるんですが、まあ大体のところは。
 ワインは飲んでねえな、確かに(笑)。
 最初選んでいた曲もいつか使えるといいなあ。
 でも、そんなかっこいい話は書ける訳ないだろ、自分…

夕日