私ね、ずっと夢があったの…
夢…?
うん。
それはせつらさんと一緒に学校にいくこと――――――!!
え?
ほら、私たち、ほんの少しの間しか一緒に学校いけなかったじゃない?
そうだね…
だからね。これから二人で一生懸命勉強して………
同じ大学にいくの!
まじで
それで二人で、学生生活をいっぱいエンジョイするの――――――!!
…………だめ、かな?
あはは。勿論いいよ。
やった――――♪
せつらさん、大好き!!!
その言葉を伝えるだけで胸が熱くなる。
涙さえ、零れそうになる。
私も大好きだよ、みこと。
貴女と出逢えて、本当に良かった―――――――――……
これからはずっと、ずっと、ずっと一緒だよ。
ずっと、ずっと、
死が二人を別つ、その時まで――――――――
輪光のみことのマンションで
窓の外には真っ白な景色が広がっていて、
でも空は青く、とっても綺麗な青を湛えていて、
冷たく澄んだ空気が体を撫でた。
でも火照った体にはとても気持ちのいい――――――…
私たちはお互いの顔を見合わせ、
そして微笑みあい、
とても優しいキスをした。
ラセツ
終